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拾い物
しおりを挟む黄桜 蓮華は普通の会社員だ。
呼び方によってはOLなどと言われる分野に当てはまる。
セミロングのストレートヘア、中肉中背、可もなく不可もない顔立ち…。キャリアウーマンなどとは縁遠い、いわゆる普通の女性…。
普通の女性という表現をすると、人によっての線引きも違うので、どこにでも居そうなというイメージの女性だ。
言いたいことはズバズバと言う勝ち気な性格、かと言って面倒なことは嫌いなのでリーダーシップ的な要素はなに一つ無い。
会社には口ばかりで能無しの上司、媚びばかり売って仕事も出来ない先輩、陰口ばかりで油ばかり売っている同僚、派閥を作るのに命をかけている中学生のような先輩、自分ばかりが仕事が出来るとマウントを取る低能、挨拶もろくにできない後輩…。
そんな劣悪な職場でも仲の良い同僚も居たりはする。
彼氏だって居る…。
順風満帆とまではいかないかも知れないが、そこそこ楽しい、そこそこ幸せを実感できる日々を過ごせてはいる。
それでもこのストレス社会において呑まなきゃやってられない時もある。
蓮華はお酒がとても好きだ…。会社のアホ共、社会への不満、彼氏の愚痴…。もっともっと楽しい酒が呑みたいのに、マイナスベクトル発動の酒が近頃は多い…。
今日もどこかの中年のように居酒屋で酒を呑み、ベロンベロンになって千鳥足だ…。
友人と別れた蓮華はフラフラと歩きながら極度の睡魔に襲われてビルの隙間に座り込んだ…。
眠い…とてつもなく眠たい…。
二十代前半の女性がこんなところで引っくり返って寝るわけにはいかない…いかないのに…。ポトリと倒れ込んだ指先にコンクリートと違う感触を感じた。
「んむぅ…?何だ…コレ」
人が倒れている…。普通ならそこで悲鳴を上げたり、救急車を呼ぶとかになるのだが、酷く酔っていた蓮華はその服を引っ張ってみた。
スラックスから覗かせる脚の細さに驚いた。
「え?!脚、ほっそ」
餓死しているというレベルを遥かにこえる細さだ…。
骨というより棒のよう…。
そして全体が見るからに平たい…。何だろうと明らかにサイズが合っていないダボダボの衣服を剥ぎ取ると、そこから等身大の棒人間が出てきた。
衣料品店のディスプレイ?
マネキンにしては洒落っ気がまるで無い。
誰が?何の為にこんな物を作って服を着せた状態で捨てたのかが謎だった。
子供の頃に針金などで作ったあの棒人間、ちょっとした落書きなどで描くあの棒人間だ。
アレの等身大が横たわっている。泥酔してた蓮華はその光景が無性に笑えた。
「あはっ…あははははは!超ウケる…。何この棒人間!誰得なの?あはははははは!!」
ゲラゲラと笑い倒した蓮華はその棒人間の置物を壁にもたれ掛けさせると、お前なんかカーネルさん以下だぞバカーと笑い飛ばし、洋服屋をクビなったのかと頭を撫でた後、引きずって持ち帰った。
自宅のアパートに着いた蓮華はリビングに拾った棒人間を投げ捨てて、泥のように眠りこけた…。
翌朝、目を覚ました蓮華はリビングに横たわる棒人間を見て額に手を当ててガックリと肩を落とした。
「はぁ…また、やってしまった」
酒が入ると意味のわからない物を持ち帰ってしまう蓮華の部屋は意味のわからない物が多数あった。
工事現場の三角コーン、薬局のマスコット、落ちてた血塗れの木刀、駄菓子屋の看板、50回転ズのライヴで拾ったシドチェーン…。
カーテンの隙間から差し込む日光に殺意を抱きながら、こんなモノ拾ってきてと八つ当たり気味で足蹴にしたその時だった。
「痛い」
耳の錯覚?耳に錯覚はない…。
幻聴か?何だろう今のは…。そんなまさかねと蓮華は棒人間をもう一度蹴ってみた。
「痛い」
「は?」
「え?」
ムクリと起き上がった棒人間が部屋を見渡して、ここはどこですか?と声を発した。
昨日の酔いが一気に醒めた蓮華は休日の朝七時からセイオシンばりのハイトーンなスクリームを響き渡らせる。
「ぎゃああああああああ!!」
その悲鳴に棒人間も驚いて、慌てふためいている。
動いて喋る棒人間を見て腰を抜かした蓮華は呂律が回らないほどの緊張感で心拍数がブラストビートを爆刻 (爆速で刻む-爆刻 )だ。
