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月光の情愛
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隣で寝息を立て始めたランスロットを、シルヴィは愛らしく思っていました。横柄な態度で周りを困らせる王子様が自分の隣で無防備に寝ている…。そんな彼の姿に胸がときめき、シルヴィは思わず額にキスをします。
「…シルヴィ…もっと…」
シルヴィにキスをされていることに気付いたランスロットは、目を閉じたままシルヴィにせがんできます。その様子にシルヴィも応えて、彼の頬や首筋に唇を這わせていくのです。ランスロットが口を開けて舌を軽く出したら、今度は舌を絡めたキスをして…。彼の繰り返すキスのおねだりに、シルヴィも愛情が止まりません。
「…この夜空の下、お前に癒されたら最高だな…」
「あまり長くいると風邪をひきます」
「…もっと癒やしてくれたら降りる…」
困ったシルヴィでしたが甘えてくるランスロットに負けて、彼の言う通りにすることにしました。
「…上に乗れよ…」
「そんな!殿下の上に乗るなんて…!」
シルヴィは赤面してしまいます。
「疲れてるんだ…。お前が乗って癒やしてくれよ…」
愛しいとはいえ自分の主の上に乗るなんて考えられないことでしたが、多忙な公務に疲れているランスロットのことを考えて、シルヴィはそうっと上にまたがりました。「もう一回」と、キスをせがむランスロットに、また唇で愛撫していくのです。シルヴィもうっとりとしているランスロットがとても可愛くなって、唇をランスロットの胸に移し彼の乳首を舐めていきました。
「…ふ……くすぐったい……」
シルヴィの舌使いに感じたランスロットは、思わずのけぞります。やりすぎたと思ったシルヴィは唇を離しますが、「そのまま」とランスロットは続けるように言うのです。
「…お前、猫みたいだな…」
「痛いですか?」
「…痛くない…気持ちいい…、もっと吸って…。あとこっちも…」
乳首を吸い続けるシルヴィの手を、ランスロットは股間へと誘います。ランスロットのモノは大きく勃っています。
「…早くお前の中に挿入れたい…。健康な男がここまで我慢してるんだぞ…」
ランスロットの言葉に頷き、手で触っていくシルヴィ。優しく触っていくと、より大きくなっていき、その度にランスロットから吐息が漏れるのです。シルヴィの唇はランスロットの下半身へと移り、彼の大きくなったモノを舐めていきました。愛しい男性に感じてほしいと、丁寧に舐めて口に含んでいくのです。
「…シルヴィ…上手くなったな…」
はぁはぁと息が荒くなるランスロットに、シルヴィはより激しく愛撫していきます。舐める音がピチャピチャと小部屋に響くくらいです。
「…シルヴィ…お前の淫らな姿が見たい…上に乗ったまま、足を広げてナカを俺に見せろ…」
ランスロットの要望にシルヴィは恥ずかしさを隠せません。
「…知ってるか、シルヴィ…。月の光は男女の情愛を深めるのだ…。今お前が淫らになっても、それは月のせいだ…」
シルヴィの淫部を指でなぞるランスロット。彼の要望に応えたいシルヴィは、ゆっくりと両足を開いていきます。しかしランスロットは「よく見えない」と、彼女の足をより大きく広げていくのです。広がったシルヴィの淫部は蜜でたっぷりと濡れています。そこをランスロットは指でくすぐっていくのです。彼の指に反応して悶えるシルヴィは、ランスロットのモノを掴んでまたしごいていくのです。
「…あっ…殿下…!…そんなに弄られたら…私は…」
「先にイってもいいぞ」
ランスロットの言葉に首を振ったシルヴィは、
「…貴方を…お慰めしないと…」
と言って、ランスロットの硬くなったモノを自身の淫部で挟み込んでいきました。淫部は蜜でぬるぬるとしています。
「…お前…やらしいな…」
ランスロットを癒やしてあげたい…。シルヴィはゆっくりと腰を動かしていきます。ランスロットもシルヴィに身体を任せていくのです。
「…シルヴィ…いい…。お前は…?」
「…あ…殿下の…が硬く…熱くなって…私も…」
お互いの気持ちいいところを擦り合わせていく2人。くちゅくちゅという粘膜の音がより大きく激しくなっていきます。そして、ランスロットもシルヴィも、その快感が達するのを迎えます。
「…シルヴィ…!射精るぞ…!」
「…殿下…!私も…一緒に…!」
「あぁっ!」という声と共に達したランスロットとシルヴィ。シルヴィはくったりとランスロットの上にまたがっています。ランスロットは少し起き上がり、シルヴィの頭や額にキスをしていき耳元で「綺麗にして」と囁きます。シルヴィは舌でランスロットの腹に放たれた精液を舐めていくのでした。
「…シルヴィ…もう一回…」
シルヴィを離したくないランスロットは、また愛撫するようせがみますが、「もうおやすみしましょう」というシルヴィの言葉に諦めます。自分に服を着せていくシルヴィの胸を触ってちょっかいを出すランスロットでしたが、シルヴィは優しく微笑んで彼を寝室へと戻すのでした。
