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第34話
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「最初と三ヶ所目は危なかったよね。シドと女の人が掴み合うかと思ったもん」
「俺は男女同権論者だからな」
「理由になってないよ。ったく、ヒヤヒヤさせるんだから、もう」
船内生活も一晩を越えて夕方となっていた。といっても長距離移動と惑星マーニの自転の遅さのお蔭で、今日は朝から暗い。夜闇の中、先程四ヶ所目の村を出たばかりである。
「でも何処の村からも、電力をくれる約束はして貰えたじゃねぇか」
「あれだけ怒らせて奇跡もいいとこだよ。心臓に悪いから今度は怒らせないでよね」
「結果オーライだろ、もうガミガミ言うなよな」
二人の会話を聞きながらシーラは操船、セシルはベンチで膝にタマを乗せ、アレクは欠伸をしながら所在なさげに紙コップのコーヒーを啜っている。
ヨットは白い帆に西風を孕み、快調に走り続けていた。だが窓外はやはり暗くて何も見えない。猛烈な風の唸りばかりが聞こえていて、いい加減にシドも気が滅入ってきそうだった。
だが次で最後、五ヶ所目の村はそう遠くないらしい。シーラに依れば三時間もすれば着くということだった。交渉の過程はともかく、しっかり予定をこなしている。
ゴーダ警部やマイヤー警部補にヘイワード警部補たちの組も奮闘し、それぞれに担当した村から洩れなく電力を貰う約束を取り付け、残り一ヶ所だという発振が入ってきていた。
「それにしてもヨーゼフ=シャハト行政長の腹黒さっつーか、卑怯っぷりには恐れ入るぜ」
「まあねえ。でも結局は誰もダマされてないみたいだし」
「『掘り尽くし』を互いに分かってて提示する胆の太さには敵わねぇよ」
そんな詐欺紛いの嘘さえつかなければ、もっとシドたちの交渉も楽だった筈である。飄々と二枚舌を使う政治屋に、シドはもう突き抜けてしまい、口ほどには怒りを感じていない。
一方のハイファはスパイ時代にどんなに悪辣な相手とでも付き合ってきて、ヨーゼフ=シャハトのような人物に慣れているとも云えた。
それよりもタイトロープのような『シド流』の交渉術は本気で心臓に悪く、早くこのオペレーションが終わるのを祈るのみである。
「リミットまであと約十五時間かあ」
「何だよ、しみじみしやがって」
「んー、何だか順調にいきすぎて怖いってゆうか……」
「今、仮想共有ドライヴに嫌な単語が流れ込んできたんだがな」
「気のせい、被害妄想だよ……だからそう簡単にバディに銃口を向けないでよ!」
「抜いたのは殆ど同時だろうが!」
もうシーラたちも狭い空間で繰り返される騒ぎには慣れたようだった。醒めた目でチラリと二人を見たのち操船に、猫揉みに、大欠伸に戻ってしまう。
つまり普段から歩き回っている二人に限ってはヒマに慣れておらず、食うか寝るか騒ぐかのどれかを実行していないと、間が持たないのだった。
しこたま騒いでやっと落ち着くとタマの食事タイムだ。シドがキャリーバッグから猫缶を取り出してセシルに渡す。嬉しそうな表情でセシルは小皿に猫缶を空けた。タマはもっと嬉しそうで小皿が降ってくるまでセシルの足に絡み付きエラい騒ぎだ。
「今日はササミの蒸し煮だって、良かったね、タマ」
操舵室の隅に水の器と共に置かれた小皿をタマはふんふんと嗅いだのち、かつかつと食べ始めた。眺めるセシルは幸せそうである。
「人間様のエサはどうするんだ、一仕事の前か、あとか?」
「お腹を鳴らして言われると答えにくいわ。いい、先に食べてきて」
シドとハイファはセシルと食事を摂るというパターンが出来上がっていた。先にハイファがギャレイに入り、三人分の非常糧食品を準備するとシドとセシルを呼ぶ。
本日の夕食は唐揚げ弁当、三人は行儀よく手を合わせてから食べ始めた。
食事も中盤になってセシルがふいに呟く。
「次の村、ラクカっていうんだけれど、シーラはきっと複雑だと思うわ」
「どうして?」
「ラクカ村には以前シーラと付き合ってた人がいるのよ」
