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第2章 女装をしない女装男子にはラブラブなんて程遠い【真琴編】
偶然なら…いいけれど…。
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なぜこんな事になったんだろう…。
ここは、夢の遊園地…しかも、秋桐のことを好きになった場所だ。
そんな大切な思い出の場所に…なぜ、俺は今…こいつと…。
俺は、ラフな男姿で…隣には少しキッチリしてるけどネックレスとか結構チャラ目の物を身に付けた絽紀が居て…。
(本当…なんでこいつと…。)
そう思っていると絽紀が何かを見つけて離れて行く。
「あっ、チュロスあんじゃん!イチゴいいなー!真琴は、どれ食いたい?」
…こいつと、チュロス…チュロスって美味いよな…あのサクッとしたモチっとしたあの食感…。
「チョコ味下さい!」
「アハハッ…んじゃ店員さん、それとイチゴ味も下さい。」
「んな?!」
なぜお前まで!そう抗議しょうとするとそっと俺の口に人差し指を当てシーと言ってから
「俺が無理やり連れてきてんだから奢るの当たり前でしょ?」
と言って財布を取り出す。
あの屋上でのお願いは、遊園地で遊んで欲しいと言うものだった…。
本当に…こんなんでいいのかよ…。
しかも、自分で無理矢理とか言ってるし。何気に、入園料とか奢ってくれたし。今だって…。
本当は、いい奴なのかも。
そんな考えが浮かぶ。屋上で耳食われたのに。俺って単純…。
(そういえば…絽紀は…なんか、いつも笑ってるけど…)
そう思って絽紀を見ると視線があってにっこりした笑顔で返された。
(なんか、ちがうんだよな…。)
笑顔なのに、何故か本物の気がしなくて…貼り付いているみたいな…そんな感じが絽紀からした。
(だからかな…なんか、ほっとけないみたいな…)
絽紀は俺の隣に居るのに…ずっと遠くにいるような気がする。あってそんなに経っていないはずなのに、そんな感覚があった。
チュロスを食べ終わって少しした時
「次は、空中ブランコのらない?」
絽紀がニコニコ空中ブランコを指さしながら言う。
「まぁ、いいけど…。」
俺は、絶叫系が好きだ。でも、この奏多 絽紀と一緒ということにまだ疑問がある。
秘密を知られたくなかったら…そんな名目で遊園地に連れてくるだろうか…。しかも、恋人との思い出の場所に…。それに加えて、さっきから俺の好きな絶叫系しか乗っていない。
(ただの偶然なら…いいんだけど…。)
俺は、この時気付かなかった。俺の後ろに俺を見る視線がある事に。
ここは、夢の遊園地…しかも、秋桐のことを好きになった場所だ。
そんな大切な思い出の場所に…なぜ、俺は今…こいつと…。
俺は、ラフな男姿で…隣には少しキッチリしてるけどネックレスとか結構チャラ目の物を身に付けた絽紀が居て…。
(本当…なんでこいつと…。)
そう思っていると絽紀が何かを見つけて離れて行く。
「あっ、チュロスあんじゃん!イチゴいいなー!真琴は、どれ食いたい?」
…こいつと、チュロス…チュロスって美味いよな…あのサクッとしたモチっとしたあの食感…。
「チョコ味下さい!」
「アハハッ…んじゃ店員さん、それとイチゴ味も下さい。」
「んな?!」
なぜお前まで!そう抗議しょうとするとそっと俺の口に人差し指を当てシーと言ってから
「俺が無理やり連れてきてんだから奢るの当たり前でしょ?」
と言って財布を取り出す。
あの屋上でのお願いは、遊園地で遊んで欲しいと言うものだった…。
本当に…こんなんでいいのかよ…。
しかも、自分で無理矢理とか言ってるし。何気に、入園料とか奢ってくれたし。今だって…。
本当は、いい奴なのかも。
そんな考えが浮かぶ。屋上で耳食われたのに。俺って単純…。
(そういえば…絽紀は…なんか、いつも笑ってるけど…)
そう思って絽紀を見ると視線があってにっこりした笑顔で返された。
(なんか、ちがうんだよな…。)
笑顔なのに、何故か本物の気がしなくて…貼り付いているみたいな…そんな感じが絽紀からした。
(だからかな…なんか、ほっとけないみたいな…)
絽紀は俺の隣に居るのに…ずっと遠くにいるような気がする。あってそんなに経っていないはずなのに、そんな感覚があった。
チュロスを食べ終わって少しした時
「次は、空中ブランコのらない?」
絽紀がニコニコ空中ブランコを指さしながら言う。
「まぁ、いいけど…。」
俺は、絶叫系が好きだ。でも、この奏多 絽紀と一緒ということにまだ疑問がある。
秘密を知られたくなかったら…そんな名目で遊園地に連れてくるだろうか…。しかも、恋人との思い出の場所に…。それに加えて、さっきから俺の好きな絶叫系しか乗っていない。
(ただの偶然なら…いいんだけど…。)
俺は、この時気付かなかった。俺の後ろに俺を見る視線がある事に。
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