「ぼ…ぼう…ぼう…しゃ…しゃ…しゃべった」
「そりゃ喋りますよ」
そんなわけないだろうと、蓮華は棒人間の腕を掴んで洗面所の前に連れていった。
自分の顔を鏡で見た棒人間は平面的な頭を右へ左へ振った後、カタカタと震えながら、蓮華にこれは誰?と聞いた。
「アンタ」
「へ?」
自分の手が円環だ…。鏡に映った自分の頭も円環だ…。何故だ?何があった?どうなっているんだ。気が動転した棒人間は鏡の前で絶叫する。
「うわああああああ!!何だコレ!!どうなってるんだ!!ボクが…ぼう…ぼう…ぼう…ぼう…」
パニックになってる棒人間は、なぜ自分が棒人間になってるかを蓮華に訊いた。
そんなことは知る筈もないし、こっちが訊きたいくらいだと、蓮華は返した。
しばらく鏡の前で立ち尽くした棒人間は「ま…しょうがないか」と諦めたように冷静になった…。
「しょうがなくないでしょ?私は朝起きて、自分が棒人間になってたら自殺するわ!!」
その言葉にショックを受けた棒人間は膝を着き、両手を着いて項垂れている…。
横から見るとまんま ”orz“ だった。
蓮華はその姿に、リアルだ!!リアルorzだと大爆笑をして写メ撮らせてとシャッターを切った。
棒人間は、お世話になってないけど、お世話になりましたと、どこからか首吊りのような輪っかのロープを持ってきたが、頭が大き過ぎて通らなかった…。
その様が更に滑稽で蓮華は腹を抱えて笑っている。
今度は在るか無いかも分からないほどの短い首元に紐を括りつけて結び目を細くしていったが、窒息する気配は欠片もなかった。
棒人間は取り敢えず、首吊りは出来ないことが分かった。
笑いすぎて涙目になった蓮華はケヒョケヒョと噎せながら、首に括りつけた紐を握って棒人間にもう一度、四つん這いになってと言った。
棒人間が言われた通りにすると…。
「ワンコの散歩みたい」
そう呟いた蓮華は再度、大爆笑した。
こんなにボクが絶望しているに笑い続けるなんて、無神経な人だなと棒人間は思った。
一頻り爆笑した蓮華は、はー面白いと1000%ひとごとだ。
「それで…アンタ何者なの?」
困ったことに記憶が全く無い。目が覚めたらここに居て、棒人間になっていたという。
声質からして、若い男だと言うことと、物腰の柔らかさから真面目な印象、物怖じしないと言えば聞こえは良いが、事なかれ主義で楽観的というような印象を蓮華は受けた。
「ふーむ」
向こうの景色が透けて見える、透けてというよりは唯の円環だ。
蓮華は右手でピースサインを作って、おもむろに棒人間の目に中る位置を突いてみた。
「アイタっ!!」
柔らかそうで硬そうなモノに当たった。目のような位置を抑えた棒人間は痛みでうずくまる。
「なんて事、するんですか?!目が潰れちゃうじゃないですか!」
目なんか無いくせに…。などと蓮華は思ったが、鏡に映った自分が見えているということは目があると言うことだ。人の目を潰しにかかったのに、何一つ悪びれる様子もなく、なるほどと呟いて円環の内側を両手で触ってみた。
髪がある。そしてこれは…顔だなと理解した。目には見えないが目も鼻もある。
ペタペタと触り続けて、親指が棒人間の口だと思われるところに入った。
ヌルっという舌の感触と唾液の水分が親指に伝わる。
「ちょっと!!なんで人の指を舐めるの?!キモ!!」
「いや…そもそもアナタがですね。ボクの顔を触ってるんですけど」
「いやー面白いなぁー握手できる?」
「出来ますよ?」
そう言って差し出した右手の円環の内側に確かな手のひらの感触があった。
身体はどうなんだろうと、脇の辺りから触ってみると何もない…。
「…ぼ…棒だ」サイズ的には少し太い物干し竿くらいだった。
「えー。なんだろ。この変な生き物」
うーん…?と二人は同じ方向に首を傾げた…。数分後、蓮華は閃いたように頷いて、棒人間の肩辺りに軽く触れた。
「取り敢えず、君は棒人間だから棒君ね」
「なんで棒君なんですか」
「え?棒人間だから棒君」
「いや、だからなんで棒君?なんですか?」
「いや、だから棒人間だから棒君。見たところオスみたいだし」
「オスって何ですか?そうじゃなくて、そもそもなんで名前を付けるんですか」
