いつもの角を曲がったらそこは崖でした

空想書記

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因果応報

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-死神界-



「いやー今日からまた、楽しみが増えるなぁ。いいなぁ~奏羽ちゃん」

50インチの水晶テレビで、録画した奏羽を眺めて高揚しているシドはとても気分が良さそうだ。


「…ずいぶん上機嫌ね…シド」


「おわぁ!!ナナ、ナンシー!」


「…何で…私が来ると最近、慌てるのかなー」


「いやぁ…別に…あ、慌ててはいないよー」


    狼狽しているシドの後ろで、大画面に映ってる奏羽を指差したナンシーが見透かしたような笑みを浮かべると、シドは買ったばかりの水晶テレビの画面チェックをしていたなどと苦しい言い訳を続ける。
ピリつく家の空気をなんとか変えたいシドは必死に話題を逸らそうと、どうでもいい話しをしだした。
それを遮るようにナンシーは再度、水晶テレビに映っている奏羽を差して口を開く。


「…でも、その小娘って…可愛いよね。健気と残忍っていうミスマッチ感がさぁー」


「そうなんだよーっ、その為にわざわざ、この水晶テレビを買ってさー」


「    そ    う     な     ん     だ  !!」


語るに落ちたシドは青ざめながら、ジリジリと後退りしていく。


「待って、落ち着けって…ナンシー」


シドの手を掴んだナンシーは閃光と共に強烈な電撃を迸らせて放電する。シドが絶叫しても、お構いなしで電撃を喰らわせ続け、皮膚が燃え、消し炭のようになっていく。

「うぎゃああああああ!!!」


「…浮気したら…拷問するから」


「わ…わきまえて…ます」と黒焦げになって口から煙を吐きだしながらシドは虫の息で答えた。
ナンシーが闇に消えた後、ゆっくりと復元をしたシドはタバコを咥えて、ソファーに寝っ転がった。


「し…死ぬかと思った…死なないけど…」



   良行と奏羽は針と糸を熟なす為、複雑な思いはあったが、大声を出しても差し支えがないという理由から、丘の上の廃墟やろうという事になった。辿り着いた二人はバリケードテープの奥へと入っていく…。
手頃な椅子を見つけた奏羽は良行を椅子に座らせて逃れられないように、手足を括りつけた。


「いくよ…良行君」


    鋭利な針が指先から爪と肉の間の密閉空間を抉じ開けるように進入を始める…。
左薬指の爪、半分辺りに到達したところで、痛みに耐えかねた良行が、荒い息をしながら待ってと声を上げた。


「何故?」


「え?」


「あなたはこの拷問をしていた時、相手が待ってと言ったら…待ってたの?やめてといったら、やめていたの?」


    初めて見る奏羽の厳しい眼に良行は息を呑んだ…。
その責めるような瞳からは罪人を許さないという、揺るぎない強い意志がひしひしと感じられた。
吐き出されたその言葉に良行は己の過去の行動を思い出した。
相手がどんなに泣こうが、喚こうが、服従するまで拷問していた…。
実に愚かだった…。自分に返って来て本当に本当の意味で後悔の念が良行の頭を駆け巡った。


「じゃあ…出来るよね?」


「ぐっうう…ぐわぁああああ!!」


「耐えて!良行君!」


    良行は耐え難い激痛に目を閉じ、歯を食い縛っている為、気づいていないが、奏羽は恍惚の表情を浮かべていた。
吐息は荒く、口許からは唾液が糸を引いていく…。

    針が爪を貫通する度に良行の絶叫が廃墟に木霊する。
針が肉を裂き鮮血が滴る度に、奏羽の身体はピクンと震え、体温が上昇し、熱量を帯びた下腹部から太股にかけて湿度が異常に上がり、透明の体液が太股を這うように伝っていった…。

    激痛による心拍の上昇で心臓が止まってしまうのではないかという程、高速の心音が爆音で良行の耳で鳴り響く。
気が遠退きそうな刹那に激痛を繰り返し、良行の身体は痙攣し、異常なほど発汗していた。
どれだけ叫んでも、過呼吸になろうとも、奏羽は躊躇うことなく良行の指に針と糸を通し続けた…。
全ての指に針と糸が通され、糸をゴリゴリと引き続ける度に血が滴り続けた。


「どう?…良行君…どうなの?…どうなの?…これが…アナタの愚かな行為の代償なのよ…」


    恍惚の表情で責めるような口調で言う奏羽に返事をする余裕などなく、良行はひたすら絶叫し続けた…。
その模様を水晶テレビで観てるシドは目を皿のようにして興奮している。

「…すげぇ顔してんなぁ…典型的なサディストだよ…いいなぁ奏羽ちゃん…」


    ほどなくして、一気に糸を引き抜くと、断末魔のように良行の声が響き渡る。
肩で息をし、俯いて痙攣している良行を、恍惚の表情で不気味に微笑んで見下ろした奏羽は静かに良行を抱きしめた。


「…頑張ったね」


    そう言って、良行を抱きしめた奏羽の吐息は荒く、妖艶な表情を浮かべていた。
良行の滴る汗を指で拭うように這わせていき、体勢を崩しながら膝を着いた…。
奏羽は鮮血に塗れた良行の指を手に取ってゆっくりと舌を這わせる…。


