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番外編 第4部
<とある第二陣の廃人さん>
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さて、こんなもん。
私は<Imperial Of Egg>はサービス開始前から始めた最古参の一人です。
名乗るほどの者ではないですよ。
VR化前に4度目の転生をしてしまいたかったのですが、無理そうですね。
VRの端末も入手できませんでしたし、諦めて引退でもしましょうか。
ここまで育てたキャラクターを消すのは忍びないのでそれはやめましょう。
メンテナンス開始の10分前になり、私は<Imperial Of Egg>からログアウトしました。
しばらくのお別れ。
仕方ない事です。ゲームに熱中しすぎて私は専用端末が発売されていたことを発売3日後にゲーム内で聞いたくらいですから。
こういう時ソロプレイは辛いです。
それからは色々なゲームを転々として、第二陣の専用端末発売を待ってました。
動画配信者として動画を作る傍ら、情報収集をするのが日課と言っても差し支えありませんでした。
ですがついにその時が来ました。
第二陣の発売日が発表されました。
3Dモデルを動かしてライブ配信を行っていたのですが、そのニュースをコメントで知らされた瞬間、配信を放ったらかし、通販で購入しました。
やっと、仲間入り。
私はしばらく動画配信の頻度を落とすという旨を視聴者に伝え、リアルの方でも準備を整えます。
そして私は第二陣としてログインしました。
降り立った地はいつもの場所です。
『科学都市 サイエンシア』のホームに降り立った私はまず自分がいなかった時に何が起きていたかを調べました。
疑似的な戦争、最大のギルドの解散、都市の消滅……。
結構、あったみたい。
あえて事前に調べずにログインすることで、先入観なくVRの<Imperial Of Egg>を遊べると思ったのですが、興味深い事象は知っておけばよかったと少し後悔します。
元々VRになる前も戦争などの火種はたくさんありました。
知ってるプレイヤーのほうが少ないとは思っていましたけれど。
たぶん知ってたのは情報屋くらいだと思います。
では私も目的を達成しに行きましょうか。
とある【称号】の効果で私は冥界へとやってきました。
魔法系のレベリングなら冥界はベストの場所と言えます。
そして降り立った私は酷く困惑します。
≪酸欠≫、≪低重力≫、≪低体温≫、≪瘴気中毒≫などなど、様々な状態異常に罹患していました。
なるほど。これはVRならでは。
私はある魔法を発動します。
「≪セイクリッド・カヴァーリング≫」
一時的に状態異常をすべて無効化できる絶級聖属性魔法です。
魔法使い系以外は冥界レベリングはできない。
そう考えながら私は≪探知≫を使い、高レベルのモンスター群や〔ユニークモンスター〕、〔神話級モンスター〕を探します。
あと2レベルでカンストなのでほどほどに強いモンスター一体でも良さそうです。
≪探知≫にかかった測定不能なレベルを持つモンスターのところまで向かいます。
「≪エンジェリング≫」
背中から白い翼を生やし、飛んでいきます。
『汝、力ヲ欲スルカ?』
「いらない」
『清メ清メ 天ノ光 滅セ滅セ 悪ノ身ヲ 我ガ信仰ヲ糧トシ 目ニ映ル全テヲ浄化セヨ』
『≪天ヨリ降ル粛清ノ光ヨ≫』
こんなもん。
私は獲得したユニーク武具の性能を確認し、溜息をつきつつ、冥界から脱出します。
そしてそのままの足で案内所へと向かいます。
