22 / 36
秘密とプライド
しおりを挟む
翌朝、霧が教室のドアを開けた瞬間、冷たい空気が流れ込んだかのような感覚に襲われた。そこには腕を組んで待ち構えている鳳条瑠璃がいた。彼女の鋭い視線が問答無用で霧を捉える。
「桐崎君、ちょっと来てくれる?」
命令口調だが、どこか張り詰めた雰囲気がある。その様子に霧は首をかしげた。
「えー、なんだよ。別に怒られるようなことしてないけど」
「いいから」
霧は渋々後をついていき、人気のない階段の踊り場にたどり着く。瑠璃はそこでようやく振り返り、真剣な目で霧を見つめた。
「昨日のこと、誰にも言わないで」
ピンと張り詰めた声に霧は少し驚いたが、すぐに軽く笑った。
「昨日って……何のこと?」
わざととぼけたように首をかしげる霧。
「とぼけないで。あなた、見てたでしょ?」
「あー鳳条さんが泣いていたところ?」
その瞬間、瑠璃の顔が一気に険しくなり、鋭い目つきで霧を射抜いた。
「……私が泣いてたとかそういう話を広めたら容赦しないから。覚悟しておいて」
「怖いな。でも、そんなことしないよ。面倒くさいし」
霧はあっさりそう返す。それでも、瑠璃の緊張した表情は少しも解けない。
「本当に言わないわね?」
「本当だってば。俺、そんなにペラペラ話すタイプに見えるか?」
「ええ、あまり信用できるとは思えないけど」
霧は「ひどいなー」と笑いながら頭を掻いた。その仕草に少しだけ気が緩んだのか、瑠璃の眉間の皺がわずかに和らいだ。
「……とにかく、忘れてちょうだい。あのことはなかったことにして」
「はいはい、分かったよ。昨日は鳳条さんが幽霊みたいに座り込んでいたことしか話さないよ」
また軽口を叩く霧に、瑠璃は明らかに苛立った表情を浮かべた。瑠璃の手が霧の襟をぐいっと掴み、瑠璃の顔が間近に迫る。
「本気で殴るわよ」
「冗談だって。そんなことしないでくれよ。鳳条さんのイメージに傷がつくよ」
霧が肩をすくめて言うと、瑠璃は更に顔を近づけ低い声で脅す。
「そんな冗談を言える立場だと思ってるの?」
その迫力に、さすがの霧も冷や汗をかく。
「本当に言わないって。前に奢ってくれた借りもあるしな」
その言葉を聞くと瑠璃は静かに掴んでいた手を離し、表情を緩めた。
「……そう。ならいいわ。でも、余計なこと言ったらただじゃ済まないから」
「わ、わかってるよ!」
霧は慌てて手を挙げるが、その顔にはまだどこか茶化すような笑みが浮かんでいる。
「でも、もし話したらどうなるの?命削られるとか?」
「……今ここで削ってあげましょうか?」
瑠璃が睨みを効かせながら一歩踏み出してきた瞬間、霧はすぐさま手を振りながら後退した。
「冗談!マジで冗談だから!」
瑠璃は霧を睨みつけたまましばらく無言だったが、やがて呆れたようにため息をついた。その表情にはわずかな疲れが滲んでいる。
「……本当に冗談ばっかり言ってるわね、桐崎君。少しは黙ってられないの?」
「それはちょっと無理かな。俺、静かだと不安になるタイプだから」
霧は口元に軽い笑みを浮かべて肩をすくめる。それに瑠璃は再びため息をつき、視線を逸らした。
「あなたみたいな人と沙羅がどうして仲が良いのか、未だに理解できないわ」
「それ、褒めてるの?それとも嫌味?」
霧が挑発するような口調で返すと、瑠璃は少しだけ唇を歪めた。それが微笑みなのか、軽蔑なのか判別がつかない。
「好きに受け取ればいいわ」
「じゃあ、褒められたってことでいいかな?」
「……呆れたわ」
瑠璃はわずかに首を振りながら、踊り場の窓から差し込む朝の光を見上げた。その横顔は、普段とは違い、どこか物憂げにも見える。霧は無意識にその横顔に目を留めてしまった。
瑠璃はしばらく無言で踊り場の窓の外を見つめていた。霧が何か言おうとしたその瞬間、彼女がぽつりと呟く。
「私の家族は完璧を求めるの。失敗なんて許されない。努力が足りないとか、能力がないとか、すぐそう言われる。だから私は、常に最高の結果を出し続けなきゃいけない。それが私の……運命みたいなものよ」
「運命って……鳳条さん、そんな大げさなこと言わなくても」
