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【IF】望月【R18】
白斑 *
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※ 師匠視点。Sっ気あります。
**************
ファーマスは、年甲斐もなく興奮している自分自身に驚いていた。
比較的、性欲は淡白だと自覚していた。
どんなに艶めかしい肢体で迫られても、強い媚薬を盛られても、性欲の熱に浮かされることなどなかった。
これまで肌を重ねてきた女達は、このゴツイ身体でどれだけのモノが繰り出されるのかと勝手に期待をし。
アッサリと終わる自分に、勝手に幻滅をし、去っていく。
そんなことを繰り返すうちに、余程でないと勃たなくなり、ますます行為から遠ざかっていた。
それなのに。
今、自分の分身を一心不乱に咥えてくれている愛弟子に、異様に興奮している。
情交の最中に、女に対して進んで声かけする事などなかった。
問われたことを返すだけ、達するのも生理的反応、そう思えるほどだったのに。
いつも生意気言って、下ネタを臆することなく口にするこの弟子が、性的行為に初心な反応をしたのが意外すぎて。
触るたびに感じた顔に、
口から漏れ出た喘ぎ声に、
啼かせたい衝動が止まらなくなった。
彼女が好きだと言うこの声で責めたてたら、どんな反応を返してくるのか、試してみたくなった。
*
部屋に差し込む満月の明るい光の下、浮かび上がる艶かしい白い肢体。
その上の黒髪が激しく上下している。
『私も奉仕して、イイですか?』
彼女はファーマスの手で存分に淫れた顔を、更に赤らめながら、そう進言してきた。
ベッドに胡座をかく自分の、久しぶりに反り立った分身を、嬉しそうに口に含んだ姿に心拍が上がる。
分身は彼女の口の中で、ますます怒張した。
『おっきい・・・』
痛いほど反り立つ分身は、嬉しいことを言う彼女の口の中には収まり切らず。
それでも、ぐぽ、ぐぽ、と、舌を絡めながら喉奥に届きそうなくらい、含んでくれる。
足りない所は、口から流れ出る唾液と先走りの汁が混ざったモノを絡めて、手でシゴく。
「きもひ、いい、れすか?」
「あぁ。とても。」
上目遣いに聞いてきた彼女にそう返すと、へにゃ、と蕩けるような笑みを浮かべた。
「んぁっ、んふっ」
時々喉奥に届くのだろう、少しむせながらも懸命に口淫と手淫の奉仕を続ける。
その様子を見下ろしながら、黒髪を撫でていたのだが。
不意にカナルの香りが増したような気がした。
ベッドの上で、猫が伸びをするような尻を上げた姿勢でいる彼女。
その様子をみていると、イタズラ心が湧き上がる。
そっと手を伸ばし、秘部に狙いを定め、一気に蜜壺を中指で突いた。
「ふゃぁぁんっっ!」
不意を突かれた彼女は、思わず口を離し仰け反る。
唾液と先走り汁の混ざった粘度の高い液が、彼女の舌と自分の分身を繋げていた。
「し、しょぉ、やぁっっ」
上気させた頬に涙目で、下から恨めしそうに見上げてくる。
その顔に嗜虐心がそそられ、蜜壺に突っ込んだ指をぐちゃぐちゃと搔きまわす。
「ぁぁんっ!やぁっ、やらぁっ!」
きゅぅ、と目を瞑り、指から逃れようと腰を振るのが分かる。
「んー?腰振って、気持ちいいのかぁ?」
分かっていて、ワザとのんびりとした口調で責める。
彼女は、慌てた様子で首を横に振った。
「ちがっ、ちがうのぉっ!」
「違わないだろ?俺のを咥えて、こんなに濡らして。処女なのに、指突っ込まれて、掻き回されて気持ちイイんだろ?・・・ほら、こんなにぐちゃぐちゃイってんじゃねーか。・・・リンは、淫乱だなぁ。」
「やぁぁっっ」
尻を上げたまま、脚の付け根に顔を埋めてくる。
ふるふると頭を振り『やぁ・・・らぁ・・・』と、涙声が聞こえてくる。
