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第三章 入学。そして、避妊具開発への道!

絶倫皇女、童貞に女の身体を教え込む《イングリッドside》 ♡

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 アランの舌、すっごく気持ち良い……♡

 あれから一回イッた後、もう片方の乳首にも吸い付かれて呆気なくイッてしまった。

 天井を見つめながら余韻に浸っているが、今も乳首にジンジンとした甘い痺れが残っている。どうやらアランは舐めるのが得意のようだ。

「姫様ぁ……」

 アランが甘えるように私の胸に顔を埋めてきた。どうやら、もう私の胸に触る事に躊躇いはないらしい。

「俺の舌、気持ち良かったですか? 」
「うん、すっごく気持ち良かった……♡」
「そっか……良かった」

 甘えるように見つめられ、私は母性本能がくすぐられてしまった。

 どうしよう、グレン以外の男性に胸がときめくなんて! この部屋は分厚めのカーテンで太陽光が遮られているし、少し薄暗いから表情まではわからないわよね……って––––!?

「……キャッ!」

 急に部屋の中がオレンジ色の光で照らされた。
私は反射的に床に散らばっていた自分の服をかき集めると、目の前にはアルコールランプを手にしたアランが目をパチパチと瞬きさせながら「あ……すみません、姫様」と頭を掻きながら謝ってきた。

 どうやら、アランが前触れもなくランプに明かりを灯したようだ。さっきに比べたら段違いに明るいし、私の表情や身体の細部までよく見えるようになった。

「ア、アラン……」
「こっちの方が姫様の身体をじっくりと見れると思って、灯りをつけてみたんです」

 そう言ってアランは苦笑いを浮かべた。
ランプを床に置き、羽織っていた白シャツと制服のパンツも脱ぎ捨てると筋肉で締まった裸体が露わになった。

 そして、下着だけの姿になってお互い向かい合うように座りなおす。

 対する私はドッドッドッ……と煩い胸に手を当てて気持ちを落ち着かせていた。

 はぁぁぁ……本当にびっくりしたぁぁぁぁっ!! 誰かが部屋に入ってきたのかと思ったじゃない! 本当にアランはデリカシーが無いんだからっ!

「もう……心臓に悪いから一言くらい声かけなさいよっ!」
「あはは、ごめんなさい! でも、やっぱり姫様の身体すっごく綺麗ですね……グレンの奴が本当に羨ましい」

 そう言ってアランは手慣れたように私の胸に手を伸ばして指先で乳首に触れてきた。

 な、なによ……いきなり! いつの間にそんな顔するようになったのよ!

 彼の顔付きは、じゃれあうような子犬から大人の顔に変わっていて。少し嫉妬を滲ませた眼差しを向けられると、先程とは違う心臓の跳ね方をした。

 あぁ、ドMの変態アランのくせに! この短時間で大人の男に成長するとは、恐るべし童貞ね!

「姫様……次はどこをどう触ったら良いですか?」

 俺に詳しく教えて下さい……と耳元で囁かれると、ゾクゾクとした快感が襲ってきた。

「~~~~あぁん、もうっ!」

 いきなりどうしたのよ、アラン!? 大人の色気ムンムンじゃないっ! そう言えば、前世でMはSにもなれるって看護師さんから聞いた事がある。もしかして、アランはその類の人だったりするのかしら?

 そんな事を考えていると、いきなり唇にチュウッと吸い付かれた。

「んふぅ……」
「ねぇ、姫様。早く俺に姫様の気持ち良い所を教えて? 俺、早く姫様がイク所、また見たいです」
「あ、えっと……そうね」

 ア……アアア、アランッ! やっぱり貴方はとんでもないポテンシャルを秘めていたわね! 私もムラムラしてきた所だし、そろそろここも攻めてほしいなぁ……。

 そう思った私はアランに「ちょっと待ってて」と声をかけ、目の前でスカートとレースの下着を脱いで座り直した。

 そして、毛の生えていない陰部がよく見えるようにゆっくりとアランに向かって足を左右に開くと、陰裂がくぱぁ……と開くのを感じた。

 彼は童貞だ。どこに何があって、どこを触れば感じるのかしっかりと把握しておく必要がある。そう……これはアランの為でもあるのよ。アランよ、私を踏み台にして良い男になってくれ!