霧は肩をすくめながら軽く笑った。しかし、瑠璃は霧の視線を無視するように視線を窓の外に向けたままだった。
「大げさじゃないわよ。本当に選択肢がないの。私が背負うべき責任は、私にしか果たせないものなのよ」
「いや、でもさ」
霧は首を傾げながら反論する。
「そんなに頑張る必要ある?家族の期待とか責任とか言うけど、鳳条さんはまだ高校生だろ?無理して全部背負う必要なんてないんじゃないか?」
瑠璃はようやく霧の方を向いた。その目にはわずかに寂しさが滲んでいる。
「……あなたには分からないでしょうね。何の責任も感じないで適当に生きられる人には」
「まあ、確かに俺は適当に生きてるけどさ。鳳条さんもそうしたら?たまには肩の力抜いてさ。ほら、俺が肩揉みしてやろうか?」
霧の軽口に瑠璃は無表情を保とうとしたが、うっすらと眉間に皺を寄せた。
「……本当に救いようのない馬鹿ね」
「ひどいなぁ。ちょっとは慰めたつもりなんだけど?」
「余計なお世話よ」
霧はしばらく黙って瑠璃を見つめた後、ふと首を傾げて口を開いた。
「なあ、鳳条さん。なんでそんなこと急に言い出すんだよ?」
瑠璃は一瞬だけ霧を見つめ返し、すぐに目をそらして窓の外へ視線を戻した。その横顔には、どこか迷いが混ざったような陰りがある。
「……別に、理由なんてないわ。ただ……」
「ただ?」
霧が促すように尋ねると、瑠璃は小さく息を吐き出した。
「あなたみたいに自由に生きてる人が、どんな風に答えるのか知りたくなっただけ」
霧は意外な言葉に目を丸くした。
「自由に生きてる人って……俺はそんな大層な人間じゃないけど?」
瑠璃は肩をすくめながら、わずかに苦笑したように見えた。
「そうなんだけど、責任とか、期待とか、そういうのに縛られずに自分のペースで生きているように見えるから」
「…ま、大抵の人は鳳条さんほどプレッシャーかけられてないと思うけど」霧は頭を掻きながら答える。
「でもさ、責任なんて無理して全部抱えなくてもいいんじゃない?たまにはサボるとか、誰かに押し付けるとかすれば」
「押し付ける?そんなことしたら、ますます私が無能だって思われるだけよ」
「それでいいんだって。無能だと思わせとけば、期待も減るだろ?」
霧は真剣な顔で提案するが、その言葉に瑠璃は思わず少し微笑んだ。
「馬鹿ね。そんなことが許されるなら誰も苦労しないわよ」
(無能だと思われるのは一番嫌なんだろうな。鳳条はプライドが高いから)と思いつつ霧は「そうだな」と頷く。
「ま、俺が鳳条さんの立場だったら、最初から全部放棄するけどね。無能キャラ全開で、期待されない方向にシフトチェンジするわ」
「そうね。あなたにできることなんてそれくらいでしょうね」
瑠璃は淡々と言い放つが、その口調にはどこか冗談めいたニュアンスが混ざっているようだった。
「俺だって少しくらいは頑張れるよ。……まあ、ほんの少しだけど」
霧がニヤリと笑ってみせると、瑠璃はわずかに表情を和らげた。けれど、すぐにその笑みを隠すように真顔に戻り、霧をまっすぐに見つめた。
「桐崎君」
「ん?」
「念のために言うけど、昨日のことも、今日のことも、もし誰かに話したら許さないから」
瑠璃の言葉は静かだったが、その瞳にはいつもの冷たい鋭さが宿っていた。
「わかってるよ。言わないって」
霧は瑠璃の迫力に少し圧倒されつつも、どこか可笑しさを覚えた。
「本当に信じていいのね?」
「そんなに俺のこと信用できない?いや、俺も完璧な人間じゃないけど、約束くらい守れるって」
「信用できない訳じゃないけど…冗談を言って本音を誤魔化す人を見ていると、少し……不安になるだけ」
「誤魔化しているつもりなんてないけど。ま、とにかく、墓場まで持ってくって約束するよ。それでいいだろ?」
「……それでいいわ、話は終わり。戻りましょう、授業が始まる」
「あいあい、了解。さすが鳳条さん、時間に厳しいね」
霧が軽い調子で応じるが、瑠璃は何も言わずに階段を上っていった。
「桐崎君、ちょっと来てくれる?」
命令口調だが、どこか張り詰めた雰囲気がある。その様子に霧は首をかしげた。
