14 / 84
甘めのシュークリーム
しおりを挟む
「なつ、シュークリーム買って来ちゃった!一緒に食べよう!」
お母さんは疲れてくると必ずと言っていいほど、甘いものを買ってくる。
きっとお母さん、疲れてきたのだろう。
「なつ、最近あの悪夢は大丈夫?」
「うん、最近大丈夫だね。」
「悩みありそうな顔してるよ、毎日。」
「えっ!?」
お母さんには、いつも嘘つけない。
毎日会わなくても、すぐ気付くんだね。
母親って…すごいな。
お母さんには敵わないよ。
私のお母さんは、色々と苦労してきている人だ。
母子家庭で、私を育ててくれた。
夜もいないのは当たり前だった。
一人っ子の私は、幼い時は寂しかったけど
その寂しさを埋めるために、桜の木のところへ行き、あの男の子と出逢ったのだ。
毎日、毎日、よく遊んだなぁ。
桜の季節になるたびに、思い出してしまう。
またきっと会える日がくる。
そんな予感はしていた。
手紙もきたし。
お母さんと私は美味しいシュークリームを食べて
まったりと時間が過ぎていった。
最近色々ありすぎて、私も疲れた。
シュークリームのおかげで
疲れが吹き飛んだ気がした。
お母さん、いつも心配かけてごめんね。
私、でももう大人だよ。
大丈夫だから。
心配しないで。
お母さんは疲れてくると必ずと言っていいほど、甘いものを買ってくる。
きっとお母さん、疲れてきたのだろう。
「なつ、最近あの悪夢は大丈夫?」
「うん、最近大丈夫だね。」
「悩みありそうな顔してるよ、毎日。」
「えっ!?」
お母さんには、いつも嘘つけない。
毎日会わなくても、すぐ気付くんだね。
母親って…すごいな。
お母さんには敵わないよ。
私のお母さんは、色々と苦労してきている人だ。
母子家庭で、私を育ててくれた。
夜もいないのは当たり前だった。
一人っ子の私は、幼い時は寂しかったけど
その寂しさを埋めるために、桜の木のところへ行き、あの男の子と出逢ったのだ。
毎日、毎日、よく遊んだなぁ。
桜の季節になるたびに、思い出してしまう。
またきっと会える日がくる。
そんな予感はしていた。
手紙もきたし。
お母さんと私は美味しいシュークリームを食べて
まったりと時間が過ぎていった。
最近色々ありすぎて、私も疲れた。
シュークリームのおかげで
疲れが吹き飛んだ気がした。
お母さん、いつも心配かけてごめんね。
私、でももう大人だよ。
大丈夫だから。
心配しないで。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
じれったい夜の残像
ペコかな
恋愛
キャリアウーマンの美咲は、日々の忙しさに追われながらも、
ふとした瞬間に孤独を感じることが増えていた。
そんな彼女の前に、昔の恋人であり今は経営者として成功している涼介が突然現れる。
再会した涼介は、冷たく離れていったかつての面影とは違い、成熟しながらも情熱的な姿勢で美咲に接する。
再燃する恋心と、互いに抱える過去の傷が交錯する中で、
美咲は「じれったい」感情に翻弄される。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
好きな人がいるならちゃんと言ってよ
しがと
恋愛
高校1年生から好きだった彼に毎日のようにアピールして、2年の夏にようやく交際を始めることができた。それなのに、彼は私ではない女性が好きみたいで……。 彼目線と彼女目線の両方で話が進みます。*全4話
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
好きな人の好きな人
ぽぽ
恋愛
"私には10年以上思い続ける初恋相手がいる。"
初恋相手に対しての執着と愛の重さは日々増していくばかりで、彼の1番近くにいれるの自分が当たり前だった。
恋人関係がなくても、隣にいれるだけで幸せ……。
そう思っていたのに、初恋相手に恋人兼婚約者がいたなんて聞いてません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる