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本編
13.目指す場所
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どこにでもある車で、どこにでもあるような風景。
なのにリュウがするとものすごく様になっていた。
今さらリュウの顔をじっくり見つめた私は、彼がとんでもなく顔の整った男性であることを実感する。
……さすが元アイドル。
そんなことを思った。
「チエはさ」
「はひっ、ごめんなさいごめんなさい!」
「ふはっ、何謝ってんの」
じっと見つめてたせいで名前を呼ばれて飛び上がる。リュウは吹き出すよう笑って私が落ち着くまで待ってくれた。
ひとり挙動不審な自分が途端に恥ずかしくて顔が真っ赤になる。けれどそんな自分をリュウは責めない。
普通の反応のまま会話を続けてくれた。
「チエはいつから音楽を?」
「あ、えっと……1、2……あ、れ?」
「あはは、チエは天然だなあ」
混乱しちゃって何も答えられない私にリュウは穏やかに笑う。
そうして急かさず待ってくれるのだから、優しい人だと思う。
「あ! 3歳です、3歳」
「へえ、なるほどピアノが上手いわけだ」
「えっ、とんでもないです!」
慌てて否定する私。
リュウは笑ったまま首を振る。
なぜだか尚更慌ててしまった私は全力で首を振り返した。
「あれ、は、リュウの曲が良かったから!」
「いやー、チエは俺のこと過大評価しすぎ」
「そんなこととんでもないです!!」
「そんな力強く否定しなくても」
あくまで穏やかに会話を続けてくれるから、こうして声をあげても不安にはならない。
なんだか夢みたいだと、そんなことすら思った。
憧れの人とこうして会話が成立しているだけで奇跡だ。
家族や大塚さん達以外まともに話せなかった私。
けれど、リュウとはこうして話せる。
憧れ続けてきたリュウとだ。
……本当に夢なのではないか。本気で疑ってしまう。
「……幻すぎる。いくらなんでもリュウが完璧すぎるよ……」
「……うん、ごめん。さすがにそれは言い過ぎだと思う」
「え、あ、声に出て……うわああああ」
「あははは、本当に面白い子だね君!」
勝手にひとり暴走する私にリュウはなぜだか爆笑していた。
宥めるようポンポンと頭を撫でられるから、ドキドキと胸がなり続けて仕方ない。
「リュウ時代の俺を知っててくれんのは嬉しいけど、出来ればタツって呼んで?」
リュウが笑い続けながらそんなことを言う。
そこで私は今さらすごく失礼なことを言っていたんだと理解して真っ青になった。
「ご、ごめんなさい! そうですよね、ごめんなさい!」
「いやいや、気にしないで。あ、何なら竜也って呼んでくれても」
「タツさんタツさんタツさんタツさん」
「……って、聞いてないし」
相変わらず私のコミュニケーションの取り方は下手くそで、だから車内の会話はなんかズレまくりだ。
けれど、気にせずいられるようなこんな空間が何だかとても嬉しい。
「というか、リュウって呼び捨てしてたんだから、タツって呼んでよ。さんとかいらないよ」
「ああああ、重ね重ね失礼をっ」
「いやだから失礼じゃないよ」
ついつい芸能人を呼ぶ感覚でリュウのことをリュウと言ってしまっていた事にも今さら気付く。
リュ……タツさんは気にした様子も見せず相変わらず笑ってくれていたけど。
「ほら、俺気さくに呼ばれた方が嬉しいしさ。はい、練習」
「た、タツさ……、タッツ……タツ!!…………さん」
「あははは、面白い」
言われるがままに練習する私に笑顔で付き合ってくれる彼。
何度も練習してタツと呼べるようになるのはちょうど家に車が着く直前だった。
「あ、あ、ありがとうございました!」