・・・ちょっと苛めすぎたか。
「すまん、ちょっと調子に乗った。」
くち、と蜜壺から指を抜く。
彼女は、そのままぺたんと腰を落とした。
そして、おそるおそる、といった風に見上げてくる。
「し、しょぉ。こわい・・・です・・・」
潤んだ目の彼女に、またゾクゾクとした渇望にも似た欲求が、湧き上がってくる。
いつも強気な彼女と、ここまでしおらしく女らしい様子との差が激しすぎて。
もっと、責めろ。
もっと、哭かせろ、と。
黒い欲望が渦巻き始める。
ーーー ダメだ。
自分は、彼女を怖がらせたいわけじゃない。
可愛がりたい。
気持ち良くイかせたい。
それだけだ。
彼女を見下ろしたまま、愛液に濡れた中指に舌を這わせる。
ふわ、と、カナルの濃厚な匂いが鼻孔をくすぐった。
今まで使われてきた媚薬の中に、カナルもあった筈なのに。誰が使ったかなど思い出すこともなかった。
目の前に在る、カナルの香りを纏った、艶やかな肢体。
これほどまでに、この濃厚な匂いに似合う身体があっただろうか。
この匂いを嗅ぐ度に、きっと自分はこの肢体を、この反応を思い出すのだろう。
中指を口から離し、彼女の頬に手を添える。
「ゴメンなぁ。お前があまりに可愛い反応するもんだから、苛めてみたくなった。」
「ひど・・・」
「日頃、隙がないからなぁ?お前を苛められる機会なんてそうそう無いしな。」
「うぅ・・・」
顔を赤らめて、また蹲る。
猫の様なその様子に、思わずくすり、と笑ってしまった。
ーーー 責めるのは、また、今度。
彼女はゆるゆると顔を上げると、まだ反り立っている分身に唇を寄せ、咥えようとする。
やんわりと止めさせ、顎を持ち上げる。
「あぁ、もういいよ。」
「でも、まだ・・・」
「飲みたかったか?」
冗談めかしていった言葉に、満更でもない表情を見せる。
「またあとで、幾らでも。な?」
唇を指で撫でてやると、『ん・・・』と惚けた顔を見せてくる。
「お前の大事なモノ貰うには、これくらいしっかりと勃ってたほうが良いんだ。そろそろ・・・入れるからな?」
**************
※タイトルに深い意味はありませんが。きっと分かる人が見たら、分かる共通項があります。
・・・次のタイトルの推察が付いた方、御一報下さいwww泣いて喜びますw
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ファーマスは、年甲斐もなく興奮している自分自身に驚いていた。
比較的、性欲は淡白だと自覚していた。
どんなに艶めかしい肢体で迫られても、強い媚薬を盛られても、性欲の熱に浮かされることなどなかった。
これまで肌を重ねてきた女達は、このゴツイ身体でどれだけのモノが繰り出されるのかと勝手に期待をし。
アッサリと終わる自分に、勝手に幻滅をし、去っていく。
そんなことを繰り返すうちに、余程でないと勃たなくなり、ますます行為から遠ざかっていた。
それなのに。
今、自分の分身を一心不乱に咥えてくれている愛弟子に、異様に興奮している。
情交の最中に、女に対して進んで声かけする事などなかった。
問われたことを返すだけ、達するのも生理的反応、そう思えるほどだったのに。
いつも生意気言って、下ネタを臆することなく口にするこの弟子が、性的行為に初心な反応をしたのが意外すぎて。
触るたびに感じた顔に、
口から漏れ出た喘ぎ声に、
啼かせたい衝動が止まらなくなった。
彼女が好きだと言うこの声で責めたてたら、どんな反応を返してくるのか、試してみたくなった。
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部屋に差し込む満月の明るい光の下、浮かび上がる艶かしい白い肢体。
その上の黒髪が激しく上下している。
『私も奉仕して、イイですか?』
彼女はファーマスの手で存分に淫れた顔を、更に赤らめながら、そう進言してきた。
