一妻多夫制

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番外編

一妻多夫制(番外編54・水鉄砲)

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 オレの帰宅は20時過ぎ。
 片道2時間以上の通勤。
 嫁と可愛い2人の娘の為になら頑張れる!

 しかし、性欲だけはどうにもならない。
 帰宅しリビングに向かうと、キッチンには愛妻の姿。

 娘たちは遊び疲れたのか、2人ともにソファーで寝ていた。
 オレは
 「ちょうど子供も寝ているしお願いできないかな?」

 料理を作りながらタブレットで動画を見ているサヤカは気づかない。
 両耳にはイヤホンをしている。

 オレがサヤカの下半身に手をやろうとすると慌てて
 「なーに?ちょっと今忙しいんだけど!」

 「いや、溜まっちゃて。お願いできないかな?」

 サヤカはダルそうにイヤホンを外しながら
 「また~!?先月抜いてあげたばっかりじゃないっ、アンタもニャン太みたいにタマ取ってもらいなよ~、、、」

 リビングの端っこで寝転がるペット猫を見ながら言った。

 (オレを猫扱いするなっっ!)そう内心思いながらも反論出来ない、、、

 「も~、3分以内に出してよっ!」

 乱雑に、ズボンのチャックからオレのチンポを引っ張り出しこすり出した。

 下の娘が産まれてからSEXレスになり、早2年。
 今では寝室も別になり、こうやって隙を見ながらお願いする。
 全く相手にしてもらえない同僚の話しなど聞いて、イヤイヤながらも性処理に付き合ってくれる嫁はまだマシな方だと思う様になっていた。

 1分も経つと
 「ね~、まだっ?今、どのくらいまで上がってきてるのっ?!」

 上がるとは我が家の隠語で、嫁は精液が徐々にチンポの下から上に上がって、亀頭まで来たら射精すると思っているようだ。

 「んっ、もう少し、、、今、真ん中くらいまで来ているから」

 嫁はまな板の横にあったキッチンハサミを当てながら
 「ここら辺?遅いから、ここから切ったらすぐ出るんじゃない?」

 チンポの真ん中付近を、ハサミで軽く挟む嫁、、、あながち冗談とも言えない真剣な眼差しが怖かった。

 「はいっ、2分経過っ!あと1分で出なかったらキンタマ水鉄砲するわねっ!」
 嫁はダルそうに手コキを続ける、、

 「だいたい、何で10数センチ程の竿から出すのに時間かかるのよ、、、まじ意味不明なんだけど、、、」
 彼女は、だらしなくぶら下がる玉袋から直接精液が上がってきて射精すると思っている。

 手コキは気持ち良かったものの、嫁の愚痴を聞きながらでは集中出来なかった。

 結局3分が経過してしまい
 「ダメだっ、、、手も疲れたし、またにして!水鉄砲でいいならヤッたげるけど」

 オレは渋々承諾した。
 水鉄砲は痛いけど、このままでは蛇の生殺し状態だ。

 嫁は、キッチンの流し台にオレのチンポを引っ張りながら向かうと、水を流しながらオレの先っぽを排水口の方へと向け右手で擦り始めた。

 同時に、左手を後ろから回しムギュッッと乱雑にオレの玉袋を握る。

 「タマの袋に直接出せる穴でもついてたら楽なのに、、、神様の失敗作だよこれ、、」
 ぶつぶつと小言を言いながらも、
 「水、もったいないから一瞬で絞りだすからね!ほーんと、水道代も高いんだから!」

 確かにいつもより強い感じはしたが、オレも射精間際!興奮していた。

 「マジ、キンタマパンパンじゃんっ!きもっ!搾り出すよ?いくよー??」

 ググッと内蔵を掴まれるような鈍痛を感じたが、オレには射精の快感の方がまさっていた、、、、

 ビュッー!ビュー!!
 2回に分け、オレのチンポは痙攣し精液を洗い場のシンクの中にぶちまけた。

 いつもなら、それで終わりだった。

 しかし、次の瞬間
 「とどめっ!!」
 自分の意のままに、チンポから精液を吐き出す様子が面白かったのか、笑みを浮かべつつ、嫁は最後に全力でキンタマを握りしめた、、、

 バチュッッ!!

