203 / 229
鍛冶武者修行に出ますが何か!(海竜街編)
第弐百参拾五話 ヤクザな商人がやってきましたが何か!
しおりを挟む
「あれかぁ?何ともチンケな島だなぁ。」
隣に立つ九環刀を背負う小柄ながらな筋肉達磨が波間に見え隠れする小島を見ながら潮風に荒れたダミ声を上げる。内心同意してしまう自分に言い聞かすように私は、
「パクー!これは首領トゥラバからの指示だ。首領の指示に何か文句でもあるのか?!」
と特に荒げる事も無く淡々と問いただすように告げると、パクーは自慢の筋肉を小さく萎ませて首を左右に振る
「と、とんでもねぇ!オレはただ見た感想を口にしただけで、首領に対して文句なんてある訳ねぇよぉ。勘弁してくれカンディルの兄貴!!」
と思わず笑ってしまいそうになるほど慌て悲鳴にも似た声を上げた。そんなパクーの様子に私は満足しながら「そうか・・・」と一言だけ呟き、視線を波間に見え隠れしつつも徐々に大きくなってゆく島影に戻した。
パクーは私が島へと視線を戻した事で安堵したのか再び口を開いた。
「しかし、なんで首領トゥラバはこんなチンケな島に行って来いなって言ったんだぁ?」
「・・・ムベンガの奴がヘマをしたんだよ。レヴィアタンの耄碌爺を誘い出したまでは良かったんだが、返り討ちにあった様でレヴィアタンに耄碌爺の船が帰港したって話だ。
まぁ、ムベンガの抜けた穴は痛いが遅かれ早かれこの島を取る事は決まっていた事それが少し早まっただけの事だ。
耄碌爺の始末がついていればより簡単だったが、元々全てが計画通り行くなんて都合よく世の中は出来てないからな。」
そう島影を見つめながらパクーに教えてやると、パクーは委縮していた筋肉を膨張させ、
「クソっ! 鋸歯刀 !!オメぇの無念はオレが晴らしてやる。」
鼻息荒く吠えた。そんなパクーに私はこれから向かう憐れな島の者達の行く末を思いほくそ笑むのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
息を切らして海中の台場にやって来たピアに連れられて俺はフォルテやアコルデ率いる守手衆と共に、台場に向かう為に飛び込んだ崖の対岸にある、俺が漂着していたと言う海岸へ急いだ。
海岸には以前『鋸歯刀のムベンガ』と名乗った海賊が指揮していた海賊船と同じ型の帆船が海岸から少し離れた所に錨をおろし、波打ち際には一艘の小舟が停泊し数名の魚人族と思われる男達が島に上陸していた。
「いつもの船と違う・・・」
海岸近くに錨を下ろす帆船を見たフォルテからポツリとこぼれた呟きに俺は走りながらフォルテと並走するアコルデの表情を見ると、二人の顔は引き締め緊張感を漂わせていた。
その間にも上陸してきた魚人族達は周囲を見回し遠巻きにしながら突然現れた侵入者たる自分達の様子を窺っている人魚族に対してニヤリと猛獣が獲物を見つけた時のような笑みを浮かべたが、一番小柄で細身の優男が軽く手を上げるのに合わせて猛獣の笑みを消し神妙な面持ちを浮かべる。そんな魚人族達の様子を確認する事も無く片手を挙げた優男は、柔和な笑みを浮かべて背後に九環刀を背負った小柄ながらも筋骨隆々の魚人族を従えて前に進み出ると、
「これはこれは、ゼーメッシュ島の皆々様方、お騒がせして申し訳ありません。お初にお目にかかります私はレヴィアタン街のティブロン商会から参りました、カンディル・ラウリクチャと申します。
本日訪れましたは、ゼーメッシュの皆様への挨拶と共にアル重要な案件が当商会に待ちこまれました。その事について皆様とご相談をしなければならないと考えレヴィアタン街からはるばるやってまいった次第。
出来ますればゼーメッシュの人魚族を御纏めになっておられるフィナレ族長様、もしくは何方か代表してお話しいただけるお方はおられませんでしょうか?」
と揉み手をし出しそうな雰囲気を醸し出しながら話しかけ、そんなカンディルと名乗った魚人族の態度に緊張しながら遠巻きにしていた人魚族の村人たちは安堵の表情を浮かべていた。
だが、そんな人魚族の様子を品定めするように見つめ柔和な笑顔を浮かべるカンディルの目は全く笑っておらず、その眼の奥底には震えがくるような冷酷な光が灯っていた。その事を告げようとフォルテとアコルデに視線を向けると、二人も俺と同じように感じたのか先ほどよりも緊張し警戒心を募らせているような表情を浮かべていた。
そんな俺達を余所に、カンディルの柔和な笑顔に遠巻きに見ていた村人たちも徐々に近づき始め・・・
「カンディルさんと仰いましたか?ご丁寧な御挨拶、恐れ入ります。誠に申し訳ありませんが、我らが族長であるフィナレ様は少々都合が悪く話をすることは出来ませんが、間もなく族長の代りに話が出来る者が来ると思いますので・・・」
以前、勘違いから俺に掴み掛ろうとした守手衆の一人アッチェルがのこのこと進み出て、カンディルと話を始めてしまった。その様子にフォルテもアコルデも苦虫を噛み潰したような表情を浮かべると、先ずアコルデが
「下がれアッチェル! お前如きが出しゃばって良い話では無い!!」
叱責の声を上げると、アコルデの声にアッチェルは凍りついたように身を固めて、一方のカンディルは一瞬苦々しげな表情を浮かべたものの直ぐに柔和な笑顔を浮かべ声を発したアコルデと付き従える守手衆の面々、そして共に走り寄ってくるフォルテに視線を振りその姿を視界に収めた様だった。
そんなカンディルの思惑は兎も角、アッチェルや村人たちの元に駆け寄ったフォルテとアコルデは一旦村人たちをカンディルから遠ざけ、村人の前にまるでバリケードを組む様に守手衆を立たせると、徐に進み出る。
「誰の断りを得て島へ立ち入ったのですか?この島は我々人魚族が治める島。海で船が難破した為に島に漂着した者はその限りではありませんが、ごく限られた者以外の島への立ち入りは厳しく制限しています。今回はその事を知らずに島へ上陸したと考え手荒な事をするつもりはありません。早急にこの島から退去しなさい!」
毅然とした態度でそう言い放ったフォルテ。そのフォルテの言葉に合わせてアコルデは威嚇する様に手に持ったトライデントの石突きで地面を強く叩いた。そんな二人の様子をカンディルは柔和な笑顔を浮かべたまま見守ると、
「・・・ふむぅ。これはまた随分と警戒させてしまったようですね。まぁ島を治め島を守ろうとされるお方たちが見知らぬ者である私達に過度に警戒される事は分からなくもありませんが、先ずはこれを見ていただけますか?」
そう言うとカンディルはゆっくりとした動きで懐に手を入れると徐に何かを取り出しフォルテとアコルデに見えるように掲げた。
「「そ、それは・・・」」
何をそんなに驚いたのか二人は同時に同じ言葉を発すると、カンディルは満足そうに何回か頷き、
「はい。この手形は我がティブロン商会がカサートカ商会より譲り受けた物。
カサートカ商会から聞いた話では、『この手形を持つ者は無条件にこの島への立ち入りが許され、その代りに島にとって必要とする物を商う事が出来る』と聞いたのですが、違いましたか?」
と嫌らしい物言いをしてきた。そんなカンディルにフォルテは眉間に皺を寄せながら、
「確かにその『入島手形』を持つ者は、島に入り島の門が必要とする物を売る事が出来ますが・・・」
「では! 商いの話をしましょうか♪」
苦々しげな表情のフォルテが言い終わらない内に、カンディルは畳みかける様に言い放つのだった。
隣に立つ九環刀を背負う小柄ながらな筋肉達磨が波間に見え隠れする小島を見ながら潮風に荒れたダミ声を上げる。内心同意してしまう自分に言い聞かすように私は、
「パクー!これは首領トゥラバからの指示だ。首領の指示に何か文句でもあるのか?!」
と特に荒げる事も無く淡々と問いただすように告げると、パクーは自慢の筋肉を小さく萎ませて首を左右に振る
「と、とんでもねぇ!オレはただ見た感想を口にしただけで、首領に対して文句なんてある訳ねぇよぉ。勘弁してくれカンディルの兄貴!!」
と思わず笑ってしまいそうになるほど慌て悲鳴にも似た声を上げた。そんなパクーの様子に私は満足しながら「そうか・・・」と一言だけ呟き、視線を波間に見え隠れしつつも徐々に大きくなってゆく島影に戻した。
パクーは私が島へと視線を戻した事で安堵したのか再び口を開いた。
「しかし、なんで首領トゥラバはこんなチンケな島に行って来いなって言ったんだぁ?」
「・・・ムベンガの奴がヘマをしたんだよ。レヴィアタンの耄碌爺を誘い出したまでは良かったんだが、返り討ちにあった様でレヴィアタンに耄碌爺の船が帰港したって話だ。
まぁ、ムベンガの抜けた穴は痛いが遅かれ早かれこの島を取る事は決まっていた事それが少し早まっただけの事だ。
耄碌爺の始末がついていればより簡単だったが、元々全てが計画通り行くなんて都合よく世の中は出来てないからな。」
そう島影を見つめながらパクーに教えてやると、パクーは委縮していた筋肉を膨張させ、
「クソっ! 鋸歯刀 !!オメぇの無念はオレが晴らしてやる。」
鼻息荒く吠えた。そんなパクーに私はこれから向かう憐れな島の者達の行く末を思いほくそ笑むのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
息を切らして海中の台場にやって来たピアに連れられて俺はフォルテやアコルデ率いる守手衆と共に、台場に向かう為に飛び込んだ崖の対岸にある、俺が漂着していたと言う海岸へ急いだ。
海岸には以前『鋸歯刀のムベンガ』と名乗った海賊が指揮していた海賊船と同じ型の帆船が海岸から少し離れた所に錨をおろし、波打ち際には一艘の小舟が停泊し数名の魚人族と思われる男達が島に上陸していた。
「いつもの船と違う・・・」
海岸近くに錨を下ろす帆船を見たフォルテからポツリとこぼれた呟きに俺は走りながらフォルテと並走するアコルデの表情を見ると、二人の顔は引き締め緊張感を漂わせていた。
その間にも上陸してきた魚人族達は周囲を見回し遠巻きにしながら突然現れた侵入者たる自分達の様子を窺っている人魚族に対してニヤリと猛獣が獲物を見つけた時のような笑みを浮かべたが、一番小柄で細身の優男が軽く手を上げるのに合わせて猛獣の笑みを消し神妙な面持ちを浮かべる。そんな魚人族達の様子を確認する事も無く片手を挙げた優男は、柔和な笑みを浮かべて背後に九環刀を背負った小柄ながらも筋骨隆々の魚人族を従えて前に進み出ると、
「これはこれは、ゼーメッシュ島の皆々様方、お騒がせして申し訳ありません。お初にお目にかかります私はレヴィアタン街のティブロン商会から参りました、カンディル・ラウリクチャと申します。
本日訪れましたは、ゼーメッシュの皆様への挨拶と共にアル重要な案件が当商会に待ちこまれました。その事について皆様とご相談をしなければならないと考えレヴィアタン街からはるばるやってまいった次第。
出来ますればゼーメッシュの人魚族を御纏めになっておられるフィナレ族長様、もしくは何方か代表してお話しいただけるお方はおられませんでしょうか?」
と揉み手をし出しそうな雰囲気を醸し出しながら話しかけ、そんなカンディルと名乗った魚人族の態度に緊張しながら遠巻きにしていた人魚族の村人たちは安堵の表情を浮かべていた。
だが、そんな人魚族の様子を品定めするように見つめ柔和な笑顔を浮かべるカンディルの目は全く笑っておらず、その眼の奥底には震えがくるような冷酷な光が灯っていた。その事を告げようとフォルテとアコルデに視線を向けると、二人も俺と同じように感じたのか先ほどよりも緊張し警戒心を募らせているような表情を浮かべていた。
そんな俺達を余所に、カンディルの柔和な笑顔に遠巻きに見ていた村人たちも徐々に近づき始め・・・
「カンディルさんと仰いましたか?ご丁寧な御挨拶、恐れ入ります。誠に申し訳ありませんが、我らが族長であるフィナレ様は少々都合が悪く話をすることは出来ませんが、間もなく族長の代りに話が出来る者が来ると思いますので・・・」
以前、勘違いから俺に掴み掛ろうとした守手衆の一人アッチェルがのこのこと進み出て、カンディルと話を始めてしまった。その様子にフォルテもアコルデも苦虫を噛み潰したような表情を浮かべると、先ずアコルデが
「下がれアッチェル! お前如きが出しゃばって良い話では無い!!」
叱責の声を上げると、アコルデの声にアッチェルは凍りついたように身を固めて、一方のカンディルは一瞬苦々しげな表情を浮かべたものの直ぐに柔和な笑顔を浮かべ声を発したアコルデと付き従える守手衆の面々、そして共に走り寄ってくるフォルテに視線を振りその姿を視界に収めた様だった。
そんなカンディルの思惑は兎も角、アッチェルや村人たちの元に駆け寄ったフォルテとアコルデは一旦村人たちをカンディルから遠ざけ、村人の前にまるでバリケードを組む様に守手衆を立たせると、徐に進み出る。
「誰の断りを得て島へ立ち入ったのですか?この島は我々人魚族が治める島。海で船が難破した為に島に漂着した者はその限りではありませんが、ごく限られた者以外の島への立ち入りは厳しく制限しています。今回はその事を知らずに島へ上陸したと考え手荒な事をするつもりはありません。早急にこの島から退去しなさい!」
毅然とした態度でそう言い放ったフォルテ。そのフォルテの言葉に合わせてアコルデは威嚇する様に手に持ったトライデントの石突きで地面を強く叩いた。そんな二人の様子をカンディルは柔和な笑顔を浮かべたまま見守ると、
「・・・ふむぅ。これはまた随分と警戒させてしまったようですね。まぁ島を治め島を守ろうとされるお方たちが見知らぬ者である私達に過度に警戒される事は分からなくもありませんが、先ずはこれを見ていただけますか?」
そう言うとカンディルはゆっくりとした動きで懐に手を入れると徐に何かを取り出しフォルテとアコルデに見えるように掲げた。
「「そ、それは・・・」」
何をそんなに驚いたのか二人は同時に同じ言葉を発すると、カンディルは満足そうに何回か頷き、
「はい。この手形は我がティブロン商会がカサートカ商会より譲り受けた物。
カサートカ商会から聞いた話では、『この手形を持つ者は無条件にこの島への立ち入りが許され、その代りに島にとって必要とする物を商う事が出来る』と聞いたのですが、違いましたか?」
と嫌らしい物言いをしてきた。そんなカンディルにフォルテは眉間に皺を寄せながら、
「確かにその『入島手形』を持つ者は、島に入り島の門が必要とする物を売る事が出来ますが・・・」
「では! 商いの話をしましょうか♪」
苦々しげな表情のフォルテが言い終わらない内に、カンディルは畳みかける様に言い放つのだった。
2
お気に入りに追加
5,531
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。