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第33話
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病室に戻りシドはハイファが売店で買ってきたた衣服に袖を通した。ハイファはショルダーバンドを着けショルダーホルスタに残弾十四発の旧式銃を差し込む。シドは右腰のホルスタから突き出た巨大レールガンの銃身を大腿部にバンドで留めた。
二人ともにジャケットを着て外出準備は出来上がりだ。
「そんな大砲ぶっ放したら、また指が吹っ飛ぶからね」
「だからお前に任せるって。ないと落ち着かねぇだけだ。それに指、吹っ飛ぶったって、まだこのゴム手袋があるからな。拾って歩くハメにはならねぇだろ」
言いながらも手首に巻かれた痛覚ブロックテープを剥がし始めるのを、ハイファの方が気の遠くなる思いで眺める。何せ昼間に手術したばかりなのだ。
「やっぱりシドって属性はマゾだと思う」
「久しぶりにテメェの手だって感じがするぜ」
「せめてご飯食べ終わるまでは巻いておいたら良かったのに」
「それ、先に言えよな……痛っ!」
「同情の余地なしだからね。全く!」
「や、不用意に動かさなきゃ……そういや今度こそフォッカーに発信しておこうぜ」
「あっ、そうだね。それとタイタン基地司令にも連絡っと」
フォッカーへの音声オープン通信ののち、アデライデ=クラーリ陸将へとハイファはイヤフォンを使いボリュームも最小に絞って発信した。
通信し終えて振り向くとシドはリモータでここタイタン基地についてのデータベースを検索、十四インチホロスクリーンに映した女司令の姿を妙に生真面目な顔つきで見つめていた。意図せずハイファは挙動不審となり、視線を逸らして短く訊いた。
「……何か?」
「そっちこそ、その『間』は何だよ?」
「何でもないよ。ありませんし、ございませんでした」
「ふうん、過去形か。へえ、過去形なあ……」
「貴方って案外ネチこいよね」
「おう。一生まとわりついてやるさ」
「望むところだけど……土鍋性格」
「土鍋で悪かったな。お前こそ結構な土鍋で根暗で露悪趣味のマゾだと思うがな」
「あーた、喧嘩売ってんの?」
「事実を言ったまでだ。それより飯が来た、さっさと食おうぜ」
ハイファがリフトから二人分のトレイを出した。シドはベッドにあぐらをかいて付属のテーブルに向かい、ハイファは傍の椅子に腰掛けて食事を始める。メニューは中華風だ。だが結局シドはスプーンもまともに扱えない有様でハイファは溜息をつく。
「ほら、やっぱりテープ剥がすから」
ハイファは自分のスプーンでシドの器の八宝菜をすくい愛し人の口に運び始めた。
「そんな状態で他人のガードなんて笑止だよ、ホントに」
「マックスの言った通り『ご一行様』だ。枯れ木も山の賑わいってな。それにあいつらだってデカ稼業、黙ってやられてばかりじゃねぇだろ」
「本気で言ってるの? オプチミストも大概にしないと知らないからね。キャスは大事なときだし、マックスはキャス以上に変で情緒不安定だし。思いやられるよ」
自分とシドとの口に次々に夕食を運びつつハイファは器用に愚痴った。
食事を終えるとシドは喫煙室に直行し、ハイファが降りる筈もないシドの外出許可をナースステーションにもぎ取りに行く。まもなく戻ってきたハイファはオートドリンカでコーヒーを買ってキャップを開けてシドの右手、煙草を挟んだ指以外に慎重に握らせてやる。
「どうだって?」
「ん、仕方ないから司令の名前、使わせて貰っちゃった。ちょっとだけ、発振では済まない事務手続きで司令本部まで出るからって。まだ第一種強権発動は解除してないし。但しあとは帰ってから看護師長から大目玉だからね。覚悟しといた方がいいよ」
