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触って、乱れて

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「いっ、イきそっ……シリウスッ」

「んっ……」

返事をするように、シリウスは俺の亀頭に舌を這わせて吸っていた。
腰がビクンと震えてイけるかと思ったが、イく寸前を味わっているようなもどかしい気持ちになる。

シリウスは寸止めをするつもりはなく、イかせようとしてくれているのにイけない。
舐められて、吸われてを繰り返していたら変だと思ったのかシリウスは口を離した。

俺のは大きくなって上を向いているのに、イく気配はない。
辛い、辛すぎる……そういえば前もこんな事があった。
一人で自慰をしていた時で、前を弄ってもイけなかったから俺は後ろを…

「レイン、気持ち良くないか?」

「あっ、いや…気持ちはいい…けど、後ろも…」

「そうだったな、悪かった」

そう言ったレインは嬉しそうに俺の尻に指を這わせた。
シリウスに変えられた体、シリウスの手で溺れていく。
シリウスは俺にキスをしようと顔を近付けていたが寸前で止めた。

さっきまで俺のを舐めていたから遠慮してるんだろう。
シリウスの首を引き寄せて、キスをすると苦い味がした。

自分のもので微妙な気分ではあるが、シリウスとのキスだと思えばなんて事はない。

深くキスに溺れていて、俺の手はシリウスのズボンに触れた。
シリウスの指が中に入って、ゾクゾクと興奮してさっきはどんなに刺激されてもイけなかったのに呆気なくイった。

シリウスのシャツを汚してしまったが、構わず俺に体を密着させる。

シリウスのズボンの前をくつろげて、手を入れる。

俺ばかりが気持ちよくなるのも嫌だ、シリウスも俺の手でイかせたい。

手のひらでシリウスのを擦って、それに合わせるように俺の中に入った二本の指が突き上げていく。
まるで俺の動きに合わせるような動きで、俺の中でシリウスのが動いているような感じがする。

そう思うと本当にそうなんじゃないかと思ってしまい、またイってしまった。

「あっ、あぅ…あぁっ!」

「まだ満足はしていないだろ、もっとすっきりした方がよく寝れるぞ」

イったばかりで、熱くて痙攣している中を指で掻き回された。
俺も無我夢中でシリウスのものを擦って、目が合う度に、キスをした。

繋がっていないのに、体の奥が満たされていく。

シリウスの指を締め付けて、そろそろイきそうになる。
シリウスを見ると、シリウスの顔も俺を欲情して支配したいと言いたげな顔をしていた。

その視線に、俺は刺激されて足をシリウスの腰に絡ませた。
シリウスの下着の中から手を出すと、シリウスが出した精液で汚れていた。

その手で、ズボンと下着を下ろしてシリウスに密着する。

「レイン…?」

「やっぱり指だけじゃ、寂しいだろ…シリウス」

確かに体は快楽で満たされていたのは本当だ。
でも、満たされるだけじゃ今の俺には足りないのと同じだ。
俺はその先の快楽を求めている、それだけだ。

シリウスのを掴んで自分の中にゆっくりと沈ませる。
指とは比べ物にならないほどの太さと熱を感じた。

シリウスの熱を奥まで思いっきり入れると限界寸前だったお互いの性欲が爆発した。

今の俺にはシリウスの精液の刺激が強すぎてそのまま意識を失った。
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