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大変な事になった。妹が本当に強くて悪人じゃない奴を恋人にしてしまった。
ただし同性だ。しかも不幸体質の雌ゴリラだった。何でこうなった!
まともな人間が寄りついた事が無いから、性別気にしてられないとか。悲しいが正論である。
「テュケ、ほんと止めよ!? もう同性はさておいて、お前が人を愛するとろくな事にならないぞ!」
「二人が幸せなら形なんて関係無いのよ! ねぇイシュター?」
「あ? ん、んん? まぁ俺は欲しい物は全部力で手に入れる、指図される覚えはねぇ!」
「あかん、脳味噌まで筋肉だこいつ! まぁ妹に手を出す奴は知らん、勝手に不幸になってろ!」
「このヤンデレめ……イシュター、あいつが私の友人とか片っ端から消していく私の不幸の元凶なの」
「いやそれ僕のせいじゃないからな!? むしろ陰から守ってやってるからな!?」
「死なない程度に殺しちゃって! 罪悪感感じたくないから精神病院ぶちこむ程度の拷問で良いわよ!」
「それ殺すより酷いし! 脳筋ゴリラに何命じてんのお前!?」
「とりえずてめぇをぶちのめせば良いってのは分かった。大人しく死ね!」
「そしてこいつ分かってない!」
「あっ、でもやっぱりあの糞兄貴の体なんかにイシュターの綺麗な手が触れるなんて」
「後やっぱお前の頭末期だぞ妹よぉぉ!!!」
僕は何とか、持ち前の幸運と逃げ足で逃げ出した。
風の噂で、妹が恋人に消毒液ぶっかけてたと聞いた。解せぬ。
ただし同性だ。しかも不幸体質の雌ゴリラだった。何でこうなった!
まともな人間が寄りついた事が無いから、性別気にしてられないとか。悲しいが正論である。
「テュケ、ほんと止めよ!? もう同性はさておいて、お前が人を愛するとろくな事にならないぞ!」
「二人が幸せなら形なんて関係無いのよ! ねぇイシュター?」
「あ? ん、んん? まぁ俺は欲しい物は全部力で手に入れる、指図される覚えはねぇ!」
「あかん、脳味噌まで筋肉だこいつ! まぁ妹に手を出す奴は知らん、勝手に不幸になってろ!」
「このヤンデレめ……イシュター、あいつが私の友人とか片っ端から消していく私の不幸の元凶なの」
「いやそれ僕のせいじゃないからな!? むしろ陰から守ってやってるからな!?」
「死なない程度に殺しちゃって! 罪悪感感じたくないから精神病院ぶちこむ程度の拷問で良いわよ!」
「それ殺すより酷いし! 脳筋ゴリラに何命じてんのお前!?」
「とりえずてめぇをぶちのめせば良いってのは分かった。大人しく死ね!」
「そしてこいつ分かってない!」
「あっ、でもやっぱりあの糞兄貴の体なんかにイシュターの綺麗な手が触れるなんて」
「後やっぱお前の頭末期だぞ妹よぉぉ!!!」
僕は何とか、持ち前の幸運と逃げ足で逃げ出した。
風の噂で、妹が恋人に消毒液ぶっかけてたと聞いた。解せぬ。
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