 鈍い音がなり、射精を終えかかっていた亀頭が一瞬大きく膨らんだ後、赤みがかった大量の精液が噴き出した.......

 「やばっ!大丈夫!?えっ!私、タマ潰しちゃったかも!?」

 その言葉を聞き終える前に、オレは気を失い救急搬送される。

 潰れた睾丸は手術により摘出され、術後経過もよかった。

 機能を果たさなくなった潰された睾丸は、陰嚢ごと切除され、今やチンポは小用をたす為のものとなっていた。 

 ただ、気掛かりなのは嫁がお見舞いに来てくれない事、、、
 娘とも早く会いたかったが、外出許可はまだおりていない。

 1週間後、退院を翌日に控えていたオレの病室に嫁が現れた。
 先に、心配して声をかけたのはオレの方だった、、
 「大丈夫?ショック受けたんじゃない?オレの方は明日退院出来るから!」

 気丈に振舞い、あえて明るい口調で話しかけたが、嫁は何やら気まずそうにオレに書類を手渡してきた。

 A3の大きな封筒の隅には、法律事務所名が書かれている。

 書類を取り出そうとしているオレに、嫁は突如謝り出した、、
 「ゴメン、自分勝手なのは分かってる。でも、あの娘たちにも弟か妹を作ってあげたいし、、、やっぱり、こう言うウワサってすぐ広まるでしょ?だから、サインしてくれない?」

 『性交渉権移行同意書』
 漢字が多過ぎて、、、暫く状況が理解できなかった。

 「ほんっとゴメン!」
 頭の前で手を重ね、謝罪する嫁。

 その時、オレの中で何かが吹っ切れた。

 「もう、新しい夫とは交わったの?」

 嫁は突然の問いに驚いていた、、、
 「えっ?ヤッテないよ、、、だから、こうやって書類揃えてお願いしてるでしょ?」

 オレの病室は個室だった。
 今まで無駄だと思いながらも払っていた保険が初めて役に立った。
 保険金のおかげで個室をとれたから。

 鍵は付いていないものの、明日退院のオレの部屋には、食事と定刻の体温チェクでくらいしか看護師は入ってこない、、、

 「ここまでバスで来たの?』

 国道沿いから少し離れた場所にある病院。
 定期バスは走っているものの、自家用車がないと不便な立地だった。

 少し焦りながら返答する嫁の姿を見て確信した、、、新しい夫に送ってもらったに違いないと。

 書類にサインをもらった嫁は、帰りにホテルに向かうのか?急いで娘たちのもとに帰るのか?どちらにしても、そこにオレという人間の存在はない。

 そもそも、嫁が性交渉を度々断るからこうなった。体調や気分を考慮してもレスであった事に違いはない。

 ならば最後くらい、、、、
 「いいよ!でも、最後に権利を行使させて?承諾してくれるならサインするから」

 少し戸惑う嫁に
 「最後に繋がりたいから、、、」

 オレの言葉に
 「えっ!?、、、エッチしたいってこと?でも。その、、出来るの?」

 オレにも、出来るかどうかは分からなかった。
 しかし、あまりにも理不尽すぎる現実に抗いたい気持ちがそこにはあった、、、

 ベット横で静かにスカートと下着を脱ぎ、下半身を露わにした嫁。

 ベットに仰向けに横たわる、嫁の足を広げて間に入る。
 白いシャツの上から胸を揉みキスをした。

 不安要素だった、オレのチンポは反り返り勃起している。

 足は開いているが、嫁のワレメは閉じている、、、数年ぶりに見た嫁のマンコはオレを拒絶しているようにも思た、、、
 少し強引なやり方に悪いとは内心思った。でも、、、そうやって気を遣い続けた結果がこうなのだ。

 オレは先っぽで嫁のワレメ肉をかき分けながら、先端にあるクリトリスを亀頭で刺激する。
 その下にある嫁の膣口からは、一瞬で透明な愛液が溢れ出す。

 (嫁も興奮しだした?最後くらい、、、)