「とんでもない。こちらこそ遅くまでごめんな?」
私みたいな、明らかに接しにくい相手でもタツの笑顔は変わらない。
うんと年下でも、きちんと対応してくれる。
私が憧れたアイドルは、見た目だけではなくて中身までもとてもイケメンなようだ。
……この思い出を大切にしよう。
「本当に、ありがとうございました。夢のような時間でした」
するりと言葉が通る。
普段の心にあるがままの言葉がそのまま出てきた。
そうするとタツが目を見張り、そしてほんの少しだけ目を揺らがせる。
そのあと、懐から何かを取り出し私に差し出した。
「これ、チエに貰ってほしい」
そうして手渡されたのは、ボロボロになったチケット。
「こ、これ……」
チケットを見つめて私は固まる。
そのチケットは5年も前のものだった。
そう、5年前のあのラストライブの日付。
「アイドルとしての俺は、ここで終わったんだよなあ」
そうぽつりと言う。
それから私の方を真っ直ぐ見つめた。
「俺さ、もう一度目指してるんだ」
「……え?」
「もう一度、ここで音楽をしたい」
はっきりと口に出してそう告げるタツ。
彼の言う“ここ”がどこかなんて知ってるけれど、もう一度チケットに目を落として会場名を目で追う。
「日本音楽文化ホール……」
口に出せば、タツがしっかりと頷いた。
日本音楽文化ホール。
そこは日本で最も音楽発表に適したホールと言われている。
1万人以上収容できる大ホールがあり、しかもそこでは音楽に特化したステージ設備がある。
ここでライブができる人というのは、本当に一握りだ。
1万人を収容できるだけの人気を持った人だけに許されるステージ。
けれどきタツが言いたいのは、きっとただそこでライブをするということだけじゃない。
強い目を見て直感的にそう思った。
「頂点にさ、立ってみたいと思ったんだよ。やっぱり」
ふと目元を緩めて、彼は笑う。
その意味を理解して、私は胸が熱くなった。
「芸音祭、目指すんですね」
年末にその場所で行われる日本芸術音楽祭。
一流と世間から認められた人だけが参加できる音楽の祭典。
アーティストが皆、一度は目指す場所。
「だからさ、それは決意の証」
「これ、が」
「ん。チエに持っていてほしい。こんなこと、シュンやケンさん以外に言えたの初めてだしな」
すっきりした様子で笑うタツ。
そうして私に手を差し出してきた。
「本当、ありがとう」
「……え?」
「俺も、負けないから」
タツたちの“製作現場”で言った私の言葉に応えてくれたんだろう。
それを理解すると胸がいっぱいになる。
震える手を叱咤して、ゆっくり差し出すと力強く握られた。
想いを託すような握手だ。
タツの手は、掌はものすごく硬い。
指のあちこちがゴツゴツしている。
ギターだこ、だ。
何度も何度も弾いて何度も皮がめくれてできる、努力の勲章。
千歳くんにもあるから分かる。
ああ、ずっとこの人は努力してきたんだ。
アイドルを辞めて芸能界から遠ざかっても、諦めずに努力を重ねて必死に這い上がろうともがいている。
だからこそ、あの輝きだ。
だからこそ、彼の曲は滅茶苦茶でもあんなに響く。
「……すごい人に喧嘩売っちゃった」
「ん? なに、チエ」
「勝負、です。いつか同じ舞台でお互いに音を届けましょう」
私の中でも、何かがすとんと落ちた。
あの輝いていたリュウも、悩んで苦しんでいるタツも、ここにいる前向きなタツも、全部ひっくるめてこの人の魅力なんだ。
……負けたくない。
そう素直に思えた自分が、何だか誇らしかった。
芸音祭、私だって目指している大舞台。
タツが私の言葉に驚いたよう目を見開かせ、やがて参ったという風に笑う。
「……うん。俺達はライバルだ」
「はい!」
タツという人を知った一日。
