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寝取らせ短編集
短編①見返り
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「じゃあ2時間後に迎えお願いね」
助手席から降り、振り向きながら女性は言葉を残しホテルの自動ドアの中へと消えていった。
(さーて、どうしたものか、、、)
駅前で交通量が多い場所という事もあり、男は急いで車を発進させた。
15分程走り、書店の大きな駐車場の片隅に車を止める。
読書が好きな訳ではない。
らしくないネオンで輝く店、書店という名のアダルトショップだ。
入口付近には普通の雑誌や漫画が並んでいる。
男は奥に進み、昔ながらのノレンをくぐる。
そこには所狭しとDVDが陳列されている。
至る所にテレビが設置され、サンプル動画が流れていた。
ジャンル別に分けられたコーナー。
男は『NTR』とポップが付けられた棚の前で足を止めた。
寝取られとは、パートナーを他人に取られるという意味。もちろん、性的な意味合いが強い。
浮気、不倫もそうだし、内容の濃い設定では目の前でパートナーが他人とセックスするのを見せられたり、愛しい女性の膣内に放出されたものをキレイに掃除させられるというものもある。
DVDのパッケージを見ながら商品を吟味する。
ふと時計に目をやると迎えの時間まで30分に迫っていた。
男は一枚のDVDを手に持ちレジへと向かう。
ついでに、レジ横にあった精力剤を一つ追加で購入した。
店舗横に設置された自販機コーナー。
男は精力剤を開けて一気に流し込むと、空き瓶をゴミ箱へ捨て車へと足早に戻った。
約束の時間、5分前だった。
もし遅れて女の機嫌を損ねようものならば、見返りが無くなってしまう可能性だってある。
時間ちょうどに女はホテルを出て来た。
ハザードランプを付け停車している男の車に、女は笑顔で乗り込む。
「ありがとう、洗剤を切らしていたからスーパーに寄ってくれない?」
21時を過ぎた夜のスーパーの駐車場は空いていた。
女が店内を回っている間、男は日用品の棚の前でコンドームを眺めていた。
専門店の様に多種多様な品揃えとまではいかないが、数種類のゴムがある。
いつの間にか女が戻って来ている事に気づかなかった。
「変態がいますって通報するわよ!」
慌てる男を見ながら
「ゴムすると、アソコがヒリヒリするから嫌いなの」
10分後、スーパーから家に着く。
女は買い物したものを片付け
「は~、疲れた。なーに?ジロジロみてヤラしい!」
女がリビングのソファーに腰掛けストッキングを脱ぐ。
「は~、今日はお風呂パス、、」
風呂キャンセル界隈という言葉を最近良く耳にするが、彼女も間違いなくその類に違いない。
「するの?だったら先にやってくんない?」
勿論、その意味は夫婦の夜の営みの事だった。
寝室に移ると、女は枕元の明かりをつけてスマホをいじる。
その足元でたたずむ男。
まるで飼い主からエサを貰う前の犬にも等しい、、、、
「やるんでしょ?早くやんなさいよ!早めにイッテね」
男は仰向けに寝ている女のスカートのホックを外し脱がせる。
女の黒い下着の両端をつまみ、ユックリと下げていく。
下着にはナプキン?オリモノシート?というものなのか、白いシートが付いており、一部が少し黄ばんでいた。
彼女の分泌液なのか、はたまた、先程まで交わっていたであろう男の体液なのか....
どっちでも良かった。
女が気変わりをする前にと、男は急いで自分もズボンと下着を脱ごうとする。
しかし、ボッキしている自身が下着に引っかかり慌ててしまった。
そんな男の所作をスマホ越しに見ていた女は、蔑むような眼差しを向けながら
「前みたく無理やり挿れないでね!痛いんだから!」
男は、目の前の柔らかそうな肉の丘に手をのばした。
新婚当時は毎晩のように交わった。
しかし、子宝に恵まれる事は無く夫婦の関係は冷え切っていった。
そんな時だった、嫁の不貞に気付いたのは、、、
離婚の文字が1番に頭をよぎった。
しかし、社会的な体裁もある。
中々答えを出せない中でも、日常は普通に過ぎる。
女は変わらず家事をし、男は仕事に励む。
唯一変わったのは、週末に女は綺麗な格好で外出する事だけ。
数時間で帰宅する事もあれば、翌日まで帰ってこない事もあった。
同じ寝室、同じベットで横に眠る女は無言であり、同時に男を苦しめた。
抱きたい!!、、、そう、男の本能だった。
ある夜、女の身体に手をのばすと
「いや、、無理だから、、、」
一言で一蹴された。
ある週末も女は出かけようとしていた。
時間が推していたのか
「ゴメン、駅まで送ってくれない?」
どれだけ図々しい女なのだろうか。
他の男に会いに行くのに、そもそも夫に頼む事ではない。
そう思ったが、冷め切っていた男は買い物のついでに送ってあげる事にした。
助手席に座った彼女からは良い匂いがした。
スカートから伸びる脚を見ながら不覚にも欲情してしまう。
この後、自分が知らない男と会い何をするのか?
とりあえずは、彼女の機嫌をとりたかった男
「帰りも迎えにこようか?」
女は笑顔で
「助かるー!また、メールするから」
その日の遅く、迎えに行ったら彼女は上機嫌だった。
酔っているのか、少しお酒の香りもする。
帰宅後、リビングでくつろぐ彼女を残し
「おやすみ、先に寝るから」
すると
「する?」 突然の彼女の問いに必死に頷いた。
久しぶりのセックスは最高だった。
その一回の出来事で男の脳内には報酬系の回路が組み上がる。
まるで、パブロフの犬状態である。
そんな事が続き、今に至る。
男は、仰向けに寝る女の秘部を両手で優しく広げた。
先程まで、他の男を迎え入れていたであろうソコは赤く充血していた。
ワレメ上部の突起を優しく舌で転がす。
数センチ下の膣口からは透明な液体が流れ出す。
独特な匂いと、粘り気の無さから気付く。
それが、先程放出された他の男の体液だと、、、、
数分間、舐めていただろう。
ふと、女はスマホを枕元に置き、同時にティッシュペーパーを数枚とり自身のお腹の上に敷いた。
挿入可のサインと同時に、射精場所を指定される。
挿入時に少し表情が歪む女。
しかし、後はたんたんと事の成り行きを冷静に見ている。
反して、男は必死だった。
ギシギシと音を経て揺れるベット。
男根のカリは、女の膣内から他の男の体液をかき出し、より自身の遺伝子を残す為に備わっていると何かの本で見た。
実際、彼女の膣内からは泡になった他人の体液が掻き出されシーツへ垂れていく、、、
男は快楽の限界に達していた。
早まる腰の動きに合わせて、女は膣に力を入れる。
まるで蛇が長い体を相手に巻き付け、一気に締め殺すかの様に...
男は、堪らず男根をワレメから抜き取った!
そして、女の腹の上に用意されていたティッシュに大量の体液を放出した。
男は快楽の極みに達し膝が震える。
反して、女はティッシュを丸めると自身のワレメをそれで拭き取り、ベット横のゴミ箱に投げ捨てた....
夫婦の形と言えど様々。
翌週末、男は女に話しかける。
「今日は何時に出発しようか?」
助手席から降り、振り向きながら女性は言葉を残しホテルの自動ドアの中へと消えていった。
(さーて、どうしたものか、、、)
駅前で交通量が多い場所という事もあり、男は急いで車を発進させた。
15分程走り、書店の大きな駐車場の片隅に車を止める。
読書が好きな訳ではない。
らしくないネオンで輝く店、書店という名のアダルトショップだ。
入口付近には普通の雑誌や漫画が並んでいる。
男は奥に進み、昔ながらのノレンをくぐる。
そこには所狭しとDVDが陳列されている。
至る所にテレビが設置され、サンプル動画が流れていた。
ジャンル別に分けられたコーナー。
男は『NTR』とポップが付けられた棚の前で足を止めた。
寝取られとは、パートナーを他人に取られるという意味。もちろん、性的な意味合いが強い。
浮気、不倫もそうだし、内容の濃い設定では目の前でパートナーが他人とセックスするのを見せられたり、愛しい女性の膣内に放出されたものをキレイに掃除させられるというものもある。
DVDのパッケージを見ながら商品を吟味する。
ふと時計に目をやると迎えの時間まで30分に迫っていた。
男は一枚のDVDを手に持ちレジへと向かう。
ついでに、レジ横にあった精力剤を一つ追加で購入した。
店舗横に設置された自販機コーナー。
男は精力剤を開けて一気に流し込むと、空き瓶をゴミ箱へ捨て車へと足早に戻った。
約束の時間、5分前だった。
もし遅れて女の機嫌を損ねようものならば、見返りが無くなってしまう可能性だってある。
時間ちょうどに女はホテルを出て来た。
ハザードランプを付け停車している男の車に、女は笑顔で乗り込む。
「ありがとう、洗剤を切らしていたからスーパーに寄ってくれない?」
21時を過ぎた夜のスーパーの駐車場は空いていた。
女が店内を回っている間、男は日用品の棚の前でコンドームを眺めていた。
専門店の様に多種多様な品揃えとまではいかないが、数種類のゴムがある。
いつの間にか女が戻って来ている事に気づかなかった。
「変態がいますって通報するわよ!」
慌てる男を見ながら
「ゴムすると、アソコがヒリヒリするから嫌いなの」
10分後、スーパーから家に着く。
女は買い物したものを片付け
「は~、疲れた。なーに?ジロジロみてヤラしい!」
女がリビングのソファーに腰掛けストッキングを脱ぐ。
「は~、今日はお風呂パス、、」
風呂キャンセル界隈という言葉を最近良く耳にするが、彼女も間違いなくその類に違いない。
「するの?だったら先にやってくんない?」
勿論、その意味は夫婦の夜の営みの事だった。
寝室に移ると、女は枕元の明かりをつけてスマホをいじる。
その足元でたたずむ男。
まるで飼い主からエサを貰う前の犬にも等しい、、、、
「やるんでしょ?早くやんなさいよ!早めにイッテね」
男は仰向けに寝ている女のスカートのホックを外し脱がせる。
女の黒い下着の両端をつまみ、ユックリと下げていく。
下着にはナプキン?オリモノシート?というものなのか、白いシートが付いており、一部が少し黄ばんでいた。
彼女の分泌液なのか、はたまた、先程まで交わっていたであろう男の体液なのか....
