年下攻め短編集

ヤンデレな秘書とお仕置きされる社長

1話

　部屋にバイブ音が鳴り響く。その音量とかすかに聞こえる吐息混じりの唸り。

「反省しましたか？」

　きっちりと身をかためた細身の男がバイブ音の音の方へ歩いていく。手には何かのスイッチが握られており歩いていく度に唸りは大きくなっていく。そして唸りの原因の布をソファーに座っている目の前の大柄で筋肉質な男から剥ぎ取るようにして乱暴にとる。こんなに乱暴なことをしても大柄な男は裸の体を揺らすことしかできない。なぜなら縄で丹念に拘束されていからだ。これは寝ている時に施されたものである。

「はん...せぇいしたあぁ....からぁ」

　大柄な男はそう疲れたようにぐったりして言う。それも無理もない。今まで3時間の間、裸で拘束されバイブを本来入れるところではなく排泄するところに入れていたのだから。

「あなたはこの1年社長という身分を使って何代も続くこの会社を身勝手にも私物化同様にし好き勝手しましたね。この現状を嘆きあなたのお父様からあなたの監視及び躾を命じられました。私が後輩として学園にいた頃も少しやんちゃをしていましたが社会に出てもなおこのようなことをするとは...」

続く