年下攻め短編集

ヤンデレな秘書とお仕置きされる社長

2話

「あなたはこの1年社長という身分を使って何代も続くこの会社を身勝手にも私物化同様にし好き勝手しましたね。この現状を嘆きあなたのお父様からあなたの監視及び躾を命じられました。私が後輩として学園にいた頃も少しやんちゃをしていましたが社会に出てもなおこのようなことをするとは...」

　それを言い終わるとまだ息の整っていない社長のアナルからバイブを取り出す。社長は一瞬大きく呻き声をあげるが直後に布を押し込められ言葉を発せない状況になる。
　細身の男はまだ震え続けるバイブを片手に秘書と書かれた名札を丁寧にゆっくりと社長に見せびらかすように胸元へつけていく。それをみて社長は驚きの表情をし言葉を発そうとするが唸りだけが部屋に響く。バイブはアナルから取り除かれたとはいえまだ余韻が残っている状態で体を揺らすが拘束は一向に溶ける気配がない。

「あなた...社長はまだおわかりになりませんか？先程反省をしたと仰っていましたがおわかりになっていなかったようですね。あと1時間追加です。」

　秘書は淡々と言う。
　社長はまたもや驚きの表情を浮かべる。そして唸り声を言おうとする。だが先程の態度で反省していないとみなされた。ならばここで唸り声を発してしまえばそれも反省していないとみなされるのではないかと。社長は地頭は良く回転も早い。ただ学園時代にグレてしまっただけだ。アナルからバイブを抜かれ冷静になった頭でそう推察する。そして示さんければならない反応は...バイブを入れてとお願いする。それが一番秘書に許してもらうには最短ルートだと結論づける。

だが俺はやりたくはない。

　それを知ってか知らずか秘書はバイブを持ちながら薄ら笑いをしている。

　俺がとった決断は...

　俺は全力で睨みつけた。その時はバイブを入れられてなく先程の辛さを軽く思っていたのかもしれない。その決断を後になって後悔することになった。

続く