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第4話(暴力描写注意)
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次に薫の意識が浮上したのは、情けなくも衣服を脱がされた寒さからだった。
「う、エアコン利きすぎ……」
「目が覚めたのかい、薫さん」
頭上から降ってきた声が梅谷本家の者でも、一ヶ月前に別れた彼女でもないのに驚いて目を見開く。まず視界に入ったのは磨き上げられた、だが固い床だった。そして革靴の足。恐る恐る見上げると目前には今里が立ち、薄く笑って見下ろしていた。
そのときにはもう自分が下着すら身に着けていないことにも気付いていた。
初めて飲んだ高級酒に酔い、余興で裸踊りでもやらかしたのだと思いたかった。それだって結構な人生の黒歴史になるが能動的にやったのなら『すみませんテヘペロ』とでも誤魔化して、あとで独りでカラオケボックスにでも行き、気の済むまで吠えたらいいだけだ。だが受動的にこうなったのなら笑い事では済まない。
そして薫は既に状況は後者だと瞬時に悟っていた。
床に直接転がされている非常な待遇の悪さと、今里の酷薄な嗤い。いつもと同じ余裕の微笑みでも、今の今里からは恐怖を生業とする暴力団が獲物を前にしたとき独特のいやらしさしか感じられない。
更に九名もの手下たちまでが全員で薫一人を取り囲み、下卑た囁きを交わしては欲望にぎらついた目つきで舌舐めずりまでしていた。
そこで誰かが「やっぱりジョークでした~っ!」と宣言してくれたなら、薫はそいつにこの先十年間、毎日食後のデザートを奢ってやっただろう。困窮していてもヨーグルト程度なら何とかして見せる、そこは男だ根性だ。三個で一パックになってるヤツなら――。
そんな馬鹿なことを本気で考えたくなるくらい全身から血の気が引いていた。貧血を起こしそうな頭で自分の躰をチェックし、我が身がまだ無事らしいのを知る。
「顔だけじゃない、素晴らしく綺麗な躰をしているね、薫さん」
コンプレックスをつつかれた薫は躰の震えを気合いで止め、今里に食いついた。
「もしかして酒にクスリでも混ぜたんですか?」
「睡眠導入剤をほんの少し。でも必要なかったかも知れないな」
「組長……いや、今里さん。あんたの目当ては何なのさ?」
「それは勿論、薫さん自身に決まっているじゃないか。私はずっと薫さんを見つめてきたんだが、どうも脈がないようなのでね。募る想いを今夜、遂げさせて貰うことにしたんだよ」
そう頻繁に見つめられるほど会ったこともない相手はおどけた口調で言ったのち、ツーポイント眼鏡の奥から僅かに痛ましそうな目で見返した。けれど背後に手下を九名も従えていては虫酸が走るだけだ。それでもヤクザの事務所は防弾・防音完備、叫んでも無駄なのは承知している。叩いて助けを求めようにも窓すらないのだ。
叫ぶ代わりに唾を吐き、今里のスラックスの裾を汚した。
「可愛いことをしてくれるね。だが食いちぎられるのもごめんだ……おい」
今里の短いひとことで手下が動いた。数人掛かりで押さえ付けられ、床に這わされる。脚を僅かに開かされてどっと全身から冷や汗が流れた。そうして何の外連味もなく後ろの敏感な窄まりに誰かの指が侵入してくる。濡らしてもいないそれは粘膜を僅かに掻き裂いたらしく、鋭い痛みが背筋を突き抜けて思わず声が洩れた。
「あっ……つうっ!」
本当は泣き叫びたい気分だった。けれどそんなことをしても結果は変わらない。ならばせめて腹を括り、嗜虐の愉悦に嗤う奴らを落胆させてやるまでだと薫は唇を噛み締めた。
だが自分ですら触れたことのない処まで挿入された指が酷い異物感をもたらし、勝手に冷たい汗は滴って呼吸は浅く速くなる。鼓動が狂ったように跳ね上がり心臓が喉から飛び出しそうだった。羞恥と混乱で眩暈がして怒りすらかき消されてしまう。
それに相手は素人同然の人間を堕とすのに慣れていた。
予想に反して指はあっさり抜かれる。安堵に浸るヒマもなく今里が手にしたパケと呼ばれる小さな袋を振って見せた。透明のビニール袋には白い粉末が入っている。
「まさかそれって……?」
「そう、シャブだよ。粘膜にたっぷり塗り込ませて貰った」
「やるならさっさとやればいいだろ!」
「何も私だって薫さんに痛い思いをさせたい訳じゃない。できれば一緒に愉しみたいからね、最高級のネタをサーヴィスしたよ。じきに効いてくるだろう」
