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手足が痛んだ。身体のあちこちが軋んだ。だが、痛みを感じるということはまだ死んでいないのだろう。……いつ死んでもおかしくない状態なのかもしれないが。
酷く重たい目蓋を持ち上げると、一番最初に視界に入ったきたのは、血と土で汚れた足と石畳だった。次いで、自分が吊るされていることに気付く。痛む身体に鞭を打ち顔を上げると、天井から伸びる太い鎖と両手を拘束する手枷が見えた。万全の状態であっても、あの鎖を破壊することは難しいだろう。
「────あれ、もう起きちゃった?」
かつん、かつんと響くヒールの音を、もう何度聞いただろう。薔薇色の目を楽しげに歪めたアスモデウスが、ゆっくりと近付いてきた。
彼を見て胸中に広がったのは、驚きでもなく怒りでもなく、安堵の念だった。
つい数十分前まで、表情の一切を消し去り、ルシウスを痛め付けていた男の顔に、感情が浮かんでいる。それが堪らなく、嬉しかった。
「っ、ぁ……」
「ああ、おしゃべりされると困るから、喉は潰しちゃったんだ。ごめんね?」
アスモデウスの言うように、喉を震わせても嗄れたような声しか発せられなかった。
これでは会話など不可能だ。告げたい言葉が告げられない。聞きたい言葉が聞けない。歯痒さにうち震えているルシウスを「君たちが悪いんだよ」とアスモデウスが嗤う。
「あそこは、俺とお父様にとって大切な場所。あそこだけは駄目なんだよ。何人たりとて立ち入ることを許されない墓標。同胞でさえ許されないのに、ニンゲン風情を見逃してあげる訳ないじゃん?」
アスモデウスは、あの場所を“墓標”だと言った。勇者は墓標に刻まれている言葉を日本語、故郷の言葉だと言っていた。
あれは、かつての勇者の墓標なのだろう。何故、魔族が勇者の墓標を大切にしているのか。友を語るアスモデウスの横顔がちらついた。
おまえにとって、友と称する勇者はどんな存在だったのか。確かめたくとも、叶わない。
「聖騎士様のことも殺そうと思ってたんだけど、どうせ終わる命なら好きに扱っても良いんじゃないかなって」
ランタンの炎が、アスモデウスの顔を不気味に照らす。宝石の如く美しい薄紅の目が、にたりと笑んだ。
「実験したくなってね。ニンゲンを魔族に変えたらどうなるかって」
「……!」
「理論上は可能なんだよ。ニンゲンの肉体を変質させて、俺たち寄りの身体に変える術式は随分前に完成していたんだけど、いかんせん検体がなくてねぇ」
そんなことが可能なのかという疑問と、アスモデウスならば可能かもしれない、という予感が鬩ぎ合う。
何故、そんな術を生み出したのか。魔族に変えたいと思った相手がいたのか。それは、誰なのか。問い質したい衝動ばかりが募り、歯と歯の隙間から唸り声が漏れる。
「腹立たしい? 憎らしい? でも大丈夫。聖騎士様が苦しまないよう、ニンゲンだった頃の記憶は奪ってあげる。守りたいモノも、愛するモノも、全部」
瞬間、時が止まったような錯覚を抱いた。今、アスモデウスは何と言ったか?
呆然とするルシウスを覗き込むアスモデウスの顔は、冷たい笑みで彩られていた。
「何もかも忘れた聖騎士様が、勇者様たちに剣を向けるなんて最高じゃない?」
「ッ!」
はくはくと声にならない声で叫ぶ。伝えたい言葉があった。聞きたい言葉があった。それらすべてを、他でもないアスモデウスに奪われてしまう。腹が立った。だが、それ以上に悲しかった。どうして伝わらないのか。どうして、よりにもよっておまえが奪うのか。
「でも一方的に奪うばかりだと可哀想だし……賭けをしようか。もしも、記憶を取り戻したら、どんな願いも叶えてあげる」
くるり、とアスモデウスが踊るように反転した。ルシウスの声は、手は届かない。
何を間違えてしまったのだろう。あの地に足を踏み入れたことか。あの夜に何も伝えなかったことか。それとも、出逢ったことがそもそもの間違いだとでも言うのか。
「たとえば────俺の命を、聖騎士様にあげる、とかどう? 俺の術を破った報酬にぴったりでしょ。憎悪のままに八つ裂きにしたって良いよ」
振り返ったアスモデウスの表情に、ルシウスは目を瞠った。
笑いたいような、泣きたいような顔をして、アスモデウスが手を伸ばす。
これが、世界の敵である男を愛してしまった己への罰だと言うのならば────生まれて初めて、神を呪った。
それが、ルシウス・ブランジェという人間の最後の意識。告げられなかった悔恨を抱えて、手を伸ばせなかった無力感を抱えて、記憶の海に溶けて消えた愚かな人間の末路だ。
「俺のそばにいてくれない君なんて、いらない」
それは、誰の声だったのか。
嗚呼、なんて愉しいのだろう。無事に目的は果たされた!
