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番外編
一妻多夫制(番外編49・体液)
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夕方の駅。
帰宅する人達で混み合っている。
私は先輩の背後を、金魚のフンの様に着いてまわる。
じゃないと、ゼーっタイ迷子になる自信があったから.....
(は~、防犯隊は交代制だから残業が無いと思って入隊したのに。現場に配属されてからは何だかんだと遅くなりっぱなし。)
私と先輩は容疑者?
いや、犯人なんだけど、、、ダルそうに目の前を歩く男に、一定の距離を保ちながら追跡していた。
※※※※※※
時間は半日程遡る事、お昼休憩が終わって事務処理をしていた私の所に先輩が来た。
「例の連続液体ふりかけ魔。処置命令が出たから今夜は付き合って貰うわよ。」
基本的に防犯隊は、二人一組で活動する。
それくらい危険な任務と言うことだ。
(あ~あ、今夜は、彼氏とデートの約束していたのに~。)
「分かりました!でも、彼氏とケンカになったら先輩のせいですからね~!!」
嫌味半分ではあったけれど、お世話になっている先輩を、危険な所に一人で行かせる訳にもいかなかった。
※※※※※※
電車内も混み合っていた。
「ここに居て」
先輩は、私の耳元で囁くと一人で追跡対象である男の真横に行った。
(ちょっと、先輩ったら何する気~!?危ないじゃないのよ~!)
電車が次の停車駅で止まる瞬間、ガタンと動く振動に合わせて先輩が男にもたれかかった。
「あっ、すみません」
か弱い声で男に謝る先輩。
男は一瞬振り返り睨みつけたが、直ぐに笑顔で大丈夫だと返答していた。
(そりゃ~、先輩みたいな超~美人にぶつかられて悪い気になる男も居ないよな、、、、まっ、本当はメッチャ怖い先輩なんだけど...)
男が降りた駅で、私も降りて先輩の所に行くと、
「さっき睡眠剤を打ったから、アイツ直ぐに帰宅すると思うわ。」
先輩は、胸ポケットからボールペンを取り出し私に見せた。
先輩がノック部分をカチッと押すと先から小さな注射針が出てきた!!この人、マジ怖っ!
男は途中コンビニに寄ったものの、眠いのだろう。
数品レジに持っていくと、直ぐに店を出た。
その後、コンビニから100m程の距離にあるマンションに入って行った。
私達はマンションの近くで待機した。
約10分経った頃に、先輩が私の肩を叩き
「行くわよ!早く終わらせれば彼氏とのデートにも間に合うかもよっ!!」
(そう言われると、単純な私でも俄然力がみなぎってくる!処置命令ってなんだろ?きっと男が出して保存してあるだろう体液を回収するんだよね~、、絶対白いヤツ!、、、、キモっ。早く終わらせてデートにいくぞっと!)
そこから、男の部屋までの侵入は簡単だった。
前科持ちの男、、、、まあ、同じ事を懲りずに何回もして、マークされた訳だからね。
過去の取り調べ物から、男のマンションのパスワードもスペースフォンに登録されている部屋の解除コードも全て持っている私達!凄いでしょ~!
奥の寝室で男はイビキをかいて寝ている。
部屋の棚には小瓶に分けられた体液??
「先輩?これですか?なんか、透明だから違うんじゃないですか?彼氏の白いですよ?」
ブツブツ言う私のお尻を叩くと
「ちゃんと研修受けたのっ!?そんな小瓶、今はいいから早く男のズボンとパンツ下げてっ!!」
先輩はポーチから色んな器具を取り出す。
(研修で見たことある、、、、コレって男性の外生殖器をチョッキンする器具)
私は言われたままに仰向けに寝る男のスウェットをグイッと掴みずり下げた。
、、、、私とした事が、、男のパンツも一緒に掴んでいたみたい。
ポロんと男の陰茎と陰嚢が姿を現した。
「えっ、どうするんですかコレ?」
先輩は用意した器具を私に投げ渡す。
「体液造る根源と、ソレを出すところ切り取るわよ!コイツは常習犯。前回の裁判で、もしも次回の犯行があれば去勢って事になってんの!早く切断しなさいよっ!!」
苛立つ先輩を前にしてもマジ無理っ!
