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別れ
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目蓋を開けると、見慣れた天井が映っていた。
周りを見渡しても、俺しかいない家…リール村にある俺の家だ。
帰ってきたんだ、俺だけ……シリウスは魔界に帰ったのだろう。
シリウスが治したのか、あんなにしたのに全然体は平気だ。
ベッドから起き上がり家を出ると、俺の知っている村の風景がそこにはあった。
シリウスとした時は夕方くらいだったから、翌日まで寝ていたらしい。
雲一つない天気で、眩しくて手で影を作る。
子供達がはしゃぐ声に、奥さん達の話し声…呼び込みをしている活気ある店…いつもの平和な村だ。
コロコロと足元になにかが転がってきて、それを拾うと緑色の果物だった。
転がってきた方向を見ると、カウがびっくりした顔をして紙袋を持っていた。
紙袋から飛び出したのか、相変わらず不注意だな。
でも、久々に見たカウの顔に安心する。
そう思っていたら、カウは手に持っていた紙袋を放り投げていた。
せっかく買ったものを何してんだと呆れていたら、今度はカウ本体が俺に飛びかかってきた。
「レインー!!!本当に本物!?帰ってきたのか!?いつ!?いつ!?」
「慌てるなって、一つずつ話すから…まずは本物に決まってるだろ…似た顔はいるかもしれないが、リール村のレインは俺だけだ」
「へへっ、確かにそうだな」
「帰ってきたのはついさっきだ」
「そっか!じゃあ今から俺に会いに?」
「…え、あ…あぁ…そうだ、な?」
正直カウに会いに行こうとしていないが、否定するのも何だかなと思って適当に返事した。
俺が家を出たのは…何でだろう、腹は減ってないし…カウや村の人に会いに来たわけでもない。
気付いたらベッドから起き上がって、外に出ていた。
もしかしたら、無意識にシリウスに会いに行こうとしていたのかもしれない。
魔界なんて、そんなに簡単に行けるほどの場所ではないんだけどな。
いつも俺がいるところにシリウスが居たから期待していた。
都合よく居る筈がないよな、シリウスは今忙しいんだから…
そういえばカウは修行しているんじゃなかったか?
ちゃんとやってるのか?カウに果物を渡してカウは嬉しそうにしていた。
「そういえばカウ、賞金首にはなれたのか?」
「そうだ、聞いてよレイン!師匠が厳しくてさぁ」
カウが愚痴を言っている時、後ろから誰かが走ってくる影がいた。
カウはすぐにこちらに迫る影に気付いて、急いで逃げていた。
後ろから「またサボりやがったなぁ!!!!」という怒鳴り声が聞こえてきて、追いかけっこが始まっていた。
何気に上手くいってるんだな、と安心した。
カウは逃げているが、このくらいスパルタの方がカウにはちょうどいいだろう。
これでカウもまともになってくれたら良いんだけどな、と思いながら村の外に向かって歩いた。
なにがお別れだ、ふざけるなよ…ここまで来たら俺が納得出来るまで付き合ってやる!
宝玉はまだあるんだろ?俺の中に宝玉はないからもう用無しなんて思われたくない。
人間だからって、シリウスの足手まといになんてならないところを見せてやる。
ゲームではお前を倒すくらい強くなれるんだからな!
シリウスは宝玉を集めに行ったんだろうけど、何処に残りの宝玉があるか分からない。
俺の中に宝玉があれば分かりやすいんだけど、魔界に行って待つ方がすれ違いにはならないか。
とはいえ、魔王軍の奴らが俺を歓迎するわけがない。
とりあえず、俺はシリウスが居そうな場所に行く事にした。
ゲームでシリウスが出てきたシーンを片っ端から当たっていくつもりだ。
シリウスのシーンは俺のトラウマだから、頭に刻み込まれている。
今、トラウマがこんなカタチで役立つとは思わなかった。
まずはシリウスと初めて出会った場所に行こう。
俺が仲間と旅立ち、最初に訪れた少し小さな街…そこで好きな女の子とデートしていた時にシリウスはいた。
最初は変装していて、シリウスだと気付かず…肩がぶつかって謝る程度だった。
シリウスもあの目立つ格好ではなく、黒いローブを深く頭から被っていた。
最初から寝盗られるわけではなく、その時はそれで終わった。
居ない確率の方が高いけど、ゲームを辿るなら最初に行く場所だ。
あまりリール村から出ていなかったから、行った事はなかった。
まさか、一人で行くなんてな…魔王を探しに行くのに誰かを巻き込めない。
外に出ると、ここら辺の魔物は俺とはレベルが違うから襲ったりして来ないから楽だ。
