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本編
41.宣言
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『芸音祭、出演アーティスト決定!』
そんな見出しが新聞を大きく飾っている。
『今年大ヒットの奏は初出場』という小さな見出しも。
「萌! 千依! 奏が! チトセがー!!」
「う、うん!」
「はいはい、真夏落ちつく。千依が反応に困ってるでしょ」
こうして大事な人が喜んでくれている。
私に今できることは、その期待を裏切らない音を届けること。
うん、頑張る。
千歳くんと2人で何度も誓い合った言葉をもう一度心で呟く。
「千依? そんなに手強く握ってどうしたの?」
「え、あ、うん! 大丈夫!」
「そう?」
心配してくれる萌ちゃんにえへへと笑って、私は回想していた。
それは芸音祭への参加が決まってから訪れた事務所での一コマだ。
『自分の正体を知らせたい奴、ね。なるほど、分かった』
細かいことは聞かずに許可をくれた大塚さん。
「お前がそう決めたなら、何も言わんさ」と嬉しそうに笑ってくれる。
私の変化を、大塚さんもまた感じ取ってくれたみたいだ。
そして「その代わりという訳でもないんだが」と、提案をされたのもまたその時だった。
『まあずっと考えてはいたんだがな、良い時期だろう。俺からもお前に提案』
『提案?』
『おう。千依、お前芸音祭出てみないか?』
『……え?』
『ま、学校からバレるなって条件も受けてるし、変装はさせるがな。こんな大舞台、この先表に出る気なら経験しないと損だ。だから、お前ピアノ演奏とコーラスで出ろ』
名前も出さないしカメラでも単体で抜かれることはない。
扱いとしては他の楽器隊と同じ。
しかし今まで表舞台に一切立っていなかった私にとっては、大きな変化だ。
そして、大人ばかりに囲まれた舞台の上で私のような小柄な少女がいればきっと、ファンは気付く。
『お前のデビューに最高の舞台だよ』
『大塚、さん』
『お前が変わりたいと思わせてくれた奴等にその姿、見せてやりな』
大塚さんがニッと笑う。
突然のことに頭が真っ白になった私に、今度は横から千歳くんが肩を叩いて笑った。
『ちーが嫌なら無理はしなくて良いよ。でも、ちーがやりたいと思ったらやろうよ』
『千歳くん』
『だーい丈夫だって。というか、ちーが表に出るって宣言してくれた辺りからそういう計画練ってたんだよね、実は』
『え、ええ!?』
『本当だぞ千依。まさか千依第一主義の千歳からそんなこと言うとは思わなかったけどな。千歳が大丈夫だと判断してるし、俺もいけると判断した。あとはお前の気持ち次第だ』
どこまでも先を見て、どこまでも私にとっての最善を模索してくれる2人。
私よりもずっと前を見据えて、広い視野を持っていて、多くの可能性を見つけ出してくれる。
頼りっぱなしな私がやっぱりまだ情けない。
真横で対等だなんて胸を張ってはとても言えない。
それでも、少しは進んでいるのかな?
私なら出来ると、そう信頼を預けられた気がした。
素直に嬉しいと、そう思ったんだ。
……今度は、ちゃんと私も返せるようになりたい。
『……うん。うん、私、やってみる。奏として、一緒に千歳くんと音を届けたい』
思いのほか答えはあっさりと出た。
そんな私に大塚さんは意外そうな顔をして、千歳くんは分かってたという顔で笑う。
そして、その時点で私はちゃんと決心を固めていた。
真夏ちゃんや萌ちゃんに私が奏のちぃだと明かす。
タツやシュンさんに、今度は音楽家として正面から向き合う。
その決行日は12月31日。
「はー、楽しみ! あと1カ月近くあるなんて待てないー!」
「はいはい、分かった分かった」
「萌! 気合が足りない!」
「気合、ないから」
テンポの良い会話が耳に入ってハッと我に返る。
握りしめたままの手の中で、短く切っているはずの爪が手のひらに食い込んで少しだけ痛い。
受け入れてくれるだろうかという不安と、頑張りたいという気合と、早く音を届けたいという興奮と、色々な思いが混ざって言葉はやっぱり上手くはまとまらない。
それでも。
「ん? どうしかした千依?」
「千依?」
「わ、私! がんばるっ」
「え、うん、何を?」
「頑張るからね!」
「ええ? だから何を」
ひとり勝手に宣言して笑った。
2人は顔を合わせて首を傾げる。
これだけ緊張して気が張りつめても私はちゃんと笑えている。
だからきっと大丈夫。
「あ、分かった! 数学の小テスト、午後あるもんね。いやー、やる気満々だね千依」
「……え、小、テス、ト」
「千依、まさか忘れてた?」
「……が、がんばり、ます」
まあ、人生そうそう上手くばかりはいかない。
けれど、そんなことも楽しいと思える。
だって目の前にいる人達は笑っているから。
頑張って、頑張って、私も人を笑顔にできるような人になりたい。
そんな少し大それたことを考えながら、とりあえず数学の教科書にかじりついた。
「あれ、チエ? めっずらしい、チエがここ来るなんて。いらっしゃい」
結局テストの出来は良くなるはずもなくて、ガックリ肩を落としながらこの場所に来ている。
お店はまだ開いていなかったけれど、タイミングよく入口付近で掃除をしていたタツが出迎えてくれた。
ハチマキにエプロン姿でほうきとちりとりを持って落ち葉やごみを拾っている。
この姿がきっとタツの仕事着なんだろう。
初めて見る姿に胸がドキドキする。
相変わらずこの胸はタツを見ると途端に忙しい。
「あ、さっきまで曲作りしてたからシュンもいるよ。ちょっと待ってな」
そう言ってほどなくして、シュンさんも来た。
少し寝むそうにしてくせ毛が立っているのが何ともシュンさんらしくなくて、和む。
「こ、こんにちは!」
いつも通りの気合が入りすぎてしまう挨拶に、2人はいつも通り笑ってくれた。
「その、ごめんなさい、忙しいのに。この間はありがとうございました」
「この間? ああ、いえいえ。お節介やいてごめんな?」
「いえ、とんでもない!」
「……タツから聞いた。友達、できたか?」
「は、はい! おかげさまで! 本当にありがとうございます!」
ギクシャクと頭を下げたりジタバタしながら、なんとか応える私。
そんな挙動不審さを気に留めた様子もなく会話を続けてくれる優しい2人。
……私の世界を広げてくれた、大事な人達。
ちゃんと言いたい。
そう思ったらいてもたってもいられなくなった。
忙しいだろうと分かっている。
突然何のアポも取らずに来たら迷惑かもしれない。
それでもどうしても、告げたい。
大事なものをたくさんくれた、そんな2人だから。
意を決してタツを見上げれば、笑い返してくれる。
それに勇気をもらって、私は2人をしっかり見つめた。
「芸音祭、2人とも、見ます……よね?」
「え、芸音祭? うん、見るけど」
「芸音祭がどうかしたのか」
唐突な話にやっぱりぽかんとした顔の2人。
自分でも話の展開が急過ぎると思うけれど、上手い繋げ方が分からない。
私は真っすぐに伝えるしか方法を知らない。
「私、頑張りますから。だから、見てて下さい」
こんな言葉だけじゃ伝わらないのは分かっている。
案の定、2人共何を言っているのか分からないという顔だ。
それでも私はいっぱいいっぱいで目をギュッと閉ざし、お辞儀をした。
「その、しばらく来れなくなるから。だから顔が見れて、良かったです」
一方的にそんな言葉を残し、逃げるように走り去る。
出会った頃みたいだと思いながら、それでも私はそうする以外どうすればいいのか分からずひたすら走った。
「シュン、どういうことだと思う」
「……何とも言えない。が、とにかくチエは言葉選びが面白い」
「お前それしか言わないな、本当」
「褒めてる」
「あー、だろうよ。珍しいからな、お前が他人に興味示すの」
「嫉妬、か?」
「あー、うっさいうっさい」
そんな会話なんて勿論聞こえているはずもなく。
とにかく、めまぐるしい私の挑戦はこうして幕を開けた。
そんな見出しが新聞を大きく飾っている。
『今年大ヒットの奏は初出場』という小さな見出しも。
「萌! 千依! 奏が! チトセがー!!」
「う、うん!」
「はいはい、真夏落ちつく。千依が反応に困ってるでしょ」
こうして大事な人が喜んでくれている。
私に今できることは、その期待を裏切らない音を届けること。
うん、頑張る。
千歳くんと2人で何度も誓い合った言葉をもう一度心で呟く。
「千依? そんなに手強く握ってどうしたの?」
「え、あ、うん! 大丈夫!」
「そう?」
心配してくれる萌ちゃんにえへへと笑って、私は回想していた。
それは芸音祭への参加が決まってから訪れた事務所での一コマだ。
『自分の正体を知らせたい奴、ね。なるほど、分かった』
細かいことは聞かずに許可をくれた大塚さん。
「お前がそう決めたなら、何も言わんさ」と嬉しそうに笑ってくれる。
私の変化を、大塚さんもまた感じ取ってくれたみたいだ。
そして「その代わりという訳でもないんだが」と、提案をされたのもまたその時だった。
『まあずっと考えてはいたんだがな、良い時期だろう。俺からもお前に提案』
『提案?』
『おう。千依、お前芸音祭出てみないか?』
『……え?』
『ま、学校からバレるなって条件も受けてるし、変装はさせるがな。こんな大舞台、この先表に出る気なら経験しないと損だ。だから、お前ピアノ演奏とコーラスで出ろ』
名前も出さないしカメラでも単体で抜かれることはない。
扱いとしては他の楽器隊と同じ。
しかし今まで表舞台に一切立っていなかった私にとっては、大きな変化だ。
そして、大人ばかりに囲まれた舞台の上で私のような小柄な少女がいればきっと、ファンは気付く。
『お前のデビューに最高の舞台だよ』
『大塚、さん』
『お前が変わりたいと思わせてくれた奴等にその姿、見せてやりな』
大塚さんがニッと笑う。
突然のことに頭が真っ白になった私に、今度は横から千歳くんが肩を叩いて笑った。
『ちーが嫌なら無理はしなくて良いよ。でも、ちーがやりたいと思ったらやろうよ』
『千歳くん』
『だーい丈夫だって。というか、ちーが表に出るって宣言してくれた辺りからそういう計画練ってたんだよね、実は』
『え、ええ!?』
『本当だぞ千依。まさか千依第一主義の千歳からそんなこと言うとは思わなかったけどな。千歳が大丈夫だと判断してるし、俺もいけると判断した。あとはお前の気持ち次第だ』
どこまでも先を見て、どこまでも私にとっての最善を模索してくれる2人。
私よりもずっと前を見据えて、広い視野を持っていて、多くの可能性を見つけ出してくれる。
頼りっぱなしな私がやっぱりまだ情けない。
真横で対等だなんて胸を張ってはとても言えない。
それでも、少しは進んでいるのかな?
私なら出来ると、そう信頼を預けられた気がした。
素直に嬉しいと、そう思ったんだ。
……今度は、ちゃんと私も返せるようになりたい。
『……うん。うん、私、やってみる。奏として、一緒に千歳くんと音を届けたい』
思いのほか答えはあっさりと出た。
そんな私に大塚さんは意外そうな顔をして、千歳くんは分かってたという顔で笑う。
そして、その時点で私はちゃんと決心を固めていた。
真夏ちゃんや萌ちゃんに私が奏のちぃだと明かす。
タツやシュンさんに、今度は音楽家として正面から向き合う。
その決行日は12月31日。
「はー、楽しみ! あと1カ月近くあるなんて待てないー!」
「はいはい、分かった分かった」
「萌! 気合が足りない!」
「気合、ないから」
テンポの良い会話が耳に入ってハッと我に返る。
握りしめたままの手の中で、短く切っているはずの爪が手のひらに食い込んで少しだけ痛い。
受け入れてくれるだろうかという不安と、頑張りたいという気合と、早く音を届けたいという興奮と、色々な思いが混ざって言葉はやっぱり上手くはまとまらない。
それでも。
「ん? どうしかした千依?」
「千依?」
「わ、私! がんばるっ」
「え、うん、何を?」
「頑張るからね!」
「ええ? だから何を」
ひとり勝手に宣言して笑った。
2人は顔を合わせて首を傾げる。
これだけ緊張して気が張りつめても私はちゃんと笑えている。
だからきっと大丈夫。
「あ、分かった! 数学の小テスト、午後あるもんね。いやー、やる気満々だね千依」
「……え、小、テス、ト」
「千依、まさか忘れてた?」
「……が、がんばり、ます」
まあ、人生そうそう上手くばかりはいかない。
けれど、そんなことも楽しいと思える。
だって目の前にいる人達は笑っているから。
頑張って、頑張って、私も人を笑顔にできるような人になりたい。
そんな少し大それたことを考えながら、とりあえず数学の教科書にかじりついた。
「あれ、チエ? めっずらしい、チエがここ来るなんて。いらっしゃい」
結局テストの出来は良くなるはずもなくて、ガックリ肩を落としながらこの場所に来ている。
お店はまだ開いていなかったけれど、タイミングよく入口付近で掃除をしていたタツが出迎えてくれた。
ハチマキにエプロン姿でほうきとちりとりを持って落ち葉やごみを拾っている。
この姿がきっとタツの仕事着なんだろう。
初めて見る姿に胸がドキドキする。
相変わらずこの胸はタツを見ると途端に忙しい。
「あ、さっきまで曲作りしてたからシュンもいるよ。ちょっと待ってな」
そう言ってほどなくして、シュンさんも来た。
少し寝むそうにしてくせ毛が立っているのが何ともシュンさんらしくなくて、和む。
「こ、こんにちは!」
いつも通りの気合が入りすぎてしまう挨拶に、2人はいつも通り笑ってくれた。
「その、ごめんなさい、忙しいのに。この間はありがとうございました」
「この間? ああ、いえいえ。お節介やいてごめんな?」
「いえ、とんでもない!」
「……タツから聞いた。友達、できたか?」
「は、はい! おかげさまで! 本当にありがとうございます!」
ギクシャクと頭を下げたりジタバタしながら、なんとか応える私。
そんな挙動不審さを気に留めた様子もなく会話を続けてくれる優しい2人。
……私の世界を広げてくれた、大事な人達。
ちゃんと言いたい。
そう思ったらいてもたってもいられなくなった。
忙しいだろうと分かっている。
突然何のアポも取らずに来たら迷惑かもしれない。
それでもどうしても、告げたい。
大事なものをたくさんくれた、そんな2人だから。
意を決してタツを見上げれば、笑い返してくれる。
それに勇気をもらって、私は2人をしっかり見つめた。
「芸音祭、2人とも、見ます……よね?」
「え、芸音祭? うん、見るけど」
「芸音祭がどうかしたのか」
唐突な話にやっぱりぽかんとした顔の2人。
自分でも話の展開が急過ぎると思うけれど、上手い繋げ方が分からない。
私は真っすぐに伝えるしか方法を知らない。
「私、頑張りますから。だから、見てて下さい」
こんな言葉だけじゃ伝わらないのは分かっている。
案の定、2人共何を言っているのか分からないという顔だ。
それでも私はいっぱいいっぱいで目をギュッと閉ざし、お辞儀をした。
「その、しばらく来れなくなるから。だから顔が見れて、良かったです」
一方的にそんな言葉を残し、逃げるように走り去る。
出会った頃みたいだと思いながら、それでも私はそうする以外どうすればいいのか分からずひたすら走った。
「シュン、どういうことだと思う」
「……何とも言えない。が、とにかくチエは言葉選びが面白い」
「お前それしか言わないな、本当」
「褒めてる」
「あー、だろうよ。珍しいからな、お前が他人に興味示すの」
「嫉妬、か?」
「あー、うっさいうっさい」
そんな会話なんて勿論聞こえているはずもなく。
とにかく、めまぐるしい私の挑戦はこうして幕を開けた。
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