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鍛冶武者修行に出ますが何か!(海竜街編)
第弐百参拾弐話 真珠を使った鍛冶をしますが何か! その壱
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『ゴリゴリゴリ・・』
「驍廣。御主ぁ、正気か?」
『ゴリゴリゴリ・・・』
「・・フォルテぇ、お前からもなんとか言ってやったらどうだ?」
「ボルコスさん。私が此処に来るまでの間、何も言わなかったと思うんですか?
散々言ったんですよぉ!でも津田さんは頑として聞き入れてくれなくて・・・
ボルコスさんだって見たでしょ!!あんな見事な真珠、滅多に獲れるものじゃ無いんですよ。族長の下でこの村の経営に係わる者として止めない訳ないじゃ無いですか。それなのに・・・
あ~ぁ、あんな粉にされちゃってぇ~」
『ゴリゴリゴ・・リゴリゴリ・・・・』
フォルテの泣き出しそうな声に、一瞬手が止まったが直ぐにまた再開された俺の手の動きに落胆の表情を隠さないフォルテと、何かを考え込むようなボルコスだったが
「・・・しかしのぉ驍廣。今まで一度として真珠を用いて武具に精霊の力を宿らせた鍛冶師などおらんのだぞ。それでもやってみようと言うのか?」
「『ゴリゴリ・・・』確かに真珠を用いて精霊の力を与えた武具を鍛えた者はいないかもしれない。しかし、それは今まで試みた者がいないと言うだけなんじゃ無いか?
サファイヤやルビーなど他の鉱石もそうだが、初めて用いようと考えた者は今の俺のように同じような事を言われたと思うぞ。」
ボルコスの言葉に作業を続けながら反論の言葉を口にする俺に、ボルコスはハッとした表情を浮かべたと思ったら、悔しそうに表情を顰めながら節くれだった手でガシガシと髪の毛を掻き毟ったかと思ったらその手で両の頬を『パシーン!』と大きな音を立てて強く張り、
「くそ!吾輩としたことが・・島の者達からの注文をソツ無く熟す事に慣れてしまい、己の腕をより一層磨こうと村を出た時の気概を失っておったようだ。
驍廣!やろうではないか真珠を用い精霊の力を持った武具を鍛えると言う挑戦を!!
勿論、今回は驍廣が主体となって進めろ。吾輩は驍廣の相槌を務めさせてもらおう!」
と力強く宣言した。そんなボルコスの心変わりに、俺たちのやり取りをみつめていたフォルテは苦笑を浮かべ少し困った様な顔をしながらもどこか楽しそうだった。
鍛冶小屋の主の賛同を得た俺は何の憂いも無く作業を進められるようになった。
勿論、精霊の力を付与するという事に成れば必要になるのは精霊と親和性の高い金属鋼であるミスリルだが、これまで鉱石を入手するのが難しかったゼーメッシュ島では、ミスリルも無用の長物と化していて、鉱石を必要としない鋼を入手する際に婚礼などに用いる装飾品に使うために少量入ってくるだけだったが、ボルコスが鍛冶小屋に使わなかった物を少しづつ溜めていた物があったので使わせてもらう事にしたのだが、有ったミスリルの量はトライデントを一本鍛えられるかどうかといった量しかなかった。それを見たボルコスは、
「すまぬ驍廣。今あるミスリルはこれで全て、これではトライデント一本がどうにかこうにか鍛えられる程度。とても『試しに』と言う訳には・・・。」
渋い表情を作り嘆息した。が、俺は
「・・・これだけあれば何とでもなる。ただし、ボルコスからしたら常識外れの鍛冶となるだろうがな」
とニヤリと笑うと鍛冶小屋に保管されていたミスリルの半量だけ手に取り、鍛冶仕事へと取り掛かった。
まず、いつもリンドブルム街でやっていたようにミスリルを単体で鍛え真珠粉をミスリルに付与して行く。
始め、真珠の中に居た巻貝を被った水精霊の姿に戸惑いを見せていたミスリルディナシー(ミスリル精霊)だったが、意を決したように背筋を伸ばすと柔らかな笑顔を浮かべつつ巻貝水精霊に近づいて行った。
対して、巻貝の水精霊もゆっくりと近づいてくるミスリルディナシーに、一瞬身を強張らせたが直ぐに穏やかな笑みを浮かべてミスリルディナシーが傍に近づく事を許しお互いに笑顔を浮かべつつも様子を窺っているようだった。
その様子を俺は真眼で視つつボルコスと共にミスリルの鍛練を続けてゆくと、鎚に纏わせた俺の気を吸収したミスリルディナシーの纏う軽鎧は徐々にくすんだ白銀色だった物からくもりが取れていった。それに合わせて巻貝の水精霊との距離は近づき互いの手を取り様になる頃にはミスリルは白金と見紛うばかりの光沢を放つようになり、更に鍛錬を続ける事で深く濃い、まるで青空にきらめく海の色の様な紺碧色を孕むようになりなっていった。
その様子にボルコスは驚きを隠せず白金の中に見え隠れする紺碧色に目を白黒させていた。
そんなボルコスを余所に、俺は納得がいくまで鎚を振り続け鍛冶小屋から鎚音の響きが止んだのは、夕日が沈み夜の帳が降りて辺りが薄暗くなってからの事だった。
「は~ぁ。見ているだけで疲れるとは思いませんでした。」
鎚を揮うのを止めた俺を見て大きなため息と共に声を吐き出すフォルテに続き全身から湯気が出るほど汗を流し大金槌を振っていたボルコスも、
「ふ~ぅ。吾輩も長年鍛冶仕事をしてきたが今日の鍛練の事は一生忘れられぬであろうな。しかし、やはり申し訳ないと言わせてもらおう。
折角鍛えてはみたもののミスリルの量がトライデント一振りを鍛え上げるのに十分とは・・・」
肩を落としその表情には悔しさが滲んでいた。
ボルコスは自分の鍛冶の技を磨くために、生まれ育った地を離れる事を選択した鍛冶師。そんな彼にしてみたら今まで知られていなかった『真珠』を用いる手法は、興味深いものに違いない。
それが、金属鋼の不足によって満足に出来ない可能性が悔しくて仕方ないのだろう。
「よし! これでミスリルは十分だ。それじゃ、今日はこれで終わりにして続きは明日という事で。」
悔しさをにじませるボルコスに俺はそう声を掛けると、さっさと片付けを済ませ鍛冶小屋を後にした。そんな俺をボルコスは呆気にとられたように見つめ、フォルテも俺とボルコスの態度の違いに首をかしげながら族長の屋形へと帰って行った。
翌朝、朝食を済ませて鍛冶小屋に向かった俺を待っていたのは、
「おはよう、さぁ!今日も張り切って行こ・・・何をやってるんだ二人とも?」
土下座をして何かを頼むボルコスとそんなボルコスにどうしたら良いのか分からずアタフタしているフォルテの姿だった。
扉を開けながら声を掛えつつ固まってしまった俺に、助けが来たとばかりにフォルテが泣き付いて来た。
「津田さん~、何とかしてください! 今朝来たらいきなりボルコスさんが土下座をしてきて・・・」
「頼む! なんとかミスリルを調達してくれ!!折角驍廣が新たな精霊の力を与える武具を鍛えようとしているのだ。だが、今のミスリルの量ではトライデントを鍛える事は難しいのだ。どうかミスリルを集め、今回の驍廣の挑戦を成功させてやってくれ!!」
フォルテの声に被せる様にボルコスが土下座をしたまま、鍛冶小屋に響き渡るように声を張り上げた。どうやらボルコスは俺の為に少しでもミスリルを入手しようとフォルテに直訴したようだった。しかし、村にあるミスリルで原鋼のまま加工されていない物が鍛冶小屋以外にある訳が無く、有るとすれば既に装飾品などに加工されて使用されているものだけ。そんなミスリルを集めて武具の製作に使うことなど出来る訳が無く、それがわかっているからこそボルコスは族長の権限を使って集める様にフォルテに直訴したのだが、フォルテは首を横に振り
「ボルコスさん、それは無理という物です。ミスリル作られたものは小さな装飾品であっても大変に高価ものばかり。それを差し出せなどとは村を治める族長であっても言える道理がありません。
残念ですが・・・」
と返す言葉にボルコスは肩を落とし、
「そうだろうなぁ・・。すまぬ、下らぬ事を口にした。忘れてくれ・・・
驍廣、悪いが真珠を用いての武具つくりは暫しお預けだ。その内、商人が島にやってくるからその時に改めてミスリルの調達を頼むしかないだろう。口惜しい事だが・・・」
そう呟くと、ゆっくりと立ち上がり鍛冶小屋の奥へと歩き出してしまった。そんなボルコスの様子に俺は慌てて呼び止めた。
「ちょっとまってくれ、一体何処に行くつもりだ!」
「何処に行くつもりも何も、ミスリルが無い以上これ以上鍛冶仕事は出来んだろう。
気分が削がれてしまった。今日は鍛冶仕事は休みにするとしよう・・・」
ボルコスはそう言い残し、鍛冶小屋の奥へ引き籠ろうとし、フォルテはそんなボルコスに同情するように何も言わず見送ろうとした。
「だから、ちょっと待ってくれと言いってるだろう!ミスリルは今あるだけで十分なんだよ、昨日も言っただろう『常識外れの鍛冶』になるって。まぁ、取り敢えず騙されたと思って俺の言う事を聞いてくれ!!」
そう言ってボルコスを引き留め、俺は鍛冶仕事の準備を始めた。そんな俺を半信半疑で見つめるフォルテとボルコスだったが、一人黙々と準備を整える俺につられ準備を整えて行った。
「驍廣。御主ぁ、正気か?」
『ゴリゴリゴリ・・・』
「・・フォルテぇ、お前からもなんとか言ってやったらどうだ?」
「ボルコスさん。私が此処に来るまでの間、何も言わなかったと思うんですか?
散々言ったんですよぉ!でも津田さんは頑として聞き入れてくれなくて・・・
ボルコスさんだって見たでしょ!!あんな見事な真珠、滅多に獲れるものじゃ無いんですよ。族長の下でこの村の経営に係わる者として止めない訳ないじゃ無いですか。それなのに・・・
あ~ぁ、あんな粉にされちゃってぇ~」
『ゴリゴリゴ・・リゴリゴリ・・・・』
フォルテの泣き出しそうな声に、一瞬手が止まったが直ぐにまた再開された俺の手の動きに落胆の表情を隠さないフォルテと、何かを考え込むようなボルコスだったが
「・・・しかしのぉ驍廣。今まで一度として真珠を用いて武具に精霊の力を宿らせた鍛冶師などおらんのだぞ。それでもやってみようと言うのか?」
「『ゴリゴリ・・・』確かに真珠を用いて精霊の力を与えた武具を鍛えた者はいないかもしれない。しかし、それは今まで試みた者がいないと言うだけなんじゃ無いか?
サファイヤやルビーなど他の鉱石もそうだが、初めて用いようと考えた者は今の俺のように同じような事を言われたと思うぞ。」
ボルコスの言葉に作業を続けながら反論の言葉を口にする俺に、ボルコスはハッとした表情を浮かべたと思ったら、悔しそうに表情を顰めながら節くれだった手でガシガシと髪の毛を掻き毟ったかと思ったらその手で両の頬を『パシーン!』と大きな音を立てて強く張り、
「くそ!吾輩としたことが・・島の者達からの注文をソツ無く熟す事に慣れてしまい、己の腕をより一層磨こうと村を出た時の気概を失っておったようだ。
驍廣!やろうではないか真珠を用い精霊の力を持った武具を鍛えると言う挑戦を!!
勿論、今回は驍廣が主体となって進めろ。吾輩は驍廣の相槌を務めさせてもらおう!」
と力強く宣言した。そんなボルコスの心変わりに、俺たちのやり取りをみつめていたフォルテは苦笑を浮かべ少し困った様な顔をしながらもどこか楽しそうだった。
鍛冶小屋の主の賛同を得た俺は何の憂いも無く作業を進められるようになった。
勿論、精霊の力を付与するという事に成れば必要になるのは精霊と親和性の高い金属鋼であるミスリルだが、これまで鉱石を入手するのが難しかったゼーメッシュ島では、ミスリルも無用の長物と化していて、鉱石を必要としない鋼を入手する際に婚礼などに用いる装飾品に使うために少量入ってくるだけだったが、ボルコスが鍛冶小屋に使わなかった物を少しづつ溜めていた物があったので使わせてもらう事にしたのだが、有ったミスリルの量はトライデントを一本鍛えられるかどうかといった量しかなかった。それを見たボルコスは、
「すまぬ驍廣。今あるミスリルはこれで全て、これではトライデント一本がどうにかこうにか鍛えられる程度。とても『試しに』と言う訳には・・・。」
渋い表情を作り嘆息した。が、俺は
「・・・これだけあれば何とでもなる。ただし、ボルコスからしたら常識外れの鍛冶となるだろうがな」
とニヤリと笑うと鍛冶小屋に保管されていたミスリルの半量だけ手に取り、鍛冶仕事へと取り掛かった。
まず、いつもリンドブルム街でやっていたようにミスリルを単体で鍛え真珠粉をミスリルに付与して行く。
始め、真珠の中に居た巻貝を被った水精霊の姿に戸惑いを見せていたミスリルディナシー(ミスリル精霊)だったが、意を決したように背筋を伸ばすと柔らかな笑顔を浮かべつつ巻貝水精霊に近づいて行った。
対して、巻貝の水精霊もゆっくりと近づいてくるミスリルディナシーに、一瞬身を強張らせたが直ぐに穏やかな笑みを浮かべてミスリルディナシーが傍に近づく事を許しお互いに笑顔を浮かべつつも様子を窺っているようだった。
その様子を俺は真眼で視つつボルコスと共にミスリルの鍛練を続けてゆくと、鎚に纏わせた俺の気を吸収したミスリルディナシーの纏う軽鎧は徐々にくすんだ白銀色だった物からくもりが取れていった。それに合わせて巻貝の水精霊との距離は近づき互いの手を取り様になる頃にはミスリルは白金と見紛うばかりの光沢を放つようになり、更に鍛錬を続ける事で深く濃い、まるで青空にきらめく海の色の様な紺碧色を孕むようになりなっていった。
その様子にボルコスは驚きを隠せず白金の中に見え隠れする紺碧色に目を白黒させていた。
そんなボルコスを余所に、俺は納得がいくまで鎚を振り続け鍛冶小屋から鎚音の響きが止んだのは、夕日が沈み夜の帳が降りて辺りが薄暗くなってからの事だった。
「は~ぁ。見ているだけで疲れるとは思いませんでした。」
鎚を揮うのを止めた俺を見て大きなため息と共に声を吐き出すフォルテに続き全身から湯気が出るほど汗を流し大金槌を振っていたボルコスも、
「ふ~ぅ。吾輩も長年鍛冶仕事をしてきたが今日の鍛練の事は一生忘れられぬであろうな。しかし、やはり申し訳ないと言わせてもらおう。
折角鍛えてはみたもののミスリルの量がトライデント一振りを鍛え上げるのに十分とは・・・」
肩を落としその表情には悔しさが滲んでいた。
ボルコスは自分の鍛冶の技を磨くために、生まれ育った地を離れる事を選択した鍛冶師。そんな彼にしてみたら今まで知られていなかった『真珠』を用いる手法は、興味深いものに違いない。
それが、金属鋼の不足によって満足に出来ない可能性が悔しくて仕方ないのだろう。
「よし! これでミスリルは十分だ。それじゃ、今日はこれで終わりにして続きは明日という事で。」
悔しさをにじませるボルコスに俺はそう声を掛けると、さっさと片付けを済ませ鍛冶小屋を後にした。そんな俺をボルコスは呆気にとられたように見つめ、フォルテも俺とボルコスの態度の違いに首をかしげながら族長の屋形へと帰って行った。
翌朝、朝食を済ませて鍛冶小屋に向かった俺を待っていたのは、
「おはよう、さぁ!今日も張り切って行こ・・・何をやってるんだ二人とも?」
土下座をして何かを頼むボルコスとそんなボルコスにどうしたら良いのか分からずアタフタしているフォルテの姿だった。
扉を開けながら声を掛えつつ固まってしまった俺に、助けが来たとばかりにフォルテが泣き付いて来た。
「津田さん~、何とかしてください! 今朝来たらいきなりボルコスさんが土下座をしてきて・・・」
「頼む! なんとかミスリルを調達してくれ!!折角驍廣が新たな精霊の力を与える武具を鍛えようとしているのだ。だが、今のミスリルの量ではトライデントを鍛える事は難しいのだ。どうかミスリルを集め、今回の驍廣の挑戦を成功させてやってくれ!!」
フォルテの声に被せる様にボルコスが土下座をしたまま、鍛冶小屋に響き渡るように声を張り上げた。どうやらボルコスは俺の為に少しでもミスリルを入手しようとフォルテに直訴したようだった。しかし、村にあるミスリルで原鋼のまま加工されていない物が鍛冶小屋以外にある訳が無く、有るとすれば既に装飾品などに加工されて使用されているものだけ。そんなミスリルを集めて武具の製作に使うことなど出来る訳が無く、それがわかっているからこそボルコスは族長の権限を使って集める様にフォルテに直訴したのだが、フォルテは首を横に振り
「ボルコスさん、それは無理という物です。ミスリル作られたものは小さな装飾品であっても大変に高価ものばかり。それを差し出せなどとは村を治める族長であっても言える道理がありません。
残念ですが・・・」
と返す言葉にボルコスは肩を落とし、
「そうだろうなぁ・・。すまぬ、下らぬ事を口にした。忘れてくれ・・・
驍廣、悪いが真珠を用いての武具つくりは暫しお預けだ。その内、商人が島にやってくるからその時に改めてミスリルの調達を頼むしかないだろう。口惜しい事だが・・・」
そう呟くと、ゆっくりと立ち上がり鍛冶小屋の奥へと歩き出してしまった。そんなボルコスの様子に俺は慌てて呼び止めた。
「ちょっとまってくれ、一体何処に行くつもりだ!」
「何処に行くつもりも何も、ミスリルが無い以上これ以上鍛冶仕事は出来んだろう。
気分が削がれてしまった。今日は鍛冶仕事は休みにするとしよう・・・」
ボルコスはそう言い残し、鍛冶小屋の奥へ引き籠ろうとし、フォルテはそんなボルコスに同情するように何も言わず見送ろうとした。
「だから、ちょっと待ってくれと言いってるだろう!ミスリルは今あるだけで十分なんだよ、昨日も言っただろう『常識外れの鍛冶』になるって。まぁ、取り敢えず騙されたと思って俺の言う事を聞いてくれ!!」
そう言ってボルコスを引き留め、俺は鍛冶仕事の準備を始めた。そんな俺を半信半疑で見つめるフォルテとボルコスだったが、一人黙々と準備を整える俺につられ準備を整えて行った。
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