魔族は悪で、世界の敵かもしれない。だが、魔族以上に残酷で醜い生き物がニンゲンであることを思い知ったことだろう。
清廉なる聖騎士様の愚かしい価値観を粉々に砕いてやった。自分の世界が砕け散った破片が心に突き刺さり、彼の矜持をズタズタに裂いていく。愛撫のように拷問のように嬲られた傷口から流れる血の、何と鮮烈で甘美なことか。
……とても、愉しかった。全身が震え上がるほどの興奮に、熱を孕んだ吐息がこぼれ落ちるほどに。そう、この震えは愉悦によるもの。それ以外の理由など、ある筈がない。
「……君はずるい。俺のモノにはなってくれない。俺のそばにはいてくれない。誰かの隣にいる君は見たくない」
可愛らしい勇者様を守らんとする彼の姿は、アスモデウスの心を逆撫でた。加えて、アスモデウスと《魔の王》にとって唯一の友が眠る墓標を、手前勝手な理由を押し付けるアヴァリスの血族とユルティアの信奉者が荒らしたのだ。どうして許せるだろう。許せる筈がなかった。
「本気で殺すつもりだったのに……俺は、どうしても君を殺せなかった。殺したく、なかった」
彼を、殺せなかった。息の根を止める寸前まで追い詰めたくせに、彼を殺したくないと思ってしまったから。
「殺したい、殺したくない。許せない、許したい……そばに、いてほしいのに」
けれど、その願いは叶わない。
何故なら、彼はニンゲンで、アスモデウスが魔族だからだ。
魔族は、ニンゲンたちが手を組むために必要な舞台装置だ。ニンゲンとは異なる生態の種族は、この世の不条理に対する鬱憤をぶつける相手として、あまりにも都合が良かった。
世界が、ニンゲンたちが互いを喰らい合う未来を避ける為には、魔族には世界の敵で在ってもらなわければならないのだ。
たとえ彼が価値観を改めても、魔族に対して見方を変えたとしても、世界が変わることはない。立場が変わることもない。
「きっと、聖騎士様は生きている限り、世界の敵に剣を向け続けるでしょう?」
こんな筈じゃなかった。彼の誇りを踏み躙って嘲笑ってやるつもりだったのに。
いつしか芽生えた想いが許されないものだと、理解していた。一夜の夢をよすがに、この想いは摘み取るつもりだった。
なのに、彼があの勇者を当然の如く庇った様を見て、足下が崩れ落ちるような錯覚を抱いた。奪われるくらいならば、何もかもを奪ってしまいたいと思った。
そう、アスモデウスは魔族だ。弱いモノから奪って生きてきた。奪う以外の方法など知らない。
「……こんなこと、我が王だって許さない」
ニンゲンを魔族に変える術は、世界の理を犯す禁忌の術だ。アスモデウスに甘い主だって、きっと許さないだろう。
それでも、彼が欲しかった。欲しくて欲しくて、堪らなかった。彼を手に入れるためなら、世界を壊したって良いとさえ思うほどに。
「《愛しい人よ、どうか共に》」
たとえ、王が許したとしても、彼が許す筈もない。すべてを思い出したとき、青い瞳に憎悪と憤怒の炎を宿して見据えてくるだろう。
これは、泡沫の夢だ。夢から覚めたとき、何もかも指の隙間から零れ落ちる虚しさに苛まれるだけだと分かっている。
それでも、ただひとときでも良いから、そばにいてほしかった。
酷く重たい目蓋を持ち上げると、一番最初に視界に入ったきたのは、血と土で汚れた足と石畳だった。次いで、自分が吊るされていることに気付く。痛む身体に鞭を打ち顔を上げると、天井から伸びる太い鎖と両手を拘束する手枷が見えた。万全の状態であっても、あの鎖を破壊することは難しいだろう。
「────あれ、もう起きちゃった?」
かつん、かつんと響くヒールの音を、もう何度聞いただろう。薔薇色の目を楽しげに歪めたアスモデウスが、ゆっくりと近付いてきた。
彼を見て胸中に広がったのは、驚きでもなく怒りでもなく、安堵の念だった。
