ベアりんぐ奇譚詩編集

ベアりんぐ

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好みの可能性

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 P-02 「好みの可能性」

 ある詩を手にする。"ベアりんぐ詩編集"には、様々な物があるようだ。

 ある文章の詩のようだが、形としてはかなり変わっている。

 好みはよく曖昧になりがちだが、それは多様性と言えるだろうか。

 定義付けをするにしても、現代は情報が多い。だから、色々な物に踊らされているのかもしれない。





       @

 




好きになれ
好きになる

二つの違いを認識しろ
一つを好きでなくてもいいだろ

興味の壺
好みの蕾

感じたままに
ありのままに


好みの可能性が降る


嫌いでも好きでもいい
素直に感じられたなら

言葉を隠して
気持を殺して

いつか言えたら良いな





       @




 本当に、いつか言えるのか。そのいつかは、結局曖昧になるのではないのか。

 そうやって、先に伸ばしてしまうのか。


 : 可能性の、感受を求めし少女の手記
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