14 / 187
1章 異世界に召喚されました
14話 念話
しおりを挟む
「うあああああ!?」
カルネル山の麓で。
私は盛大に頭を抱えた。
いや、別に敵を取り逃して砦に被害がでたとか、魔物をやつけられなかったのではない。
すでにレベル700~600の敵は容赦なく全部撲滅した。
そりゃもう八つ当たり気味に全部ぼっこぼっこのケッチョンケッチョンにしてやったのだが……。
問題はそれよりもリリに繋いでもらった念話だ。
相手の見たもの、思ったものがなんとなく通じ、会話もできるという超便利機能だったのだが。
会話の時の声が、まさかの私本来の声だったのだ。
そう、女声だったのである。
うおおおお!?バレター!!まさかの中身女だとバレたー!!
男言葉の痛い子になちゃうんですけど私!?
『ネコ オンナ 秘密 のコト しらなかった ゴメン』
リリがすまなそうに謝り
「猫様!中身が女だろうが男だろうがこの、コロネ・ファンバードあなた様への崇拝はかわりません!」
と、どこぞの宗教家のような事を言い出すコロネ。
くっそー!!そういう問題じゃないんだけど!?
「それに、猫様、プレイヤーの魂と身体の性別が別の可能性があることは、エルフの上層部などには知られています。
猫様は時々、女性らしい気の使い方をなさるので……観る者がみれば性別が女性であるという事はバレるかと」
「ええええ!?マジか!?
じゃあコロネはとっくに自分が女なのを気づいてたのか!?」
「はい。その……薄々は……。
確信がもてたのはモロッコの街で、女神はプレイヤーに異性のハーレム要因をつけるという話を猫様にした時にこちらを睨んだ時でしたが」
あー。うん。あった!そんな事あった!
やべぇ、無意識に睨んでたわ!!
あああもうとっくに気づかれてたんじゃないか!?
なんだよ、もうとっくに男のふりをしている痛い子とバレていたなら気にしたってしょうがない。
うん!そうだよ!そうに違いない!
「何だよ。バレてたならもういいや」
私がげんなりした顔で言えば
「もし差支えなければ、何故プレイヤーの方は本来の性別とは別の身体でゲームを始めるのかお聞きしても?」
と、コロネが小首をかしげる。
「なんていうか女プレイヤーだと口説かれれたり、リアルで会おうとか付きまとわれる事があってな。
面倒でなんとなくネトゲは男キャラでやる癖がついたっていうか」
「猫様を口説くとは!?そんな不埒な輩はこのコロネが撲滅してみせましょう!!」
と、コロネ。
「や、口説かれたのは別のネトゲだから相手はここにいないのだが」
「ではいますぐそのネトゲとやらに!!」
「行けるかーアホっ!!」
うん。コロネって時々変態化するよね。マジで。
▲△▲
「それにしても……あれですね。
まさか全部本当に倒してしまわれるとは……」
なんとかコロネをなだめて落ち着かせたところで、コロネが死屍累々と転がる魔物の死体を見て呟いた。
見渡す限りモンスターの死体が所狭しと転がっている。
「うん。なんだか今のやり取りついさっきした気がするんだが」
私が頭をポリポリかきながら言えば、コロネは大きくため息をついて。
「猫様が規格外すぎてもう驚くことしかできません」
と、ため息をつく。
『デモ、まだ 山の マソ きえてない また沸く ドウスルの?』
と、リリがわりとトンデモない事を言ってくる。
「ええええマジで!?またモンスター沸くのか!?」
「はい。ですが結界が破れた事により一気に魔素濃度が下がりましたので
恐らく沸くとしてもレベル400くらいでしょう」
「魔素濃度?」
「魔物は人間や動物などとは違い、生殖行為などせずに、魔素が一定数値貯まると勝手に生まれます。
カルネル山はその魔素を古代龍カエサルが放っていたのに加え、神々の結界でその魔素の逃げ場がなかったために、強力な魔物が生まれていました。
カエサルも倒され、結界が破れた事により魔素が山に篭る事もなくなりましたから、レベル700などという数値のレベルの敵はでないとは思います」
「うーん、400くらいの敵なら自分の罠でどうにかなるかな」
「400でも十分驚異的強さのはずなのですけれどね……」
と、コロネが目頭を抑える。
「んじゃ、いっちょ、600以下の魔物が山から降りてこれないように罠を設置するからコロネ達はそこで待っててくれ」
「そんな事が可能なのですか!?」
「うん。自分のレベル100以下のモンスターがその魔方陣の中に入れなくするトラップがあるからな。
まず最初に自分の罠が無効化する魔方陣を山に設置して、それより大きい魔方陣でそのトラップを設置する。
そうすれば通れないから出て来れないはずだ」
「猫様は……本当になんと表現していいか……規格外という言葉しか思いつきません」
と、コロネが思いっきり呆れるのだった。
△▲△
「……さて、問題はこれからどうするかだな」
魔物の死体を片っ端からアイテムボックスにいれたあと、私たちは考え込む。
ちなみに魔物の死体をアイテムボックスにいれたのはコロネの助言だ。
死体をそのまま放置しておくと、魔素が貯まる原因になるらしい。
下手をすると死体を放置した場所から強力な魔物が現れてしまうとのことなのだ。
そこらへんゲームとは微妙に違うので地味に面倒くさい。
「一度エルフの砦カストリーナに戻られて休憩をとられてはどうでしょうか?