「ふうん、そうなんだ」
「でもあんまりいい人じゃなかったみたいなの。殆ど話してはくれないんだけれど」
「いい人じゃねぇって?」
「酷く殴ったりとか、他人のものを盗んだりとか。この船を見たら、もしかしてまた悪いことされちゃうかも……」
シドはハイファと何となく顔を見合わせた。ハイファは柳眉をひそめている。
「そうか、でも心配するな。何があっても俺たちがついてる」
「そう、そうよね。シーラとあたしを護ってくれる?」
「当たり前だろ、手は出させねぇから安心しろ」
頷いてセシルは安堵したのか、再びフォークを動かし出した。
食べてしまうと紙コップのコーヒーを片手にシーラ・アレクと交代である。セシルの操船を眺めつつ、シドはコーヒーを飲み終えると煙草を咥え、オイルライターで火を点けた。吸い殻パックを片手に紫煙を吐きながら眺める窓外は本気の闇である。
「よく目的地の方角が分かるな」
「計器があるもの。マップだってちゃんとあるし」
「それでも、すごい特殊技術だよね」
「褒めないで、まだ下手でシーラに怒られることも多いんだから」
「いや、大したもんだぞ」
「褒めたって何も出ませんからね。それよりも、もう着いちゃうんだけど」
そこで見計らったようにシーラとアレクがギャレイから出てきた。アレクはコーヒー片手にまだ欠伸を連発、シーラは操船を交代せずにセシルの背後から指示を出す。
「あそこに見えてる風車の傍に泊めて。帆は一旦巻いて頂戴」
シドとハイファも抜群に目はいいが、ここの環境に慣れたシーラたちにはさすがに敵わず、数秒経ってやっとシーラの指した風車を発見する。やがて船は止まった。
またシドとハイファは黒いマントとゴーグルを借り、アレクも茶色いマントを羽織って出発準備完了だ。少々不安げなセシルにシドは頷いてやり、船体側面の出入り口を開ける。
村の方向は砂礫の嵐の中でも判別可能だった。僅かな星明かりで白い風車の柱が目立ち、更にはチラチラと村の人工光が垣間見えていたからだ。
だが最大の敵は随分と慣れた筈の風だった。
「ううっ、やっぱり寒いよーっ!」
「吹雪の中みてぇだよな!」
過酷すぎて黙っていられずシドとハイファは互いに怒鳴り合う。肌を切り裂くような砂礫が氷のつぶてのようだ。熱を溜め込む水分の含有量が極端に少ないここの空気は夜にダイレクトに冷やされて、まさに凍てつく寒さである。
かじかむ指をマントの中で擦り合わせつつ、シドはハイファの肩を抱いてやりたいのを堪えて歩いた。
まもなくラクカ村の家屋密集地に辿り着く。もうパターンは分かっているので最初から一番大きな住居を探して更に歩いた。ここも百軒前後の小さな村だ、それはすぐに見つかる。
「ここもきっと女の人が村長さんなんだよね?」
「女性は苦手なんだがな」
「また、嘘ばっかり。七人も八人もと付き合ってたクセに」
どうやって話を逸らせようかとシドが思い巡らせているうちに、目的地に到着した。この時間になると畑仕事をしている人間は少ない。ドアを開けてすぐの居間でくつろいでいるのが普通なのだと、シドたちは昨日からの村回りで学んでいた。
そこで丁重にシドがドアをノックする。ハイファが風に負けない声で呼び掛けた。
「すみませーん、お邪魔しても宜しいですかーっ!」
二度、三度と声を張り上げると、ようやく返事が返ってくる。
「……はい、どうぞ」
風の唸りにかき消されそうな声を聞き取りシドがドアを開けた。なるべく冷気を入れないよう、自分が通れる隙間だけ作ってシド、ハイファ、アレクの順で室内に滑り込む。
中は思ったより暖かかった。お蔭で一瞬ゴーグルが曇る。それ故二人が室内の異変に気付いたのはアレクが後ろ手にドアを閉めてしまってからだった。
「へえ、お客は大した別嬪さんじゃねぇか」
「けど物騒なものは頂けねぇな。二人とも足許に捨ててくれるかい?」
疑問型でありながら命令口調で言った男の一人は、この家の住人らしき女性の腰に片腕を回し、片手に持った旧式ハンドガンを女性のこめかみに押し当てていた。
