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第32話
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結局そのまま走って目に飛び込んできたのは、あまり大きくない漁船だった。白い船体がビーチから僅か数メートルまで近づき停泊している。その船上から舳先を盾にして漁師らしき男らが防風林を掩蔽物にした警備員らと撃ち合っているのだ。
「ダイアナとマリーを返せ! でないと全員ぶっ殺してやる!」
「クリーヴの言う通りだ、でねぇとダイナマイトぶち込むぞ!」
漁師らの叫びから先程アーサーが言ったカチコミのパターン、そのままの再来らしいとシドは悟る。だがここで銃を抜いてもどちらの味方をしていいものか分からない。振り向くとハイファも少々困った顔をしていて、ここは暫し見守ることに決めた。
だがそうは問屋が卸さなかった。特攻野郎が一人で突っ込んだと思うと、勢いサンパチ口径のリボルバを引き抜いて警備員たちに向かって撃ち始めたのだ。
「なっ、こら、バカ野郎、やめろ!」
「放っておけねぇ、恋人を食われたんだぞ!」
騒いでいるうちに一番近い敵と見なしたか、防風林からの火線が一斉にこちらを向いた。これは堪らない。三人ともに掩蔽物は何もなく身を晒しているのだ。咄嗟にシドとハイファはその場に伏せる。同時にハイファはアーサーも引き倒していた。だがアーサーは引き倒されても撃つ気満々だ。もう本当にうんざりした気分でシドは仕方なく這い始めた。
匍匐でハイファとアーサーの前に出る。顔と頭を左腕で庇いつつレールガンを抜き、最弱パワーをセレクトした。面倒なのでフルオートモードにして防風林を薙ぐ。
「ハイファ、アーサーと後退しろ!」
「ラジャー!」
火線をシドが押さえている間にハイファは素早く身を起こすと、乱射しようとするアーサーの襟首を掴んで駆け出していた。目指すは一番近い掩蔽物である漁船だ。ビーチを横切り波間に駆け込む。いや、駆け込むというより飛び込んでいた。小さめとはいえ漁船が浮いているのだから当然深い。なるべく愛銃を濡らさないよう高く上げて船上に手を振る。
漁船からすぐに縄梯子が下ろされた。シドが大事なハイファはアーサーを途中から無視、先に梯子を掴んで上り始める。上りきると舷側から甲板に下りて舳先に走った。
舳先からの掩護は簡単だった。高みの利で防風林の敵を押さえる。撃ち込んで撃たせない。
「シド、急いで!」
跳ね起きてシドも海へと走った。背後はバディに任せて波間にダイヴする。
ここで誤算、シドは泳げなかった。深みにハマってぶくぶくと沈んだ。しこたま塩辛い水を飲む。もうだめかと思ったときに対衝撃ジャケットの内側にあった空気でぷかりと浮いた。必死で水を掻いて縄梯子を掴む。だが今度は濡れた特殊ゲル入りのジャケットが鎧の如く重たくなって、縄を掴んだ指がちぎれるかと思った。
ビーチ辺りで爆音。本当に誰かがダイナマイトを投げたようだ。無我夢中で重い水から這い上がり、やっとの思いで梯子を上りきると舷側から甲板に転がり込む。
「シド、残弾二!」
ハイファの叫びを聞いて重たい躰を引きずるように舳先に向かった。
半ば這うようにして舳先に辿り着くと一旦仕舞っていたレールガンを抜き、またフルオートモードで薙いだ。それでも撃ち返してくる警備員もいっそ天晴れ、だがもう相手をするのに飽きたシドはセレクタレバーを親指で弾き上げる。単発モード・マックスパワーで三射をぶちかますと、防風林の直径三十センチ近くある樹木がバリリと三本折れた。
これには警備員たちも恐れをなしたらしく火線が止む。
「船を出せ、撤退しろ!」
巨大レールガンを握ったままシドに大喝され、こちらも恐れをなした漁師たちが操舵室に駆け込んだ。エンジンが低く唸りだし、数秒キャビテーションを起こしたスクリューが正常回転を始めて漁船が動き出す。方向転換してあっという間にレヴィ島を離れた。
「あああ、もう、何だったんだよ……」
「大丈夫、シド?」
上から覗き込まれ、手を差し出されて握ると上体を起こす。奇跡的に無傷だったが、塩水が右頬の傷に滲みてポーカーフェイスを歪ませた。ポケットを探ると煙草はびしょびしょのクシャクシャ、反対側のポケットを探って開封前のものを取り出す。