ベッドに入ったランスロットは寂しげです。シルヴィの袖を掴んで離そうとしません。シルヴィは袖を掴む手をそっと撫でて「殿下がお呼びでしたらまた参ります」と諭すのです。それを聞いたランスロットは手を離し「おやすみ」と眠りにつくのでした。
「…シルヴィ…もっと…」
シルヴィにキスをされていることに気付いたランスロットは、目を閉じたままシルヴィにせがんできます。その様子にシルヴィも応えて、彼の頬や首筋に唇を這わせていくのです。ランスロットが口を開けて舌を軽く出したら、今度は舌を絡めたキスをして…。彼の繰り返すキスのおねだりに、シルヴィも愛情が止まりません。
「…この夜空の下、お前に癒されたら最高だな…」
「あまり長くいると風邪をひきます」
「…もっと癒やしてくれたら降りる…」
困ったシルヴィでしたが甘えてくるランスロットに負けて、彼の言う通りにすることにしました。
「…上に乗れよ…」
「そんな!殿下の上に乗るなんて…!」
シルヴィは赤面してしまいます。
「疲れてるんだ…。お前が乗って癒やしてくれよ…」
愛しいとはいえ自分の主の上に乗るなんて考えられないことでしたが、多忙な公務に疲れているランスロットのことを考えて、シルヴィはそうっと上にまたがりました。「もう一回」と、キスをせがむランスロットに、また唇で愛撫していくのです。シルヴィもうっとりとしているランスロットがとても可愛くなって、唇をランスロットの胸に移し彼の乳首を舐めていきました。
「…ふ……くすぐったい……」
シルヴィの舌使いに感じたランスロットは、思わずのけぞります。やりすぎたと思ったシルヴィは唇を離しますが、「そのまま」とランスロットは続けるように言うのです。
「…お前、猫みたいだな…」
「痛いですか?」
「…痛くない…気持ちいい…、もっと吸って…。あとこっちも…」
乳首を吸い続けるシルヴィの手を、ランスロットは股間へと誘います。ランスロットのモノは大きく勃っています。
「…早くお前の中に挿入れたい…。健康な男がここまで我慢してるんだぞ…」
ランスロットの言葉に頷き、手で触っていくシルヴィ。優しく触っていくと、より大きくなっていき、その度にランスロットから吐息が漏れるのです。シルヴィの唇はランスロットの下半身へと移り、彼の大きくなったモノを舐めていきました。愛しい男性に感じてほしいと、丁寧に舐めて口に含んでいくのです。
「…シルヴィ…上手くなったな…」
はぁはぁと息が荒くなるランスロットに、シルヴィはより激しく愛撫していきます。舐める音がピチャピチャと小部屋に響くくらいです。
「…シルヴィ…お前の淫らな姿が見たい…上に乗ったまま、足を広げてナカを俺に見せろ…」
ランスロットの要望にシルヴィは恥ずかしさを隠せません。
「…知ってるか、シルヴィ…。月の光は男女の情愛を深めるのだ…。今お前が淫らになっても、それは月のせいだ…」
シルヴィの淫部を指でなぞるランスロット。彼の要望に応えたいシルヴィは、ゆっくりと両足を開いていきます。しかしランスロットは「よく見えない」と、彼女の足をより大きく広げていくのです。広がったシルヴィの淫部は蜜でたっぷりと濡れています。そこをランスロットは指でくすぐっていくのです。彼の指に反応して悶えるシルヴィは、ランスロットのモノを掴んでまたしごいていくのです。
「…あっ…殿下…!…そんなに弄られたら…私は…」
「先にイってもいいぞ」
ランスロットの言葉に首を振ったシルヴィは、
「…貴方を…お慰めしないと…」
と言って、ランスロットの硬くなったモノを自身の淫部で挟み込んでいきました。淫部は蜜でぬるぬるとしています。
「…お前…やらしいな…」
ランスロットを癒やしてあげたい…。シルヴィはゆっくりと腰を動かしていきます。ランスロットもシルヴィに身体を任せていくのです。
「…シルヴィ…いい…。お前は…?」
「…あ…殿下の…が硬く…熱くなって…私も…」
お互いの気持ちいいところを擦り合わせていく2人。くちゅくちゅという粘膜の音がより大きく激しくなっていきます。そして、ランスロットもシルヴィも、その快感が達するのを迎えます。
「…シルヴィ…!射精るぞ…!」
「…殿下…!私も…一緒に…!」
「あぁっ!」という声と共に達したランスロットとシルヴィ。シルヴィはくったりとランスロットの上にまたがっています。ランスロットは少し起き上がり、シルヴィの頭や額にキスをしていき耳元で「綺麗にして」と囁きます。シルヴィは舌でランスロットの腹に放たれた精液を舐めていくのでした。
「…シルヴィ…もう一回…」
シルヴィを離したくないランスロットは、また愛撫するようせがみますが、「もうおやすみしましょう」というシルヴィの言葉に諦めます。自分に服を着せていくシルヴィの胸を触ってちょっかいを出すランスロットでしたが、シルヴィは優しく微笑んで彼を寝室へと戻すのでした。
ベッドに入ったランスロットは寂しげです。シルヴィの袖を掴んで離そうとしません。シルヴィは袖を掴む手をそっと撫でて「殿下がお呼びでしたらまた参ります」と諭すのです。それを聞いたランスロットは手を離し「おやすみ」と眠りにつくのでした。
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