「魔眼持ちは不気味だ!」と家を追い出されましたが新国王も魔眼持ちに決まったようです〜戻ってこいと言われても……もう王宮にいるから手遅れです〜

※第二章までの主人公やヒロインの口調は完結させたあとに直しますが、第三章以降と口調が違っています。
性格は同じです。


「ようやく追放できてせいせいする」
「こんなクズ放っておこうよ」
「とっとと消えなさい。クズの親を持った自分を恨むことね」

 実の父と義母、義弟から散々な言われようで、レイスは家を追い出された。
 これはレイスの左目に宿る【魔眼】の影響だった。

 魔眼による事故、事件のせいで魔眼の力は恐れられ、忌み嫌われていたのだ。

 伯爵である父、バルスは古いしきたりを大切にするため、魔眼への偏見が強くあったのだ。
 物心ついた頃から幽閉され、自立できる年齢になった途端追い出される。
 絶望的な状況の中、今は亡き実母の言葉だけがレイスの支えになっていた。

ーー貴方のその綺麗な眼で、綺麗な世界を作ってね

 そんな中魔眼持ちを押さえ込み続けた国王が急遽、魔眼持ちの第四王子を次期国王に指名した。

 レイスにとって、新国王の即位は大きなチャンスだった。

 一方魔眼持ちというだけで差別的な言動を繰り返してきた実家や大臣たちは窮地に追い込まれることになり……。


 これは忌み嫌われた魔眼持ちの少年と王が、世界を少しずつ綺麗なものにしていくための物語。


※本作品は共著となっています
プロット担当 すかいふぁーむ
執筆担当 よどら文鳥

※なろう小説でも投稿しています
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