数時間くらい歩いて、ちょっと疲れてしまった…近くで休憩しようかな。
俺を襲う魔物はいないから、そこら辺で座って休むか。
近くに座れそうな切り株があり、腰を下ろして空を見上げる。
小さな鳥が気持ちよさそうに飛んでいて、その鳥を向かい側から飛んできた大きな鳥に食われた。
なんか、嫌なもん見たなと視線を前に向けると弱肉強食が行われていた。
「そろそろ行くか」
なんか気持ちが休まらなくて、立ち上がって歩いた。
街がだんだん見えてきたし、このまま歩いて街に着いたらすぐに宿に行けばいいか。
丸半日くらい経っていて、もうヘトヘトに疲れてしまった。
小さな街だか、人は多い…活気ある商売人が多くいる。
街を見て回るのは明日にして、宿屋に向かって歩き出した。
ろくに休憩しないのは、ちょっと無謀だったかもしれない。
宿屋に行くまで足が持たないかもしれない、近くのベンチで休もうかな。
そう思っていたら、人と肩がぶつかって少しよろけながら「ごめんなさい」と謝ると、よろけた先でも誰かにぶつかった。
転ける前に腰を掴んで支えてもらって賞金首ハンターが情けなくて、謝る。
「ごめんなさい」
「いや…」
そして、ぶつかった人は行こうとしていて俺は腕を掴んで引き止めた。
相手は不思議そうな顔をして俺の方を見ていて、俺もなんでいるのか不思議だった。
いや、ゲームを辿ってシリウスがいるかもしれないとは思っていた。
時系列からして、最初のシリウスとの出会いイベントはとっくに終わっていると思っていた。
しかし、俺の目の前に黒いローブの男がいた…探していた自分が言うのもなんだけどなんでここにいるんだ?
相手は驚いた顔をしていて、戸惑った顔をしていた。
「シリウス、なんでここにいるんだ?」
「俺は宝玉の気配を辿ってきただけだ、レインこそ何でここに?」
「お、れは……」
シリウスに会いに来た、なんて本人を目の前にして言えない。
観光…と言うと、信じているのかいないのか微妙な答えが返ってきた。
シリウスの格好はゲーム通りだけど、ここに訪れた理由はゲームとは違う。
宝玉の気配があるのか…じゃあまた俺もシリウスを手伝いたい。
足でまといになっていた事もあったけど、人間の俺じゃ邪魔か?
シリウスは「観光楽しんでこいよ」と言っていて、そのまま行ってしまった。
俺と離れた理由は、単純に俺がいると邪魔だからだろう。
シリウスはハッキリ言うわけではないけど、そう思った。
もっと強くないと足でまといになる、リール村最強くらいじゃまだまだ足りない。
宿屋に向かって、手続きをして部屋で休む事にした。
まだシリウスは街の中にいるだろうか、宝玉を探すために何処かに行くんだろう。
俺が先に宝玉を見つけたらシリウスは俺を認めてくれるかもしれない。
気配を辿って街に来たなら、次に行くのはゲームでの次にシリウスと出会う場所だろう。
俺はシリウスの次に行くところを知っている、先回りする事も出来る。
でも次はシリウスと俺が出会う場所ではなく、シリウスが好感度高い女の子と出会う。
ある程度好感度が行っていないと……その先はトラウマだから言いたくない。
今の俺に好感度高い女の子の知り合いなんていない。
ほとんどの女の子に嫌われているから、マイナスの好感度の女の子しかいない。
そもそも連れがいないから誰かとシリウスがそういう関係になるわけがない。
その場合どうなるんだろう、行ってみないと分からない。
ここから少し先にある森の中で、その話があり…確かその森には小さな社があったな。
ゲームでは縁結びの神かなにかが祀られていて、女の子が興味津々だった。
お参りして、寝盗られるなんて一番の鬱を味わった。
神様なんていないんだと、ゲーム画面を見つめていた俺は落ち込んだ。
宝玉があるなら、社の中かなと思う…あまりのんびりしているとシリウスがまた何処かに行ってしまう。
シリウスより先に宝玉を見つけて、俺を認めてもらうんだ。
少しベッドで横になって、体力を少し回復させてから起き上がった。
まだ足が疲れているが、近くの店で回復剤を買って小さな瓶の中身を飲み干した。
苦いけど、疲れがスッと抜けていき…これなら森くらい行ける。
この森の魔物は襲ってくるだろうから、体力がないのはいろいろとマズイ。
シリウスが何処にいるのか分からないけど、森にいない事を祈る。
シリウスと宝玉争奪戦をしているような感覚になる。
ちゃんと宝玉はシリウスに返すし、シリウスに認めてもらうためだけにやっている。
森に入ると、草を踏みしめる足音が聞こえてきて獣がいるんだと分かる。
銃を構えて、警戒しながら社がある場所を思い出しつつ歩く。
