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恋愛がわからない男の独り言。
片想い
しおりを挟む例えば、君を見る僕はどんな顔をしているのだろうか。
例えば、あの人を見る僕はどんな顔になっているのだろうか。
隣にいるだけで嬉しくて、声が聞けるだけで幸せだった。
それ以上、望んでいないはずなのに心は君から離れてくれない。
「偶然隣にいたら」
その幸運に満足できない。
隣にいられるなら、多少の面倒でも引き受ける。君の声が聞けるなら、君の好きなものを喜んで学ぼう。
“偶然”を“日常”にしてしまいたくなる。
その日常は、僕にとって最高の道になる。
例えば、君が僕に“誰か”を望んだとしても…。
それで、君が日常になってくれるなら。
君の日常に、僕を入れてくれるなら。
僕は喜んで君の望みを叶えよう。
君に「嫌い」と示されるまでは、日常が壊れるまでは、僕はこの平穏を噛み締めよう。
願わくば、君が僕が貰った以上の幸せを手に入れますように。
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