ベアりんぐ文章精製群

ベアりんぐ

　03 「ベアりんぐ」

　"ベアりんぐ文章群"から、一つの文章を見つける。これは、軽く馬鹿げた文章だが、好みに対して書かれているようだ。

　人は好きに向き合い、都合の良い捉え方をしてしまうのだ。




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　日々何をしているか。仕事であれ勉強であれニートや引きこもりでも何かしらのことをしている。

そして何かをするたびに俺たちは様々な負荷にさらされているのだ。

人間は様々な負荷を浄化するために多種多様な趣味や行動を起こす。カタルシスは十人十色であり、それを仕事にする人間も増えてきている。

　こんな世界で俺が薦めるのはぬいぐるみの熊である。クマである。

　正式名称は控えるが、あのダラダラしている熊のぬいぐるみであり、私はあれがカタルシスである。

ここで少し考えてみて欲しい。クマのぬいぐるみを抱き、自身の頬を擦りつけて変な声を出して呻いている大学生。

しかも男である。漢である。

　このように人には人の姿があり、決して他人が干渉することの出来ないものがある。そのことはきちんと理解をしてもらいたいものである。

　改めてクマのぬいぐるみの魅力を伝えたい。

　まず第一にかわいい。全てがかわいい。そして手触りや香りも良い。全てが良い。一言で表すと「良い」なのである。

こんな風に語彙力がどこかに塵となって消えてしまうくらいに良いのである。

　もしこれを読んでくれた人は是非ともかの有名なクマのぬいぐるみを手に取って欲しい。

そして特にオチもなく続きもしないこの文章を読んでしまい、無駄だと思ってしまった人には申し訳ないと思うがしかし、クマのぬいぐるみを手にすることで無駄では無くなるだろう。そう願いたい。

　クマが最強で無敵で究極のアイドルであると信じて、筆を置かせてもらおう。



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　捉え方によって、好きは変遷する。常日頃から真剣に、向き合ってみたいものだ。


　: 好みの、純粋を求めし青年の手記