「消毒…してあげるよ…んっ…ふっ」


     艶かしい表情で、良行の指先に舌を這わせ口に含む…。
奏羽の紅潮した表情と息遣いで、良行は痛みが和らいでいくような感覚と、別の高鳴りを感じた。

     静寂の廃墟で、奏羽の舌が指先を這う音と、息遣いだけが木霊している…。
瞳を閉じて、自分の指を手に取り、口に含む姿はなんとも妖艶に良行には映った…。

    痛みが和らぐのは当然の効果だった。奏羽は自分の能力で傷など簡単に治癒ができる…。
手を触れれば一撫でするだけで治せてしまうが、そんな事を見せるわけにはいかないので、唾液に治癒の力を纏わせ痛みを和らげるように…不自然な治癒にならないように、丹念に丹念に指先に舌を這わせていった…。
その妖艶なしぐさに思わず良行は胸の高鳴りと共に魅入られてしまう。

「…なんか、恥ずかしいよ…あんまり…見ないで」


    奏羽の口許から唾液が滴り、糸を引く…。汗と唾液が…太股を伝い、混ざり合って体液と共に膝を伝っていく…。
奏羽の意図に気付けない良行は不思議と痛みが和らぐのは唾液に殺菌成分があるのかなくらいにしか思わず、何か別の高揚感を感じていた。

その意図に気付いたシドは水晶テレビの向こうで、とても高揚していた。

「悟られないように痛みだけでも和らげるのはこの方法が最善だな…。尽くすタイプだなぁ…コイツ…すっげぇ…いい女だよ…」


    全ての指を舐めつくした頃には不思議と痛みが和らいでいた…。
その後、奏羽は創傷被覆材と包帯で処置を施した。
紅潮した表情で奏羽はニッコリと微笑んだ。


「大丈夫?…良行君…」


「…は…はい…良かったです」


「…よ…良かったって…?」


「あ…いやっ…だ…大丈夫です」


これだけやれば針と糸は終わってるから次は何だろうと死神手帳を開いた。
二人は口を揃えて、その文字を読んだ。


「木刀と…スタンガン…」


死神手帳に記されたその文字を読んだ奏羽は呆れたようにタメ息をついた。


「…良行君…これは?」


「そ…それも…」


    針と糸と同じく、拉致してきた者を木刀で殴打し続けて、気絶したらスタンガンで覚醒させ、また木刀で殴打するというリンチのような拷問にかけた事だと申し訳なさそうに説明した。


「もう!本当にクズ!!」



そして翌週の夜…。



     奏羽は手っ取り早く行くよーと冗談っぽく笑った後、木刀をフルスイングして良行を殴打した。
吹きとばされた良行はガクガクと膝を震わせ「いっ…痛ぇ…。こ…こんなことよくやってたな…俺達」と物凄く後悔した。
踞る良行に、躊躇うことなく木刀を振り続ける奏羽は澄みきったような笑顔で、汗を迸らせとても楽しそうに見えた。
それを水晶テレビで観ているシドは瞬きを忘れるほど見入っている、

「…本当に楽しそうに人をブッ叩くなぁ…」


ゴッ!ガッ!ガッ!!バギィ!!


「あー折れちゃった…。良行君、次の木刀は?」


「えっ?!」


「だって…まだ気絶してないでしょ?スタンガンもまだ使ってないのに…」


言いながら廃墟の奥へ歩いていった奏羽はゴツい鉄パイプを引き摺りながら戻ってきて、背筋の凍るような笑みを浮かべた。


「…これで終わるわけないでしょう?」


     恐ろしい…。あの天真爛漫な奏羽が別人のように冷淡な顔をしている。昨日の責めるような厳しい眼をさらに超越した眼は、同じ人物かと目を疑うほど冷酷無慈悲に映った。
待ってなどと言える空気もなく、良行は本当に畏怖して踞った。
奏羽は躊躇いなく鉄パイプを振り下ろす。
肉を通して、骨が軋む鈍い音が殴打される度に響き渡る。
どれほど殴打されたのか分からない頃、良行は気を失ってしまった。
意識をなくした良行を見下ろす奏羽の吐息は荒く、ウットリとした表情で口許から唾液を漏らしている。


「ハァ…気持ち…いい…。気持ち…いいよ…良行…くん」


「い…いいなぁ…奏羽ちゃん…最高…」

    シドは毎日、奏羽の映像を見ながら高揚していた。当然ながら録画もしている。
スタンガンを手にした奏羽は不気味に微笑んで、気絶した良行の頬にゆっくりと舌を這わせる。


「フフ…いくよ…良行君」


バリバリバリィ!!電力を上げたスタンガンの電流が良行の身体を駆け巡り、ビクンと痙攣して良行は目を覚ました。
そこには鉄パイプを持って仁王立ちする奏羽が不気味に微笑んで立っていた。


