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第六章 貴方と……合体したいッ!

絶倫皇女、神の身技を受ける ♡

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 老婆は老眼なのか私の陰裂に手を添えながら、両親指でグッと陰唇を左右に引っ張り、陰部の形や色を至近距離で観察し始めた。

 さすがの私もここまでジロジロ見られるのは恥ずかしい。
歳が離れてるとはいえ、同じ女性だからこそ尚更恥ずかしく感じてしまうのだ。

「そ、そんなに見ないでよ!」
「ヒョーッヒョッヒョ、そう興奮しなさんな。あぁ……ピンク色の割れ目に小さく主張する皮の被っていないクリトリス。まるでワシの全盛期の頃みたいじゃ。
じゃが、歳には勝てん。お前も老いれば、今は綺麗なココもイソギンチャクみたいなモンスターへと生まれ変わるのじゃ」

 ひぇ……イ、イソギンチャク!?
でも、目の前の老婆は八十歳くらいよね? もう誰にも見られないからアソコがどうなろうと別に良いじゃない!

「それくらいの歳になったら、誰にも見られないわよ!」
「フフフ……見られる時はあるぞい。それはな、介護の時じゃあッ!!」

 か、介護……だと!?
ハッ……もしや、オムツ交換の時か! くっ……性のパーフェクトマスターと言われた私とした事が、介護という存在を失念していただとぉぉぉぉ!?

 私の悔しがりように老婆は遠い目をしながらこう言った。

「ワシも若かりし頃はそんなの無縁じゃと思っておった。じゃが、この歳になると何が起こるか分からん。頻繁に尿漏れは起こるし、昔したアナルセックスの影響で肛門はガバガバになってオムツが必須の身体になってしもぉた。
……しかし、ガブ坊が若返りの妙薬があるというもんでな? お前さんの潮が妙薬とはちと驚いたが、女体をイカせるなんて朝飯前じゃ。十分も有れば余裕ってものよ♡」

 ヒョッヒョッヒョ……と笑いながら、クイクイと人差し指と中指を手前に折り曲げて、Gスポットを刺激するような動きをする。

 歯のない老婆の余裕綽々の表情に私はカッチーーーーンと頭にきてしまった。

 くっ……舐められたものね!
私は絶倫皇女なのよ!? 貴方は石器時代から生きてるベテランのヤリマン娼婦だったのかもしれないけど、私はこの時代に生きる新世界のヤリマン皇女! イングリッド・マルセイユ・グラン・サクリファイスなのよ!?

 こうなったら勝負よ! 意地でも潮を噴いてやるもんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!

 私はそう心に誓い、深呼吸を繰り返した。
気合を入れ直し、自分のアソコを至近距離でガン見している老婆へ向かって宣戦布告をする。

「貴方はもう死んでいるのよ。土へお還り、老婆」
「ヒョッヒョッヒョ……歳上は敬うものよ、小娘。性の快感を覚えただけのヤリマンめ……神と呼ばれた私の手と口でお前さんを調教しなおしてくれるわッ!」

 私達がステージ上で睨み合っていると、いなくなったと思われていたMCのダニーがメガホンを持ってひょっこりとステージへ現れた。

「いやはや凄い事になってきましたな。ここで夢の対決が実現しました……題してレジェンドVSルーキーの潮噴き対決ぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」

 イェェェェェェェェェッ!!と裸の観客達は異様な盛り上がりを見せ始めた。

「ルールは簡単! 十分以内に潮を噴かせられれば、レディ・ネリスの勝ち! 逆に十分以上耐えたら、イング嬢の勝利となります! 果たして、どちらが勝つのでしょうか!? レディィィィ、ファイッッ!!」

 カーーーーーン! と試合のゴングが鳴ったような気がした。

「ヒョッヒョッヒョッ……ワシのターンじゃあっ!」

▶︎老婆の攻撃! 神の手ゴッドハンド

 老婆はクリを露出させてイング嬢を焦らし始めた。

「……ふ、ふぁッ!?」

 いきなりの刺激に私は変な声が出てしまった。

「おーーっとぉぉ!? イング嬢、さすがにクリ攻めは効果抜群かーーーー!? クリトリスは女性が一番感じる所! このままだと昇天してしまうぞぉぉぉぉ!?」

「ふ、ふにゅう……くっ♡」

 くっ……やはり、敏感なソコを重点的に狙ってくるわよねでも、負けないんだからッ! グレン……私に力を!

▶︎イング嬢は妄想して気を逸らした。

 イング嬢はグレンの愛のヴェールに包まれる!

 グレン……グレン、愛しのグレーーーーーーン♡ この老婆の乾燥した指の愛撫なんて、貴方の柔らかな指に比べたらレベチよ! 貴方の指だったら三秒で昇天できちゃうんだから!

