女装男子だけどね？

息抜き番外編

起きると猫になりました①

　目覚めると隣にいた秋桐が大きく感じた。あと、なんか体に違和感…。
（なんか、へんだなぁ…）
　そう思いつつうとうとしていると秋桐が起きて俺をジーーっと見た。
「ま、真琴？」
「みゃあ～なんだ…みゃみゃってみゃ？！みゃなんで！みゃぁぁあなんなんだー！！！」

　猫の様な声しかでない自分に困惑する。

「もしかして…真琴、なの？」
「…みゃあうん…」
　秋桐の問いかけに頷き、チラリと見えた窓の反射に確信した。

（…俺…子猫に、なってる…）

　その猫の姿を呆然と見ていると秋桐に両脇の下辺りを掴み抱き上げられた。そして、俺の顔や腹のあたりに顔を埋められた。

「かっ、かぁぃぃぃ！！もふもふぅーーー！！」
「みゃなっ！？みゃなにす、みゃみゃぁぁぁぁーーやめろぉーー！！！」


この後、俺の体がヘトヘトになるまでもふられました…。

「みゃーみゃなんで…みゃみゃこんな…みゃみゃみゃことに…」