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第一章 転生。そして、絶倫皇女の噂
絶倫皇女は元日本人
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「えっ……もう終わり?」
私はまだ足りないとでもいうような表情になった。
自分の下で白目を剥き、大の字に寝そべったまま死んでいる兵士を見下して「はぁ……また?」と溜息を吐く。
そして、つまらなさそうな顔をしながら兵士の上から退くと、私の股の間から小さな唐辛子のようなサイズの性器が露わになった。まだ皮の剥けていない赤ちゃんのような性器を見て思わず、愛でたい気持ちが溢れ出してきた。
あぁん、なんて愛らしいのかしら……♡ あぁっ、キュンキュンしちゃう~~♡
兵士の唐辛子サイズの性器をツンツンと触りながら、赤子のオムツを取り替える母親のように微笑ましく眺めている光景はまさに異様だった。
この兵士の名誉の為に追記させてもらうが、彼の性器は最初はこんなサイズではなかった。むしろ立派なモノをお持ちになっていたのだが、私が精力を吸い上げ過ぎたせいで最終的にこのようなサイズになってしまったのである。
こんな小さなサイズにさせられたまま天に召されるなんて、葬儀屋が彼に死化粧を施す時にコレを見た時にどう思うのだろうか? まぁ、葬儀屋さんはプロだし、きっと大丈夫か!
男から見たら一溜まりもない現象であるが、私は1ミリもこの兵士に同情などはしていなかった。むしろ、こうなって当たり前といったような眼差しで兵士を見下ろしている。
「 この私が貴方の精気を吸い取ったから、酔っ払って女性を襲う事はなくなるでしょう……って、もう聞こえてないんだっけ?」
もぅ、やだぁ~~! 私ったら!
後頭部を掻きながら、ペ●ちゃんのようにペロッと舌先を出してみるが、的確に突っ込んでくれる人がいない為、とても虚しい気持ちになってしまった。
おっと、私は皇女なのにこんな表情をしては駄目ね!
私は気を取り直して表情を作り、うーんと背伸びをした。
「さぁて、男の精気を吸い取った事だし! 今日も一日! 元気に公務に励みますかーー!」
私はフンフンフーン♪と鼻歌を歌いながらベッドから降りた。そして、身を清める為にホットタオルを自分で用意し、手慣れたように自分の身体を拭いて最後に股を拭う。拭った時にドロリとした白濁色の精液が股の間から流れ出てきたが特に問題はない。
実は私の身体はモブごときの精液で妊娠する事はない。これは全て私の養分と化すのだ。理由は後で話すが、そういう訳で私は安心して毎日楽しいセックスライフを送れているという訳である。
「うふふ……あぁーーーーん♡ 身体が自由に動く! 食べ物の味がわかる! この世界の男達は皆イケメン! イケメンパラダイス! まるで日本の某事務所みたい! そして、何より……セックスがこんなにも気持ち良いーーーー‼︎」
きゃっほーーい♡と裸のままベッドへダイブした。
今の発言から察しただろうが、つい最近まで私は日本に住んでいた。
私の前世の名前は日向 那月(18歳)
幼い頃から癌と戦ってきたが、つい先日優しい両親に看取られ、天へと旅立った……はずだった。
目を開けると、見知らぬ天井。部屋を歩くと煌びやかな宝石にクローゼットの中にはカラフルなドレス達。極め付けには鏡に映るのは見知らぬ長い金髪の女性が鏡に映っていたから、私は益々混乱した。
これは、一体……? この鏡に映る人はもしかして、私なの? いやいやいや、まさかね。だって、転生したんだったら赤ちゃんじゃないとおかしいじゃない!
最初はかなり混乱していたが、次第に落ち着きを取り戻し、冷静に状況を把握していこうと思って鏡に映る人物と睨めっこする。
丸くてパッチリとした青い目がキョロキョロと動いた。それに加えて、手や足が自分の意思で動く事に気が付く。次に頬に触れてみた。
温かい……それに手も足も自由に動く。も、ももっ、もしかして……これが次の人生? 本当に本当に本当の本当……?
今度は慌てて寝室に戻り、脇に置いてあった写真立てを見てみた。王族しか被る事ができないようなティアラと衣装を身に付けて美しく笑う外国人の私が写真に写っていた。
金髪、碧眼、白い肌! 胸でかっ! なにこれ、ハンドボールが胸に二つ入ってるの⁉︎ 肩が……肩が重い!
前世の自分は胸がツルペタだったからなんだか新鮮である。どういう訳なのか、私は絶世の美女へと転生してしまったようだ。
そして、不思議な事は続いた。自分の名前も両親の名前、言葉や文化も写真立てを手に取った瞬間、自分の脳内から泉のように湧き上がって来たのである。
こ、これは夢なの⁉︎ でも、指に伝わるこの感触は本物だわ! 前世では人生の殆どが病院で過ごしてたから、神様が哀れに思ってくれたんだ!
天にも昇るような気分とはまさしくこの事だった。
うわ~~~~、神様どうもありがとう! 日向那月はこの世界で皇女として健康に生きていきますっ!