ベッドに胡座をかく自分の、久しぶりに反り立った分身を、嬉しそうに口に含んだ姿に心拍が上がる。
分身は彼女の口の中で、ますます怒張した。
『おっきい・・・』
痛いほど反り立つ分身は、嬉しいことを言う彼女の口の中には収まり切らず。
それでも、ぐぽ、ぐぽ、と、舌を絡めながら喉奥に届きそうなくらい、含んでくれる。
足りない所は、口から流れ出る唾液と先走りの汁が混ざったモノを絡めて、手でシゴく。
「きもひ、いい、れすか?」
「あぁ。とても。」
上目遣いに聞いてきた彼女にそう返すと、へにゃ、と蕩けるような笑みを浮かべた。
「んぁっ、んふっ」
時々喉奥に届くのだろう、少しむせながらも懸命に口淫と手淫の奉仕を続ける。
その様子を見下ろしながら、黒髪を撫でていたのだが。
不意にカナルの香りが増したような気がした。
ベッドの上で、猫が伸びをするような尻を上げた姿勢でいる彼女。
その様子をみていると、イタズラ心が湧き上がる。
そっと手を伸ばし、秘部に狙いを定め、一気に蜜壺を中指で突いた。
「ふゃぁぁんっっ!」
不意を突かれた彼女は、思わず口を離し仰け反る。
唾液と先走り汁の混ざった粘度の高い液が、彼女の舌と自分の分身を繋げていた。
「し、しょぉ、やぁっっ」
上気させた頬に涙目で、下から恨めしそうに見上げてくる。
その顔に嗜虐心がそそられ、蜜壺に突っ込んだ指をぐちゃぐちゃと搔きまわす。
「ぁぁんっ!やぁっ、やらぁっ!」
きゅぅ、と目を瞑り、指から逃れようと腰を振るのが分かる。
「んー?腰振って、気持ちいいのかぁ?」
分かっていて、ワザとのんびりとした口調で責める。
彼女は、慌てた様子で首を横に振った。
「ちがっ、ちがうのぉっ!」
「違わないだろ?俺のを咥えて、こんなに濡らして。処女なのに、指突っ込まれて、掻き回されて気持ちイイんだろ?・・・ほら、こんなにぐちゃぐちゃイってんじゃねーか。・・・リンは、淫乱だなぁ。」
「やぁぁっっ」
尻を上げたまま、脚の付け根に顔を埋めてくる。
ふるふると頭を振り『やぁ・・・らぁ・・・』と、涙声が聞こえてくる。
・・・ちょっと苛めすぎたか。
「すまん、ちょっと調子に乗った。」
くち、と蜜壺から指を抜く。
彼女は、そのままぺたんと腰を落とした。
そして、おそるおそる、といった風に見上げてくる。
「し、しょぉ。こわい・・・です・・・」
潤んだ目の彼女に、またゾクゾクとした渇望にも似た欲求が、湧き上がってくる。
いつも強気な彼女と、ここまでしおらしく女らしい様子との差が激しすぎて。
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目の前に在る、カナルの香りを纏った、艶やかな肢体。
これほどまでに、この濃厚な匂いに似合う身体があっただろうか。
この匂いを嗅ぐ度に、きっと自分はこの肢体を、この反応を思い出すのだろう。
中指を口から離し、彼女の頬に手を添える。
「ゴメンなぁ。お前があまりに可愛い反応するもんだから、苛めてみたくなった。」
「ひど・・・」
「日頃、隙がないからなぁ?お前を苛められる機会なんてそうそう無いしな。」
「うぅ・・・」
顔を赤らめて、また蹲る。
猫の様なその様子に、思わずくすり、と笑ってしまった。
ーーー 責めるのは、また、今度。
彼女はゆるゆると顔を上げると、まだ反り立っている分身に唇を寄せ、咥えようとする。
やんわりと止めさせ、顎を持ち上げる。
「あぁ、もういいよ。」
「でも、まだ・・・」
「飲みたかったか?」
冗談めかしていった言葉に、満更でもない表情を見せる。
「またあとで、幾らでも。な?」
唇を指で撫でてやると、『ん・・・』と惚けた顔を見せてくる。
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