どっちでも良かった。
女が気変わりをする前にと、男は急いで自分もズボンと下着を脱ごうとする。
しかし、ボッキしている自身が下着に引っかかり慌ててしまった。
そんな男の所作をスマホ越しに見ていた女は、蔑むような眼差しを向けながら
「前みたく無理やり挿れないでね!痛いんだから!」
男は、目の前の柔らかそうな肉の丘に手をのばした。
新婚当時は毎晩のように交わった。
しかし、子宝に恵まれる事は無く夫婦の関係は冷え切っていった。
そんな時だった、嫁の不貞に気付いたのは、、、
離婚の文字が1番に頭をよぎった。
しかし、社会的な体裁もある。
中々答えを出せない中でも、日常は普通に過ぎる。
女は変わらず家事をし、男は仕事に励む。
唯一変わったのは、週末に女は綺麗な格好で外出する事だけ。
数時間で帰宅する事もあれば、翌日まで帰ってこない事もあった。
同じ寝室、同じベットで横に眠る女は無言であり、同時に男を苦しめた。
抱きたい!!、、、そう、男の本能だった。
ある夜、女の身体に手をのばすと
「いや、、無理だから、、、」
一言で一蹴された。
ある週末も女は出かけようとしていた。
時間が推していたのか
「ゴメン、駅まで送ってくれない?」
どれだけ図々しい女なのだろうか。
他の男に会いに行くのに、そもそも夫に頼む事ではない。
そう思ったが、冷め切っていた男は買い物のついでに送ってあげる事にした。
助手席に座った彼女からは良い匂いがした。
スカートから伸びる脚を見ながら不覚にも欲情してしまう。
この後、自分が知らない男と会い何をするのか?
とりあえずは、彼女の機嫌をとりたかった男
「帰りも迎えにこようか?」
女は笑顔で
「助かるー!また、メールするから」
その日の遅く、迎えに行ったら彼女は上機嫌だった。
酔っているのか、少しお酒の香りもする。
帰宅後、リビングでくつろぐ彼女を残し
「おやすみ、先に寝るから」
すると
「する?」 突然の彼女の問いに必死に頷いた。
久しぶりのセックスは最高だった。
その一回の出来事で男の脳内には報酬系の回路が組み上がる。
まるで、パブロフの犬状態である。
そんな事が続き、今に至る。
男は、仰向けに寝る女の秘部を両手で優しく広げた。
先程まで、他の男を迎え入れていたであろうソコは赤く充血していた。
ワレメ上部の突起を優しく舌で転がす。
数センチ下の膣口からは透明な液体が流れ出す。
独特な匂いと、粘り気の無さから気付く。
それが、先程放出された他の男の体液だと、、、、
数分間、舐めていただろう。
ふと、女はスマホを枕元に置き、同時にティッシュペーパーを数枚とり自身のお腹の上に敷いた。
挿入可のサインと同時に、射精場所を指定される。
挿入時に少し表情が歪む女。
しかし、後はたんたんと事の成り行きを冷静に見ている。
反して、男は必死だった。
ギシギシと音を経て揺れるベット。
男根のカリは、女の膣内から他の男の体液をかき出し、より自身の遺伝子を残す為に備わっていると何かの本で見た。
実際、彼女の膣内からは泡になった他人の体液が掻き出されシーツへ垂れていく、、、
男は快楽の限界に達していた。
早まる腰の動きに合わせて、女は膣に力を入れる。
まるで蛇が長い体を相手に巻き付け、一気に締め殺すかの様に...
男は、堪らず男根をワレメから抜き取った!
そして、女の腹の上に用意されていたティッシュに大量の体液を放出した。
男は快楽の極みに達し膝が震える。
反して、女はティッシュを丸めると自身のワレメをそれで拭き取り、ベット横のゴミ箱に投げ捨てた....
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