あっけらかんとした表情で蓮華はペットには名前を付けるでしょうと棒人間の頭を撫でる。
何かが違う、何かがおかしいと思いながら棒人間は呆然としている。
「ペット…?」
「私が拾ったんだから…。捨て猫を拾ったら名前…付けるでしょ」
「いや、ボクは別に捨てられていません」
「いや、捨て棒人間でしょ。で、私が飼い主」
この人は何を言い出すのだろう、会話が全く噛み合わない…。確かに棒人間は記憶が無いため、自分の名前すら分からないし、何故ここに居るのか、何故自分が棒人間になっているのかわからない。
脳に現実が追い付いていない状態で、捨て棒人間というトリッキーなワードで全てを片付けてしまう蓮華に、棒人間はかなり困惑している。
「なんで、飼い主なんですか?」
「いや、私が拾ったから」
「…そ、そもそも…ボクは捨てられてないと思うんですけど」
「捨てられてたよ…。ビルの隙間に横たわっていたのを私が拾ってきたんだもの」
「そ…それは…誘拐…と言うのではないでしょうか」
「誘拐って人間に対してじゃない?君は棒だよ」
噛み合わない…。全くもって噛み合わない…。何だろうこの既に主従のような関係は。棒人間は棒人間に見えいるけど、人間だという自覚はある…。どこで何をしていたのか全く覚えていないが、生活していくための知識も、記憶もある。
「君はアレだよ棒人間の世界から追い出されたんだよ」
「棒人間の…世界?」
棒人間の世界で産まれた君は、酷い虐げを受けて両親からも捨てられ、彼女にも捨てられて、お前なんかこの世界から出ていけー!!
「…って、そんな感じよ。きっと、可哀想に」
棒人間は言い様の無い虚無感に包まれた…。
元々は人間で何かしらの経緯で棒人間にされてしまった。
記憶を無くしている棒人間に同情して云々…と普通はなるのでは。
この人はその設定がまるで無い。棒人間スタートの思考だ…。
棒人間の世界なんて、棒人間の自分ですら見たことも聞いたこともないのに…。
同情の方向がかなり違うのではと思ったが、悪い人ではないなと思った。
「お腹空いてる?」
「…あ…はい」
棒人間って何食べるんだろうと人差し指を下顎に当てて考え込んだ蓮華は閃いたように口を開いた。
「やっぱり棒人間だから、棒とか食べるの?」
「食べません」
「目玉焼きとか…食べる?」
「食べます」
じゃあ、私と同じものは食べられそうだね。
ニッコリと笑った蓮華はキッチンに向かってフライパンをふるい始めた。
その後ろ姿を見ながら棒人間はここに来て、ようやく少しだけ人間扱い?されたのかなとよく分からないし疑問に駆られていた。
「ペットフードとか無いから助かったよ」
そう言って皿に盛り付けた目玉焼きとウィンナーを小さなテーブルに置いた。
ペットフード…ペットかボクは…。
行くとこもないし、目的もない…。
取り敢えず空腹は満たされそうだからと、棒人間は現状を取り敢えず受け入れることにした。
「いただきます」
二人で声を揃えて箸を手に取った。蓮華は箸を持ったまま棒人間を凝視している。
棒人間は至って普通に箸を握っていた…。全く箸を進めない蓮華に疑問を持った棒人間はこれかなと思った事を口にする。
「箸の持ち方…変ですか?」
その言葉に蓮華は含み笑いをした後、お腹を抱えて笑い出した。
そんなに変な持ち方かなと再度、訊くと更に蓮華は笑い続けた。
「君はド天然だね。あー可笑しい。箸の持ち方も何も、手が見えてないんだよ?私から見たら円環の中に箸が浮いて見えてるの」
言われて見れば確かにそうだ。棒人間からも自分の手は見えていない。見えてないのに箸の持ち方を訊けば可笑しいに決まってる。
なんだか可笑しくなった棒人間もつられて笑い声を上げた。
「やっと、笑ったね。良かった…。取り敢えず笑ってられれば楽しいから」
その言葉に棒人間は少しだけ胸、胸と言っても胸はないのだが、その辺りが温かくなった気がした。
「あの…」
「何?」
「ありがとう…ございます」
「あははははは。ペットにお礼を言われる日が来るなんて夢にも思わなかったよ」
やっぱりペットかい!!と言い様の無い敗北感に包まれながら目玉焼きを口にした。