(なんか毛が生えてるし、プニュプニュしてるし気持ち悪いー!!)
あまりにも使えない私?
に苛立ったのか、先輩は透明な保存袋を私に手渡すと同時に去勢器具を掴む。
「やるわよっ!私が切り落とすから、それで受け取って!!」
そう言いながら、先輩は男の上半身に馬乗りになった。
万が一、男が目を覚ましても反撃出来ない様にする為だろう。
先輩の動きには全く無駄がなく、男の陰茎と陰嚢を一緒に掴むと全力て引っ張り上げ器具を根本に装着。
(すっご~い!あんなに伸びるんだ~!)
先輩が握りしめて引っ張るタマタマ袋は、男の身体から10センチ近く引き離されていた。
【シュイーン】
一瞬だった。焦げ臭い匂いが部屋に漂う。
先輩は握っていた男の部分を私が持つビニール袋に入れた。
(キャっっっ、、、、)
私は悲鳴を上げた、、が、声にならなかった。
だって、袋の中で切断された陰茎はユックリ動き、陰嚢からは真っ白な白膜に覆われた睾丸がニュルンと飛び出し、切断された精管からは絵具みたいに真っ白な精液が流れ出ていたから。
「終わったわ!後は医療班にバトンタッチ。あ、、、彼氏とデートだったわね。間に合う?」
私は涙目で
「デート、、今日はキャンセルします~、、、」
暫く間があり、先輩は
「じゃっ、付き合って貰った御礼にご馳走するわ!!お寿司?焼肉?何でも良いわよ!!」
私は涙目で先輩に訴えた、、
「ナマモノ以外なら何でもいいです~(涙)」
帰宅する人達で混み合っている。
私は先輩の背後を、金魚のフンの様に着いてまわる。
じゃないと、ゼーっタイ迷子になる自信があったから.....
(は~、防犯隊は交代制だから残業が無いと思って入隊したのに。現場に配属されてからは何だかんだと遅くなりっぱなし。)
私と先輩は容疑者?
いや、犯人なんだけど、、、ダルそうに目の前を歩く男に、一定の距離を保ちながら追跡していた。
※※※※※※
時間は半日程遡る事、お昼休憩が終わって事務処理をしていた私の所に先輩が来た。
「例の連続液体ふりかけ魔。処置命令が出たから今夜は付き合って貰うわよ。」
基本的に防犯隊は、二人一組で活動する。
それくらい危険な任務と言うことだ。
(あ~あ、今夜は、彼氏とデートの約束していたのに~。)
「分かりました!でも、彼氏とケンカになったら先輩のせいですからね~!!」
嫌味半分ではあったけれど、お世話になっている先輩を、危険な所に一人で行かせる訳にもいかなかった。
※※※※※※
電車内も混み合っていた。
「ここに居て」
先輩は、私の耳元で囁くと一人で追跡対象である男の真横に行った。
(ちょっと、先輩ったら何する気~!?危ないじゃないのよ~!)
電車が次の停車駅で止まる瞬間、ガタンと動く振動に合わせて先輩が男にもたれかかった。
「あっ、すみません」
か弱い声で男に謝る先輩。
男は一瞬振り返り睨みつけたが、直ぐに笑顔で大丈夫だと返答していた。
(そりゃ~、先輩みたいな超~美人にぶつかられて悪い気になる男も居ないよな、、、、まっ、本当はメッチャ怖い先輩なんだけど...)
男が降りた駅で、私も降りて先輩の所に行くと、
「さっき睡眠剤を打ったから、アイツ直ぐに帰宅すると思うわ。」
先輩は、胸ポケットからボールペンを取り出し私に見せた。
先輩がノック部分をカチッと押すと先から小さな注射針が出てきた!!この人、マジ怖っ!
男は途中コンビニに寄ったものの、眠いのだろう。
数品レジに持っていくと、直ぐに店を出た。
その後、コンビニから100m程の距離にあるマンションに入って行った。
私達はマンションの近くで待機した。
約10分経った頃に、先輩が私の肩を叩き
「行くわよ!早く終わらせれば彼氏とのデートにも間に合うかもよっ!!」
(そう言われると、単純な私でも俄然力がみなぎってくる!処置命令ってなんだろ?きっと男が出して保存してあるだろう体液を回収するんだよね~、、絶対白いヤツ!、、、、キモっ。早く終わらせてデートにいくぞっと!)
そこから、男の部屋までの侵入は簡単だった。
前科持ちの男、、、、まあ、同じ事を懲りずに何回もして、マークされた訳だからね。
過去の取り調べ物から、男のマンションのパスワードもスペースフォンに登録されている部屋の解除コードも全て持っている私達!凄いでしょ~!
奥の寝室で男はイビキをかいて寝ている。
部屋の棚には小瓶に分けられた体液??
「先輩?これですか?なんか、透明だから違うんじゃないですか?彼氏の白いですよ?」
ブツブツ言う私のお尻を叩くと
「ちゃんと研修受けたのっ!?そんな小瓶、今はいいから早く男のズボンとパンツ下げてっ!!」
先輩はポーチから色んな器具を取り出す。
(研修で見たことある、、、、コレって男性の外生殖器をチョッキンする器具)
私は言われたままに仰向けに寝る男のスウェットをグイッと掴みずり下げた。
、、、、私とした事が、、男のパンツも一緒に掴んでいたみたい。
ポロんと男の陰茎と陰嚢が姿を現した。
「えっ、どうするんですかコレ?」
先輩は用意した器具を私に投げ渡す。
「体液造る根源と、ソレを出すところ切り取るわよ!コイツは常習犯。前回の裁判で、もしも次回の犯行があれば去勢って事になってんの!早く切断しなさいよっ!!」
苛立つ先輩を前にしてもマジ無理っ!
(なんか毛が生えてるし、プニュプニュしてるし気持ち悪いー!!)
あまりにも使えない私?
に苛立ったのか、先輩は透明な保存袋を私に手渡すと同時に去勢器具を掴む。
「やるわよっ!私が切り落とすから、それで受け取って!!」
そう言いながら、先輩は男の上半身に馬乗りになった。
万が一、男が目を覚ましても反撃出来ない様にする為だろう。
先輩の動きには全く無駄がなく、男の陰茎と陰嚢を一緒に掴むと全力て引っ張り上げ器具を根本に装着。
(すっご~い!あんなに伸びるんだ~!)
先輩が握りしめて引っ張るタマタマ袋は、男の身体から10センチ近く引き離されていた。
【シュイーン】
一瞬だった。焦げ臭い匂いが部屋に漂う。
先輩は握っていた男の部分を私が持つビニール袋に入れた。
(キャっっっ、、、、)
私は悲鳴を上げた、、が、声にならなかった。
だって、袋の中で切断された陰茎はユックリ動き、陰嚢からは真っ白な白膜に覆われた睾丸がニュルンと飛び出し、切断された精管からは絵具みたいに真っ白な精液が流れ出ていたから。
「終わったわ!後は医療班にバトンタッチ。あ、、、彼氏とデートだったわね。間に合う?」
私は涙目で
「デート、、今日はキャンセルします~、、、」
暫く間があり、先輩は
「じゃっ、付き合って貰った御礼にご馳走するわ!!お寿司?焼肉?何でも良いわよ!!」
私は涙目で先輩に訴えた、、
「ナマモノ以外なら何でもいいです~(涙)」
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