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第134話「現れた魔将」
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どうやらソレイユ様は『神の欠片』狙いで敵兵に捕らえられ、牢屋に入れられていたようだ。そういえばソレイユ様って第1王女だったな。すっかり忘れてた。
「クロードくんが助けに来てくれて助かったよぉ。ありがとね」
「いえ、たまたま見つけただけだったんですけど、間に合ってよかったですよ。それじゃソレイユ様は一刻も早く王城を離脱してください。貴方の中にある『神の欠片』を魔族共に渡すわけには行きませんからね」
「でも、私の聖剣を取り返さないと…」
武器より自分の身を心配しろっつの。
「ソレイユ様の剣は俺が探しておきますよ。お前達3人はソレイユ様を連れて王城を出て王都を脱出しろ。そのあとは外にいるクリスティア軍と合流してくれ」
「!? し、しかし、クロード殿の護衛が一人もいないのは…」
「大丈夫。ここから先は俺一人でどうにかするよ。今はソレイユ様の身の安全が最優先だ。いいな」
「…了解です!」
第3騎士団の3人にソレイユ様を任せてから地下の牢屋から出ようとした時、タイミング悪く敵兵が地下に駆けつけてくる。その中には先ほど倒した剛天のシグマと同じような雰囲気の女がいた。
「あら、脱獄なんて感心しないわね」
「カ、カルマさん!?」
「ダメよ姫様、魔将様が貴女をお呼びなの。悪いけど多少怪我をさせてでも一緒に来てもらうわ! 『漆黒の爆爪』」
「ッ!? ソレイユ様!!」
「きゃっ!」
ドスッ!! ブシャアアァァァ―――
「ぐっ……がはっ!!」
女の黒い爪がソレイユ様を庇った俺の心臓に深々と突き刺さり、体内で放出された黒い魔力が膨張していく。これは…ヤバく…ね……ッ!?
パアアアァァァァンッ!!
俺の体が空気を入れすぎた風船のように爆散する。ソレイユ様の体に赤い俺の肉片が降りかかり、かなりグロい感じになってしまった。
「あら、違うのに刺さっちゃったわね。人間が破裂するのはいつ見ても素敵だわぁ♡」
「え……クロード…くん…? クロードくん!! い、いや……いやあああぁぁ!!」
「クロード殿…ッ! 2人共ソレイユ様を守れ! クロード殿の犠牲を無駄にするな!!」
「「りょ、了解!」」
「お前達、姫様以外はいらないわ。さっさと殺しちゃって」
「「「「「「はっ!」」」」」」
逃げ…て……それ……い………ゆ………――――
~ソレイユ視点~
あの後、私は抵抗する間もなくカルマさんに捕まり、変な魔法を掛けられ身動きを封じられたまま抱えられて何処かの教会のような部屋に連れてこられた。中に入ると、目の前の大きな椅子に座った黒い髪の男にカルマさんが膝を付いて頭を下げる。
「魔将様、ソレイユ・ウル・クリスティア第一王女をお連れ致しました」
「うむ。よく来たな、ソレイユ王女」
「…お前が……魔将…」
「ふっ、そうだ。俺がこの世の支配者となる者。魔将ヴィノーグェジオ様だ!!」
魔将は私の側まで近寄ってくると、顎を持ち上げて私の眼を覗き込んでくる。
「くっくっく…あるなぁ。確かにお前の魂は『神の欠片』を受け継いでいる。ふふふっ、ふははははは!! これで『神の欠片』が揃うぞ! そうすればあの忌々しい神の封印は破壊され、そしてようやく…ようやくこの世界に魔神ヴィエルマクィス様が御降臨なされるのだ!! ふはははははははっ!!」
魔神ヴィエルマクィス…それが魔神の名前。でも、私にはもう…どうしようも出来そうにない。
「さぁ、ソレイユ王女を丁重にお連れしろ。その魂から『神の欠片』を取り出して差し上げるのだ!」
「「「「「はっ!」」」」」
レンブラントの騎士達に衣服を剥ぎ取られ、固い祭壇の上に寝かされて手足を拘束される。全身にヌルッとした液体で何かの模様が書かれると、それに呼応するかのように祭壇の下にある大きい魔法陣が赤く光りだした。
「魔将閣下、準備が完了致しました!」
「ご苦労。それでは早速始めよう」
魔将が私の側に歩み寄ってくる。これはもう…ダメかな?