私の中でただの憧れだった彼への想いが、別の想いを伴って変化してきたこと。
この時の私は、まだ知らない。
なのにリュウがするとものすごく様になっていた。
今さらリュウの顔をじっくり見つめた私は、彼がとんでもなく顔の整った男性であることを実感する。
……さすが元アイドル。
そんなことを思った。
「チエはさ」
「はひっ、ごめんなさいごめんなさい!」
「ふはっ、何謝ってんの」
じっと見つめてたせいで名前を呼ばれて飛び上がる。リュウは吹き出すよう笑って私が落ち着くまで待ってくれた。
ひとり挙動不審な自分が途端に恥ずかしくて顔が真っ赤になる。けれどそんな自分をリュウは責めない。
普通の反応のまま会話を続けてくれた。
「チエはいつから音楽を?」
「あ、えっと……1、2……あ、れ?」
「あはは、チエは天然だなあ」
混乱しちゃって何も答えられない私にリュウは穏やかに笑う。
そうして急かさず待ってくれるのだから、優しい人だと思う。
「あ! 3歳です、3歳」
「へえ、なるほどピアノが上手いわけだ」
「えっ、とんでもないです!」
慌てて否定する私。
リュウは笑ったまま首を振る。
なぜだか尚更慌ててしまった私は全力で首を振り返した。
「あれ、は、リュウの曲が良かったから!」
「いやー、チエは俺のこと過大評価しすぎ」
「そんなこととんでもないです!!」
「そんな力強く否定しなくても」
あくまで穏やかに会話を続けてくれるから、こうして声をあげても不安にはならない。
なんだか夢みたいだと、そんなことすら思った。
憧れの人とこうして会話が成立しているだけで奇跡だ。
家族や大塚さん達以外まともに話せなかった私。
けれど、リュウとはこうして話せる。
憧れ続けてきたリュウとだ。
……本当に夢なのではないか。本気で疑ってしまう。
「……幻すぎる。いくらなんでもリュウが完璧すぎるよ……」
「……うん、ごめん。さすがにそれは言い過ぎだと思う」
「え、あ、声に出て……うわああああ」
「あははは、本当に面白い子だね君!」
勝手にひとり暴走する私にリュウはなぜだか爆笑していた。
宥めるようポンポンと頭を撫でられるから、ドキドキと胸がなり続けて仕方ない。
「リュウ時代の俺を知っててくれんのは嬉しいけど、出来ればタツって呼んで?」
リュウが笑い続けながらそんなことを言う。
そこで私は今さらすごく失礼なことを言っていたんだと理解して真っ青になった。
「ご、ごめんなさい! そうですよね、ごめんなさい!」
「いやいや、気にしないで。あ、何なら竜也って呼んでくれても」
「タツさんタツさんタツさんタツさん」
「……って、聞いてないし」
相変わらず私のコミュニケーションの取り方は下手くそで、だから車内の会話はなんかズレまくりだ。
けれど、気にせずいられるようなこんな空間が何だかとても嬉しい。
「というか、リュウって呼び捨てしてたんだから、タツって呼んでよ。さんとかいらないよ」
「ああああ、重ね重ね失礼をっ」
「いやだから失礼じゃないよ」
ついつい芸能人を呼ぶ感覚でリュウのことをリュウと言ってしまっていた事にも今さら気付く。
リュ……タツさんは気にした様子も見せず相変わらず笑ってくれていたけど。
「ほら、俺気さくに呼ばれた方が嬉しいしさ。はい、練習」
「た、タツさ……、タッツ……タツ!!…………さん」
「あははは、面白い」
言われるがままに練習する私に笑顔で付き合ってくれる彼。
何度も練習してタツと呼べるようになるのはちょうど家に車が着く直前だった。
「あ、あ、ありがとうございました!」
「とんでもない。こちらこそ遅くまでごめんな?」
私みたいな、明らかに接しにくい相手でもタツの笑顔は変わらない。
うんと年下でも、きちんと対応してくれる。
