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第三章 入学。そして、避妊具開発への道!

絶倫皇女、アソコのサイズを測る ♡

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「よいしょ……っと♡」

 私はアランの上に跨った。眼下にはアランの膨れあがった股間がある。それを興味津々の眼差しで眺めた後、私はベルトのバックルに手を伸ばした。

「あ、あの! 姫様、さすがにこれは……その、どうかと……」

 アランはハフハフと呼吸をしながら私の手を掴んだ。

 でも、掴む手に力が入ってない所を見る限り、恐らく嫌ではないのだと思う。本気で嫌だったら今頃、私の細い腕なんか折られているはずだもん。

 私はニヤリと笑いながら「何を言ってるのよ? 私は避妊具を作りたいの。だから、たくさんデータがいるのよ」と言うとアランは困ったようにこう言った。

「だ、だとしても、やめて下さい。俺、貴方に見られてるだけでこんなになってるんですから」

 アランは先程よりも興奮しているのか、股間が先ほどよりも更に盛り上がっているのを見て私はグヘヘ……♡と品のない笑みを浮かべた。

 データを収集するにはかなり都合が良い。だって避妊具を装着する時は皆、勃ってる状態なんだもの。

 そう……データを取るなら勃ってから!
これは避妊具を作るにあたっての基本の【き】である。

「問答無用よ! ほーらっ、ささっと脱ぐ!」
「あぁっ、ちょっと待っ……!」

 私は手慣れたようにベルトを外し、パンツのボタンとチャックを下ろすと、黒い下着が大きなテントを張った。

 それを見た私は生唾を飲み込んだ。直に見なくても分かる。アランはやはり大きい。なんなら、グレンよりも少し大きいくらいだ。

「……大きい」

 思わず感嘆の溜息が漏れる。それを聞いたアランはまた顔を両手で覆い「あぁ……見ちゃ、やだぁぁ……」と耳まで真っ赤にさせていた。

 女の子のように恥ずかしがる様子を見て、私は更にキュンキュンとしていた。

「ふふっ! アラン、すっごく可愛い♡ 貴方はこのギャップが堪んないわよね。いつもグレン達と一緒にいる時の貴方とは、まるで違うんだもの」
「そ、そんなぁ……ふ、うぅ……♡」

 アランはさっきから女の子のような反応をしてくれるから、もっと虐めたくなってしまう。でも、さすがにこれ以上は駄目ね。これ以上、虐めたら白い花火が打ち上がりそうだもの。

「では……早速、失礼しまーす♡」
「あぁっ……ひッ、姫……様ぁぁ♡」

 私は下着越しにアランの剛直に触れてみた。
アランの剛直がヒクヒクと反応してる。そんな所も可愛いなぁ。直に触って扱きたい……あ、いけない。データをとらなきゃ! 

 コホン……気を取り直して!
ええっと……太さ、約6センチ。長さ、約18センチくらいか。

 うん、デカいよ、アラン。もし、私がグレンに出会ってなかったら確実に自国の兵士達みたいにつまみ食いしてたわ。

「OK! 大体分かったわ。ありがとう。ア、ラン……?」
「うぅ……ぐすっ!……うぁぁ……」

 な、泣いてる……だと? もしかして、本当は嫌だった!?

「ごめんなさいっ、やっぱり嫌だった!?」
「ち、違いますぅぅ……ひ、姫様だけなんです! 俺に対してそんな事、言ってくれるの! 俺、女性と深い関係になる前に見た目と中身が全然違うからって別れを切り出されるんです……だから、今も童貞のままなんです!」

 うん……知ってたよ、アラン。君が童貞だって事は。しっかし、アランを振った女性は勿体ないなぁ……こんな素直で素直な良い男を振るなんて!

 MはMなりの遊び方があるというのに……もっと性に貪欲になりなさいよね。研究がまだまだ足りてないわよ、世の女性達っ!

 プンスカと怒り心頭になってしまったが、私はグスグスと泣くアランの頭をよしよしと優しく撫でてあげた。

「貴方を振った女性なんて気にしなくていいのよ? そんな人よりも素の貴方を受け入れてくれる女性を探して大事にしなさいよ。性癖がMでもなんでも良いじゃない。私は貴方の事、嫌いじゃないわ」
「ひ、姫様……うわぁぁぁぁッ!!」

 アランは私に抱き付きながら号泣し始めた。

 可愛い。可愛いよ、アラン。なんだか小さな子を宥めてるみたいで、キュンとしちゃう♡

「うぅ、グスッ。こんな俺を受け入れてくれた女性は初めてです」
「もう、本当に大袈裟なんだから––––」
「本当ですっ! 俺、朝も姫様で三回は抜いたんですから!」
「ブッッ!!」

 さ、三回も抜いたの!? 全く、貴方もどんだけ元気なのよ、アランッ!

「俺の初めてを捧げるんだったらイングリッド姫様、貴方しかいないんです! もし、姫様が嫌じゃなかったら……そ、その。思い出を……」

 お、思い出? どう言う意味よ、それ。もしかして…………私としたいって意味? というか、この状況はそれしかないよね? 

 何というか、うん……えらい直球できたね、アラン。

「え…………っと。バレたら貴方がグレンに殺されちゃうから、駄目」
「承知しております! こんな……こんな事ッ、本来なら口に出すのもおこがましいのも重々承知しております! ですが、いつまで経ってもどうにもコレが治ってくれないのです」

 下着を押し上げているアランの剛直をチラッと見てみる。
確かに……確かにそのままは辛いだろう。だが、首を縦に振るわけにはいかない。私には愛しいグレンがいるのだ。

 それに婚約したのはつい数ヶ月前の事。こんな不名誉な事をして婚約が白紙になってしまったら、自国の者達にも示しが付かなくなる!

 ごめんね、アラン。私は絶倫皇女と言われた時のように、無差別に男性の上に跨るような真似はできないのよ。

「……駄目よ、アラン。許可できない」
「っ! そ、それなら––––」

 アランはアホなりに必死に考え、負けじと私に噛み付く。

「姫様はデータを取りたいと仰いました! それに、これは不貞ではないのです……医学書に男性の平均射精時間は記載してありましたか!?」
「な……なかったです」

 平均射精時間……だとッ!? な、なるほど……そうきたか! アランはあくまでこの誘いは不貞行為ではないと言いたいのだな!?

 でも、却下よ。貴方の誘いには絶対にのらないわ。

「アランは顔にでるから隠し事できないし、口が滑るから駄目」
「そこは努力でなんとかします! 記念すべき被験者第一号の俺で射精時間を測って下さい!」

 こ……この童貞め! 大人の男が土下座しながらそんな台詞を私に吐いて恥ずかしくないのか!? アラン~~、なんか必死すぎない? 私、なんか怖くなってきちゃったよ。

「無理なものは無理––––––むぐッ!?」

 な……何、これ? もしかして、アランにキスされてる?

 突然の事で訳が分からなかったが、どうやら私はドMのアランにキスをされているらしい。

「ん……んぅ! ア、アラン––––」
「お願いです、大好きな姫様の膣穴で童貞卒業させて下さい!」
「…………へ?」

 立場が逆転し、私はアランに押し倒されてしまった。
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