ドガアアアァァァンッ!!
「ぐああああああっ!!」
…そう思った時、突然入口のドアが強力な炎の衝撃によって吹き飛ばされ、それと一緒に数人のレンブラント兵が焼かれながら部屋の中に飛び込んできた。
「!? 何事だ!」
「んー? おやおや、なんか取り込み中だったみてぇだな。悪いなぁ、邪魔しちまってよぉ!!」
その場にやってきたのは…逆立った赤い髪に赤いコート、余裕が漂うそのゴツい顔は王族会議で見たことがある。確か…魔導国の国王様。名前は…
「誰だお前は?」
「俺の名はゼルストイ=オラトリウス・グランシャリオ! 人呼んでグランシャリオの魔導王様だ!! テメェがこいつらの親玉だな? ぶっ潰しに来てやったぜぇ!!」
「……あぁ、ミスティリア第1王女の父親か。ここに来てくれたのはちょうど良かったな。おい、彼のご令嬢をお返ししてやれ」
「「「はっ!」」」
「あん?」
レンブラント騎士達が奥の部屋から持ってきたのは、至るところから血を流した瀕死で全裸のミスティリア王女だった。彼女の体にも私に施されたような模様が描かれている。
「なっ! ミ、ミスティリア!?」
魔導王はすぐに床に置かれたミスティリア王女に駆け寄り、その身を腕の中に抱きしめるとすぐに回復魔法を掛け始めた。炎属性にも回復魔法ってあるんだね。
「おい! ミスティリア!! しっかりしろよてめぇ!!!」
「……ご、ごめん、なさい。おとう…さま。やられちゃい…まし、たわ…」
「なんで…なんだってお前がこんなことになってんだぁ!!」
「ふはははは! それは彼女が第一王女だからだよ。彼女の中にあった『神の欠片』は既に回収させてもらった。もう用はないからそのまま連れ帰ってくれて構わないよ」
「用はない…だと?」
魔導王はミスティリア王女を癒し終わってから、壁際にそっと置いてこちらに振り返る。その顔は青筋を立てながら鬼神の如く怒り狂っているようだった。
「テメェ……俺の娘に何さらしとんじゃゴラァァァ!!!」
「魔将様、ここは私が! うぐッッ!!」
カルマさんが魔将を庇うように前に出る。だが恐ろしい形相で突っ込んでくる魔導王の一撃が的確にカルマさんの顔面を捉え、そのまま教会の壁へと吹き飛ばした。吹き飛ばされたカルマさんはピクピクしてその場から動かない。
「逃げんじゃねぇぞ…テメェは俺の手でぶち殺す!!」
「ほぉ…カルマを一撃か。なかなか面白いな貴様。…いいだろう、この魔将ヴィノーグェジオが相手をしてやろう。かかって来るがいい!!」
余裕の表情の魔将と怒りに燃える魔導王が正面で向き合う。…あの、その前に私を助けてくれたりはしないんですかね?
~クロード視点~
―――【クロード=グレイナードの死亡を確認。転生神の加護を発動します】
………目が覚めた時、俺の周囲には誰もいなかった。側にあったのは、先程まで一緒にいた第3騎士団の3人。オーガスト、メイ、ジューンの亡骸だけだった。ソレイユ様はあの女に連れて行かれてしまったらしい。その場に立ち上がり、ゆっくりと3人の側に跪く。
「……すまない、俺がもっとしっかりしていれば……お前達を……ッ!」
ここで悔やんでいても仕方ない。そんなことは分かってる。そんなことをしても3人の命は戻ってこない。……こいつらは何の為に死んだ? ソレイユ様を守るために死んだ。……それなら俺のすべきことはなんだ? …そうだ。まだ…戦いは終わっていない。こいつらの死に報いるためにも……ッ!