あそこには私も別荘を一つ所持していますから、おもてなしもできますし」
と、コロネ。
「うん。たしかに一度休憩したいかも。流石に連戦で疲れたし」
言って私が辺を見回せば、日もすっかり暮れかかっている。
「所でリリはどうするんだ?」
勢いで連れてきてしまったが、このまま一緒に連れ回していいものなのか本人の意思を確認しておかないと。
途端、念話で思考をお互い繋いでいたせいで、リリの思っている事が伝わってくる。
一人寂しくカルネル山で丸まって出る事の出来ない外への世界へと憧れをもつ日々を。
魔物と念話で会話を試みても、彼らに意志はないようで――何一つ返事はなく、ただ一人で会話することもかなわぬ寂しい日々が脳裏に過ぎる。
リリがしまったという顔をするが、私はそっとリリに手を差し出した。
「よっし!リリ、行くところがないなら自分と一緒に行こう。
リリの面倒は自分が見るから」
と、ウルウルと潤んだ目で見つめてくる白龍のリリちゃん。
ドラゴンのウルウル目とか可愛すぎて反則だと思うのですけど。
「イイノ?ほんとにいいの?」
「リリが迷惑でないなら」
言って私がコロネを見れば
「私は元々猫様に無理矢理ついて行っている身分ですから。
判断は猫様にお任せします」
と、にっこり微笑む。
「んじゃ、決まりだな。
一緒に行こうリリ」
「アリガトウ!」
私がにっこり笑って手を差し出せばリリも嬉しそうに微笑んだ。
念話で思考がつながっているせいか、嬉しいリリの気持ちが通じてくる。
うん。やばいこの子マジ可愛い。
……ドラゴンに可愛いという形容があってるかは不明だが。
「にしても、リリが一緒だとすると……」
と、私はリリに視線を向けた。
うん。リリでけぇ。
「リリの大きさじゃ砦に入れてもらえなくないか?行き先を変更しようか?」
私が聞けばリリが小首をかしげて
『大きい ダメ?』
「ううーん。砦の中だとどうしても建物と建物の間が狭いから、下手すればリリの羽で建物が壊れるってことも」
『なら、リリちいさくなる』
言って、リリは咆哮を上げた。
ドラゴンにとってはこれが魔法の詠唱なのかもしれない。
ぽぉぉっと、リリの身体が柔らかい青い光に包まれたあと……
今までそこにいた白いドラゴンが消え、そこには銀色の髪と瞳の可愛い少女立っていた。
うん。ロリっ子だ。
何かの小説で、仲間になったドラゴンは確実に幼女化するものだ!それがロマンだ!ついでに義務だ!などと書かれていたのを思い出す。
なにそれエロゲ脳?と思ったが、本当にドラゴンとやらは幼児化するのが義務らしい。
うん。これで中身が見た目と同じ男でロリ趣味なら大喜び……したかもしれないが、中身女なので、流石にリリたん萌!!!とかにはならないが。
庇護欲は確実にそそられるよね、これ。
カルネル山の麓で。
私は盛大に頭を抱えた。
いや、別に敵を取り逃して砦に被害がでたとか、魔物をやつけられなかったのではない。
すでにレベル700~600の敵は容赦なく全部撲滅した。
そりゃもう八つ当たり気味に全部ぼっこぼっこのケッチョンケッチョンにしてやったのだが……。
問題はそれよりもリリに繋いでもらった念話だ。
相手の見たもの、思ったものがなんとなく通じ、会話もできるという超便利機能だったのだが。
会話の時の声が、まさかの私本来の声だったのだ。
そう、女声だったのである。
うおおおお!?バレター!!まさかの中身女だとバレたー!!
