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序章 朱雀の子は緋勇
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わたし、葵《あおい》は恋をしました。
生まれて初めての恋!
そう、初恋です。
そのお相手がちょっと普通じゃないすごい子なんです。
スーパーなイケメンヒーロー?
そう! 彼はイケメンで、わたしにとってはヒーローで、正体は神獣の朱雀らしいのです。
神獣さんってなに?
朱雀って?
トリさん?
半妖っていう存在なの?
あやかしなの?
待って待って、彼についてわたしなりに分かっていることを詳しく教えるね。
「彼はあやかしではなく、伝説の幻獣の四神獣という火の鳥で、空を飛んだりできる朱雀の子なのです!」
すごいでしょ~?
かっこいいよね。
空、飛べるんだよ。
彼は特別な力で火を出したり、炎が扱えるんだよ。
それでね、わたしのお兄ちゃんも秘密があったの。
ずっと一緒に暮らしてるのにぜんぜん知らなかったよ。
わたしのほうは、ちょっとだけあやかしとか妖怪とか不思議な生き物が視えることもあるけど、ただの人間です。
繰り返します! わたしは特別な能力なんてないただの人間の女の子です。
わたしね、最近オバケとかが視えるようになっちゃって、それから不思議な出来事や少し怖いホラーな妖怪案件に巻き込まれるようになっちゃったの。
だけど、そんな時には……、彼がきまって助けに来てくれるんだ!
☆☆☆
そう、はじまりは……。
ある日、転校してきた彼にわたしは心を奪われてしまったの。
彼の名前は風城緋勇《かぜしろひゆう》くんっていうんだけど、名前もかっこいいでしょ?
それでね、わたしのお兄ちゃんは玄武っていう神獣で、緋勇くんの仲間だって知っちゃったの。
緋勇くんもお兄ちゃんも、神様の頼んでくるお仕事をして世界を守る神獣なんだって!
ねえ、信じられる~?
わたしが恋におちたきっかけも、どれだけ彼を好きなのかも、恥ずかしいけど話すね。
わたしの初恋のお話と緋勇くんのかっこいいところ、これから話すから聞いてくれるかな?
生まれて初めての恋!
そう、初恋です。
そのお相手がちょっと普通じゃないすごい子なんです。
スーパーなイケメンヒーロー?
そう! 彼はイケメンで、わたしにとってはヒーローで、正体は神獣の朱雀らしいのです。
神獣さんってなに?
朱雀って?
トリさん?
半妖っていう存在なの?
あやかしなの?
待って待って、彼についてわたしなりに分かっていることを詳しく教えるね。
「彼はあやかしではなく、伝説の幻獣の四神獣という火の鳥で、空を飛んだりできる朱雀の子なのです!」
すごいでしょ~?
かっこいいよね。
空、飛べるんだよ。
彼は特別な力で火を出したり、炎が扱えるんだよ。
それでね、わたしのお兄ちゃんも秘密があったの。
ずっと一緒に暮らしてるのにぜんぜん知らなかったよ。
わたしのほうは、ちょっとだけあやかしとか妖怪とか不思議な生き物が視えることもあるけど、ただの人間です。
繰り返します! わたしは特別な能力なんてないただの人間の女の子です。
わたしね、最近オバケとかが視えるようになっちゃって、それから不思議な出来事や少し怖いホラーな妖怪案件に巻き込まれるようになっちゃったの。
だけど、そんな時には……、彼がきまって助けに来てくれるんだ!
☆☆☆
そう、はじまりは……。
ある日、転校してきた彼にわたしは心を奪われてしまったの。
彼の名前は風城緋勇《かぜしろひゆう》くんっていうんだけど、名前もかっこいいでしょ?
それでね、わたしのお兄ちゃんは玄武っていう神獣で、緋勇くんの仲間だって知っちゃったの。
緋勇くんもお兄ちゃんも、神様の頼んでくるお仕事をして世界を守る神獣なんだって!
ねえ、信じられる~?
わたしが恋におちたきっかけも、どれだけ彼を好きなのかも、恥ずかしいけど話すね。
わたしの初恋のお話と緋勇くんのかっこいいところ、これから話すから聞いてくれるかな?
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