 オレは数ミリ程に開いた膣口にチンポの先を当て、ゆっくりと挿入した、、、

 浅く、浅く。嫁の膣圧を感じながら、これが最後の性交だと自分に言い聞かせた。

 数回馴染ませる様にピストンした後、オレは一気に全てを嫁の膣内へと挿入した。

 ググッと締まる感触の中、嫁は声にならないため息混じりな感じで
 「ア、、あっ、、、あ」

  正にその時、嫁の柔らかいワレメの中にオレのチンポは飲み込まれていた。

 【前にオレのチンポを小さなメジャーで測って笑っていた嫁、、、
 (13センチー!よく出来ましたー!)】

 そうやって笑われながらも、オレは仕事もエッチも全力で頑張ってきた...

 しかし、キンタマの袋の部分が無くなったオレのチンポは、その分5センチ程長くなってしまった、、、

 嫁は何も知らされないまま、膣口から18センチのチンポを一気に挿入された事になる。

 「ヤバいっ!出るっ!」

 オレはチンポを膣内から引き抜くと同時に、嫁のマンコとお腹にかけて射精した。

 ビュル。ビュー!!
 その時の勢いは、前回の水鉄砲?よりも激しく、嫁のマンコとお腹の上に飛び散った。

 、、、しかし、悲しい事に。
 その精液は透明だった、、、、、

 ~~~~~半年後....
 仕事から帰宅したオレ。
 「ただいま~!!」
 誰も居ない、、、昔の様に飛びつき笑顔で癒してくれる娘たちの姿も無ければ、面倒くそうにキッチンに立ち調理している嫁の姿もない。、、、、

 週末、時間がある時は安酒を飲みながら動画を見る、、、毎週の様にspaceフォンに送られてくる元嫁の性交画像をね。

 時刻はちょうど21時。
 動画の中では20分程の性交を終え、男が元嫁の口内に射精していた、、、、

 その動画を見ながら興奮しているオレは負け組か?、、、まっ、最近、勝負けが気にならなくなってきた。

 ピンポーン、、、玄関のチャイムが鳴る。

 ドアの前には元嫁が立っていた。
 先程まで、動画の中でも新しい夫と抱き合っていた元嫁だ。

 「どうだった?見た!?今回のはかなり激しめだったよね!!」

 興奮して話す嫁。否、元嫁。

 「シャワーしてきたから、ねえ?始める
??」

 18センチのチンポが嫁のワレメに飲み込まれて消えていく。
 内臓を押し上げられる様な不快感が気持ちいいらしい、、、、そこまで来ると男のオレには理解不能だった。

 オレは意地悪で
 「動画みたいに、オレのも飲んでくれる?」

   頷く嫁の口の中に、無精子の透明な体液を放った。
 嫁いわく、種無しの精子は苦くないらしい、、、、

 今や、オレのチンポはオモチャの水鉄砲と同じ。
 嫁、、元嫁の性欲とストレス発散の為に、今日も体液を放出する。

 惨めだと思われるだろう、、、
 ただ?オレの本心は満足だった。
 
 嫁のワレメに出し入れするたびに、新しい夫も同じ視線で行為を見ているだろうと思い興奮した。
 オレは、ただ単に長くなっただけのチンポを嫁のワレメに全て挿入する。
 奥の少し硬いところが子宮口なのかな?そんな事を思いながら、痙攣が収まるまで元嫁の中に体液を放出した、、、、、

 「またね!」|
 
 何事も無かったかのように部屋を去る元嫁。
 ベット横には丸まったティッシュ。
 ベットに残っていた元嫁の長い髪の毛。

 そして、、、
 枕の下には、透明なプラスチックチューブ、、、、。睾丸を摘出した時に手渡された。 
 『副睾丸内の精子を瞬間冷凍で保存しています。一度解凍すると保存出来ません。詳しくは冊子に書いてありますのでご確認下さいね。』
 看護師は業務的に説明していた。

  
 元嫁が妊娠した。 
 最後のメールには
 「いままで色々とありがとう。これからは家族と向き合って生きていきます。」

 プラスチックチューブの中身は空になっていた。
 だって、あの時。
 元嫁の中に全てを注入したから、、、、

 
 
 
 
 


 
 


 

 

 
 

 

 
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