「…お帰り…良行君」


ガン!!
野球のホームランでも狙いにいくようにフルスイングした鉄パイプが良行の側頭部に当たる。
強烈な激痛にのたうち回る良行を躊躇いなく奏羽は殴打を繰り返す。
飛び散る鮮血が奏羽の口許に化粧のように塗られた。
奏羽はそれを指で拭ってゆっくりと味わうように舌を這わせる。


「鉄分は…しっかり取ってね」


    そう言って微笑んだ奏羽の眼はもはや狂気を感じるほど、良行の背筋を凍らせた。
…殺される。それが良行に過った感覚だった。
涙目になった良行を精神的にも肉体的にも追い詰めるように奏羽は微笑み続けて、鉄パイプを振るい続けた。


「も…もうやめてくれ…死んでしまう」


良行が思わず漏らしたその言葉に、奏羽はニッコリと狂気の笑みを浮かべて、鉄パイプを良行の眼前に突き付ける。


「…大袈裟。アナタが望んだ事でしょう?アナタは相手が懇願したら…やめてたの?」


「……う…あ…」


    容赦のない奏羽の殴打は、これまでに良行が受けたリンチの中でも郡を抜いて強烈だった。
休みがない、交渉もない、狂気と恐怖だけが支配する本物の暴力のように感じ、良行は心の底から奏羽に畏怖した。
何度かの気絶を繰り返し、目覚めた時。
奏羽は良行の身体を静かに撫で回し、頬に舌を這わせていた。


「大丈夫?良行君…」


    涙目で口を開いた奏羽は先刻までの恐ろしい人物とは打って変わって、いつもの優しい奏羽に戻っていた。
奏羽の熱い息遣いを至近距離で感じながら良行は高揚していた。
絡み付くような奏羽の舌が、手の平が触れるたびに痛みが和らいでいくような気がした。
少し余裕の出てきた良行は、とある箇所に木刀を喰らってれば…でも喰らってたら潰れてたな…。
どっちがいいんだろうなどと、不純なことを考えていた。

良行の思想など奏羽に筒抜けなので、奏羽は傷をこっそりと治癒しながら「…男ってバカ」と思った。

そして死神手帳を見ると今度は
「リンチ耐久」と記されていた。


またもや奏羽は深いタメ息をついた。


-2ヶ月後-

    週に一度の拷問やリンチを次々と繰り返し、日を追う毎にボロボロになっていく良行を家族、クラスメイトは遠巻きに見て、何があったんだろうと訝しげな表情で見据えていた。
 良行達の過去に行っていた拷問、リンチは本当に酷いもので、その因果応報による連日のリンチ、拷問で遂に良行は熱を出して寝込んでしまった…。
奏羽は三週間ほど良行の家に通いつめて、身体中に手を添え、舌を這わせ…ゆっくりと治癒速度を早めていった。
驚異的な回復を見せた良行の回復力に家族、クラスメイトからは不死身かアイツと引かれるほどだった…。
自分でも信じられないほどの回復力に疑問を持った良行はある質問を奏羽に投げかけた。


「…治してくれたのは…奏羽さん…君…だよね」


    思い詰めた表情で奏羽は俯いた。献身的に治癒しようと努めたことが、裏目に出てしまった…。
三週間で治るには早すぎる重症だった…。頭蓋骨にヒビ、四肢は骨折していた。
致命傷になる傷は良行が意識を失っている時に治癒させた。
外傷はほぼ残ってはいるものの、骨折が三週間で治ることは流石に有り得ないと良行は気づいた。
だが、そのおかげで連日の拷問とリンチを熟なすことができた。
死神手帳には次で最後の文字が浮き出ている。


「……黙っていて……ごめんなさい。…実は私……天使なの」


「天…使…」


    水晶テレビの向こうで、予想が当たったと誇らしげにシドは声を上げていた。
    奏羽は死神隠し罪の少し後に天罰罪の報せが来た。
当然、良行が崖から落ちてしまえばそれで終わりだったのだか、崖を運良く躱したことで天罰罪の対象になってしまった。
魂の質を調べたら腑に落ちない点が幾つかあった為、人間に実体化して偽名を使ってここに来た。
良行と触れ合う内に奏羽の判断はやはり正しかったと思い始めた為、天罰を与えずに更正させて因果応報を全うさせようと尽力していたと打ち明けた。


「…それじゃあ…踏切のとこから」


「…ごめんなさい…それと恵利さん達は…」


「言わなくていいんだ。…言わなくていいよ奏羽さん。何となく…わかったから」

    
    奏羽は恵利達に天罰を喰らわせたのは自分だと、良行の罪の潔白を晴らすために、この世と別離を図った魂の為に行なわなければならない天罰だったと話そうとしていた。


「ありがとう…俺、奏羽さんに出逢えなかったら…こんな風に考えられなかったし…既に死んでたと思う」


俯いて黙っている奏羽を静かに抱き寄せた良行は色々と吹っ切れたような顔で口を開く。


「図々しいかも知れないけど、因果応報…最後まで付き合ってほしい」


「…うん」


一筋の溢れる涙を拭った奏羽は良行と死神手帳を開いた。
そこに記された最後の因果応報を見て二人は絶句した。




       校舎の屋上から飛び降り




…続く。

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