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第三章:プリンセス、迷宮に囚わる
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コンコンコンコン。
ノックの音で皆一斉にそちらを振り返る。
開いた扉からは冥王ハデスその人がこちらを見ていた。昨日のいかにも冥王ですという服装とは違うけれど、見慣れないきちっとした服装。スーツかタキシードか区別はつかないけれどそういう感じの出で立ち。そして悔しいかな、とてもよく似合っていて見惚れてしまう。
背が高く逞しく均整がとれた体型の美丈夫。そんな彼が相応の服装をすればそれはまるで乙女ゲーの王子様のようになってしまう。
……あれ? これってエ□ゲー準拠の世界じゃなっかたかしらねー。なんて思ったけれど、よく考えたら主人公が女の子の『まほプリ』では世界の王達は皆タイプは違うもののイケメン王子様(王様)だったわ。
それこそ乙女ゲーのように各キャラを攻略する事も出来たわけで……。まぁ攻略といっても仲間にする為だとか伝説クラスのアイテムをもらう為だとかそういう攻略なんだけど、当然エ□要素も用意されていたけれども。
……ん?
そこまで記憶を掘り起こしてふと違和感を感じる。確か天空王とのイベントで丁度今みたいなシチュエーションのラブロマンスな感じのモノががあったような気がする。
ドレスアップした主人公を連れて約束の地を訪れるーー。
「レイチェル、キラリの支度は出来てるか?」
「はい。ご覧の通りです」
「さすがだ。いい出来じゃねえか」
そう言ってレイチェルさんを抱き寄せキスをする。
「んっ……」
されるがまま身を任せる彼女がとても官能的でゾクゾクする。
冥王の手が無遠慮にお尻を揉みしだくと口付けられた口元から憂いを帯びた吐息が溢れ始める。
え!? 何これ!? 人前でやっちゃう!?
「………………」
あぁ、私も散々されたわ……。
あの程度どころか本番までされたわね私ってば……。
ん……ぁふ……くちゅ……ぁん……。
いつまで続くのかわからないけれど、これはこれで興奮してしまう光景なのでしっかり鑑賞させてもらう。
クールな美女が官能に溺れる様というのはこれまた凄くいいい。
あのレイチェルさんがあんなにも可愛らしくなってしまうなんて……愛って凄いわ!!
……直接的な表現は避けてみたけれど、これだけアレな音と空気が蔓延していると全く無意味よね。
そう、アンてばいつもこんな気持ちだったのね。
ドキドキワクワクゾクゾクムズムズ(?)
それとなく彼女を見つめると視線が交差した。その瞳が「私の苦労をわかってもらえましたか?」と如実に語っていた。素直に頷いておくことにする。ごめんねアン。
さてと、特にする事もないので暫く美人秘書さんの情事を拝見させていただくことにしましょう。
視線を戻すと既に上半身を脱がされて魅惑のバストが披露されていた。ツンと突き出した桜色の突起を摘みこねられて堪え切れない嬌声がナイスです。
感じてなんていないわ的な? 我慢してるのよ的な? そういうのが堪らなく萌える……気がすると俺くんが申しております。(笑)
エ◯チな動画を見てる気分てきっとこんな感じなんだだろうな……。自分の体が熱くなっているけれど、今の私はなにをどうする事も出来ない。コルセットのせいで腰曲げられないのよね……。あとスカートもボリュームがありすぎて手が届きません。なのでしたくても出来ない……いやいや、さすがに我慢しますけどね!?
それからまぁだいたい三十分くらいかしら?
最後までやりきった冥王の側で小さく寝息を立てるレイチェルさん。ソファーで丸くなっているのがとても可愛い。ちょっと彼女に手を出したくなってしまったわ。いつもキリリとしている美女の乱れた姿って……いいわよね。
それにしても一糸纏わぬ姿の彼女は色々と大変なことになっている。何度逝ったか数えていないけれど散々逝かされた挙句に気を失うまで連続絶頂。アレは後が大変よきっと。体ガタガタじゃないかしら。
それにしても人前だというのにあの二人はなかなか壮絶に盛り上がってくれるわね……見られて興奮したって事かしら? 想像すると……わからなくもないかもしれないような……ん~。まぁいいわ。考えないでおきましょう。
「ーーという事で、そろそろドレスアップした私の対応をしていただいてもよろしいですかご主人様?」
せっかくの衣装を脱ぎ捨てて逞しい肉体を惜しげもなく晒す冥王様に話しかける。
するとビクッと体を震わせて驚いた様子……まさか!? こちらに向いたその表情で確信する。この人私のことーーというかここに何しに来たか忘れていたわね。確かにあれだけの美女を抱けば些細な事は忘れてしまうかも知れない……というか、私だったら忘れて欲しいわね。私の事だけ考えて欲しいし夢中になって欲しい。だからまぁ仕方がないか。
「あーー」
「もしかして何のために準備していたのか忘れていましたか?」
一応確認。
「あーー悪い。久しぶりだったから盛り上がっちまった」
「そうですね。なかなか見ごたえがありました」
「覗きとは趣味が悪いなおい」
「目の前で見せつけておいて覗きとはなんて言い草ですかね~」
だいたいこの部屋は今私の部屋ですよ!?
見られたくないのなら自室でヤンなさいよ!!
「別に誰に見られてもかまわねぇが、見たやつが辛いんじゃねぇかと思ってな?」
「煩いお黙りなさい」
こっちはドレスのせいで火照った体を持て余してるんだから!!