最近水に落ちるシチュエーションが続いたので、スタンダードな防湿仕様より十クレジット高い防水加工品を買うことにしていたのは正解だった。開封してこれも無事だったオイルライターと吸い殻パックを出す。紫煙を吐いていると恐る恐る漁師たちが視線を投げてきた。
「すまん、禁煙だったか?」
「いや、幾らでも吸っていいが、あんたらは何者だ?」
訊かれてシドはすらすらと大ウソをこく。
「この辺りで未確認飛行物体・UFOを探す研究者だ。セイレーナ島はもう調査済み、それ以外でそういうのを見たことはねぇか?」
「セイレーナ以外で……聞かねぇし、見ねぇなあ」
「……そうか」
こんな目に遭って結局何の収穫もなかったのだ。シドはかなり消沈する。
隣ではもっと消沈したアーサーが膝を抱えていた。ハイファの前でいいところを見せられなかったのが原因のようだ。残弾多数のサンパチ口径をひねくり回している。
「景気の悪いツラをするんじゃねぇよ!」
八つ当たり気味に叫ぶとアーサーは余計に落ち込んだらしく仏頂面で呟いた。
「護るって言ったっすよ、なのにハイファスに護られちまって……」
「仕方ねぇだろ、俺たちはプロだぞ」
「でも……俺、立場がねぇっすよ」
男として気持ちは分からないでもない。シドはアーサーの肩に手を置く。
「お前、格好悪くねぇよ。撃ち合いに突っ込んでったお前は、まあまあカッコよかったぜ」
それでも『まあまあ』が拙かったのか、アーサーは俯くばかりだ。指先で甲板をほじっている。穴が空いて浸水する前にシドは更に慰めにかかった。
「もう終わったことだろ、いいからお前はお前にできることをしろよな」
「俺にできること……?」
「ああ、そうだ。『伯爵の名代』とか語ったお前はマジで格好よかったしな」
「そうっすか? でも俺にできることって何すかね?」
「さあな。次代の伯爵に何をして欲しいのか、あっちで訊いてこい」
やや明るい顔になったアーサーは素直に立ち上がって漁師たちの方へと歩いていく。
他人事のように聞いていたハイファが笑った。
「青少年お悩み相談室、ご苦労様」
「原因のクセして他人事みたいに言うんじゃねぇよ」
「じゃあ、じっくり相談に乗ってあげてもいいの?」
「ふん。……あー、くそう、いつもの調子も出ねぇし、今回は何だってんだ、チクショウ!」
毒づきながら対衝撃ジャケットを脱いで絞ると甲板に広げた。更にびしょ濡れの全身を乾かすべく、咥え煙草のままゴロリと大の字になって空を見上げる。
そして非常に馬鹿馬鹿しくも今、気付いた。
「ダイアナとマリーを返せ! でないと全員ぶっ殺してやる!」
「クリーヴの言う通りだ、でねぇとダイナマイトぶち込むぞ!」
漁師らの叫びから先程アーサーが言ったカチコミのパターン、そのままの再来らしいとシドは悟る。だがここで銃を抜いてもどちらの味方をしていいものか分からない。振り向くとハイファも少々困った顔をしていて、ここは暫し見守ることに決めた。
だがそうは問屋が卸さなかった。特攻野郎が一人で突っ込んだと思うと、勢いサンパチ口径のリボルバを引き抜いて警備員たちに向かって撃ち始めたのだ。
「なっ、こら、バカ野郎、やめろ!」
「放っておけねぇ、恋人を食われたんだぞ!」
騒いでいるうちに一番近い敵と見なしたか、防風林からの火線が一斉にこちらを向いた。これは堪らない。三人ともに掩蔽物は何もなく身を晒しているのだ。咄嗟にシドとハイファはその場に伏せる。同時にハイファはアーサーも引き倒していた。だがアーサーは引き倒されても撃つ気満々だ。もう本当にうんざりした気分でシドは仕方なく這い始めた。
匍匐でハイファとアーサーの前に出る。顔と頭を左腕で庇いつつレールガンを抜き、最弱パワーをセレクトした。面倒なのでフルオートモードにして防風林を薙ぐ。
「ハイファ、アーサーと後退しろ!」
「ラジャー!」
火線をシドが押さえている間にハイファは素早く身を起こすと、乱射しようとするアーサーの襟首を掴んで駆け出していた。目指すは一番近い掩蔽物である漁船だ。ビーチを横切り波間に駆け込む。いや、駆け込むというより飛び込んでいた。小さめとはいえ漁船が浮いているのだから当然深い。なるべく愛銃を濡らさないよう高く上げて船上に手を振る。
漁船からすぐに縄梯子が下ろされた。シドが大事なハイファはアーサーを途中から無視、先に梯子を掴んで上り始める。上りきると舷側から甲板に下りて舳先に走った。
舳先からの掩護は簡単だった。高みの利で防風林の敵を押さえる。撃ち込んで撃たせない。
