一妻多夫制

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短篇

一妻多夫制(短編⑩)

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 「あんた畜産女子だね~!」WWww

 友達のアコに言われて?そうなのかな?と思った。
 別に私は食用の家畜を解体している訳でもない、、、、

 ただ確かに去勢はしている。
 食用肉はメスの方が脂身が多く柔らかく人気がある。
 じゃあオスの肉は廃棄するのかと言うとそうではない。
 オス化する根源の睾丸を除去するの♡

 人間を含め哺乳類はメスを起源として分化していく。

 生物の中には単性生殖で分裂を繰り返して生きているものも沢山いる。

 しかし、変化が多い地球環境に適応する為に人類は有性生殖を行うようになった。

 ※※※※※※


 人類は安定して生活できる様になった。

 しかし、冷凍保存の遺伝子が在命の男性の数を上回ったいま、女性にとって生殖だけの意味で男性の存在意義はなくなる。


 ※※※※※※


 私が働いているmilking施設。

 エッチがないから性病のリスクはない、しかも高収入!
 そのせいなのか現役の若い女子が沢山集まる。

 私達は商品?みたいなもので全裸で高さ1メートルもない様な地下一階に寝転び移動する。

 地下一階の床はローションが塗られた様な床。

 私は、全裸でそこを滑りながら天井からぶら下がる乳房、、、、ではない。
 人間の男性器を上下に動かしてmilk?を搾り取る。

 [ドビュっ、ビュー、ドプッ]

 数回に渡り痙攣しながら真っ白な精液を吐き出す男性器。


 中学生の頃、初めての去勢実習で射精見た時は正直驚いたけど、その後にチンチンとタマタマを切り取り仕組みを知ると「生殖って、意外と単純なんだな~」と思った記憶がある。


 ※※※※※※


 チンチンをギュッーと搾り最後の一滴まで出してあげた後にヘアバンドみたく手首に付けていた器具を男性器にはめる。

 ウチの店は時短?も兼ねてタマタマとチンチンを一緒に縛る。

 縛られたブツは私が機械のスイッチを入れると数秒で切り落とされる。
 さっきまで勃起していたチンチンは見る見る縮んでいき、必要ない遺伝子を造っていたタマタマは巾着袋の様な厚い皮膚からニュルンと飛び出す。


 「はい、次~、、、」

 床に落ちたチンチンとタマタマを手や足でゴミ箱の方に払いのけ次の作業に移る。


 ※※※※※※


 自然界はバランスが大事。
 要らない男性生殖器。
 要らない遺伝子。


 女性の絶対数が足りない世の中、数でも力でも男性が反乱を起こせば勝ち目がない。
 しかし、男性側も行動出来ない。
 何故なら、子供を産み、未来を作る事が出来るのは女性のみに与えられた力なのだから.....


 な~んて、、、真面目な事を考えたりする事もあるけど今は忙しいの!
 
 (あっ!この子、私の身体を見て大きくなった!この子に決めた)

 私は去勢カッターを巻き付けながらmilk搾りにいそしむ。
 最後に気持ちよくタマタマの中のmilkをぜーんぶ搾り取ってあげるなんて優しいでしょ♡

 
 
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