もうっ!! どれだけエ◯チなのよこの体!?
ノックの音で皆一斉にそちらを振り返る。
開いた扉からは冥王ハデスその人がこちらを見ていた。昨日のいかにも冥王ですという服装とは違うけれど、見慣れないきちっとした服装。スーツかタキシードか区別はつかないけれどそういう感じの出で立ち。そして悔しいかな、とてもよく似合っていて見惚れてしまう。
背が高く逞しく均整がとれた体型の美丈夫。そんな彼が相応の服装をすればそれはまるで乙女ゲーの王子様のようになってしまう。
……あれ? これってエ□ゲー準拠の世界じゃなっかたかしらねー。なんて思ったけれど、よく考えたら主人公が女の子の『まほプリ』では世界の王達は皆タイプは違うもののイケメン王子様(王様)だったわ。
それこそ乙女ゲーのように各キャラを攻略する事も出来たわけで……。まぁ攻略といっても仲間にする為だとか伝説クラスのアイテムをもらう為だとかそういう攻略なんだけど、当然エ□要素も用意されていたけれども。
……ん?
そこまで記憶を掘り起こしてふと違和感を感じる。確か天空王とのイベントで丁度今みたいなシチュエーションのラブロマンスな感じのモノががあったような気がする。
ドレスアップした主人公を連れて約束の地を訪れるーー。
「レイチェル、キラリの支度は出来てるか?」
「はい。ご覧の通りです」
「さすがだ。いい出来じゃねえか」
そう言ってレイチェルさんを抱き寄せキスをする。
「んっ……」
されるがまま身を任せる彼女がとても官能的でゾクゾクする。
冥王の手が無遠慮にお尻を揉みしだくと口付けられた口元から憂いを帯びた吐息が溢れ始める。
え!? 何これ!? 人前でやっちゃう!?
「………………」
あぁ、私も散々されたわ……。
あの程度どころか本番までされたわね私ってば……。
ん……ぁふ……くちゅ……ぁん……。
いつまで続くのかわからないけれど、これはこれで興奮してしまう光景なのでしっかり鑑賞させてもらう。
クールな美女が官能に溺れる様というのはこれまた凄くいいい。
あのレイチェルさんがあんなにも可愛らしくなってしまうなんて……愛って凄いわ!!
……直接的な表現は避けてみたけれど、これだけアレな音と空気が蔓延していると全く無意味よね。
そう、アンてばいつもこんな気持ちだったのね。
ドキドキワクワクゾクゾクムズムズ(?)
それとなく彼女を見つめると視線が交差した。その瞳が「私の苦労をわかってもらえましたか?」と如実に語っていた。素直に頷いておくことにする。ごめんねアン。
さてと、特にする事もないので暫く美人秘書さんの情事を拝見させていただくことにしましょう。
視線を戻すと既に上半身を脱がされて魅惑のバストが披露されていた。ツンと突き出した桜色の突起を摘みこねられて堪え切れない嬌声がナイスです。
感じてなんていないわ的な? 我慢してるのよ的な? そういうのが堪らなく萌える……気がすると俺くんが申しております。(笑)
エ◯チな動画を見てる気分てきっとこんな感じなんだだろうな……。自分の体が熱くなっているけれど、今の私はなにをどうする事も出来ない。コルセットのせいで腰曲げられないのよね……。あとスカートもボリュームがありすぎて手が届きません。なのでしたくても出来ない……いやいや、さすがに我慢しますけどね!?
それからまぁだいたい三十分くらいかしら?
最後までやりきった冥王の側で小さく寝息を立てるレイチェルさん。ソファーで丸くなっているのがとても可愛い。ちょっと彼女に手を出したくなってしまったわ。いつもキリリとしている美女の乱れた姿って……いいわよね。
それにしても一糸纏わぬ姿の彼女は色々と大変なことになっている。何度逝ったか数えていないけれど散々逝かされた挙句に気を失うまで連続絶頂。アレは後が大変よきっと。体ガタガタじゃないかしら。
それにしても人前だというのにあの二人はなかなか壮絶に盛り上がってくれるわね……見られて興奮したって事かしら? 想像すると……わからなくもないかもしれないような……ん~。まぁいいわ。考えないでおきましょう。
「ーーという事で、そろそろドレスアップした私の対応をしていただいてもよろしいですかご主人様?」
せっかくの衣装を脱ぎ捨てて逞しい肉体を惜しげもなく晒す冥王様に話しかける。
するとビクッと体を震わせて驚いた様子……まさか!? こちらに向いたその表情で確信する。この人私のことーーというかここに何しに来たか忘れていたわね。確かにあれだけの美女を抱けば些細な事は忘れてしまうかも知れない……というか、私だったら忘れて欲しいわね。私の事だけ考えて欲しいし夢中になって欲しい。だからまぁ仕方がないか。
「あーー」
「もしかして何のために準備していたのか忘れていましたか?」
一応確認。
「あーー悪い。久しぶりだったから盛り上がっちまった」
「そうですね。なかなか見ごたえがありました」
「覗きとは趣味が悪いなおい」
「目の前で見せつけておいて覗きとはなんて言い草ですかね~」
だいたいこの部屋は今私の部屋ですよ!?
見られたくないのなら自室でヤンなさいよ!!
「別に誰に見られてもかまわねぇが、見たやつが辛いんじゃねぇかと思ってな?」
「煩いお黙りなさい」
こっちはドレスのせいで火照った体を持て余してるんだから!!
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