「シド、急いで!」
跳ね起きてシドも海へと走った。背後はバディに任せて波間にダイヴする。
ここで誤算、シドは泳げなかった。深みにハマってぶくぶくと沈んだ。しこたま塩辛い水を飲む。もうだめかと思ったときに対衝撃ジャケットの内側にあった空気でぷかりと浮いた。必死で水を掻いて縄梯子を掴む。だが今度は濡れた特殊ゲル入りのジャケットが鎧の如く重たくなって、縄を掴んだ指がちぎれるかと思った。
ビーチ辺りで爆音。本当に誰かがダイナマイトを投げたようだ。無我夢中で重い水から這い上がり、やっとの思いで梯子を上りきると舷側から甲板に転がり込む。
「シド、残弾二!」
ハイファの叫びを聞いて重たい躰を引きずるように舳先に向かった。
半ば這うようにして舳先に辿り着くと一旦仕舞っていたレールガンを抜き、またフルオートモードで薙いだ。それでも撃ち返してくる警備員もいっそ天晴れ、だがもう相手をするのに飽きたシドはセレクタレバーを親指で弾き上げる。単発モード・マックスパワーで三射をぶちかますと、防風林の直径三十センチ近くある樹木がバリリと三本折れた。
これには警備員たちも恐れをなしたらしく火線が止む。
「船を出せ、撤退しろ!」
巨大レールガンを握ったままシドに大喝され、こちらも恐れをなした漁師たちが操舵室に駆け込んだ。エンジンが低く唸りだし、数秒キャビテーションを起こしたスクリューが正常回転を始めて漁船が動き出す。方向転換してあっという間にレヴィ島を離れた。
「あああ、もう、何だったんだよ……」
「大丈夫、シド?」
上から覗き込まれ、手を差し出されて握ると上体を起こす。奇跡的に無傷だったが、塩水が右頬の傷に滲みてポーカーフェイスを歪ませた。ポケットを探ると煙草はびしょびしょのクシャクシャ、反対側のポケットを探って開封前のものを取り出す。
最近水に落ちるシチュエーションが続いたので、スタンダードな防湿仕様より十クレジット高い防水加工品を買うことにしていたのは正解だった。開封してこれも無事だったオイルライターと吸い殻パックを出す。紫煙を吐いていると恐る恐る漁師たちが視線を投げてきた。
「すまん、禁煙だったか?」
「いや、幾らでも吸っていいが、あんたらは何者だ?」
訊かれてシドはすらすらと大ウソをこく。
「この辺りで未確認飛行物体・UFOを探す研究者だ。セイレーナ島はもう調査済み、それ以外でそういうのを見たことはねぇか?」
「セイレーナ以外で……聞かねぇし、見ねぇなあ」
「……そうか」
こんな目に遭って結局何の収穫もなかったのだ。シドはかなり消沈する。
隣ではもっと消沈したアーサーが膝を抱えていた。ハイファの前でいいところを見せられなかったのが原因のようだ。残弾多数のサンパチ口径をひねくり回している。
「景気の悪いツラをするんじゃねぇよ!」
八つ当たり気味に叫ぶとアーサーは余計に落ち込んだらしく仏頂面で呟いた。
「護るって言ったっすよ、なのにハイファスに護られちまって……」
「仕方ねぇだろ、俺たちはプロだぞ」
「でも……俺、立場がねぇっすよ」
男として気持ちは分からないでもない。シドはアーサーの肩に手を置く。
「お前、格好悪くねぇよ。撃ち合いに突っ込んでったお前は、まあまあカッコよかったぜ」
それでも『まあまあ』が拙かったのか、アーサーは俯くばかりだ。指先で甲板をほじっている。穴が空いて浸水する前にシドは更に慰めにかかった。
「もう終わったことだろ、いいからお前はお前にできることをしろよな」
「俺にできること……?」
「ああ、そうだ。『伯爵の名代』とか語ったお前はマジで格好よかったしな」
「そうっすか? でも俺にできることって何すかね?」
「さあな。次代の伯爵に何をして欲しいのか、あっちで訊いてこい」
やや明るい顔になったアーサーは素直に立ち上がって漁師たちの方へと歩いていく。
他人事のように聞いていたハイファが笑った。
「青少年お悩み相談室、ご苦労様」
「原因のクセして他人事みたいに言うんじゃねぇよ」
「じゃあ、じっくり相談に乗ってあげてもいいの?」
「ふん。……あー、くそう、いつもの調子も出ねぇし、今回は何だってんだ、チクショウ!」
毒づきながら対衝撃ジャケットを脱いで絞ると甲板に広げた。更にびしょ濡れの全身を乾かすべく、咥え煙草のままゴロリと大の字になって空を見上げる。
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