「ソレイユ様を助けて、この戦いを終わらせる!」
俺は意を決して立ち上がり魔将がいる場所を目指して進む。これ以上、彼等のような犠牲を出さないために。
「クロードくんが助けに来てくれて助かったよぉ。ありがとね」
「いえ、たまたま見つけただけだったんですけど、間に合ってよかったですよ。それじゃソレイユ様は一刻も早く王城を離脱してください。貴方の中にある『神の欠片』を魔族共に渡すわけには行きませんからね」
「でも、私の聖剣を取り返さないと…」
武器より自分の身を心配しろっつの。
「ソレイユ様の剣は俺が探しておきますよ。お前達3人はソレイユ様を連れて王城を出て王都を脱出しろ。そのあとは外にいるクリスティア軍と合流してくれ」
「!? し、しかし、クロード殿の護衛が一人もいないのは…」
「大丈夫。ここから先は俺一人でどうにかするよ。今はソレイユ様の身の安全が最優先だ。いいな」
「…了解です!」
第3騎士団の3人にソレイユ様を任せてから地下の牢屋から出ようとした時、タイミング悪く敵兵が地下に駆けつけてくる。その中には先ほど倒した剛天のシグマと同じような雰囲気の女がいた。
「あら、脱獄なんて感心しないわね」
「カ、カルマさん!?」
「ダメよ姫様、魔将様が貴女をお呼びなの。悪いけど多少怪我をさせてでも一緒に来てもらうわ! 『漆黒の爆爪』」
「ッ!? ソレイユ様!!」
「きゃっ!」
ドスッ!! ブシャアアァァァ―――
「ぐっ……がはっ!!」
女の黒い爪がソレイユ様を庇った俺の心臓に深々と突き刺さり、体内で放出された黒い魔力が膨張していく。これは…ヤバく…ね……ッ!?
パアアアァァァァンッ!!
俺の体が空気を入れすぎた風船のように爆散する。ソレイユ様の体に赤い俺の肉片が降りかかり、かなりグロい感じになってしまった。
「あら、違うのに刺さっちゃったわね。人間が破裂するのはいつ見ても素敵だわぁ♡」
「え……クロード…くん…? クロードくん!! い、いや……いやあああぁぁ!!」
「クロード殿…ッ! 2人共ソレイユ様を守れ! クロード殿の犠牲を無駄にするな!!」
「「りょ、了解!」」
「お前達、姫様以外はいらないわ。さっさと殺しちゃって」
「「「「「「はっ!」」」」」」
逃げ…て……それ……い………ゆ………――――
~ソレイユ視点~
あの後、私は抵抗する間もなくカルマさんに捕まり、変な魔法を掛けられ身動きを封じられたまま抱えられて何処かの教会のような部屋に連れてこられた。中に入ると、目の前の大きな椅子に座った黒い髪の男にカルマさんが膝を付いて頭を下げる。
「魔将様、ソレイユ・ウル・クリスティア第一王女をお連れ致しました」
「うむ。よく来たな、ソレイユ王女」
「…お前が……魔将…」
「ふっ、そうだ。俺がこの世の支配者となる者。魔将ヴィノーグェジオ様だ!!」
魔将は私の側まで近寄ってくると、顎を持ち上げて私の眼を覗き込んでくる。
「くっくっく…あるなぁ。確かにお前の魂は『神の欠片』を受け継いでいる。ふふふっ、ふははははは!! これで『神の欠片』が揃うぞ! そうすればあの忌々しい神の封印は破壊され、そしてようやく…ようやくこの世界に魔神ヴィエルマクィス様が御降臨なされるのだ!! ふはははははははっ!!」
魔神ヴィエルマクィス…それが魔神の名前。でも、私にはもう…どうしようも出来そうにない。
「さぁ、ソレイユ王女を丁重にお連れしろ。その魂から『神の欠片』を取り出して差し上げるのだ!」
「「「「「はっ!」」」」」
レンブラントの騎士達に衣服を剥ぎ取られ、固い祭壇の上に寝かされて手足を拘束される。全身にヌルッとした液体で何かの模様が書かれると、それに呼応するかのように祭壇の下にある大きい魔法陣が赤く光りだした。
「魔将閣下、準備が完了致しました!」
「ご苦労。それでは早速始めよう」
魔将が私の側に歩み寄ってくる。これはもう…ダメかな?