「そいつは……だが第一種強権発動ってお前、俺のためにやらかしたのか?」
「貴方のため? ううん、違うよ。僕のために発動したんだよ。別室員ハイファス=ファサルートとしての、これ以上ない危機だったから助けが必要だった、それだけ」
思いに耽るでもなくハイファはサラリと口にした。本当のことなのでシドに何かを思わせたい訳でもないのだ。だが事実として通常なら執れない手段で命を存えたシドは素直に感謝していた。
「そう、か。お前も無茶して俺を助けてくれたんだな」
「そこで『俺もマックスを……』的な思考に都合良くすり替えないでよね」
「すり替えられやしねぇよ、俺にだって俺なりの優先順位はあるからな。だがやれることはやっておきたい性分だ。なるべく早く行ける軍港から第一宙港への便は?」
「BELじゃなくて宙艦シャトルが速くていいよね。ええと、二十時ジャストの便があるよ。基地は広いしコイルで移動しても十分くらいは掛かるから、部外者としてのチェックも考えれば、三十分以内に出た方がいいかも」
シドから手渡されたコーヒーを飲みつつ窓外にタイタンの黎明をハイファは見る。
どう考えてもまともではないシドたちの行動。それは自分の過去にはない、幼い頃に培われた友情なのだろうか。
別室としてはここ数日間なりを潜めているドラクロワ=メイディーンが血まなこで捜しているであろうマクシミリアン=ダベンポートの表舞台への登場は望むところ、ヴィクトル星系解放旅団と同じか、それ以上に神経を尖らせて待っている筈だ。
タイタン基地司令のアデライデ=クラーリ陸将をも動かしたハイファの行動と基地病院に入院したシドの動向は既に別室に筒抜けとなっているだろう。もう自分たちのリモータは常時モニタされトレースがついていると予測される。
あとは何らかのストライクを待つのみ、軍施設爆破直後のふりだしに戻った訳だ。
ただ、それに対応するだけの力が自分たちにあるかどうか――。
シドにはああ言ったがマックスが自分の意思でここから出た時点でアデライデ司令の庇護下から抜ける。戻ってこれば表面上の待遇は変わらないだろうが、それはアデライデ司令の厚意であり、その意志が周囲に伝わった挙げ句の対応というだけで事実として第一種強権は発動を停止し機能を終えたも同然になるのだ。
アディは気まぐれだが指が完全に繋がってもいないシドを追いだすような人物じゃない。だからいやいや、しぶしぶでもシドの『外出』を許したのだ。
「あんまり心配すんなよ、何とかなるさ」
一方で笑ってみせるシドは嘘に嘘を塗り固めたような今回の件の事実を求めて動こうとしていた。別室の仕組んだ欺瞞そのものを許せなかっただけでなく、そこに散りばめられた事実の片鱗がどうしても気になり仕方がなかったのだ。
ハイファが言っていた通り、マックスの様子は明らかに変だった。
杞憂であればそれに越したことはない。だがやはりマクシミリアン=ダベンポートは嵌りすぎている。お蔭でまだ嵌っていないピースがくっきりと浮き彫りになっているほどだ。
空白のそれがいったい何なのか想像しすぎるのはやめていた。捜査と同じく先入観は禁物だ。しかし実際に勘というものもある。過去の捜査においても、ときに何より鋭く事実を捉えてきたそれはシドの中でずっと警鐘を鳴らし続けていた。
「そろそろマックスたちを呼んだ方がいいけど……あ、来たみたい」
病室が開かないので回ってきたのだろう。心を決めたマックスは晴れやかな表情で、対してキャスはまた少し顔色を悪くしていた。それでも明るい声を出す。
「ごめんなさいね。シドも無理はしないで」
「シド、すまないな、今更こんなことを言いだして。でも疑いを晴らしに行くんだ」
何が『無理はしないで』に『すまない』だとハイファは瞬間沸騰しそうになる。そんな友情など叩き折ってやりたかった。だが充分に無理をしている愛し人から、ここでも目で牽制されて溜息だ。当人は本当に鈍いのかマゾなのか、こちらも明るく応答している。
