魔法の国のプリンセス

中山さつき

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第五章:プリンセス、最果ての地に散る

(36)☆

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「ん、ん、あむ……」
「くっ……」

 どうしようどうしようどうしよう!?

 何なのよこのサイズは!?

「はぁぁん……んちゅ……ん、ん、ん……」

 無理! どうやっても咥えられない……大きすぎる!!

「くっ……ちょっと待て! これでは我が一方的に攻められておるではないか?」
「あ、ちょっと引っ張らないで!?」

 急に足を掴まれ逆さに掴み上げられた。

「ぺろちゅ……あむ……」
「しかも貴様服も脱いでおらぬではないか!」

 チッ……バレたか……。相手の動揺につけ込んで一方的に攻めていたのに……。
 あ、パンツを脱がされてる!?

「ちょっと無理やり脱がさないでよ? 破ったりしたら反則負けよ! 優しく脱がして私を感じさせてみなさいよ! それとも負けを認めるのかしら?」

 ブーツに引っかかるパンツを無茶苦茶していたのでそう言ってやった。どうせこの筋肉バカは不器用に違いないわ! 今のうちに逝かせてやるわ!!

「貴様!? くあぁぁぁっっ!?」
「あら? 意外と大した事ないのね……先っぽからいやらしい汁が出ているわよ? あむあむ……」
「そ、そんなものはただの生理現象である! 貴様も覚悟するがいい!」
「ひやぁっ!!」

 パンツを脱がすのを諦めて足首に引っ掛けたまま下着をずらしてアソコに攻撃を加えてきた。
 ぁふぅ……ん……ナニコレ? 生暖かい何かがあそこを撫でるように擦り上げて……。

「あくぅぅん!!」

 いや、あ、あ、だめ……そこは……んん……。
 敏感な蕾を捏ねられて……くっ……。

「こ、こんな体勢じゃ頭に血がのぼるわ……卑怯よ!」
「自分の事は棚に上げてよくもいけしゃあしゃあと言いおる……。まあ良い。ならばこうしよう」
「きゃっ!?」

 宙に浮いたまま互いに弱い部分を攻め合う私たちは丁度お互いの大切なところに顔が来るという……69の状態で私が上に重なっている。水平になったおかげでだいぶ楽になった。

「あ、ぁん……んく……あ、あ、あ……」

 クチュ……クチュクチュ……。

「どうした口ほどにもない。洪水のようにスケべな汁が溢れておるぞ! がっはっはははははは!!」

 な……んで……。んぁ!? そんな奥まで!?

「あぁぁぁぁっっ!!」
「どうした逝ったのか? もう終わりか?」
「ふふふ……残念でした、まだですわ。この程度ではいけませんわ……それとも、竜王ともあろう者がこの程度のテクニックなんですの? 期待して損しましたわ!」
「口の減らぬ奴だ。だがな、貴様のここは随分と素直だぞ!」
「へぐぅっ!?」

 あ、あ、あぁぁぁぁっっ!?
 な、ナニ……太いモノが突き刺されてるぅっ!!
 あ、いや、だめ、ダメェ!!
 動かさないで! あ、あ、あぁぁぁぁっっ!!

「逝ったな? 今のは逝ったであろう? 体がとんでもなく跳ねたぞ」
「な、なにを言っているのかしら? この程度で私が逝くわけがありません。何ですのその雑な動かし方は……。女の子の体は繊細ですのよ。もっと優しく感じさせてくださいませんこと? ……ああ、頭の中まで筋肉が詰まっているような方には無理ですわね」

 ちょっと! 早く抜いて!! 奥まで、奥まで届いてるのよ!? 太さも、長さも、何なのよ! ジャストフィットじゃないのよ!? これが指なの!? ダメダメ!? 良すぎるぅぅぅっっ!!

「認めぬのか? これほどヒクつかせておるくせに認めぬのか? よかろう。徹底的にやってやろうではないか。貴様は何か勘違いをしておるようだな我のテクニックを思い知るが良い」
「ーー!?」

 えっ!? 何!? あ、え、あん!?

「邪魔だなこの鎧……」
「んほぉぅ……あ、壊したら……負け……よ……」
「それはもう聞いた。こんなものは全てまとめてとばせば良い。『真・脱衣エクストラパージ』!!」
「ふぇぇぇぇっっ!?」

 竜王の身に纏う武道着が消えた……そしてーー!

