一妻多夫制

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番外編

一妻多夫制(番外編22・嘘つきの果て)

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 たまに思い出す。
 初めてお付き合いした彼はどうしているのだろうかと、、、

 未練がある訳ではない。

 中3の元彼との別れが私が初めて行った男への去勢だったから。
 
(彼が言っていた様に、ちゃんと膨らんで元に戻っているならいいけど、、、左の子はペチャンコにはしてないから大丈夫なはず、、、)


「別れてあげる代わりに、最後に精液が空っぽになるまでエッチに付き合ってよ!」
 、、、最後のエッチは彼の言うことを聞く事にした。
 だって、悪いのは私だから。

 中学3年の春に初めての彼氏が出来た。
 同級生の男の子。

 お互いに興味本意でエッチに至るまでは早かった。
 本来なら結婚適齢期になった後に清い交際を続け、性交渉権が決まった男性と結ばれるのがスジではあるが、女の子だって性的な事に興味がある。

 学校ではどちらかと言うと悪い女の子グループにいたから周りの娘はませていた。
 初体験を済ます女友達の話を笑顔で聞きながら内心焦っている私もいた。

 好きな人と、好きな事をして過ごす!
 将来、結婚前に処女膜再建の手術を受ければ過去なんて分からないでしょ?ww
 
 実際、現在性交渉権を持っている旦那には何も疑われ無かった。
 そうそう、過去の事を思い出したのも今まさに旦那が私の中で果てたから、、、
 お腹の中が一瞬暖かくなる。
 旦那が射精したのだ。

 昔から不思議だった、、、私には付いてないチンチンから体液を噴射する。
 初めて見た時は「凄い!!」の一言。

 そう、初めて彼氏が出来た頃はエッチが大好きだった。

 会う度にエッチして、連続で2回した時には流石に疲れたしアソコもヒリヒリした。

(でも、最後は3回したし。4回目は、、、)


 話は急展開を迎える。
卒業して高校に行っていた憧れの先輩に告白されたのは中3の秋だった。
 先輩と連絡を取り合う仲で、1つに結ばれるのにも時間はかからなかった。

 浮気だとは理解していたが、理性では止めようがない位に大好きな先輩だった。

 先輩とのエッチに初めて本当の快感を得たのかも知れない、、、イクッて、感覚。
 頭の芯がビリビリと電気が走ったみたいに痺れてしばらくボーッとした感じだった。
 
 先輩と付き合いたい!!
 でも、、、二股はイヤっ!!私は付き合っていた同級生の彼氏と別れる決意をした。

 そこで言われたのが前記した言葉。
(えっ?精液って空っぽになるの???)

 ただ、私は内緒で先輩とエッチした事など、言えないことがあった為、極力今彼の要望を聞き入れることに決めた。

 最後のエッチと決めた日の10時にホテルのフリータイムで入室して16時まで8時間。
 今彼との最後のエッチタイムだ。

 ホテルに備え付けで2個コンドームが置いてあったが、2つとも彼の白い体液で満タンになった。
 
 彼が自分の財布から追加でゴムを出した時には内心驚いた。
 いままで、連続で3回なんてしたことなかったから、、、時間はかかったけど、彼は私のワレメに腰を埋めて3回目の射精をした。

 ほとんど白いのは出ていなかったし、これで彼に対する懺悔エッチは終わるかと思っていた。

思い起こせば、初エッチから数ヶ月は痛いばかり、、、
最初の頃は、早く終わって欲しいと思っていたけど、最近は少しずつクリちゃんに触れるチンチンの硬い感じが好きになっていた。
私「気持ち良かったー♡、あなたはカッコいいし、私より可愛い彼女出来るよ~!」