ドガアアアァァァンッ!!
「ぐああああああっ!!」
…そう思った時、突然入口のドアが強力な炎の衝撃によって吹き飛ばされ、それと一緒に数人のレンブラント兵が焼かれながら部屋の中に飛び込んできた。
「!? 何事だ!」
「んー? おやおや、なんか取り込み中だったみてぇだな。悪いなぁ、邪魔しちまってよぉ!!」
その場にやってきたのは…逆立った赤い髪に赤いコート、余裕が漂うそのゴツい顔は王族会議で見たことがある。確か…魔導国の国王様。名前は…
「誰だお前は?」
「俺の名はゼルストイ=オラトリウス・グランシャリオ! 人呼んでグランシャリオの魔導王様だ!! テメェがこいつらの親玉だな? ぶっ潰しに来てやったぜぇ!!」
「……あぁ、ミスティリア第1王女の父親か。ここに来てくれたのはちょうど良かったな。おい、彼のご令嬢をお返ししてやれ」
「「「はっ!」」」
「あん?」
レンブラント騎士達が奥の部屋から持ってきたのは、至るところから血を流した瀕死で全裸のミスティリア王女だった。彼女の体にも私に施されたような模様が描かれている。
「なっ! ミ、ミスティリア!?」
魔導王はすぐに床に置かれたミスティリア王女に駆け寄り、その身を腕の中に抱きしめるとすぐに回復魔法を掛け始めた。炎属性にも回復魔法ってあるんだね。
「おい! ミスティリア!! しっかりしろよてめぇ!!!」
「……ご、ごめん、なさい。おとう…さま。やられちゃい…まし、たわ…」
「なんで…なんだってお前がこんなことになってんだぁ!!」
「ふはははは! それは彼女が第一王女だからだよ。彼女の中にあった『神の欠片』は既に回収させてもらった。もう用はないからそのまま連れ帰ってくれて構わないよ」
「用はない…だと?」
魔導王はミスティリア王女を癒し終わってから、壁際にそっと置いてこちらに振り返る。その顔は青筋を立てながら鬼神の如く怒り狂っているようだった。
「テメェ……俺の娘に何さらしとんじゃゴラァァァ!!!」
「魔将様、ここは私が! うぐッッ!!」
カルマさんが魔将を庇うように前に出る。だが恐ろしい形相で突っ込んでくる魔導王の一撃が的確にカルマさんの顔面を捉え、そのまま教会の壁へと吹き飛ばした。吹き飛ばされたカルマさんはピクピクしてその場から動かない。
「逃げんじゃねぇぞ…テメェは俺の手でぶち殺す!!」
「ほぉ…カルマを一撃か。なかなか面白いな貴様。…いいだろう、この魔将ヴィノーグェジオが相手をしてやろう。かかって来るがいい!!」
余裕の表情の魔将と怒りに燃える魔導王が正面で向き合う。…あの、その前に私を助けてくれたりはしないんですかね?
~クロード視点~
―――【クロード=グレイナードの死亡を確認。転生神の加護を発動します】
………目が覚めた時、俺の周囲には誰もいなかった。側にあったのは、先程まで一緒にいた第3騎士団の3人。オーガスト、メイ、ジューンの亡骸だけだった。ソレイユ様はあの女に連れて行かれてしまったらしい。その場に立ち上がり、ゆっくりと3人の側に跪く。
「……すまない、俺がもっとしっかりしていれば……お前達を……ッ!」
ここで悔やんでいても仕方ない。そんなことは分かってる。そんなことをしても3人の命は戻ってこない。……こいつらは何の為に死んだ? ソレイユ様を守るために死んだ。……それなら俺のすべきことはなんだ? …そうだ。まだ…戦いは終わっていない。こいつらの死に報いるためにも……ッ!
「ソレイユ様を助けて、この戦いを終わらせる!」
俺は意を決して立ち上がり魔将がいる場所を目指して進む。これ以上、彼等のような犠牲を出さないために。
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