「これで貴様も丸裸だ。覚悟するがいい」

 私の衣服も消えた。『脱衣』の上位互換!? 自分もろとも相手も裸にする魔法!? 何よそれ!? そんなのズルい!!

「なかなか良い体をしておるではないか。下の口だけでは負けを認めぬようだが、ここも同時に攻めればどうかな?」
「んぐぅっ!」

 胸の先端をそんなに強く……ンクゥッ!!

 ジュポジュポジュポジュポ。

「ほらほらどうしたどうした!? 攻め手が止まっておるぞ!」

 ニュルンニュルン。ゴリゴリゴリ。

 激しく指を抜き差しされ、弱い所を執拗に掻き乱されて私は一方的に攻め立てられている。このままじゃダメ……。私の体液の媚薬効果が出る前に逝っちゃう!

「がははははははは! どうだ! どうだっ!! 負けを認めろ! 貴様は良くやった。我を相手によく戦った! さあ楽になるがよい。褒美に我の子を授けてやろうではないか! がぁぁっはははははははは!」
「んくぅっ……誰が……負けるものですか! 私はまだ逝っていません! この程度ですか!? この程度なのですか!? ガッカリですわ!!」

 んんんーー!! ダメダメダメダメェェェっっ!!
 あ、ん、くぅ……あぁぁぁぁっっ!!

「今度こそ逝ったな。貴様の負けだ。認めるがいい!!」
「は、はぁ……はぁ……な、何を言うかと思えば……指で掻き回されただけで逝くわけがないでしょう……。それとも自分が逝きそうだからって焦っているのかしら? さっきから随分とビクビクしていますわよ?」

 ふふ……ふふふ……。効いてきたわ! 効いてきたわよ!!

「そのような拙い舌技で我が逝くわけがなかろう! これ以上は貴様の戯言に付き合っておれぬな。貴様はもう何度も達しておるではないか?」
「勘違いですわね。私は特別敏感な体質ですのよ。多少反応がオーバーかもしれませんが、そう簡単には逝きませんのよ……。特に殿方がミ・ジュ・クですとね」
「何だと!? もう我慢できん! 我の逸物が長大故に情けをかけてやったというのにその言い草。覚悟するがいい!!」
「なっ!? ちょっと! こんな風に持ち上げられたら私は何も出来ないじゃない!?」
「心配無用! これより貴様自身で逝かせて見せよ!!」

 まずい!! あんなモノを突き入れられた壊れちゃう!!

「ーー我が果てるか貴様が果てるか? 勝負だ!!」
「待っ! 待ちなさーーんんぐぅぅっっ!? 無理無理無理無理!!!!」

 メリメリメリ……!

「あはっ!? んは、っは、っは……」
「フン!!」

 グチュ! メキュ! グチャ! プチプチプチ!!

「んぁっ……んぐぉっ!?」

 ズズンン!!

「かはっ……あ、あはっ、んくうっっ……」
「どうにか奥まで入ったな……これではキツすぎて動けぬか? いや、この体で我を受け入れられたのだ、最後まで耐えよ!」

 グチュグチュグチュ! メリメリメリ!

「んんーー!?」

 あ、あ、あっ……アソコからしていい……音じゃない……わよ!!

「あああああああああぁぁっっ!!!」
「がははははははははははっっ!!!」

 まるで自慰の為の道具のように腰を掴まれて抜き差しされているっ!! 動くたびに体の奥からめくり上げられるような激しい痛みが!!!
 絶対的にサイズが合ってないのよ!!
 こんなことされたら普通は死んじゃうから!!

「ンクゥッ……グゥッ、ぅぐぅっ……」
「がははははははは!! どうだどうだどうだぁぁぁぁっっ!! 逝け! 逝くがいい!! がははははははは!!!」

 こんな、こんな痛いだけのセ○クスで逝ける訳ないでしょうがっっ!! ふざけないでっっ!!!

 でもね! でもね! 私と一つに繋がったからには覚悟しなさい! 竜王!! あなたの全てを吸い尽くしてあげるわ!!

 ーーエナジードレイン!!

「がはははははは!! オラオラオラオラオラオラぁぁぁぁっっ!!!」
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