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第1章 異世界転移
まさかの異世界転移!? 2
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1
目が覚めると、みたこともない人?がなにやら慌ただしくしていた。
「ええっと、ココとココを接続して、……良し、なんとか終わった~!もうなんなの!?こんな早く来ると思ってなかったから準備してなかった~!」
……どうやらなにか準備をしていたようだ。
そもそも一体ここはどこだ?なんでここにいるんだ?
「う、うぅ~ん」
「あ、大井さん」
どうやら大井さんも来ていたようだ。無事に目が覚めてよかった。
とりあえず、整理しよう。
まず、大井さんといつものように帰っていた。すると、見たこともない自販機があって、変な飲み物を買ったんだ。そしたらここに……ってこれ整理出来てるのか?全く意味が分からないぞ?
2
俺たちが戸惑っていると、人?が声をかけてきた。
「えぇーと、セリフなんだっけ?……あ!思いだした。えぇーこほん、異界の民よ。よくぞ来てくれた!私は女神だ。君たちをここに呼んだのは、私だ。」
「……新興宗教の勧誘は間に合ってます。」
「ちっがぁーう!ちゃんと女神!ほら、プレート見て!」
女神?とやらの胸部分に付けられたプレートを見ると、「天界 女神課 メガ ラジェスト」と書かれている。さらによく見ると、この人?身体が浮いてる……!どうやら本物らしい。
となると異界の民という言葉も本物ととれる。つまり……
「まさか、異世界転移!?」
「そのまさかだよ。ようこそ!異世界へ!」
「孝太朗くん、これってどゆこと?」
「……異世界転移したらしい」
「……え?、えええぇぇぇ!?」
一体ここからどうなってしまうのだろう?だが、不思議と怖くはなく、むしろワクワクしている俺がいた。
3
「じゃあちゃちゃっと説明しよう!」
女神のメガが説明をしてくれるようだ。どうやらただの異世界転移ではないらしい。
「私達が住む"天界"があるんだけど、その下に"地上界"と呼ばれる人間と魔物とその他の動物達が仲良く暮らす世界があったの。でもね、ここ100年ぐらい魔物の動きが活発になって、地上を支配しようとしてるの。」
「あーなるほど……よくある異世界モノだな」
「これ私たちが倒すみたいな流れかな?」
「そうそう!飲み込みが早くて助かるよ~!それで、倒しやすいようにレベルもあげたいし、特別なスキルもあげたいんだけど……」
「来た~!転生、転移モノに欠かせないやつ!テンション上がるねぇ~」
「すげー楽しそうだね大井さん」
「だってあの異世界転移だよ!楽しみすぎる!」
彼女もかなりワクワクしているようだ。
しかし、特別スキルってことは、最近のトレンドだと"鑑定"だったり、"採集"だったり色々ある。レベルもカンストして無双させてくれるのだろうか?それに職業も気になるところだ。さて、どんなものになるかな……?
「大変申し訳ありません!!"天界"の事情により、特別なことは一切出来ませんっ!」
「「……え?」」
つまり異世界転移といっても女神の加護があるわけでもなく、特別なスキルがあるわけでもないのに、異世界を生きなければならないと言うことか?
「そんなバカな話があるわけ」
「それじゃあ、いってらっしゃい!ご武運を!」
そういうと女神は近くにあるボタンを押した。
そこからまた意識が途切れてしまった。俺たちの異世界転移は一体どうなるのだろうか。
目が覚めると、みたこともない人?がなにやら慌ただしくしていた。
「ええっと、ココとココを接続して、……良し、なんとか終わった~!もうなんなの!?こんな早く来ると思ってなかったから準備してなかった~!」
……どうやらなにか準備をしていたようだ。
そもそも一体ここはどこだ?なんでここにいるんだ?
「う、うぅ~ん」
「あ、大井さん」
どうやら大井さんも来ていたようだ。無事に目が覚めてよかった。
とりあえず、整理しよう。
まず、大井さんといつものように帰っていた。すると、見たこともない自販機があって、変な飲み物を買ったんだ。そしたらここに……ってこれ整理出来てるのか?全く意味が分からないぞ?
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俺たちが戸惑っていると、人?が声をかけてきた。
「えぇーと、セリフなんだっけ?……あ!思いだした。えぇーこほん、異界の民よ。よくぞ来てくれた!私は女神だ。君たちをここに呼んだのは、私だ。」
「……新興宗教の勧誘は間に合ってます。」
「ちっがぁーう!ちゃんと女神!ほら、プレート見て!」
女神?とやらの胸部分に付けられたプレートを見ると、「天界 女神課 メガ ラジェスト」と書かれている。さらによく見ると、この人?身体が浮いてる……!どうやら本物らしい。
となると異界の民という言葉も本物ととれる。つまり……
「まさか、異世界転移!?」
「そのまさかだよ。ようこそ!異世界へ!」
「孝太朗くん、これってどゆこと?」
「……異世界転移したらしい」
「……え?、えええぇぇぇ!?」
一体ここからどうなってしまうのだろう?だが、不思議と怖くはなく、むしろワクワクしている俺がいた。
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「じゃあちゃちゃっと説明しよう!」
女神のメガが説明をしてくれるようだ。どうやらただの異世界転移ではないらしい。
「私達が住む"天界"があるんだけど、その下に"地上界"と呼ばれる人間と魔物とその他の動物達が仲良く暮らす世界があったの。でもね、ここ100年ぐらい魔物の動きが活発になって、地上を支配しようとしてるの。」
「あーなるほど……よくある異世界モノだな」
「これ私たちが倒すみたいな流れかな?」
「そうそう!飲み込みが早くて助かるよ~!それで、倒しやすいようにレベルもあげたいし、特別なスキルもあげたいんだけど……」
「来た~!転生、転移モノに欠かせないやつ!テンション上がるねぇ~」
「すげー楽しそうだね大井さん」
「だってあの異世界転移だよ!楽しみすぎる!」
彼女もかなりワクワクしているようだ。
しかし、特別スキルってことは、最近のトレンドだと"鑑定"だったり、"採集"だったり色々ある。レベルもカンストして無双させてくれるのだろうか?それに職業も気になるところだ。さて、どんなものになるかな……?
「大変申し訳ありません!!"天界"の事情により、特別なことは一切出来ませんっ!」
「「……え?」」
つまり異世界転移といっても女神の加護があるわけでもなく、特別なスキルがあるわけでもないのに、異世界を生きなければならないと言うことか?
「そんなバカな話があるわけ」
「それじゃあ、いってらっしゃい!ご武運を!」
そういうと女神は近くにあるボタンを押した。
そこからまた意識が途切れてしまった。俺たちの異世界転移は一体どうなるのだろうか。
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