もう一人の男はレーザーハンドガンの銃口を残りの住人らしい六人に向けて笑っている。老人から子供までの六人は後ろ手に縛られキッチンの前に転がされていた。
「俺は男女同権論者だからな」
「理由になってないよ。ったく、ヒヤヒヤさせるんだから、もう」
船内生活も一晩を越えて夕方となっていた。といっても長距離移動と惑星マーニの自転の遅さのお蔭で、今日は朝から暗い。夜闇の中、先程四ヶ所目の村を出たばかりである。
「でも何処の村からも、電力をくれる約束はして貰えたじゃねぇか」
「あれだけ怒らせて奇跡もいいとこだよ。心臓に悪いから今度は怒らせないでよね」
「結果オーライだろ、もうガミガミ言うなよな」
二人の会話を聞きながらシーラは操船、セシルはベンチで膝にタマを乗せ、アレクは欠伸をしながら所在なさげに紙コップのコーヒーを啜っている。
ヨットは白い帆に西風を孕み、快調に走り続けていた。だが窓外はやはり暗くて何も見えない。猛烈な風の唸りばかりが聞こえていて、いい加減にシドも気が滅入ってきそうだった。
だが次で最後、五ヶ所目の村はそう遠くないらしい。シーラに依れば三時間もすれば着くということだった。交渉の過程はともかく、しっかり予定をこなしている。
ゴーダ警部やマイヤー警部補にヘイワード警部補たちの組も奮闘し、それぞれに担当した村から洩れなく電力を貰う約束を取り付け、残り一ヶ所だという発振が入ってきていた。
「それにしてもヨーゼフ=シャハト行政長の腹黒さっつーか、卑怯っぷりには恐れ入るぜ」
「まあねえ。でも結局は誰もダマされてないみたいだし」
「『掘り尽くし』を互いに分かってて提示する胆の太さには敵わねぇよ」
そんな詐欺紛いの嘘さえつかなければ、もっとシドたちの交渉も楽だった筈である。飄々と二枚舌を使う政治屋に、シドはもう突き抜けてしまい、口ほどには怒りを感じていない。
一方のハイファはスパイ時代にどんなに悪辣な相手とでも付き合ってきて、ヨーゼフ=シャハトのような人物に慣れているとも云えた。
それよりもタイトロープのような『シド流』の交渉術は本気で心臓に悪く、早くこのオペレーションが終わるのを祈るのみである。
「リミットまであと約十五時間かあ」
「何だよ、しみじみしやがって」
「んー、何だか順調にいきすぎて怖いってゆうか……」
「今、仮想共有ドライヴに嫌な単語が流れ込んできたんだがな」
「気のせい、被害妄想だよ……だからそう簡単にバディに銃口を向けないでよ!」
「抜いたのは殆ど同時だろうが!」
もうシーラたちも狭い空間で繰り返される騒ぎには慣れたようだった。醒めた目でチラリと二人を見たのち操船に、猫揉みに、大欠伸に戻ってしまう。
つまり普段から歩き回っている二人に限ってはヒマに慣れておらず、食うか寝るか騒ぐかのどれかを実行していないと、間が持たないのだった。
しこたま騒いでやっと落ち着くとタマの食事タイムだ。シドがキャリーバッグから猫缶を取り出してセシルに渡す。嬉しそうな表情でセシルは小皿に猫缶を空けた。タマはもっと嬉しそうで小皿が降ってくるまでセシルの足に絡み付きエラい騒ぎだ。
「今日はササミの蒸し煮だって、良かったね、タマ」
操舵室の隅に水の器と共に置かれた小皿をタマはふんふんと嗅いだのち、かつかつと食べ始めた。眺めるセシルは幸せそうである。
「人間様のエサはどうするんだ、一仕事の前か、あとか?」
「お腹を鳴らして言われると答えにくいわ。いい、先に食べてきて」
シドとハイファはセシルと食事を摂るというパターンが出来上がっていた。先にハイファがギャレイに入り、三人分の非常糧食品を準備するとシドとセシルを呼ぶ。
本日の夕食は唐揚げ弁当、三人は行儀よく手を合わせてから食べ始めた。
食事も中盤になってセシルがふいに呟く。
「次の村、ラクカっていうんだけれど、シーラはきっと複雑だと思うわ」
「どうして?」
「ラクカ村には以前シーラと付き合ってた人がいるのよ」
「ふうん、そうなんだ」
「でもあんまりいい人じゃなかったみたいなの。殆ど話してはくれないんだけれど」
「いい人じゃねぇって?」
「酷く殴ったりとか、他人のものを盗んだりとか。この船を見たら、もしかしてまた悪いことされちゃうかも……」