「ふん。クスリに頼らなきゃ愉しめないほど、あんたのモノは役立たずか?」
わざと煽ってみたが今里を始め、男たちは嗤うばかりだ。
「滝本組系でクスリは御法度だろ。何が狙いなのか教えて貰えないのか?」
「だから薫さん自身だと言っているじゃないか。そのためにカメラも新調した」
手下の一人がデジタルムービーカメラを向けているのに気付かされ、これまでの人生で思い出せる限り初めてのレヴェルまで絶望した。これから起こる全ては映像データとして残され、それをネタに強請られて今里に骨までしゃぶり尽くされるのだ。
だが薫は考える。自分は一介のチンピラだ。それも潰れかけの三次団体・梅谷組の若中である。失うものと言えばプライドくらいしかない。そんな自分を堕とすには手が込みすぎている。
個人的に今里から恨みを買った覚えもない。いったいこれは何なのだろうか。
しかしそんな思考も長くは続かなかった。再び後ろに何かで触れられて、これが始まりかと腹を括り直す。けれど触れたものが何なのかすら分からぬまま、僅かに動かされて躰の方が反応した。シャブがもう効き始めたのだと思い至ったときには、見せかけより遙かに混乱していた思考が異常にクリアに澄み渡っていた。
まるで今までの二十二年間を眠って過ごしていたかの如く、まさに覚醒していた。
「あっ……ああんっ!」
澄み渡ったかのような思考とは別に媚びた甘い声を洩らしてしまい、取り囲んだ男たちが嗤う。だが薫は背後からじわじわと侵入してくるヌルついたモノに全ての意識を集約されてしまっていた。更には自ら迎え入れたくて堪らない思いが湧いて憑りつき剥がれなくなる。結果として自然と腰を動かしていた。
「ほう、もう効いたようだね。それに初めてにしては感度がいい。素質は充分だ」
笑いを含んだ今里の声も同調した手下たちの嗤いも、もはやどうでも良かった。あっという間に堕ちてしまった自分を意識できず、もっと強い快感を欲して勝手に腰は悶える。鋭敏になった感覚の全てで腰を蕩かすような快感に集中していた。
止めなければとんでもない映像データを撮られてしまうと頭の片隅で思ったが、いざ体内のモノを抜かれそうになると、意志に反して淫らに腰を振り言葉でもせがんでしまう。とっくに薫自身も床に欲望をぶちまけてしまっていた。
思い出すのもおぞましい責めはそれからが本番だった。
◇◇◇◇
存分に上下を責め抜いて皆が満足したときには、薫は疲れ果て指一本動かすことすらできなくなっていた。だがシャブが効いていなければ抵抗したかも知れず、抵抗した上に十名もの男に責め抜かれては生きていなかったかも知れない。
「シャブは普通なら十二時間前後効いている。けれど初めてなら二十四時間から三日近くも効き続けることがある。抜けるまでは面倒を見るから安心していい」
今里はそう言って手下に用意させた毛布で薫を包むと黒塗りに運ばせ乗せた。
どのくらい走ったのか全く記憶にない薫が気付くと車は停まっていて、また手下らに運び降ろされる。そこで見上げて薫は樫原組の買い取った専用マンションに連れて来られたと知った。
今里はマンションの部屋へと薫を運ばせベッドに寝かせた。しかしシャブの効いた躰に安逸の眠りは訪れず、食欲も失せた身に今度は今里一人が更なる蹂躙を重ねた。そこでも薫は甘ったるい声で媚び、涙すら浮かべて懇願しては脳髄を白く灼くような強い刺激にうっとりと身をうねらせた。
そうして再び夜がやってきた頃、今里にのしかかられた薫は急激に襲った全身の痛みに本物の悲鳴を上げることになった。
同時に自覚したのはシャブが切れたことに依る得体の知れない不安感である。現実に対する恐怖と混じり合い、監視の手下がいなければ、薫は首を括るかマンション四階のベランダから飛び降りていただろう。
ともあれクスリの切れた薫は樫原組お抱えの医者を呼ぶという今里の言葉に青くなって断固拒否し、代わりに睡眠薬を与えられて丸一日眠って過ごした。次の一日で何とか歩行可能になるまで回復し、その翌日の午前中になってようやく帰宅許可が下りたのだった。
梅谷組の上納金かき集め策の途中経過を若頭に訊きに行くという今里と一緒に黒塗りに乗せられて帰路に就いた。今里とは同じ空気も吸いたくなかったが、まだ立ち歩くのも容易でない躰なのだ、仕方がない。
「本家の若頭にはちゃんと告げてある。私と意気投合して伊豆にクルージングに行っていたとね」
「伊豆なんか行ったこともないんですけど」