「えー、なんだよ。別に怒られるようなことしてないけど」
「いいから」
霧は渋々後をついていき、人気のない階段の踊り場にたどり着く。瑠璃はそこでようやく振り返り、真剣な目で霧を見つめた。
「昨日のこと、誰にも言わないで」
ピンと張り詰めた声に霧は少し驚いたが、すぐに軽く笑った。
「昨日って……何のこと?」
わざととぼけたように首をかしげる霧。
「とぼけないで。あなた、見てたでしょ?」
「あー鳳条さんが泣いていたところ?」
その瞬間、瑠璃の顔が一気に険しくなり、鋭い目つきで霧を射抜いた。
「……私が泣いてたとかそういう話を広めたら容赦しないから。覚悟しておいて」
「怖いな。でも、そんなことしないよ。面倒くさいし」
霧はあっさりそう返す。それでも、瑠璃の緊張した表情は少しも解けない。
「本当に言わないわね?」
「本当だってば。俺、そんなにペラペラ話すタイプに見えるか?」
「ええ、あまり信用できるとは思えないけど」
霧は「ひどいなー」と笑いながら頭を掻いた。その仕草に少しだけ気が緩んだのか、瑠璃の眉間の皺がわずかに和らいだ。
「……とにかく、忘れてちょうだい。あのことはなかったことにして」
「はいはい、分かったよ。昨日は鳳条さんが幽霊みたいに座り込んでいたことしか話さないよ」
また軽口を叩く霧に、瑠璃は明らかに苛立った表情を浮かべた。瑠璃の手が霧の襟をぐいっと掴み、瑠璃の顔が間近に迫る。
「本気で殴るわよ」
「冗談だって。そんなことしないでくれよ。鳳条さんのイメージに傷がつくよ」
霧が肩をすくめて言うと、瑠璃は更に顔を近づけ低い声で脅す。
「そんな冗談を言える立場だと思ってるの?」
その迫力に、さすがの霧も冷や汗をかく。
「本当に言わないって。前に奢ってくれた借りもあるしな」
その言葉を聞くと瑠璃は静かに掴んでいた手を離し、表情を緩めた。
「……そう。ならいいわ。でも、余計なこと言ったらただじゃ済まないから」
「わ、わかってるよ!」
霧は慌てて手を挙げるが、その顔にはまだどこか茶化すような笑みが浮かんでいる。
「でも、もし話したらどうなるの?命削られるとか?」
「……今ここで削ってあげましょうか?」
瑠璃が睨みを効かせながら一歩踏み出してきた瞬間、霧はすぐさま手を振りながら後退した。
「冗談!マジで冗談だから!」
瑠璃は霧を睨みつけたまましばらく無言だったが、やがて呆れたようにため息をついた。その表情にはわずかな疲れが滲んでいる。
「……本当に冗談ばっかり言ってるわね、桐崎君。少しは黙ってられないの?」
「それはちょっと無理かな。俺、静かだと不安になるタイプだから」
霧は口元に軽い笑みを浮かべて肩をすくめる。それに瑠璃は再びため息をつき、視線を逸らした。
「あなたみたいな人と沙羅がどうして仲が良いのか、未だに理解できないわ」
「それ、褒めてるの?それとも嫌味?」
霧が挑発するような口調で返すと、瑠璃は少しだけ唇を歪めた。それが微笑みなのか、軽蔑なのか判別がつかない。
「好きに受け取ればいいわ」
「じゃあ、褒められたってことでいいかな?」
「……呆れたわ」
瑠璃はわずかに首を振りながら、踊り場の窓から差し込む朝の光を見上げた。その横顔は、普段とは違い、どこか物憂げにも見える。霧は無意識にその横顔に目を留めてしまった。
瑠璃はしばらく無言で踊り場の窓の外を見つめていた。霧が何か言おうとしたその瞬間、彼女がぽつりと呟く。
「私の家族は完璧を求めるの。失敗なんて許されない。努力が足りないとか、能力がないとか、すぐそう言われる。だから私は、常に最高の結果を出し続けなきゃいけない。それが私の……運命みたいなものよ」
「運命って……鳳条さん、そんな大げさなこと言わなくても」
霧は肩をすくめながら軽く笑った。しかし、瑠璃は霧の視線を無視するように視線を窓の外に向けたままだった。
「大げさじゃないわよ。本当に選択肢がないの。私が背負うべき責任は、私にしか果たせないものなのよ」
「いや、でもさ」
霧は首を傾げながら反論する。
「そんなに頑張る必要ある?家族の期待とか責任とか言うけど、鳳条さんはまだ高校生だろ?無理して全部背負う必要なんてないんじゃないか?」