確か社は開けた場所にあったと記憶にあるから、探すのはそう難しくない。
宝玉を見つけても触れないんだよな、シリウスが来るまで待つしかないか。
周りを見渡しても、俺しかいない家…リール村にある俺の家だ。
帰ってきたんだ、俺だけ……シリウスは魔界に帰ったのだろう。
シリウスが治したのか、あんなにしたのに全然体は平気だ。
ベッドから起き上がり家を出ると、俺の知っている村の風景がそこにはあった。
シリウスとした時は夕方くらいだったから、翌日まで寝ていたらしい。
雲一つない天気で、眩しくて手で影を作る。
子供達がはしゃぐ声に、奥さん達の話し声…呼び込みをしている活気ある店…いつもの平和な村だ。
コロコロと足元になにかが転がってきて、それを拾うと緑色の果物だった。
転がってきた方向を見ると、カウがびっくりした顔をして紙袋を持っていた。
紙袋から飛び出したのか、相変わらず不注意だな。
でも、久々に見たカウの顔に安心する。
そう思っていたら、カウは手に持っていた紙袋を放り投げていた。
せっかく買ったものを何してんだと呆れていたら、今度はカウ本体が俺に飛びかかってきた。
「レインー!!!本当に本物!?帰ってきたのか!?いつ!?いつ!?」
「慌てるなって、一つずつ話すから…まずは本物に決まってるだろ…似た顔はいるかもしれないが、リール村のレインは俺だけだ」
「へへっ、確かにそうだな」
「帰ってきたのはついさっきだ」
「そっか!じゃあ今から俺に会いに?」
「…え、あ…あぁ…そうだ、な?」
正直カウに会いに行こうとしていないが、否定するのも何だかなと思って適当に返事した。
俺が家を出たのは…何でだろう、腹は減ってないし…カウや村の人に会いに来たわけでもない。
気付いたらベッドから起き上がって、外に出ていた。
もしかしたら、無意識にシリウスに会いに行こうとしていたのかもしれない。
魔界なんて、そんなに簡単に行けるほどの場所ではないんだけどな。
いつも俺がいるところにシリウスが居たから期待していた。
都合よく居る筈がないよな、シリウスは今忙しいんだから…
そういえばカウは修行しているんじゃなかったか?
ちゃんとやってるのか?カウに果物を渡してカウは嬉しそうにしていた。
「そういえばカウ、賞金首にはなれたのか?」
「そうだ、聞いてよレイン!師匠が厳しくてさぁ」
カウが愚痴を言っている時、後ろから誰かが走ってくる影がいた。
カウはすぐにこちらに迫る影に気付いて、急いで逃げていた。
後ろから「またサボりやがったなぁ!!!!」という怒鳴り声が聞こえてきて、追いかけっこが始まっていた。
何気に上手くいってるんだな、と安心した。
カウは逃げているが、このくらいスパルタの方がカウにはちょうどいいだろう。
これでカウもまともになってくれたら良いんだけどな、と思いながら村の外に向かって歩いた。
なにがお別れだ、ふざけるなよ…ここまで来たら俺が納得出来るまで付き合ってやる!
宝玉はまだあるんだろ?俺の中に宝玉はないからもう用無しなんて思われたくない。
人間だからって、シリウスの足手まといになんてならないところを見せてやる。
ゲームではお前を倒すくらい強くなれるんだからな!
シリウスは宝玉を集めに行ったんだろうけど、何処に残りの宝玉があるか分からない。
俺の中に宝玉があれば分かりやすいんだけど、魔界に行って待つ方がすれ違いにはならないか。
とはいえ、魔王軍の奴らが俺を歓迎するわけがない。
とりあえず、俺はシリウスが居そうな場所に行く事にした。
ゲームでシリウスが出てきたシーンを片っ端から当たっていくつもりだ。
シリウスのシーンは俺のトラウマだから、頭に刻み込まれている。
今、トラウマがこんなカタチで役立つとは思わなかった。
まずはシリウスと初めて出会った場所に行こう。
俺が仲間と旅立ち、最初に訪れた少し小さな街…そこで好きな女の子とデートしていた時にシリウスはいた。
最初は変装していて、シリウスだと気付かず…肩がぶつかって謝る程度だった。
シリウスもあの目立つ格好ではなく、黒いローブを深く頭から被っていた。
最初から寝盗られるわけではなく、その時はそれで終わった。
居ない確率の方が高いけど、ゲームを辿るなら最初に行く場所だ。
あまりリール村から出ていなかったから、行った事はなかった。
まさか、一人で行くなんてな…魔王を探しに行くのに誰かを巻き込めない。
外に出ると、ここら辺の魔物は俺とはレベルが違うから襲ったりして来ないから楽だ。
数時間くらい歩いて、ちょっと疲れてしまった…近くで休憩しようかな。
俺を襲う魔物はいないから、そこら辺で座って休むか。
近くに座れそうな切り株があり、腰を下ろして空を見上げる。