「頼りない護衛で、こっちこそすまん」
「もう出た方がいいよ。傷に響かないようにゆっくり歩きたいからね。こっち」
全く以て気乗りしていないハイファの仕切りで一堂は動き出した。
二人ともにジャケットを着て外出準備は出来上がりだ。
「そんな大砲ぶっ放したら、また指が吹っ飛ぶからね」
「だからお前に任せるって。ないと落ち着かねぇだけだ。それに指、吹っ飛ぶったって、まだこのゴム手袋があるからな。拾って歩くハメにはならねぇだろ」
言いながらも手首に巻かれた痛覚ブロックテープを剥がし始めるのを、ハイファの方が気の遠くなる思いで眺める。何せ昼間に手術したばかりなのだ。
「やっぱりシドって属性はマゾだと思う」
「久しぶりにテメェの手だって感じがするぜ」
「せめてご飯食べ終わるまでは巻いておいたら良かったのに」
「それ、先に言えよな……痛っ!」
「同情の余地なしだからね。全く!」
「や、不用意に動かさなきゃ……そういや今度こそフォッカーに発信しておこうぜ」
「あっ、そうだね。それとタイタン基地司令にも連絡っと」
フォッカーへの音声オープン通信ののち、アデライデ=クラーリ陸将へとハイファはイヤフォンを使いボリュームも最小に絞って発信した。
通信し終えて振り向くとシドはリモータでここタイタン基地についてのデータベースを検索、十四インチホロスクリーンに映した女司令の姿を妙に生真面目な顔つきで見つめていた。意図せずハイファは挙動不審となり、視線を逸らして短く訊いた。
「……何か?」
「そっちこそ、その『間』は何だよ?」
「何でもないよ。ありませんし、ございませんでした」
「ふうん、過去形か。へえ、過去形なあ……」
「貴方って案外ネチこいよね」
「おう。一生まとわりついてやるさ」
「望むところだけど……土鍋性格」
「土鍋で悪かったな。お前こそ結構な土鍋で根暗で露悪趣味のマゾだと思うがな」
「あーた、喧嘩売ってんの?」
「事実を言ったまでだ。それより飯が来た、さっさと食おうぜ」
ハイファがリフトから二人分のトレイを出した。シドはベッドにあぐらをかいて付属のテーブルに向かい、ハイファは傍の椅子に腰掛けて食事を始める。メニューは中華風だ。だが結局シドはスプーンもまともに扱えない有様でハイファは溜息をつく。
「ほら、やっぱりテープ剥がすから」
ハイファは自分のスプーンでシドの器の八宝菜をすくい愛し人の口に運び始めた。
「そんな状態で他人のガードなんて笑止だよ、ホントに」
「マックスの言った通り『ご一行様』だ。枯れ木も山の賑わいってな。それにあいつらだってデカ稼業、黙ってやられてばかりじゃねぇだろ」
「本気で言ってるの? オプチミストも大概にしないと知らないからね。キャスは大事なときだし、マックスはキャス以上に変で情緒不安定だし。思いやられるよ」
自分とシドとの口に次々に夕食を運びつつハイファは器用に愚痴った。
食事を終えるとシドは喫煙室に直行し、ハイファが降りる筈もないシドの外出許可をナースステーションにもぎ取りに行く。まもなく戻ってきたハイファはオートドリンカでコーヒーを買ってキャップを開けてシドの右手、煙草を挟んだ指以外に慎重に握らせてやる。
「どうだって?」
「ん、仕方ないから司令の名前、使わせて貰っちゃった。ちょっとだけ、発振では済まない事務手続きで司令本部まで出るからって。まだ第一種強権発動は解除してないし。但しあとは帰ってから看護師長から大目玉だからね。覚悟しといた方がいいよ」
「そいつは……だが第一種強権発動ってお前、俺のためにやらかしたのか?」
「貴方のため? ううん、違うよ。僕のために発動したんだよ。別室員ハイファス=ファサルートとしての、これ以上ない危機だったから助けが必要だった、それだけ」
