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第一章 婚約者にはなりません
6歳の誕生日パーティーで兄王子はクリスタに一目惚れ
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6歳の誕生日パーティー当日、エリオスは前回の兄王子一目惚れイベントをぶっちしてクリスタ以外の婚約者を作らした。
本当はお茶会でクリスタに一目惚れして婚約者になる筈だったのだから、今日一目惚れをする可能性は高い。
しかし、別の婚約者がいる以上諦めようとするだろうし、会うのはあと数回だ。
学校に行けば違う学校だし、卒業したら冒険者になり家を出る。
クリスタは自分が経験があるから人の婚約者を取るなんてまっぴらと断言しているから大丈夫だろう。
**** **** ****
「本日は、オリオン伯爵家の可愛い双子の誕生日パーティーに参加してくれてありがたく思う。精一杯楽しんでくれ、さあ挨拶をして」
「本日はパーティーにご参加いただきありがとうございます、オリオン家次女のクリスタと申します。お見知り置き下さいませ。」
挨拶をしているクリスタをみて顔を赤らめ惚けた顔で凝視している兄王子を見たエリオスは恋に落ちた王子に思わず苦笑する。クリスタの挨拶が終わったので次はエリオスだ。
「本日はご多忙な中私達の誕生日パーティーにご参加いただきありがとうございます。楽しい社交の場として活用していただければ幸いです」
そしてその瞬間1人の男爵令嬢が品定めするような視線をエリオスに向けているのをクリスタは見逃さなかったなかった。
多分男爵家に引き取られたばかりでかまだヒロインオーラは出していない。
だけどパーティーが始まってからも観察してると攻略対象を肉食獣のような眼で見つめているし、たまにクリスタや他の攻略対象の婚約者の令嬢を敵視したような眼をしてる。
聖女のちからはまだ現れてないからこれから何だろうがなんだかヒロインも転生者なきがした。
しばらくして各々が婚約者とファーストダンスを踊ったがクリスタ達は相手がいないので2人で踊った。
しばらくして、兄王子がクリスタにダンスに誘った。
「クリスタ嬢本日はお誕生日おめでとうございます。
私は第一王子のサージェントアルフレッドと申します。
一曲ご一緒していただけますか?」
本当は、めちゃくちゃ嫌だけど王子の誘いは断れない。
「喜んで」
そう言って微笑みホールの中心に向かい踊る。
王子は体が熱く顔が赤い、クリスタは物語を知っているので一目惚れされているのに気付いていた。ダンスで王子の胸のあたりに顔が近づくと凄い早い胸の鼓動が聞こえる。
一曲踊り離れようと挨拶をするともう一曲誘われて手首を掴まれた。
「第一王子様には、婚約者のかたがいらっしゃると聞いております。
2曲踊るのはその方に申しわけがないのでご辞退させていただきます。
一曲で充分ありがたく思っております。
では失礼します」
そう言うと兄王子はしぶしぶ手首をはなしてくれた。
その後パーティーの間中兄王子の視線わ感じたが気づかないふりをした。
そうしてその日のパーティーは無事終わった。
本当はお茶会でクリスタに一目惚れして婚約者になる筈だったのだから、今日一目惚れをする可能性は高い。
しかし、別の婚約者がいる以上諦めようとするだろうし、会うのはあと数回だ。
学校に行けば違う学校だし、卒業したら冒険者になり家を出る。
クリスタは自分が経験があるから人の婚約者を取るなんてまっぴらと断言しているから大丈夫だろう。
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「本日は、オリオン伯爵家の可愛い双子の誕生日パーティーに参加してくれてありがたく思う。精一杯楽しんでくれ、さあ挨拶をして」
「本日はパーティーにご参加いただきありがとうございます、オリオン家次女のクリスタと申します。お見知り置き下さいませ。」
挨拶をしているクリスタをみて顔を赤らめ惚けた顔で凝視している兄王子を見たエリオスは恋に落ちた王子に思わず苦笑する。クリスタの挨拶が終わったので次はエリオスだ。
「本日はご多忙な中私達の誕生日パーティーにご参加いただきありがとうございます。楽しい社交の場として活用していただければ幸いです」
そしてその瞬間1人の男爵令嬢が品定めするような視線をエリオスに向けているのをクリスタは見逃さなかったなかった。
多分男爵家に引き取られたばかりでかまだヒロインオーラは出していない。
だけどパーティーが始まってからも観察してると攻略対象を肉食獣のような眼で見つめているし、たまにクリスタや他の攻略対象の婚約者の令嬢を敵視したような眼をしてる。
聖女のちからはまだ現れてないからこれから何だろうがなんだかヒロインも転生者なきがした。
しばらくして各々が婚約者とファーストダンスを踊ったがクリスタ達は相手がいないので2人で踊った。
しばらくして、兄王子がクリスタにダンスに誘った。
「クリスタ嬢本日はお誕生日おめでとうございます。
私は第一王子のサージェントアルフレッドと申します。
一曲ご一緒していただけますか?」
本当は、めちゃくちゃ嫌だけど王子の誘いは断れない。
「喜んで」
そう言って微笑みホールの中心に向かい踊る。
王子は体が熱く顔が赤い、クリスタは物語を知っているので一目惚れされているのに気付いていた。ダンスで王子の胸のあたりに顔が近づくと凄い早い胸の鼓動が聞こえる。
一曲踊り離れようと挨拶をするともう一曲誘われて手首を掴まれた。
「第一王子様には、婚約者のかたがいらっしゃると聞いております。
2曲踊るのはその方に申しわけがないのでご辞退させていただきます。
一曲で充分ありがたく思っております。
では失礼します」
そう言うと兄王子はしぶしぶ手首をはなしてくれた。
その後パーティーの間中兄王子の視線わ感じたが気づかないふりをした。
そうしてその日のパーティーは無事終わった。
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