私が憧れたアイドルは、見た目だけではなくて中身までもとてもイケメンなようだ。
……この思い出を大切にしよう。
「本当に、ありがとうございました。夢のような時間でした」
するりと言葉が通る。
普段の心にあるがままの言葉がそのまま出てきた。
そうするとタツが目を見張り、そしてほんの少しだけ目を揺らがせる。
そのあと、懐から何かを取り出し私に差し出した。
「これ、チエに貰ってほしい」
そうして手渡されたのは、ボロボロになったチケット。
「こ、これ……」
チケットを見つめて私は固まる。
そのチケットは5年も前のものだった。
そう、5年前のあのラストライブの日付。
「アイドルとしての俺は、ここで終わったんだよなあ」
そうぽつりと言う。
それから私の方を真っ直ぐ見つめた。
「俺さ、もう一度目指してるんだ」
「……え?」
「もう一度、ここで音楽をしたい」
はっきりと口に出してそう告げるタツ。
彼の言う“ここ”がどこかなんて知ってるけれど、もう一度チケットに目を落として会場名を目で追う。
「日本音楽文化ホール……」
口に出せば、タツがしっかりと頷いた。
日本音楽文化ホール。
そこは日本で最も音楽発表に適したホールと言われている。
1万人以上収容できる大ホールがあり、しかもそこでは音楽に特化したステージ設備がある。
ここでライブができる人というのは、本当に一握りだ。
1万人を収容できるだけの人気を持った人だけに許されるステージ。
けれどきタツが言いたいのは、きっとただそこでライブをするということだけじゃない。
強い目を見て直感的にそう思った。
「頂点にさ、立ってみたいと思ったんだよ。やっぱり」
ふと目元を緩めて、彼は笑う。
その意味を理解して、私は胸が熱くなった。
「芸音祭、目指すんですね」
年末にその場所で行われる日本芸術音楽祭。
一流と世間から認められた人だけが参加できる音楽の祭典。
アーティストが皆、一度は目指す場所。
「だからさ、それは決意の証」
「これ、が」
「ん。チエに持っていてほしい。こんなこと、シュンやケンさん以外に言えたの初めてだしな」
すっきりした様子で笑うタツ。
そうして私に手を差し出してきた。
「本当、ありがとう」
「……え?」
「俺も、負けないから」
タツたちの“製作現場”で言った私の言葉に応えてくれたんだろう。
それを理解すると胸がいっぱいになる。
震える手を叱咤して、ゆっくり差し出すと力強く握られた。
想いを託すような握手だ。
タツの手は、掌はものすごく硬い。
指のあちこちがゴツゴツしている。
ギターだこ、だ。
何度も何度も弾いて何度も皮がめくれてできる、努力の勲章。
千歳くんにもあるから分かる。
ああ、ずっとこの人は努力してきたんだ。
アイドルを辞めて芸能界から遠ざかっても、諦めずに努力を重ねて必死に這い上がろうともがいている。
だからこそ、あの輝きだ。
だからこそ、彼の曲は滅茶苦茶でもあんなに響く。
「……すごい人に喧嘩売っちゃった」
「ん? なに、チエ」
「勝負、です。いつか同じ舞台でお互いに音を届けましょう」
私の中でも、何かがすとんと落ちた。
あの輝いていたリュウも、悩んで苦しんでいるタツも、ここにいる前向きなタツも、全部ひっくるめてこの人の魅力なんだ。
……負けたくない。
そう素直に思えた自分が、何だか誇らしかった。
芸音祭、私だって目指している大舞台。
タツが私の言葉に驚いたよう目を見開かせ、やがて参ったという風に笑う。
「……うん。俺達はライバルだ」
「はい!」
タツという人を知った一日。
私の中でただの憧れだった彼への想いが、別の想いを伴って変化してきたこと。
この時の私は、まだ知らない。
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