「……ちゃんと見える?」
「はい……しっかりと見えます」

 アランの喉が上下する。

 私は少し恥ずかしく思いながら、自分の指で陰唇をさらに左右に広げ、中がしっかりと見えるようにわざと見せびらかした。

 それを見たアランは更に興奮した様子で、ハッハッハッと犬のように呼吸をし始めた。

「さぁ、どこに何があるか分かるかしら? アラン、触りながら声に出して言ってみて?」
「は、はい……姫様」
 
 私が指示を出すと、彼の長い指が私の膣口に触れる。クチュリという水音がした途端、アランは慌てて指を離すと愛液が指先から糸を引いてプツンと切れた。

「すっげぇ濡れてる……!」
「ッ……♡」

 ヤバい……見られるってこんなに興奮するんだ。もしかしたら、他人に見られるプレイにハマっちゃうかも♡ 

 アランは顔を真っ赤にさせながら女性器の中を指で探り、ボソボソとした声で部位名を発し始めた。

「ここが……小陰唇で……」
「アラン、聞こえない。それにもっと詳しく言わないと分からないわ」
「うんん……」

 アランは恥じらいながら大きめの声で「こ、ここが小陰唇ですっ!」と答えた。それを見た私はふふっ♡と満足気な顔を浮かべる。

「よく出来ました♡ じゃあ、小陰唇が重なった上部に位置する部位は?」
「クリ……トリ、ス?」

 少し自信なさげだったが、正解したから童貞アラン君にココの触り方を伝授してあげよう。

「ふふっ、正解よ♡ ここがアランでいうコレに値するのよね」
「はぅあっ! 姫様、いきなり触らないで下さいぃぃ!」

 いきなり触ったせいでアランの身体がピクンと跳ねた。
下着越しに触ってコレだったら、挿入したらすぐに達しちゃうかもしれない。

「ほら……ココ。少し顔を出してるでしょ? 触って興奮させて、もっと露出させて?」

 彼の指を私のクリトリスに導き、そっと触れさせると「コリコリしてる……意外」と不思議そうな表情をした。

「ここは刺激が強いから爪を立てずに、優しく撫でるように触って?」
「は、はい……姫様」

 私に言われるがまま愛液を指で掬い、クリトリスを撫でるように触ると、ヒクンヒクンと膣が収縮を始め、更に愛液が溢れ出だしてきた。

「––––あっ♡」

 まずい、予想以上に気持ちが良いぞ。これじゃ、すぐにイッちゃいそうっ♡

「あっ、あっ……気持ちぃ♡」

 私の様子にアランは「き、気持ち良いですか?」と遠慮がちに聞いてきた。

「うん……今度は上下に擦り上げるように触って?」
「こう、ですか?」
「そう、上手っ! あぁ、良いっ♡」

 徐々に足先がピンと伸び、クチュクチュという水音も増していった。触られる度に快感が増す。

 あぁっ、どうしようっ! イっちゃいそうぅぅぅぅ♡

「ふぁっ、あ––––!? ど、どうしてやめちゃったの……?」

 アランが急にクリトリスを触る手を止めてしまった。

 もうすぐでイキそうだったのに……。

 私が口をへの字にさせて睨んでいると、アランは両手の指で私の陰唇を左右に開き、唇を私の陰部へ近づけていった。

「ちょっと待って、アラン!」
「姫様、俺の舌好きでしょ? だから……ココを舐めて良いですか?」
「えっ……と」

 言葉に詰まった。どうしよう……ここはグレンにしかされた事ないのに!

「……舐めますね、姫様」
「あっ……やぁ、駄目っ! 恥ずかしいっ!」

 アランは私に断りなく、陰裂に舌を差し込み舌先でクリトリスを中心に攻め始めた。

「ふぁっ、ああ、あんッ♡」

 どうしよう、凄く気持ち良い♡
チュ……レロ、ヂュウッ、チュチュ……っと強弱をつけて吸われ、陰裂を指で広げられながらクリトリスを攻められるともう駄目だった。

「やっ、あふぅ……んぅぅぅぅっ♡」
「チュ、チュッ……はぁ、姫様……姫様……♡」

 今度は舌先でクリトリスをコリコリと弾き始めると、痺れるような刺激に何度も腰が浮いてしまった。

「んぁ……だ、めぇ、それはぁ……♡」

 頭が……頭が真っ白になる––––‼︎

「ひぁぁぁぁ♡ もう、それ以上は駄目、アラン! もうイクッ、イッちゃあああぁぁぁぁああぁぁッ♡」

 身体を弓形に反らしながら、ビクビクと全身を痙攣させて私はまたイッてしまった。
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