瑠璃はようやく霧の方を向いた。その目にはわずかに寂しさが滲んでいる。
「……あなたには分からないでしょうね。何の責任も感じないで適当に生きられる人には」
「まあ、確かに俺は適当に生きてるけどさ。鳳条さんもそうしたら?たまには肩の力抜いてさ。ほら、俺が肩揉みしてやろうか?」
霧の軽口に瑠璃は無表情を保とうとしたが、うっすらと眉間に皺を寄せた。
「……本当に救いようのない馬鹿ね」
「ひどいなぁ。ちょっとは慰めたつもりなんだけど?」
「余計なお世話よ」
霧はしばらく黙って瑠璃を見つめた後、ふと首を傾げて口を開いた。
「なあ、鳳条さん。なんでそんなこと急に言い出すんだよ?」
瑠璃は一瞬だけ霧を見つめ返し、すぐに目をそらして窓の外へ視線を戻した。その横顔には、どこか迷いが混ざったような陰りがある。
「……別に、理由なんてないわ。ただ……」
「ただ?」
霧が促すように尋ねると、瑠璃は小さく息を吐き出した。
「あなたみたいに自由に生きてる人が、どんな風に答えるのか知りたくなっただけ」
霧は意外な言葉に目を丸くした。
「自由に生きてる人って……俺はそんな大層な人間じゃないけど?」
瑠璃は肩をすくめながら、わずかに苦笑したように見えた。
「そうなんだけど、責任とか、期待とか、そういうのに縛られずに自分のペースで生きているように見えるから」
「…ま、大抵の人は鳳条さんほどプレッシャーかけられてないと思うけど」霧は頭を掻きながら答える。
「でもさ、責任なんて無理して全部抱えなくてもいいんじゃない?たまにはサボるとか、誰かに押し付けるとかすれば」
「押し付ける?そんなことしたら、ますます私が無能だって思われるだけよ」
「それでいいんだって。無能だと思わせとけば、期待も減るだろ?」
霧は真剣な顔で提案するが、その言葉に瑠璃は思わず少し微笑んだ。
「馬鹿ね。そんなことが許されるなら誰も苦労しないわよ」
(無能だと思われるのは一番嫌なんだろうな。鳳条はプライドが高いから)と思いつつ霧は「そうだな」と頷く。
「ま、俺が鳳条さんの立場だったら、最初から全部放棄するけどね。無能キャラ全開で、期待されない方向にシフトチェンジするわ」
「そうね。あなたにできることなんてそれくらいでしょうね」
瑠璃は淡々と言い放つが、その口調にはどこか冗談めいたニュアンスが混ざっているようだった。
「俺だって少しくらいは頑張れるよ。……まあ、ほんの少しだけど」
霧がニヤリと笑ってみせると、瑠璃はわずかに表情を和らげた。けれど、すぐにその笑みを隠すように真顔に戻り、霧をまっすぐに見つめた。
「桐崎君」
「ん?」
「念のために言うけど、昨日のことも、今日のことも、もし誰かに話したら許さないから」
瑠璃の言葉は静かだったが、その瞳にはいつもの冷たい鋭さが宿っていた。
「わかってるよ。言わないって」
霧は瑠璃の迫力に少し圧倒されつつも、どこか可笑しさを覚えた。
「本当に信じていいのね?」
「そんなに俺のこと信用できない?いや、俺も完璧な人間じゃないけど、約束くらい守れるって」
「信用できない訳じゃないけど…冗談を言って本音を誤魔化す人を見ていると、少し……不安になるだけ」
「誤魔化しているつもりなんてないけど。ま、とにかく、墓場まで持ってくって約束するよ。それでいいだろ?」
「……それでいいわ、話は終わり。戻りましょう、授業が始まる」
「あいあい、了解。さすが鳳条さん、時間に厳しいね」
霧が軽い調子で応じるが、瑠璃は何も言わずに階段を上っていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん
菊宮える
恋愛
高校生ユウトが始めたバイト、そこは女子ばかりの一見ハーレム?な店だったが、その中身は男子の思い描くモノとはぜ~んぜん違っていた?? その違いは読んで頂ければ、だんだん判ってきちゃうかもですよ~(*^-^*)
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる