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少年
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これは私の知り合いが実際に体験した話です。
当時小学生だった彼は、夏休みを満喫していました。毎日真っ黒になるまで友達と近くの公園や裏山などで遊び回っていました。
その日、いつものように遊んでいた彼は観たいアニメがあったのを思い出して少し急いで自転車を走らせていました。そのためにいつも通ってる道ではなく、近道をしようと川沿いの道を選びました。
川と言っても用水路のような小さいもので、街灯が等間隔にぽつん、ぽつんと立っているような道です。少し薄暗くなってきたこともあり、アニメに間に合うかどうかの焦りもあり自転車をこぐ足にも力が入ります。
ふと、10本ほど先の街灯の下に人影が見えました。遠くてはっきりとは見えないのですが・・・彼は何か違和感を感じました。
坊主頭で白いタンクトップにベージュっぽい色の半ズボン。その影はなぜか小さくジャンプしているような・・・
それも何度も、何度も・・・
昔の子供のお化け・・・?
彼は急に怖くなり、道を引き返そうと思いました。途中の道を曲がろうと思いました。
・・・しかし。
自転車をこぐ足が止まらないんです。怖くてたまらないのに、その人影から目がそらせないんです。
怖いと思いながらもどんどん近づいて行ってしまう。気持ちとは逆に言うことを聞かない体。
そして・・・その人影がはっきり見えるまで近づいたその時、彼が見たものは・・・・・・
タンクトップを着たおっさんが屈伸している姿でした。
これからランニングでもするのかな?
・・・とゆうお話
(今回は「幸せ」全然関係ありません)
当時小学生だった彼は、夏休みを満喫していました。毎日真っ黒になるまで友達と近くの公園や裏山などで遊び回っていました。
その日、いつものように遊んでいた彼は観たいアニメがあったのを思い出して少し急いで自転車を走らせていました。そのためにいつも通ってる道ではなく、近道をしようと川沿いの道を選びました。
川と言っても用水路のような小さいもので、街灯が等間隔にぽつん、ぽつんと立っているような道です。少し薄暗くなってきたこともあり、アニメに間に合うかどうかの焦りもあり自転車をこぐ足にも力が入ります。
ふと、10本ほど先の街灯の下に人影が見えました。遠くてはっきりとは見えないのですが・・・彼は何か違和感を感じました。
坊主頭で白いタンクトップにベージュっぽい色の半ズボン。その影はなぜか小さくジャンプしているような・・・
それも何度も、何度も・・・
昔の子供のお化け・・・?
彼は急に怖くなり、道を引き返そうと思いました。途中の道を曲がろうと思いました。
・・・しかし。
自転車をこぐ足が止まらないんです。怖くてたまらないのに、その人影から目がそらせないんです。
怖いと思いながらもどんどん近づいて行ってしまう。気持ちとは逆に言うことを聞かない体。
そして・・・その人影がはっきり見えるまで近づいたその時、彼が見たものは・・・・・・
タンクトップを着たおっさんが屈伸している姿でした。
これからランニングでもするのかな?
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