円環の手から宙を浮いた箸に目玉焼きが円環の顔の口の辺りで消えて行くという不思議な光景に蓮華は呆けて見ていた。
「凄いね…君は普通に目玉焼きを食べてるだけなのに、なんか物凄い手品を見ているようだよ」
咀嚼感は確かにある。食べ物を飲み込んだ感もあるのに、棒人間自身も不思議な感覚だった。
朝食を終えた二人は呆けていた。
休日の時間がゆっくりと流れていく。
「いっけない。支度しなきゃ」
そう言った蓮華はおもむろに服を脱ぎ出した。着痩せしている蓮華が衣服を脱ぐと溢れそうな二つの球体が主張を露に揺れ動く。
「あ…あ…あの…その」
「何?」
棒人間は思い切り紅潮しているが、紅潮しているのが、蓮華からは見えてない。気恥ずかしそうに俯く棒人間の行動に何かを察した蓮華は顔を覗き込む。
「あれ?こういうの…興味あるんだ?一応オスだもんね。なんか人間っぽいね」
だから人間なんだって最初から言ってるのにと思いつつも、恥ずかしくて顔を上げられない。
ペットだ完全にペット扱いだ…。
相手が人間の男という感覚を欠片も持ち合わせていない。
これはもしかしたら、とても得をしているのではと何だかそんな気分なってきた。
「おーい。オッパイ好きなの?」
「は?え…あ…いや…それはもう…ボクは男なので」
「そっかー見とけ見とけ。棒人間に見られても恥ずかしくも何ともないから。ラッキーだね君は」
またもや凄い敗北感に見舞われたが、棒人間はここぞとばかりに蓮華の身体を目を皿のようにして見ていた。
身支度を整えた蓮華は化粧もして可愛らしくなっていた。
察するにデートだと棒人間は理解した。
夕方には戻るねと言って蓮華は家を出ていった。
静かになったアパートの室内を歩き回る。
乱雑に散らばった衣服、どこからか拾ってきたガラクタ…。
自分も昨日、こんな感じで拾われたのかなと思った。
壁際の棚にはCDが沢山あった。
邦楽から洋楽まで色々ある。
棒人間の知っているCDが何枚かあった。
グリーンデイのドゥーキーを手に取った。
なんでこのバンドを知っているのかを思い出せない。
物音のしないこの部屋で、棒人間は改めて何も思い出せない事の重大さ、気が付いたら棒人間になってしまっていた現実が重く感じた。寂しくなってきた。記憶が全く無いこの世界で知ってる人は名前も知らないここの家主の女性だけ。
飼い猫や飼い犬の気持ちに立ってみたら、なんだか物凄く孤独感を感じた。家主が帰ってきたら玄関まで迎えにやって来る猫や犬などの気持ちがすごく良くわかったような気がした。
何かしらのことがあって人間ではなくなった。
何かしらのことがあって自身の記憶がなくなった。
自分はもしかしたら死んだのかも知れない。
死んだ覚えなど全くないのだが、転生したら棒人間だったと思うしか気持ちの持っていき場所が棒人間にはなかった。
「そうか…ボクは…棒人間に転生したんだ」
う…嬉しくないなぁ…。やっぱり人間に転生したかったし、カッコイイ男か、可愛い女に転生したかったなぁ…などと少しだけ楽観的な気分なった。
キッチンに行ったら、いつの間にか昼食が用意してあった。
そこには置き手紙が添えてあった。
棒君へ
お腹が空いたら食べてね。
君がどこから来たのかわからないけど、君はもう一人じゃないよ。今日からは私と二人だ!
これからは私をたくさん笑わせてくれたまえ。 蓮華
「…蓮華…さんって言うのか」
透明の手に持った手紙にポタポタと雫が落ちていく。
頬は見えないのに涙が伝っていくのを感じた。
何気なく書き残したであろう蓮華の手紙を持ったまま棒人間は涙を溢し続けた。
昼食を摂った棒人間は持て余した時間で部屋の掃除と片付けをした。乱雑に散らばった本を整頓していくと、本棚の上に額に入れた写真が目に入った。
少しだけヤンチャな面影のある青年と蓮華が寄り添って写っている。
写真の中の蓮華はとても幸せそうな笑顔をしていた。
おそらくはこの写真の人とデートなんだと棒人間は思った。
「蓮華さん…早く帰って来ないかなぁ」
そう呟いてしまった自分にまたまた棒人間は言い様のない敗北感に見舞われた…。
…続く。
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