「じゃあマンションでデリヘル嬢を何人斬りできるか競っていたことにするかい?」
「……伊豆でいいです」
「う、エアコン利きすぎ……」
「目が覚めたのかい、薫さん」
頭上から降ってきた声が梅谷本家の者でも、一ヶ月前に別れた彼女でもないのに驚いて目を見開く。まず視界に入ったのは磨き上げられた、だが固い床だった。そして革靴の足。恐る恐る見上げると目前には今里が立ち、薄く笑って見下ろしていた。
そのときにはもう自分が下着すら身に着けていないことにも気付いていた。
初めて飲んだ高級酒に酔い、余興で裸踊りでもやらかしたのだと思いたかった。それだって結構な人生の黒歴史になるが能動的にやったのなら『すみませんテヘペロ』とでも誤魔化して、あとで独りでカラオケボックスにでも行き、気の済むまで吠えたらいいだけだ。だが受動的にこうなったのなら笑い事では済まない。
そして薫は既に状況は後者だと瞬時に悟っていた。
床に直接転がされている非常な待遇の悪さと、今里の酷薄な嗤い。いつもと同じ余裕の微笑みでも、今の今里からは恐怖を生業とする暴力団が獲物を前にしたとき独特のいやらしさしか感じられない。
更に九名もの手下たちまでが全員で薫一人を取り囲み、下卑た囁きを交わしては欲望にぎらついた目つきで舌舐めずりまでしていた。
そこで誰かが「やっぱりジョークでした~っ!」と宣言してくれたなら、薫はそいつにこの先十年間、毎日食後のデザートを奢ってやっただろう。困窮していてもヨーグルト程度なら何とかして見せる、そこは男だ根性だ。三個で一パックになってるヤツなら――。
そんな馬鹿なことを本気で考えたくなるくらい全身から血の気が引いていた。貧血を起こしそうな頭で自分の躰をチェックし、我が身がまだ無事らしいのを知る。
「顔だけじゃない、素晴らしく綺麗な躰をしているね、薫さん」
コンプレックスをつつかれた薫は躰の震えを気合いで止め、今里に食いついた。
「もしかして酒にクスリでも混ぜたんですか?」
「睡眠導入剤をほんの少し。でも必要なかったかも知れないな」
「組長……いや、今里さん。あんたの目当ては何なのさ?」
「それは勿論、薫さん自身に決まっているじゃないか。私はずっと薫さんを見つめてきたんだが、どうも脈がないようなのでね。募る想いを今夜、遂げさせて貰うことにしたんだよ」
そう頻繁に見つめられるほど会ったこともない相手はおどけた口調で言ったのち、ツーポイント眼鏡の奥から僅かに痛ましそうな目で見返した。けれど背後に手下を九名も従えていては虫酸が走るだけだ。それでもヤクザの事務所は防弾・防音完備、叫んでも無駄なのは承知している。叩いて助けを求めようにも窓すらないのだ。
叫ぶ代わりに唾を吐き、今里のスラックスの裾を汚した。
「可愛いことをしてくれるね。だが食いちぎられるのもごめんだ……おい」
今里の短いひとことで手下が動いた。数人掛かりで押さえ付けられ、床に這わされる。脚を僅かに開かされてどっと全身から冷や汗が流れた。そうして何の外連味もなく後ろの敏感な窄まりに誰かの指が侵入してくる。濡らしてもいないそれは粘膜を僅かに掻き裂いたらしく、鋭い痛みが背筋を突き抜けて思わず声が洩れた。
「あっ……つうっ!」
本当は泣き叫びたい気分だった。けれどそんなことをしても結果は変わらない。ならばせめて腹を括り、嗜虐の愉悦に嗤う奴らを落胆させてやるまでだと薫は唇を噛み締めた。
だが自分ですら触れたことのない処まで挿入された指が酷い異物感をもたらし、勝手に冷たい汗は滴って呼吸は浅く速くなる。鼓動が狂ったように跳ね上がり心臓が喉から飛び出しそうだった。羞恥と混乱で眩暈がして怒りすらかき消されてしまう。
それに相手は素人同然の人間を堕とすのに慣れていた。
予想に反して指はあっさり抜かれる。安堵に浸るヒマもなく今里が手にしたパケと呼ばれる小さな袋を振って見せた。透明のビニール袋には白い粉末が入っている。
「まさかそれって……?」
「そう、シャブだよ。粘膜にたっぷり塗り込ませて貰った」
「やるならさっさとやればいいだろ!」
「何も私だって薫さんに痛い思いをさせたい訳じゃない。できれば一緒に愉しみたいからね、最高級のネタをサーヴィスしたよ。じきに効いてくるだろう」
「ふん。クスリに頼らなきゃ愉しめないほど、あんたのモノは役立たずか?」
わざと煽ってみたが今里を始め、男たちは嗤うばかりだ。
「滝本組系でクスリは御法度だろ。何が狙いなのか教えて貰えないのか?」
「だから薫さん自身だと言っているじゃないか。そのためにカメラも新調した」
手下の一人がデジタルムービーカメラを向けているのに気付かされ、これまでの人生で思い出せる限り初めてのレヴェルまで絶望した。これから起こる全ては映像データとして残され、それをネタに強請られて今里に骨までしゃぶり尽くされるのだ。
だが薫は考える。自分は一介のチンピラだ。それも潰れかけの三次団体・梅谷組の若中である。失うものと言えばプライドくらいしかない。そんな自分を堕とすには手が込みすぎている。
個人的に今里から恨みを買った覚えもない。いったいこれは何なのだろうか。
しかしそんな思考も長くは続かなかった。再び後ろに何かで触れられて、これが始まりかと腹を括り直す。けれど触れたものが何なのかすら分からぬまま、僅かに動かされて躰の方が反応した。シャブがもう効き始めたのだと思い至ったときには、見せかけより遙かに混乱していた思考が異常にクリアに澄み渡っていた。
まるで今までの二十二年間を眠って過ごしていたかの如く、まさに覚醒していた。
「あっ……ああんっ!」
澄み渡ったかのような思考とは別に媚びた甘い声を洩らしてしまい、取り囲んだ男たちが嗤う。だが薫は背後からじわじわと侵入してくるヌルついたモノに全ての意識を集約されてしまっていた。更には自ら迎え入れたくて堪らない思いが湧いて憑りつき剥がれなくなる。結果として自然と腰を動かしていた。
「ほう、もう効いたようだね。それに初めてにしては感度がいい。素質は充分だ」
笑いを含んだ今里の声も同調した手下たちの嗤いも、もはやどうでも良かった。あっという間に堕ちてしまった自分を意識できず、もっと強い快感を欲して勝手に腰は悶える。鋭敏になった感覚の全てで腰を蕩かすような快感に集中していた。
止めなければとんでもない映像データを撮られてしまうと頭の片隅で思ったが、いざ体内のモノを抜かれそうになると、意志に反して淫らに腰を振り言葉でもせがんでしまう。とっくに薫自身も床に欲望をぶちまけてしまっていた。
思い出すのもおぞましい責めはそれからが本番だった。
◇◇◇◇
存分に上下を責め抜いて皆が満足したときには、薫は疲れ果て指一本動かすことすらできなくなっていた。だがシャブが効いていなければ抵抗したかも知れず、抵抗した上に十名もの男に責め抜かれては生きていなかったかも知れない。
「シャブは普通なら十二時間前後効いている。けれど初めてなら二十四時間から三日近くも効き続けることがある。抜けるまでは面倒を見るから安心していい」
今里はそう言って手下に用意させた毛布で薫を包むと黒塗りに運ばせ乗せた。
どのくらい走ったのか全く記憶にない薫が気付くと車は停まっていて、また手下らに運び降ろされる。そこで見上げて薫は樫原組の買い取った専用マンションに連れて来られたと知った。
今里はマンションの部屋へと薫を運ばせベッドに寝かせた。しかしシャブの効いた躰に安逸の眠りは訪れず、食欲も失せた身に今度は今里一人が更なる蹂躙を重ねた。そこでも薫は甘ったるい声で媚び、涙すら浮かべて懇願しては脳髄を白く灼くような強い刺激にうっとりと身をうねらせた。
そうして再び夜がやってきた頃、今里にのしかかられた薫は急激に襲った全身の痛みに本物の悲鳴を上げることになった。
同時に自覚したのはシャブが切れたことに依る得体の知れない不安感である。現実に対する恐怖と混じり合い、監視の手下がいなければ、薫は首を括るかマンション四階のベランダから飛び降りていただろう。
ともあれクスリの切れた薫は樫原組お抱えの医者を呼ぶという今里の言葉に青くなって断固拒否し、代わりに睡眠薬を与えられて丸一日眠って過ごした。次の一日で何とか歩行可能になるまで回復し、その翌日の午前中になってようやく帰宅許可が下りたのだった。
梅谷組の上納金かき集め策の途中経過を若頭に訊きに行くという今里と一緒に黒塗りに乗せられて帰路に就いた。今里とは同じ空気も吸いたくなかったが、まだ立ち歩くのも容易でない躰なのだ、仕方がない。
「本家の若頭にはちゃんと告げてある。私と意気投合して伊豆にクルージングに行っていたとね」
「伊豆なんか行ったこともないんですけど」
「じゃあマンションでデリヘル嬢を何人斬りできるか競っていたことにするかい?」
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