絶倫皇女〜この世の女性の敵である男の精を絞り尽くし、世界一と謳われる美貌と豊満な肉体を使って世界平和を目指します!〜

麦星れな

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第三章 入学。そして、避妊具開発への道!

絶倫皇女、奉仕する ♡

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「インジー、いつものアレ……やって下さい」

 興奮して息の上がっているグレンも格好いい。思わず見惚れて溜息が出るくらいだ。

 あ~~~~♡ なんで私の婚約者はこんなにもセクシーなんだ! これが皇太子の特権という奴なのか!

 んん、やばい。私も興奮してきた♡ それに、グレンにこんなにも期待されているんだもの。絶対に、絶対にイかせてみせる! 絶倫皇女と言われた私のテクニック……堪能するが良いわ!

 私は椅子から立ち上がると、入れ替わるようにグレンを座らせた。
そして、衣服が汚れないようにシャツを脱がせ、お互い一糸纏わぬ姿になると私は彼の前で跪き、上目遣いで彼に何をして欲しいかお伺いをたてた。

「グレン、口と胸と下の口……どれがいい?」

 私は自分の大きくてハリのある胸を両手で持ち上げて誘ってみるが、彼はなんと「口と胸、両方で奉仕して欲しい」とリクエストをしてきたのである。

 く、口と胸? 同時にやれって事? それってすんごく高度なテクニックじゃない? でも、グレンの頼みだもの……やるっきゃないわね!

「し、失礼しまーす……」
「ッ! そ、それは––––」

 私はそっと彼の剛直を胸に挟み込んで、亀頭だけを出る状態にし、そっと彼の先端にチュッとキスを落とした。

 そして、チロチロと舌先で鈴口を刺激すると「……気持ち良い」とグレンが小さな声で呟きながら、私の頭を優しく撫でてくれた。

 どうやら、胸を挟んでフェラをしているこのシチュエーションをとても気に入ってくれたようだ。彼がいつも以上に興奮してくれている……なによりその事実がとても嬉しい。

 前世で入院していた時、隣の病室の男の子からお気に入りのAV嬢のテクニックを延々と聞かされていたのが功を成した瞬間であった。

「ハァ……もっと大きくなった♡」

 手で支えなくとも、ピンと天に向かって立ち上がっている剛直に私はうっとりと酔いしれた。グレンは興奮しきっているようで、口元を少しだけ緩ませながら鍛えられた胸板を上下させている。

「ハァ、ハァ……インジー」

 とろんとした眼差しで小さく私の名前を呼ぶ。すると、下の口がまたジュン……と濡れてきた。

 早く挿れて欲しいけど、先ずはこの子を落ち着かせなくちゃ……気を取り直して、いざ!

 唾液が口に溜まった後、亀頭を口に含んで滑りを良くしながら上下に動かしてみた。歯が当たらないように工夫し、口の中で舌を上手に使って舐め、強弱つけて吸うとグレンは足をビクッと震わせながら快感で顔を歪ませた。

「く……」
「チュパッ……ハァ♡ 気持ち良い?」
「あぁっ……気持ち良い……」

 グレンの腰がゆらゆらと動いている。彼の表情を見る限り、もう少し強い刺激が欲しいらしい。

 チュッ、チュウゥゥ……ジュポッ。

 ギリギリまで喉の奥にグレンの剛直を口に含んで亀頭の先まで戻る動作を何度も繰り返すと、私の頭を撫でていた彼の手に少し力が入り、彼の熱い吐息と共に嬌声が漏れ出した。

「イン……あぁッ、ァァァ……ッ!」

 もうそろそろ限界に近いと察した私は、思いっきり彼の剛直を吸い上げてから亀頭を中心に舌で攻め始めた。胸から剛直を離し、血管が浮き出て脈打つ陰茎を手を使って早めに上下に扱くとヌチャヌチャという卑猥な音が部屋に響く。

「あっ、く……インジー、もう出るっ!」
「……っ♡」

 ビュッ、ビュクッビュウゥゥッ!と口内で大きく3回程脈打ちながら精が放たれた。グレンの精液はドロっとしているも臭みは無く、むしろちょっぴり甘さを感じさせるモノだった。

 美味しい……もっと欲しいかも。初めて知ったけど、口で精力を摂取してもエネルギー補給ができるみたい。これなら相手の負担も少なくて良いかもしれないわ♡

 そんな事を考えながら、ゴクン……と美味しそうに精液を飲み干す様子を見たグレンは顔を真っ赤にさせて「……インジー、貴方は本当に最高の女性ですね」と嬉しそうに頭を撫でた後、私の両脇に手を差し込み、立ち上がらせた。

「さぁ……最後は二人で気持ちよくなりましょう」
「……はい♡」

 愛おしげに見つめられながら、グレンは自身の剛直の真上にまで私の体を引き寄せた。
グイッと私の片足を上げながら、ゆっくりと腰を落とすようにと促されると、これから始まる情事に胸がいっぱいになった。

 ああん、もう♡ さっきから子宮がキュンキュンと疼いてるっ。早く、早く貴方の大きなモノで突き上げて欲しい………………って、あれ?

 グレンがピタリと動きを止めたまま動かなくなった。彼は眉間に皺を寄せたまま扉を一点に見つめている。それになんだか怒ってない?

「グ、グレン……早くぅ……」

 私が早く挿れてほしいと強請ると、グレンは申し訳無さそうに唇にキスをしてきた。

「…………申し訳ありません。続きはまた今度のようです」
「?? そ、それってどういう……」

 グレンは人差し指を私の唇に当て、小声で「急いで服をかき集めて下さい。それから、どこかに身を隠して動かないで」と言われる。

「わ、分かった……」

 私は只事じゃないと思い、彼の指示通りに床に脱ぎ捨てられた服をかき集め、すぐにクローゼットの中に入り込んだ。

 そして、クローゼットの隙間から部屋を覗いてみると、グレンもいつ間にか下着とパンツを履き、気配を殺しながら扉に近づいて行く後ろ姿が見えた。

 大丈夫かな……と心配していた次の瞬間。
バン!と大きな音をたてて扉が開き、誰かが前のめりに部屋の中へ倒れ込む姿が見えた。

「ぬわっ! グ、グレンッ、これはだなっ……ヒィッ!」
「王族のプライベートを立ち聞きとは……いいご身分になったものだな、アラン?」
「あ、あんまりにも遅いからッ、お迎えに上がったんですぅぅぅぅ……!」

 その声を聞いた私は服を抱えたまま固まった。もう頭の中は真っ白である。

 今、何がどうなって……。

 もうパニックで血の気が引いていく感覚を生まれて初めて感じ取った。

 アラン? アランってあのワンコ君? 立ち聞きしてた? い、いつから? もしかして、最初から最後まで……?

 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎
もう、消えてなくなりたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎‼︎

 私は足に力が入らなくなり、暗くて狭いクローゼットの中で崩れ落ちてしまった。
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