男言葉の痛い子になちゃうんですけど私!?
『ネコ オンナ 秘密 のコト しらなかった ゴメン』
リリがすまなそうに謝り
「猫様!中身が女だろうが男だろうがこの、コロネ・ファンバードあなた様への崇拝はかわりません!」
と、どこぞの宗教家のような事を言い出すコロネ。
くっそー!!そういう問題じゃないんだけど!?
「それに、猫様、プレイヤーの魂と身体の性別が別の可能性があることは、エルフの上層部などには知られています。
猫様は時々、女性らしい気の使い方をなさるので……観る者がみれば性別が女性であるという事はバレるかと」
「ええええ!?マジか!?
じゃあコロネはとっくに自分が女なのを気づいてたのか!?」
「はい。その……薄々は……。
確信がもてたのはモロッコの街で、女神はプレイヤーに異性のハーレム要因をつけるという話を猫様にした時にこちらを睨んだ時でしたが」
あー。うん。あった!そんな事あった!
やべぇ、無意識に睨んでたわ!!
あああもうとっくに気づかれてたんじゃないか!?
なんだよ、もうとっくに男のふりをしている痛い子とバレていたなら気にしたってしょうがない。
うん!そうだよ!そうに違いない!
「何だよ。バレてたならもういいや」
私がげんなりした顔で言えば
「もし差支えなければ、何故プレイヤーの方は本来の性別とは別の身体でゲームを始めるのかお聞きしても?」
と、コロネが小首をかしげる。
「なんていうか女プレイヤーだと口説かれれたり、リアルで会おうとか付きまとわれる事があってな。
面倒でなんとなくネトゲは男キャラでやる癖がついたっていうか」
「猫様を口説くとは!?そんな不埒な輩はこのコロネが撲滅してみせましょう!!」
と、コロネ。
「や、口説かれたのは別のネトゲだから相手はここにいないのだが」
「ではいますぐそのネトゲとやらに!!」
「行けるかーアホっ!!」
うん。コロネって時々変態化するよね。マジで。
▲△▲
「それにしても……あれですね。
まさか全部本当に倒してしまわれるとは……」
なんとかコロネをなだめて落ち着かせたところで、コロネが死屍累々と転がる魔物の死体を見て呟いた。
見渡す限りモンスターの死体が所狭しと転がっている。
「うん。なんだか今のやり取りついさっきした気がするんだが」
私が頭をポリポリかきながら言えば、コロネは大きくため息をついて。
「猫様が規格外すぎてもう驚くことしかできません」
と、ため息をつく。
『デモ、まだ 山の マソ きえてない また沸く ドウスルの?』
と、リリがわりとトンデモない事を言ってくる。
「ええええマジで!?またモンスター沸くのか!?」
「はい。ですが結界が破れた事により一気に魔素濃度が下がりましたので
恐らく沸くとしてもレベル400くらいでしょう」
「魔素濃度?」
「魔物は人間や動物などとは違い、生殖行為などせずに、魔素が一定数値貯まると勝手に生まれます。
カルネル山はその魔素を古代龍カエサルが放っていたのに加え、神々の結界でその魔素の逃げ場がなかったために、強力な魔物が生まれていました。
カエサルも倒され、結界が破れた事により魔素が山に篭る事もなくなりましたから、レベル700などという数値のレベルの敵はでないとは思います」
「うーん、400くらいの敵なら自分の罠でどうにかなるかな」
「400でも十分驚異的強さのはずなのですけれどね……」
と、コロネが目頭を抑える。
「んじゃ、いっちょ、600以下の魔物が山から降りてこれないように罠を設置するからコロネ達はそこで待っててくれ」
「そんな事が可能なのですか!?」
「うん。自分のレベル100以下のモンスターがその魔方陣の中に入れなくするトラップがあるからな。
まず最初に自分の罠が無効化する魔方陣を山に設置して、それより大きい魔方陣でそのトラップを設置する。
そうすれば通れないから出て来れないはずだ」
「猫様は……本当になんと表現していいか……規格外という言葉しか思いつきません」
と、コロネが思いっきり呆れるのだった。
△▲△
「……さて、問題はこれからどうするかだな」
魔物の死体を片っ端からアイテムボックスにいれたあと、私たちは考え込む。
ちなみに魔物の死体をアイテムボックスにいれたのはコロネの助言だ。
死体をそのまま放置しておくと、魔素が貯まる原因になるらしい。
下手をすると死体を放置した場所から強力な魔物が現れてしまうとのことなのだ。
そこらへんゲームとは微妙に違うので地味に面倒くさい。
「一度エルフの砦カストリーナに戻られて休憩をとられてはどうでしょうか?