「くっ……ハァーー、ハァーー♡」

 イング嬢はグレンへの愛の力で老婆の愛撫をしのいだ!

「ヒョーッヒョッヒョッヒョッ! やるではないか~~小娘ぇぇ! じゃあ、これはどうかな!?」

▶︎老婆は人差し指と中指を束ねてイング嬢の膣口へ突っ込んだ!

 老婆の連続攻撃!
元祖・ゴォォォォルドフィンガァァァァッ!!!!

 老婆の指がイング嬢のGスポットを襲う!

「ひゃあんッ……あ、あぁ……あぁぁぁ♡」

 さ、さすが同性っ! 攻める所が分かってるッ、これはまずいわ!

「おおっとーーーー! いきなりレディ・ネリスのゴールドフィンガーがイング嬢のGスポットに決まったぁぁぁぁぁぁ!
観客の皆様の中には、若かりし頃のネリスにこの神の手ゴッドハンドで幾度となく絶頂を迎えた事でしょう! くぅぅぅ~~、ネリスが後四十歳くらい若けりゃ、俺もヌキに行ったのになぁ……羨ましいぜ、イング嬢!」

「んんっ♡ ふぅぅ……んっ、んぁっ♡」

 ほんっとうにガタガタ煩い外野ね! こっちは真剣勝負をしてるの! 気が散るから喋らないでよ!

 でも……さすが神の手ゴッドハンドと呼ばれるだけあるっ! 私の膀胱に潮が溜まり始めてるのが分かるわ……悔しいけど、すっごく気持ち良い。 これが神の身技、神の手ゴッドハンド

「フェフェフェ……どうじゃあ、もうそろそろ潮が溜まったろうに。お前さんの膣もウネウネとワシの指を喰ろうておるわ!」

 そう言って中からの刺激を止めずに左手で膀胱を押さえ出したので、私はその刺激だけでほんの少しだけプシッと潮を噴いてしまった。

「ぅあッ! もう、膀胱を押さえないで!」
「クックックっ……もうそろそろ限界じゃろて。さぁ、最後はワシの舌でフィニッシュじゃ♡」

▶︎老婆は歯のない口でイング嬢の陰唇に吸い付き始めた!

 老婆の舌がイング嬢のクリトリスを襲う!

「ひゃあぁぁぁぁぁぁッん♡ そ、それヤダァァ! ヤダァァァァァァッ!!」

 感じた事のない舌の動き……これはマズイ!
快感を逃さないと……って、うあぁぁぁん! 拘束具が邪魔して動けなぁぁぁぁい!

 こ、これが……神の舌ゴットタン!?
レディ・ネリスの神の身技なの!? くっ……生意気だったのは私の方っ! ぬぁぁぁぁぁぁ、駄目よ! 負けてたまるもんですか! 

 わ、私は絶倫、皇女っ……イングリッドッ、ハァハァ。マ、マルセイユ……グラッ、ン・サ、サクリ……ファイスッ! 

 こんな老婆の愛撫如きに……負けて…………あ♡ 駄目ぇぇぇぇ……イッちゃうぅぅぅぅ……♡

「おぉーーーーっと! イング嬢の背中が弓形に反りだしたぞぉぉぉぉ! これは効果抜群だぁぁぁぁぁぁッ!
だが、残り時間は後数秒っ! イング嬢はレディ・ネリスの攻撃に耐えられるかーーーー!? 会場の皆様、ご一緒にカウントをお願い致します!」

 くぅぅぅ……ダニーめ! 勝手に会場を盛り上げやがって! こっちは……必死なんだからぁぁぁぁーーーー!

 ダニーが観客に向かって手をパーにして、カウントを始めた。

「5秒前! 4、3、2、1––––––」
「イッ……イクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎‼︎‼︎‼︎」

 プシャアァァァァァァァァッ!

「おっほ♡ きたきたぁぁ! それでは、若返りの妙薬を頂こうとするかねぇ……♡」

 ジュルッゥゥゥゥゥゥ……ズルゥゥゥゥ、ジュジュジュジュジュ! ゴクッ、ジュルゥゥゥゥゥ! ズズズ……ゴクンッ。

 おや? レディ・ネリスの様子が……。

「ふぅ……生き返ったわ♡」

 だ、誰ーーーーーーーーーー!?

 満場一致で皆そう思った。
なんとそこにいたのは先程の老婆ではなく、全盛期のレディ・ネリス本人が立っていたのだ。

 ジャンプ台のような垂れた胸ではなく、ハリのあるGカップの胸。レーズン色の乳首は薄ピンクの乳首へ変わり、背筋をシャキッと伸ばした美しい女性が立っていた。

 170センチのモデルのような女性がシルバーブロンドの長い髪を掻き上げ、会場にいる男達に向かって投げキッスをすると、「ネリス様ぁぁぁぁぁぁ♡」という歓声があがったのだった。
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