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成り代わり
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そう質問をすると、メイド(仮)は固まってしまった。
「え、お、お嬢様、記憶が無いのですか…!?」
『記憶?』
「お、お医者様を呼んでます!!」
するとメイド(仮)は何かを叫びながら走り去ってしまった。
『なんだったんだ?』
私が目を覚ましたこの部屋をグルリと見渡せば、高価そうなシャンデリア、ベッド、絨毯、そして私の着ている服、etc.....
の諸々がある。
金持ちかよ…
そんな呑気な事を考えているとドアがバンッと大きな音を立て開く。
ドアの方向を向けば息を切らしたメイド(仮)と医者らしき人がいた。
「お嬢様!お医者様をお連れ致しました!」
________
診察をするが勿論私は健康体そのもの。
調べても何も出ないなんて当たり前だ。
診察を終えた後にメイドに色々な事を教えてもらった。
まとめるとこうだ。
・私(この体)の名は『アンジュ・ルミエール』
・この国は『フルール』という国
・私は『フルール』の国の王の娘。
・私はとある能力が使える。
etc.....
と、こんな感じだ。
「え、お、お嬢様、記憶が無いのですか…!?」
『記憶?』
「お、お医者様を呼んでます!!」
するとメイド(仮)は何かを叫びながら走り去ってしまった。
『なんだったんだ?』
私が目を覚ましたこの部屋をグルリと見渡せば、高価そうなシャンデリア、ベッド、絨毯、そして私の着ている服、etc.....
の諸々がある。
金持ちかよ…
そんな呑気な事を考えているとドアがバンッと大きな音を立て開く。
ドアの方向を向けば息を切らしたメイド(仮)と医者らしき人がいた。
「お嬢様!お医者様をお連れ致しました!」
________
診察をするが勿論私は健康体そのもの。
調べても何も出ないなんて当たり前だ。
診察を終えた後にメイドに色々な事を教えてもらった。
まとめるとこうだ。
・私(この体)の名は『アンジュ・ルミエール』
・この国は『フルール』という国
・私は『フルール』の国の王の娘。
・私はとある能力が使える。
etc.....
と、こんな感じだ。
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