恋愛がわからない僕に彼女ができた話。(と日常)

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僕が思うこと(恋愛編)

リスロマンティックと僕の考え方とかの話。

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前回、色々と気付けたことが多かった。

改めて読み返したが、やっぱり僕は書くことが性に合ってる。
でもそれは、書かないとわからないってことを強く表してる。

あぁ、なんだ、今日は僕が“好き”と言われるより“嫌い”と言われることの方が好きだと言う話をしようかなと思う。

まぁ、色々と語弊があるけれど、文字通りだ。

僕は、人に好かれることが苦手だ。
僕を異性として認識して、好意を持たれるのが苦手だ。

基本的に、僕の事に興味ない人が好きだ。“好き”が返ってこないのが好きだ。

けれど、多分、これには続きがあって、僕に全く興味のない人が、少しづつ僕に興味を持ってくれる過程が好きなんだと思う。

だけど、なんだろうか、僕は笑顔で「嫌い」と言われるのがとても好きだ。まぁ、まだ言われたことはないのだが。

大体にして、嫌いだとかいうマイナスの感情を抱くのは労力を使う。その労力を僕の為にわざわざ使ってくれると言うのが、あれだ、きゅんとくるってやつだ。

ガチトーンで言われたら、その場は傷つくかも知れないが、後々その人を好きだと思ってしまうだろう。

そもそも、面と向かって嫌いと言ってくれるというのは、凄い事だ。
僕に無自覚の非がある場合は申し訳ないけれど、人間として合わないと言う点で嫌われるなら最高だ。

僕の事を嫌いということは、僕が好きと言ってもヘイトを貯めるだけだ。

そのシチュエーションすごく好きだ。

だから、なんだ、僕は僕の事を嫌いな人が好きなのか、それとも僕の“好き”という言葉を全く持って信じない人が好きなんだろう。

つまるところ僕は、両思いという形を望んでいないわけだ。

どこかで書いた気がするが、僕は“リスロマンティック”というやつだ。

特に恋愛でのトラウマというものは思い当たらないけれど、何かあったのかも知れない。

あぁ、ちなみにリスロマンティックというのは、簡単に説明すると以下の通りだ。

告白されると冷める。

自分が好きなのはいいけど、好意を返されたくない。

好きだけど両思いになりたくない。

恋人に性的欲求を抱かない。

恋愛はどうでもいいから性的関係は良い。

等々がある。まぁ、中身は様々だ。

二次元しか愛せないとかいうのもこれに入るらしい。

人の性癖に無理矢理名前を付けているんだから、内容がごちゃごちゃなのは仕方ないだろう。

けど、まぁ、簡単に仲間がいるよ、1人じゃないよって教える為にはこの名前が役立つ。

とりあえず、僕はリスロマンティックらしい。

いや、本当に面倒だな。

バイセクシャルでリスロマンティックで、性別は無性別(半々)。

いやぁ、面倒だ。

カミングアウトとか、大変じゃない?凄くない?
まぁ、する気は一切ないから良いんだけれど。

けどれどね、彼女の事異性として見てないってだけで好きなのは変わらないし、告白されてトラウマ級に心臓が冷えたけど、嫌いになるわけじゃなかったからね。
まぁ、僕はこんなんだから異性として何かを求められても流されるままみたいになるんじゃないかな。

嫌悪感はまぁ、抱かないと良いなぁ。

友達だったら手を繋げるけど、名前が変わってからなんか繋げると嬉しい反面少し気持ち悪いなぁとは思ってきてるけど。

こういう小さな所から広がっちゃうのかな…?

でも、まぁ、なんとかなるだろ。

気楽にいこう。

あー、そうだ、僕はこういうやつだよ。

シリアスに考えた結果気楽に生きるという選択を取る。

まぁ、シリアスに考えてシリアスに生きるってつまらんからな。

僕はどうしようもないことは諦めて楽しく生きるようにできてるからな。
家族のこと然り、性別然り、変えられないなら仕方ない。嘆いてみるけど、悲しんだらそれで満足するから、結局はそれを糧に楽しくやってやるって人だからな。

まぁ、こういう性格じゃなかったらもっと前に死んでるだろうし。
小説も書いてなかっただろうからなぁ。

リスロマンティック、いいじゃないか。上等だ。

異性として見られることを意識しなければいい。そうすれば、しばらく平和だ。

とりあえず、リスロマンティックな僕とは一時休戦だ。どうせ、暫く会えない。

けれど、それを意識しないといけなくなったら、それはそれでいいだろう。

なんとかなるさ。

ならなかったとしても、ここに書くことが増えるだけだ。

僕が悩めばいいだけだ。

1人の人間の影響でこうも考えることが増えるとは…実に愉快だ。

うん。楽しいな。とても面白い。

ここまで真剣に考えることができるなんて、嬉しいな。

心から、嬉しいよ。

感謝しかないな。

今日は、あれだな、リスロマンティックを少し掘り下げたような下げなかったようなって感じだな。

よし、今日は終わりだ。
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