 私は元彼に言った。

 最後くらいお互いに気持ちよく別れたいと思っていたのに元彼は、、、
「まだだよっ!?キンタマあるでしょ?アレの中身は精液なんだから最後まで絞って?」

 はっ???
 ハテナだらけの私
「キンタマって男の急所でしょっ?痛くないの?」

 馬鹿な私でも男の人のタマタマは大切な事くらい理解できた。
 実際に授業や実習で切除したこともある。

 元彼の説明ではペッチャンコにタマタマを潰しても、精液が溜まれば再度膨らむらしい。

 
(知らなかった、、、、よ~しっ!そうなら遠慮なく触らせてもらおうかしら)
 今までは触ったら痛いんだろうと敬遠してきたタマタマ。

 不思議なカタマリではあったけど、たいして興味も無い。
 
 4回目の挿入、、、、あれっ?チンチン固くない、、、
(やっぱ、ダメなんじゃんっ!!)

私「ねー、、、チンポ固くないじゃん、、やっぱ止めたら?」

元彼「じゃ、シックスナインの体勢でマンコ見せてよ!それに、手元にキンタマあった方が力がはいるんじゃない?!!」

(なんだこれ?変なの!私は元彼にマンコを押し付けて?タマタマを搾るの?)

 私は元彼の顔に股間を埋めながら両手に力を入れる。
 楕円形?のタマタマが私の手の中で押しつぶされていく。

 握っていくと、プニプニしていたタマタマがギュッと固くなる。
 多分、これ以上やると本当に潰れちゃう。
 私は元彼に聞いた、、、

「大丈夫??なんか、、、そろそろタマタマ潰れちゃうかも?」

 元彼から大丈夫との返答を受け、わたしはチンチンから手を離し両手でタマタマを握りしめた。。。

 両手のひらで握りしめていたキンタマ。
 ただ、私は右利きだったために、右手の握力の方が優っていたみたい。

パチュっ!!右手の中のキンタマが潰れた!?
 
 同時に私のワレメを開いてペロペロしていた元彼の動きは止まった。

 チンチンからドピュッとドロドロの精液が飛び出てきた、、、あんなに出した後だというのに凄~い!!
 
「いっぱい出たよ~?もう一個もやるの~?」

 ありゃりゃ、、?気持ち良すぎたのか元彼は失神しちゃった?
 もう、こんだけ出してあげたんだから、、、もう一個はやらなくてもいいよね?うん、よしっ、大丈夫、やらなくても、えへへ♪♪

 私は1人納得して、精液でベトベトになった手と元彼の下腹部を綺麗キレイに拭き拭きしまして、部屋を後にした。

 その後、元彼と連絡を取ることはなかった。
 

 そんな過去を持つ私ももうすぐ三十路。
 もちろん結婚して夫もいるが、どの夫と妊活してもコウノトリはやってこない、、、

 焦る私は新しい夫と今夜も交わっている。
 ドクンドクンと私の中に射精する新しい夫、、、、

 不思議なもので、変な時に過去を思い出すものだ。
 私は、膣内射精の刺激で冒頭の元彼を思い出した。

(生きてるのかしら?元気なのかしら?)

 もちろん今の私は元彼が言っていた事が嘘だと理解出来ている。
 睾丸は潰したら元には戻らないって、後から知ったから。

 その晩、何気にSNSで元彼の名前を初めて検索してみた。
 同姓同名の人が沢山いる中で見つかる訳がないと思っていたが、アッサリと見つけてしまった。

 無邪気な笑顔は昔のまま。
 家族でキャンプしている写真には綺麗な奥さんと小学生位の娘さん、息子さんが映っていた。

 安心した反面、少し羨ましくも感じてしまい、つくづく自分の中途半端な性格に対して自己嫌悪に陥る、、、、が、よくよく考えたら元彼の幸せは私のおかげじゃないっ?

 私が左のタマを残してあげたからの現在だから。
 やっぱ、私って凄い!!

 自分でもよく分からない解釈の仕方だったが、気持ちはスッキリした。
 私も元彼に負けていられるものですかっ!!

「さあっ!連続でするわよっ!覚悟して♡」

 驚いた表情の新しい夫に飛びつく私。
 


 

 
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