思いに耽るでもなくハイファはサラリと口にした。本当のことなのでシドに何かを思わせたい訳でもないのだ。だが事実として通常なら執れない手段で命を存えたシドは素直に感謝していた。
「そう、か。お前も無茶して俺を助けてくれたんだな」
「そこで『俺もマックスを……』的な思考に都合良くすり替えないでよね」
「すり替えられやしねぇよ、俺にだって俺なりの優先順位はあるからな。だがやれることはやっておきたい性分だ。なるべく早く行ける軍港から第一宙港への便は?」
「BELじゃなくて宙艦シャトルが速くていいよね。ええと、二十時ジャストの便があるよ。基地は広いしコイルで移動しても十分くらいは掛かるから、部外者としてのチェックも考えれば、三十分以内に出た方がいいかも」
シドから手渡されたコーヒーを飲みつつ窓外にタイタンの黎明をハイファは見る。
どう考えてもまともではないシドたちの行動。それは自分の過去にはない、幼い頃に培われた友情なのだろうか。
別室としてはここ数日間なりを潜めているドラクロワ=メイディーンが血まなこで捜しているであろうマクシミリアン=ダベンポートの表舞台への登場は望むところ、ヴィクトル星系解放旅団と同じか、それ以上に神経を尖らせて待っている筈だ。
タイタン基地司令のアデライデ=クラーリ陸将をも動かしたハイファの行動と基地病院に入院したシドの動向は既に別室に筒抜けとなっているだろう。もう自分たちのリモータは常時モニタされトレースがついていると予測される。
あとは何らかのストライクを待つのみ、軍施設爆破直後のふりだしに戻った訳だ。
ただ、それに対応するだけの力が自分たちにあるかどうか――。
シドにはああ言ったがマックスが自分の意思でここから出た時点でアデライデ司令の庇護下から抜ける。戻ってこれば表面上の待遇は変わらないだろうが、それはアデライデ司令の厚意であり、その意志が周囲に伝わった挙げ句の対応というだけで事実として第一種強権は発動を停止し機能を終えたも同然になるのだ。
アディは気まぐれだが指が完全に繋がってもいないシドを追いだすような人物じゃない。だからいやいや、しぶしぶでもシドの『外出』を許したのだ。
「あんまり心配すんなよ、何とかなるさ」
一方で笑ってみせるシドは嘘に嘘を塗り固めたような今回の件の事実を求めて動こうとしていた。別室の仕組んだ欺瞞そのものを許せなかっただけでなく、そこに散りばめられた事実の片鱗がどうしても気になり仕方がなかったのだ。
ハイファが言っていた通り、マックスの様子は明らかに変だった。
杞憂であればそれに越したことはない。だがやはりマクシミリアン=ダベンポートは嵌りすぎている。お蔭でまだ嵌っていないピースがくっきりと浮き彫りになっているほどだ。
空白のそれがいったい何なのか想像しすぎるのはやめていた。捜査と同じく先入観は禁物だ。しかし実際に勘というものもある。過去の捜査においても、ときに何より鋭く事実を捉えてきたそれはシドの中でずっと警鐘を鳴らし続けていた。
「そろそろマックスたちを呼んだ方がいいけど……あ、来たみたい」
病室が開かないので回ってきたのだろう。心を決めたマックスは晴れやかな表情で、対してキャスはまた少し顔色を悪くしていた。それでも明るい声を出す。
「ごめんなさいね。シドも無理はしないで」
「シド、すまないな、今更こんなことを言いだして。でも疑いを晴らしに行くんだ」
何が『無理はしないで』に『すまない』だとハイファは瞬間沸騰しそうになる。そんな友情など叩き折ってやりたかった。だが充分に無理をしている愛し人から、ここでも目で牽制されて溜息だ。当人は本当に鈍いのかマゾなのか、こちらも明るく応答している。
「頼りない護衛で、こっちこそすまん」
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