あそこには私も別荘を一つ所持していますから、おもてなしもできますし」
と、コロネ。
「うん。たしかに一度休憩したいかも。流石に連戦で疲れたし」
言って私が辺を見回せば、日もすっかり暮れかかっている。
「所でリリはどうするんだ?」
勢いで連れてきてしまったが、このまま一緒に連れ回していいものなのか本人の意思を確認しておかないと。
途端、念話で思考をお互い繋いでいたせいで、リリの思っている事が伝わってくる。
一人寂しくカルネル山で丸まって出る事の出来ない外への世界へと憧れをもつ日々を。
魔物と念話で会話を試みても、彼らに意志はないようで――何一つ返事はなく、ただ一人で会話することもかなわぬ寂しい日々が脳裏に過ぎる。
リリがしまったという顔をするが、私はそっとリリに手を差し出した。
「よっし!リリ、行くところがないなら自分と一緒に行こう。
リリの面倒は自分が見るから」
と、ウルウルと潤んだ目で見つめてくる白龍のリリちゃん。
ドラゴンのウルウル目とか可愛すぎて反則だと思うのですけど。
「イイノ?ほんとにいいの?」
「リリが迷惑でないなら」
言って私がコロネを見れば
「私は元々猫様に無理矢理ついて行っている身分ですから。
判断は猫様にお任せします」
と、にっこり微笑む。
「んじゃ、決まりだな。
一緒に行こうリリ」
「アリガトウ!」
私がにっこり笑って手を差し出せばリリも嬉しそうに微笑んだ。
念話で思考がつながっているせいか、嬉しいリリの気持ちが通じてくる。
うん。やばいこの子マジ可愛い。
……ドラゴンに可愛いという形容があってるかは不明だが。
「にしても、リリが一緒だとすると……」
と、私はリリに視線を向けた。
うん。リリでけぇ。
「リリの大きさじゃ砦に入れてもらえなくないか?行き先を変更しようか?」
私が聞けばリリが小首をかしげて
『大きい ダメ?』
「ううーん。砦の中だとどうしても建物と建物の間が狭いから、下手すればリリの羽で建物が壊れるってことも」
『なら、リリちいさくなる』
言って、リリは咆哮を上げた。
ドラゴンにとってはこれが魔法の詠唱なのかもしれない。
ぽぉぉっと、リリの身体が柔らかい青い光に包まれたあと……
今までそこにいた白いドラゴンが消え、そこには銀色の髪と瞳の可愛い少女立っていた。
うん。ロリっ子だ。
何かの小説で、仲間になったドラゴンは確実に幼女化するものだ!それがロマンだ!ついでに義務だ!などと書かれていたのを思い出す。
なにそれエロゲ脳?と思ったが、本当にドラゴンとやらは幼児化するのが義務らしい。
うん。これで中身が見た目と同じ男でロリ趣味なら大喜び……したかもしれないが、中身女なので、流石にリリたん萌!!!とかにはならないが。
庇護欲は確実にそそられるよね、これ。
0
お気に入りに追加
688
あなたにおすすめの小説
『おっさんが二度も転移に巻き込まれた件』〜若返ったおっさんは異世界で無双する〜
たみぞう
ファンタジー
50歳のおっさんが事故でパラレルワールドに飛ばされて死ぬ……はずだったが十代の若い体を与えられ、彼が青春を生きた昭和の時代に戻ってくると……なんの因果か同級生と共にまたもや異世界転移に巻き込まれる。現代を生きたおっさんが、過去に生きる少女と誰がなんのために二人を呼んだのか?、そして戻ることはできるのか?
途中で出会う獣人さんやエルフさんを仲間にしながらテンプレ? 何それ美味しいの? そんなおっさん坊やが冒険の旅に出る……予定?
※※※小説家になろう様にも同じ内容で投稿しております。※※※
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる