一妻多夫制

短篇

一妻多夫制(短編⑧)

　ギシギシと揺れ動くベット。　

　必死に感じているフリをする訳は客に早くイッてほしいから。

　正直10センチ程のチンポじゃ何も感じない。
　マンコが擦れてヒリヒリしない様にローションたっぷり塗っているから尚更感じない。



　☆最後は全部出し切ってスッキリコース☆

　、、、の客を相手しているが女の子にとっては拷問に近い。
　通常の去勢コースより料金は高い。
　
　もちろん、女の子に入るバックも大きいけど何より時間がかかる。
　そもそも、男の人も何回もイッてキツくないのかしら？？

　全部出し切るを売りにしている位だからキンタマ空っぽになるまで相手してあげるんだけど、そもそもワタシって精液苦手なんだよね～.....

　以前、酔っ払いの知らないおじさんが道端に痰を吐き捨てるのを運悪くガン見してしまい、それ以来ワタシの中で精液と痰がリンクしてしまった。

　このお客さんみたいにマンコに出してくれる方が精液を見ないで済むからワタシは楽かも。
　あっ🎶そんな事考えていたら2回目の射精が終わったみたい！ラッキー！！

　お客さんのチンポを拭き拭きした後、下腹部に力を入れて膣内から精液を排出する。
　お尻に力を入れる感じ。
　するとドローっと精液が膣口から流れ出てくる。

　2回目の射精量は少な目。
　(出来ても、次がラストかもな～)
　等と勝手に推測する、、、、まっ、当てが外れることは多々あるけど。

　その後、添い寝しながらお客さんの下腹部をマッサージするも反応は薄い。

　「チンポ勃たないね～、、、、どうする？終わらせる？」

　お客さんも苦笑いしながら
　「もともと、そんなに精力旺盛じゃなかったから2回出来ただけでも満足さ」

　「じゃあ止血用のワイヤー巻きつけるね～！キンタマだけだよね～、チンポないとオシッコする時困るもんね~」

　重い空気にならない様に極力明るく接する。

　途中で外れない様にワイヤーを微調整しながら準備する。

　すると、さっきまで無反応だったチンポが勃起し出した！！

　「ねえっ、、、、なんか大っきくなって来たんだけどww、多分まだ残ってるんだと思うよ？？全部搾り出してあげよっか？？」

　去勢あるあるなんだけど、いざ切り取っちゃう直前に動物の本能なんだろうけど射精する事があるんだよね～、、、、

　「最後も中でイク？？」

　「イケるか分からないけど、やっぱり中がいいかも」
　そう言うお客さんの半勃ちのチンポに跨がり挿入する。

　騎乗位でお客さんの表情で様子を見つつも後手ではシッカリとキンタマを両手で握る。

　私もドキドキする。
　キンタマを潰した時の射精は凄まじいから。
　膣内エネマ(洗浄)をしたことある娘なら分かるかも？あれはジワリと温かい洗浄液が入って来るけど、最後の射精は感覚は似ているけど圧力がハンパないから！

　「あっ、気持ちいいっ！イキそうっ！」

　私はお客さんがイクと同時に両指で握り締めていたキンタマに全力を注ぐ。

　【パンッ】【ぐちゅっ】【ビュー】

　擬音で表すなら、こんな感じかも.....
　大っ嫌いな精液で気持ち良くなる私も矛盾しているけど、これを感じれるからこの仕事を続けていられるのかもしれない。

　生物学でも今の人類ほどオス、メスの比率が異常な事は無かっただろう。
　たった今、私の手の中で子種が１つ消えた。
　
　去勢も、昔あったような男女比率が近い世界に戻る為の１つの手段なのかもしれない。

　指先でスライドさせながら圧を加える。
　キンタマをすり潰す様に、、、、、

　私の中でピクピク動くチンポが可愛い♡