つい数十分前まで、表情の一切を消し去り、ルシウスを痛め付けていた男の顔に、感情が浮かんでいる。それが堪らなく、嬉しかった。
「っ、ぁ……」
「ああ、おしゃべりされると困るから、喉は潰しちゃったんだ。ごめんね?」
アスモデウスの言うように、喉を震わせても嗄れたような声しか発せられなかった。
これでは会話など不可能だ。告げたい言葉が告げられない。聞きたい言葉が聞けない。歯痒さにうち震えているルシウスを「君たちが悪いんだよ」とアスモデウスが嗤う。
「あそこは、俺とお父様にとって大切な場所。あそこだけは駄目なんだよ。何人たりとて立ち入ることを許されない墓標。同胞でさえ許されないのに、ニンゲン風情を見逃してあげる訳ないじゃん?」
アスモデウスは、あの場所を“墓標”だと言った。勇者は墓標に刻まれている言葉を日本語、故郷の言葉だと言っていた。
あれは、かつての勇者の墓標なのだろう。何故、魔族が勇者の墓標を大切にしているのか。友を語るアスモデウスの横顔がちらついた。
おまえにとって、友と称する勇者はどんな存在だったのか。確かめたくとも、叶わない。
「聖騎士様のことも殺そうと思ってたんだけど、どうせ終わる命なら好きに扱っても良いんじゃないかなって」
ランタンの炎が、アスモデウスの顔を不気味に照らす。宝石の如く美しい薄紅の目が、にたりと笑んだ。
「実験したくなってね。ニンゲンを魔族に変えたらどうなるかって」
「……!」
「理論上は可能なんだよ。ニンゲンの肉体を変質させて、俺たち寄りの身体に変える術式は随分前に完成していたんだけど、いかんせん検体がなくてねぇ」
そんなことが可能なのかという疑問と、アスモデウスならば可能かもしれない、という予感が鬩ぎ合う。
何故、そんな術を生み出したのか。魔族に変えたいと思った相手がいたのか。それは、誰なのか。問い質したい衝動ばかりが募り、歯と歯の隙間から唸り声が漏れる。
「腹立たしい? 憎らしい? でも大丈夫。聖騎士様が苦しまないよう、ニンゲンだった頃の記憶は奪ってあげる。守りたいモノも、愛するモノも、全部」
瞬間、時が止まったような錯覚を抱いた。今、アスモデウスは何と言ったか?
呆然とするルシウスを覗き込むアスモデウスの顔は、冷たい笑みで彩られていた。
「何もかも忘れた聖騎士様が、勇者様たちに剣を向けるなんて最高じゃない?」
「ッ!」
はくはくと声にならない声で叫ぶ。伝えたい言葉があった。聞きたい言葉があった。それらすべてを、他でもないアスモデウスに奪われてしまう。腹が立った。だが、それ以上に悲しかった。どうして伝わらないのか。どうして、よりにもよっておまえが奪うのか。
「でも一方的に奪うばかりだと可哀想だし……賭けをしようか。もしも、記憶を取り戻したら、どんな願いも叶えてあげる」
くるり、とアスモデウスが踊るように反転した。ルシウスの声は、手は届かない。
何を間違えてしまったのだろう。あの地に足を踏み入れたことか。あの夜に何も伝えなかったことか。それとも、出逢ったことがそもそもの間違いだとでも言うのか。
「たとえば────俺の命を、聖騎士様にあげる、とかどう? 俺の術を破った報酬にぴったりでしょ。憎悪のままに八つ裂きにしたって良いよ」
振り返ったアスモデウスの表情に、ルシウスは目を瞠った。
笑いたいような、泣きたいような顔をして、アスモデウスが手を伸ばす。
これが、世界の敵である男を愛してしまった己への罰だと言うのならば────生まれて初めて、神を呪った。
それが、ルシウス・ブランジェという人間の最後の意識。告げられなかった悔恨を抱えて、手を伸ばせなかった無力感を抱えて、記憶の海に溶けて消えた愚かな人間の末路だ。
「俺のそばにいてくれない君なんて、いらない」
それは、誰の声だったのか。
嗚呼、なんて愉しいのだろう。無事に目的は果たされた!