目的はただ一つ、4度目の<転生>を終えること。
VR化前のやり残しを終わらせないといけません。
受付で<転生Lv.4>のクエストを受注します。
そして待ちに待ったアナウンス画面を見ます。
『<転生Lv.4>解放クエストを開始します。制限時間は20分です。』
どんなもんかな。
あっけなかった。
4度目の転生がこんな簡単に終わっちゃうなんて拍子抜け。
攻撃の届かない位置から詠唱魔法の爆撃だけで倒せてしまいました。
消化不良だから冥界に戻ってもう一度狩りでもしようかなと思い、再びホームへと戻ります。
一夜開け、私は再びログインしました。
特に今日もやることが無いのですが、冥界にこもるのに飽きたので、装備とスキルを制限してどこかのパーティーに潜入する遊びをしようと思います。
案内所のパーティー募集欄をざっと眺め、ちょうど良さそうなパーティーを見つけます。
レベル100前後の4人パーティー。
ヒーラーが欲しい。
これでいい。
そう決めた私はすぐにそのパーティーのリーダーにチャットを送りました。
待ち合わせに提示された南門まで歩く間にステータスの偽装と名前の偽装をすませ、装備を100レベル程度でも違和感のないものにします。そして【称号】をあえて進化させていない【聖女】だけにし、合流します。
「はじめまして。私はかーべる」
そう挨拶をすると一時的なパーティーメンバーになる4人も挨拶をくれました。
「俺はジェイク。斧使いだ」
「私はみゃーれす! 女の子うれしい!」
「俺はハウンドドッグ。みんな犬って呼んでくれる。かーべるちゃんも犬って呼んでくれるかな? いや。呼んでくれないと死んじゃう」
「僕は開斗。よろしく」
隠す気ないんだ。でもステータスの偽装はやってる。
同じ遊びに先客がいたことで顔にしわが寄ってしまいましたが、ばれることはないでしょう。
そうしてさりげなく危険地帯を避けるように同類の【天罰神】と誘導し、適正の狩場まで連れていきレベリングを手伝います。
新人の動きを見るのは楽しいですよ。
面白い武器の使い方をする人だっていますし、【称号】がシナジーして高レベルですら一撃で倒してしまう火力を生み出す人だっています。
今回の遊びで私は能力制限をしていますが、【天罰神】は魔法系で遊んでいるらしく、AGIの高さを生かした高速ポーション飲みを行って魔法師を気取っています。
2時間ほどの狩りを終えた私達は打ち上げと称し、居酒屋に入りました。
しばらく談笑していると、【天罰神】がこちを見て顔で指示を出してきます。
それに目線で答え私達は一度席を立ちます。
念のため人気のない場所までやってきてから会話を始めます。
「なに?」
「久しぶりだね。第二陣でのログインだったんだ。見ないわけだ」
「買えなかった」
「そっか。まぁあの方法じゃ仕方ないよね。ところで目的は達成できたの?」
「うん。Lv.409になった」
「さすが。じゃぁ僕に負けないように頑張ってね。といってもすぐに追いつかれちゃうだろうけど」
やはり【天罰神】はすでに4度目の転生を終わらせているようです。
同類として、そしてこのゲームの廃人として負けたくないです。
それから数週間が経ちました。
新規実装マップの情報を聞きつけた私は、一足先に、その場所にやってきました。
毎日レベリングばかりで疲れていたのでいい気分転換になります。
この辺りに陣取っているプレイヤーはすでにその情報をどこからか仕入れ、実装される瞬間に一番乗りしたいという人でしょう。
二日ほどそこで暇つぶしをしているとプレイヤーの姿がほとんど見えなくなりました。
なんで?