シドはハイファと何となく顔を見合わせた。ハイファは柳眉をひそめている。
「そうか、でも心配するな。何があっても俺たちがついてる」
「そう、そうよね。シーラとあたしを護ってくれる?」
「当たり前だろ、手は出させねぇから安心しろ」
頷いてセシルは安堵したのか、再びフォークを動かし出した。
食べてしまうと紙コップのコーヒーを片手にシーラ・アレクと交代である。セシルの操船を眺めつつ、シドはコーヒーを飲み終えると煙草を咥え、オイルライターで火を点けた。吸い殻パックを片手に紫煙を吐きながら眺める窓外は本気の闇である。
「よく目的地の方角が分かるな」
「計器があるもの。マップだってちゃんとあるし」
「それでも、すごい特殊技術だよね」
「褒めないで、まだ下手でシーラに怒られることも多いんだから」
「いや、大したもんだぞ」
「褒めたって何も出ませんからね。それよりも、もう着いちゃうんだけど」
そこで見計らったようにシーラとアレクがギャレイから出てきた。アレクはコーヒー片手にまだ欠伸を連発、シーラは操船を交代せずにセシルの背後から指示を出す。
「あそこに見えてる風車の傍に泊めて。帆は一旦巻いて頂戴」
シドとハイファも抜群に目はいいが、ここの環境に慣れたシーラたちにはさすがに敵わず、数秒経ってやっとシーラの指した風車を発見する。やがて船は止まった。
またシドとハイファは黒いマントとゴーグルを借り、アレクも茶色いマントを羽織って出発準備完了だ。少々不安げなセシルにシドは頷いてやり、船体側面の出入り口を開ける。
村の方向は砂礫の嵐の中でも判別可能だった。僅かな星明かりで白い風車の柱が目立ち、更にはチラチラと村の人工光が垣間見えていたからだ。
だが最大の敵は随分と慣れた筈の風だった。
「ううっ、やっぱり寒いよーっ!」
「吹雪の中みてぇだよな!」
過酷すぎて黙っていられずシドとハイファは互いに怒鳴り合う。肌を切り裂くような砂礫が氷のつぶてのようだ。熱を溜め込む水分の含有量が極端に少ないここの空気は夜にダイレクトに冷やされて、まさに凍てつく寒さである。
かじかむ指をマントの中で擦り合わせつつ、シドはハイファの肩を抱いてやりたいのを堪えて歩いた。
まもなくラクカ村の家屋密集地に辿り着く。もうパターンは分かっているので最初から一番大きな住居を探して更に歩いた。ここも百軒前後の小さな村だ、それはすぐに見つかる。
「ここもきっと女の人が村長さんなんだよね?」
「女性は苦手なんだがな」
「また、嘘ばっかり。七人も八人もと付き合ってたクセに」
どうやって話を逸らせようかとシドが思い巡らせているうちに、目的地に到着した。この時間になると畑仕事をしている人間は少ない。ドアを開けてすぐの居間でくつろいでいるのが普通なのだと、シドたちは昨日からの村回りで学んでいた。
そこで丁重にシドがドアをノックする。ハイファが風に負けない声で呼び掛けた。
「すみませーん、お邪魔しても宜しいですかーっ!」
二度、三度と声を張り上げると、ようやく返事が返ってくる。
「……はい、どうぞ」
風の唸りにかき消されそうな声を聞き取りシドがドアを開けた。なるべく冷気を入れないよう、自分が通れる隙間だけ作ってシド、ハイファ、アレクの順で室内に滑り込む。
中は思ったより暖かかった。お蔭で一瞬ゴーグルが曇る。それ故二人が室内の異変に気付いたのはアレクが後ろ手にドアを閉めてしまってからだった。
「へえ、お客は大した別嬪さんじゃねぇか」
「けど物騒なものは頂けねぇな。二人とも足許に捨ててくれるかい?」
疑問型でありながら命令口調で言った男の一人は、この家の住人らしき女性の腰に片腕を回し、片手に持った旧式ハンドガンを女性のこめかみに押し当てていた。
もう一人の男はレーザーハンドガンの銃口を残りの住人らしい六人に向けて笑っている。老人から子供までの六人は後ろ手に縛られキッチンの前に転がされていた。
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