「神様っ、ありがとうございますぅぅぅぅ‼︎」
『にゃにゃにゃ……まずい事になったにぇ』
突然、背後からしわがれた声が聞こえてきたので、反射的に振り返ると、背後にいた小さな存在に私は驚いてしまったのであった。
私はまだ足りないとでもいうような表情になった。
自分の下で白目を剥き、大の字に寝そべったまま死んでいる兵士を見下して「はぁ……また?」と溜息を吐く。
そして、つまらなさそうな顔をしながら兵士の上から退くと、私の股の間から小さな唐辛子のようなサイズの性器が露わになった。まだ皮の剥けていない赤ちゃんのような性器を見て思わず、愛でたい気持ちが溢れ出してきた。
あぁん、なんて愛らしいのかしら……♡ あぁっ、キュンキュンしちゃう~~♡
兵士の唐辛子サイズの性器をツンツンと触りながら、赤子のオムツを取り替える母親のように微笑ましく眺めている光景はまさに異様だった。
この兵士の名誉の為に追記させてもらうが、彼の性器は最初はこんなサイズではなかった。むしろ立派なモノをお持ちになっていたのだが、私が精力を吸い上げ過ぎたせいで最終的にこのようなサイズになってしまったのである。
こんな小さなサイズにさせられたまま天に召されるなんて、葬儀屋が彼に死化粧を施す時にコレを見た時にどう思うのだろうか? まぁ、葬儀屋さんはプロだし、きっと大丈夫か!
男から見たら一溜まりもない現象であるが、私は1ミリもこの兵士に同情などはしていなかった。むしろ、こうなって当たり前といったような眼差しで兵士を見下ろしている。
「 この私が貴方の精気を吸い取ったから、酔っ払って女性を襲う事はなくなるでしょう……って、もう聞こえてないんだっけ?」
もぅ、やだぁ~~! 私ったら!
後頭部を掻きながら、ペ●ちゃんのようにペロッと舌先を出してみるが、的確に突っ込んでくれる人がいない為、とても虚しい気持ちになってしまった。
おっと、私は皇女なのにこんな表情をしては駄目ね!
私は気を取り直して表情を作り、うーんと背伸びをした。
「さぁて、男の精気を吸い取った事だし! 今日も一日! 元気に公務に励みますかーー!」
私はフンフンフーン♪と鼻歌を歌いながらベッドから降りた。そして、身を清める為にホットタオルを自分で用意し、手慣れたように自分の身体を拭いて最後に股を拭う。拭った時にドロリとした白濁色の精液が股の間から流れ出てきたが特に問題はない。
実は私の身体はモブごときの精液で妊娠する事はない。これは全て私の養分と化すのだ。理由は後で話すが、そういう訳で私は安心して毎日楽しいセックスライフを送れているという訳である。
「うふふ……あぁーーーーん♡ 身体が自由に動く! 食べ物の味がわかる! この世界の男達は皆イケメン! イケメンパラダイス! まるで日本の某事務所みたい! そして、何より……セックスがこんなにも気持ち良いーーーー‼︎」
きゃっほーーい♡と裸のままベッドへダイブした。
今の発言から察しただろうが、つい最近まで私は日本に住んでいた。
私の前世の名前は日向 那月(18歳)
幼い頃から癌と戦ってきたが、つい先日優しい両親に看取られ、天へと旅立った……はずだった。
目を開けると、見知らぬ天井。部屋を歩くと煌びやかな宝石にクローゼットの中にはカラフルなドレス達。極め付けには鏡に映るのは見知らぬ長い金髪の女性が鏡に映っていたから、私は益々混乱した。
これは、一体……? この鏡に映る人はもしかして、私なの? いやいやいや、まさかね。だって、転生したんだったら赤ちゃんじゃないとおかしいじゃない!
最初はかなり混乱していたが、次第に落ち着きを取り戻し、冷静に状況を把握していこうと思って鏡に映る人物と睨めっこする。
丸くてパッチリとした青い目がキョロキョロと動いた。それに加えて、手や足が自分の意思で動く事に気が付く。次に頬に触れてみた。
温かい……それに手も足も自由に動く。も、ももっ、もしかして……これが次の人生? 本当に本当に本当の本当……?
今度は慌てて寝室に戻り、脇に置いてあった写真立てを見てみた。王族しか被る事ができないようなティアラと衣装を身に付けて美しく笑う外国人の私が写真に写っていた。
金髪、碧眼、白い肌! 胸でかっ! なにこれ、ハンドボールが胸に二つ入ってるの⁉︎ 肩が……肩が重い!
前世の自分は胸がツルペタだったからなんだか新鮮である。どういう訳なのか、私は絶世の美女へと転生してしまったようだ。
そして、不思議な事は続いた。自分の名前も両親の名前、言葉や文化も写真立てを手に取った瞬間、自分の脳内から泉のように湧き上がって来たのである。
こ、これは夢なの⁉︎ でも、指に伝わるこの感触は本物だわ! 前世では人生の殆どが病院で過ごしてたから、神様が哀れに思ってくれたんだ!
天にも昇るような気分とはまさしくこの事だった。
うわ~~~~、神様どうもありがとう! 日向那月はこの世界で皇女として健康に生きていきますっ!
「神様っ、ありがとうございますぅぅぅぅ‼︎」
『にゃにゃにゃ……まずい事になったにぇ』
突然、背後からしわがれた声が聞こえてきたので、反射的に振り返ると、背後にいた小さな存在に私は驚いてしまったのであった。
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