小さな鳥が気持ちよさそうに飛んでいて、その鳥を向かい側から飛んできた大きな鳥に食われた。
なんか、嫌なもん見たなと視線を前に向けると弱肉強食が行われていた。
「そろそろ行くか」
なんか気持ちが休まらなくて、立ち上がって歩いた。
街がだんだん見えてきたし、このまま歩いて街に着いたらすぐに宿に行けばいいか。
丸半日くらい経っていて、もうヘトヘトに疲れてしまった。
小さな街だか、人は多い…活気ある商売人が多くいる。
街を見て回るのは明日にして、宿屋に向かって歩き出した。
ろくに休憩しないのは、ちょっと無謀だったかもしれない。
宿屋に行くまで足が持たないかもしれない、近くのベンチで休もうかな。
そう思っていたら、人と肩がぶつかって少しよろけながら「ごめんなさい」と謝ると、よろけた先でも誰かにぶつかった。
転ける前に腰を掴んで支えてもらって賞金首ハンターが情けなくて、謝る。
「ごめんなさい」
「いや…」
そして、ぶつかった人は行こうとしていて俺は腕を掴んで引き止めた。
相手は不思議そうな顔をして俺の方を見ていて、俺もなんでいるのか不思議だった。
いや、ゲームを辿ってシリウスがいるかもしれないとは思っていた。
時系列からして、最初のシリウスとの出会いイベントはとっくに終わっていると思っていた。
しかし、俺の目の前に黒いローブの男がいた…探していた自分が言うのもなんだけどなんでここにいるんだ?
相手は驚いた顔をしていて、戸惑った顔をしていた。
「シリウス、なんでここにいるんだ?」
「俺は宝玉の気配を辿ってきただけだ、レインこそ何でここに?」
「お、れは……」
シリウスに会いに来た、なんて本人を目の前にして言えない。
観光…と言うと、信じているのかいないのか微妙な答えが返ってきた。
シリウスの格好はゲーム通りだけど、ここに訪れた理由はゲームとは違う。
宝玉の気配があるのか…じゃあまた俺もシリウスを手伝いたい。
足でまといになっていた事もあったけど、人間の俺じゃ邪魔か?
シリウスは「観光楽しんでこいよ」と言っていて、そのまま行ってしまった。
俺と離れた理由は、単純に俺がいると邪魔だからだろう。
シリウスはハッキリ言うわけではないけど、そう思った。
もっと強くないと足でまといになる、リール村最強くらいじゃまだまだ足りない。
宿屋に向かって、手続きをして部屋で休む事にした。
まだシリウスは街の中にいるだろうか、宝玉を探すために何処かに行くんだろう。
俺が先に宝玉を見つけたらシリウスは俺を認めてくれるかもしれない。
気配を辿って街に来たなら、次に行くのはゲームでの次にシリウスと出会う場所だろう。
俺はシリウスの次に行くところを知っている、先回りする事も出来る。
でも次はシリウスと俺が出会う場所ではなく、シリウスが好感度高い女の子と出会う。
ある程度好感度が行っていないと……その先はトラウマだから言いたくない。
今の俺に好感度高い女の子の知り合いなんていない。
ほとんどの女の子に嫌われているから、マイナスの好感度の女の子しかいない。
そもそも連れがいないから誰かとシリウスがそういう関係になるわけがない。
その場合どうなるんだろう、行ってみないと分からない。
ここから少し先にある森の中で、その話があり…確かその森には小さな社があったな。
ゲームでは縁結びの神かなにかが祀られていて、女の子が興味津々だった。
お参りして、寝盗られるなんて一番の鬱を味わった。
神様なんていないんだと、ゲーム画面を見つめていた俺は落ち込んだ。
宝玉があるなら、社の中かなと思う…あまりのんびりしているとシリウスがまた何処かに行ってしまう。
シリウスより先に宝玉を見つけて、俺を認めてもらうんだ。
少しベッドで横になって、体力を少し回復させてから起き上がった。
まだ足が疲れているが、近くの店で回復剤を買って小さな瓶の中身を飲み干した。
苦いけど、疲れがスッと抜けていき…これなら森くらい行ける。
この森の魔物は襲ってくるだろうから、体力がないのはいろいろとマズイ。
シリウスが何処にいるのか分からないけど、森にいない事を祈る。
シリウスと宝玉争奪戦をしているような感覚になる。
ちゃんと宝玉はシリウスに返すし、シリウスに認めてもらうためだけにやっている。
森に入ると、草を踏みしめる足音が聞こえてきて獣がいるんだと分かる。
銃を構えて、警戒しながら社がある場所を思い出しつつ歩く。
確か社は開けた場所にあったと記憶にあるから、探すのはそう難しくない。
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