魔族は悪で、世界の敵かもしれない。だが、魔族以上に残酷で醜い生き物がニンゲンであることを思い知ったことだろう。
清廉なる聖騎士様の愚かしい価値観を粉々に砕いてやった。自分の世界が砕け散った破片が心に突き刺さり、彼の矜持をズタズタに裂いていく。愛撫のように拷問のように嬲られた傷口から流れる血の、何と鮮烈で甘美なことか。
……とても、愉しかった。全身が震え上がるほどの興奮に、熱を孕んだ吐息がこぼれ落ちるほどに。そう、この震えは愉悦によるもの。それ以外の理由など、ある筈がない。
「……君はずるい。俺のモノにはなってくれない。俺のそばにはいてくれない。誰かの隣にいる君は見たくない」
可愛らしい勇者様を守らんとする彼の姿は、アスモデウスの心を逆撫でた。加えて、アスモデウスと《魔の王》にとって唯一の友が眠る墓標を、手前勝手な理由を押し付けるアヴァリスの血族とユルティアの信奉者が荒らしたのだ。どうして許せるだろう。許せる筈がなかった。
「本気で殺すつもりだったのに……俺は、どうしても君を殺せなかった。殺したく、なかった」
彼を、殺せなかった。息の根を止める寸前まで追い詰めたくせに、彼を殺したくないと思ってしまったから。
「殺したい、殺したくない。許せない、許したい……そばに、いてほしいのに」
けれど、その願いは叶わない。
何故なら、彼はニンゲンで、アスモデウスが魔族だからだ。
魔族は、ニンゲンたちが手を組むために必要な舞台装置だ。ニンゲンとは異なる生態の種族は、この世の不条理に対する鬱憤をぶつける相手として、あまりにも都合が良かった。
世界が、ニンゲンたちが互いを喰らい合う未来を避ける為には、魔族には世界の敵で在ってもらなわければならないのだ。
たとえ彼が価値観を改めても、魔族に対して見方を変えたとしても、世界が変わることはない。立場が変わることもない。
「きっと、聖騎士様は生きている限り、世界の敵に剣を向け続けるでしょう?」
こんな筈じゃなかった。彼の誇りを踏み躙って嘲笑ってやるつもりだったのに。
いつしか芽生えた想いが許されないものだと、理解していた。一夜の夢をよすがに、この想いは摘み取るつもりだった。
なのに、彼があの勇者を当然の如く庇った様を見て、足下が崩れ落ちるような錯覚を抱いた。奪われるくらいならば、何もかもを奪ってしまいたいと思った。
そう、アスモデウスは魔族だ。弱いモノから奪って生きてきた。奪う以外の方法など知らない。
「……こんなこと、我が王だって許さない」
ニンゲンを魔族に変える術は、世界の理を犯す禁忌の術だ。アスモデウスに甘い主だって、きっと許さないだろう。
それでも、彼が欲しかった。欲しくて欲しくて、堪らなかった。彼を手に入れるためなら、世界を壊したって良いとさえ思うほどに。
「《愛しい人よ、どうか共に》」
たとえ、王が許したとしても、彼が許す筈もない。すべてを思い出したとき、青い瞳に憎悪と憤怒の炎を宿して見据えてくるだろう。
これは、泡沫の夢だ。夢から覚めたとき、何もかも指の隙間から零れ落ちる虚しさに苛まれるだけだと分かっている。
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