そう思った私は遺憾ですがとあるプレイヤーにチャットを送ります。
『変態やろう。いる?』
『久々なのにひどいっすね。どうしたんすか?』
『新マップ実装予定地にたくさんいたプレイヤーがいなくなった。場所かわった?』
『いや。そんな情報知らないっす』
『役立たず』
『あっ待つっす。もしかしたら『ELS』かもしんねーっす』
『なにそれ?』
『第二陣が入って来てからできた新しいギルドなんすけど、結構荒れてるとこらしいんすよ。んで新規マップでいい領土を占拠する魂胆で狩っているかもしんねーっす』
『そう。なら殺していい?』
『かまわないっすけど、意味ないっすよ』
『そう。なら近づけないようにだけしとく』
『流石っす。また何かあったら連絡くれっす』
『しない』
『ツンデレっすか! デレはまだっすか!?』
そのチャットを無視して私は性向値がプラスの者にしか認識されないようにする結界を張ります。
【公認結界師】という特殊な【称号】に備わったそれを発動し、数日待つと人気が戻ってきます。
やはり原因は『ELS』だったみたいですね。
さて予定だと明日のアップデートで実装のはずだったから今日は早く現実に帰って寝ることにします。
<とある第二陣の廃人さん>
私は<Imperial Of Egg>はサービス開始前から始めた最古参の一人です。
名乗るほどの者ではないですよ。
VR化前に4度目の転生をしてしまいたかったのですが、無理そうですね。
VRの端末も入手できませんでしたし、諦めて引退でもしましょうか。
ここまで育てたキャラクターを消すのは忍びないのでそれはやめましょう。
メンテナンス開始の10分前になり、私は<Imperial Of Egg>からログアウトしました。
しばらくのお別れ。
仕方ない事です。ゲームに熱中しすぎて私は専用端末が発売されていたことを発売3日後にゲーム内で聞いたくらいですから。
こういう時ソロプレイは辛いです。
それからは色々なゲームを転々として、第二陣の専用端末発売を待ってました。
動画配信者として動画を作る傍ら、情報収集をするのが日課と言っても差し支えありませんでした。
ですがついにその時が来ました。
第二陣の発売日が発表されました。
3Dモデルを動かしてライブ配信を行っていたのですが、そのニュースをコメントで知らされた瞬間、配信を放ったらかし、通販で購入しました。
やっと、仲間入り。
私はしばらく動画配信の頻度を落とすという旨を視聴者に伝え、リアルの方でも準備を整えます。
そして私は第二陣としてログインしました。
降り立った地はいつもの場所です。
『科学都市 サイエンシア』のホームに降り立った私はまず自分がいなかった時に何が起きていたかを調べました。
疑似的な戦争、最大のギルドの解散、都市の消滅……。
結構、あったみたい。
あえて事前に調べずにログインすることで、先入観なくVRの<Imperial Of Egg>を遊べると思ったのですが、興味深い事象は知っておけばよかったと少し後悔します。
元々VRになる前も戦争などの火種はたくさんありました。
知ってるプレイヤーのほうが少ないとは思っていましたけれど。
たぶん知ってたのは情報屋くらいだと思います。
では私も目的を達成しに行きましょうか。
とある【称号】の効果で私は冥界へとやってきました。
魔法系のレベリングなら冥界はベストの場所と言えます。
そして降り立った私は酷く困惑します。
≪酸欠≫、≪低重力≫、≪低体温≫、≪瘴気中毒≫などなど、様々な状態異常に罹患していました。
なるほど。これはVRならでは。
私はある魔法を発動します。
「≪セイクリッド・カヴァーリング≫」
一時的に状態異常をすべて無効化できる絶級聖属性魔法です。
魔法使い系以外は冥界レベリングはできない。
そう考えながら私は≪探知≫を使い、高レベルのモンスター群や〔ユニークモンスター〕、〔神話級モンスター〕を探します。
あと2レベルでカンストなのでほどほどに強いモンスター一体でも良さそうです。
≪探知≫にかかった測定不能なレベルを持つモンスターのところまで向かいます。
「≪エンジェリング≫」
背中から白い翼を生やし、飛んでいきます。
『汝、力ヲ欲スルカ?』
「いらない」
『清メ清メ 天ノ光 滅セ滅セ 悪ノ身ヲ 我ガ信仰ヲ糧トシ 目ニ映ル全テヲ浄化セヨ』
『≪天ヨリ降ル粛清ノ光ヨ≫』
こんなもん。
私は獲得したユニーク武具の性能を確認し、溜息をつきつつ、冥界から脱出します。
そしてそのままの足で案内所へと向かいます。
目的はただ一つ、4度目の<転生>を終えること。
VR化前のやり残しを終わらせないといけません。
受付で<転生Lv.4>のクエストを受注します。
そして待ちに待ったアナウンス画面を見ます。
『<転生Lv.4>解放クエストを開始します。制限時間は20分です。』
どんなもんかな。
あっけなかった。
4度目の転生がこんな簡単に終わっちゃうなんて拍子抜け。
攻撃の届かない位置から詠唱魔法の爆撃だけで倒せてしまいました。
消化不良だから冥界に戻ってもう一度狩りでもしようかなと思い、再びホームへと戻ります。
一夜開け、私は再びログインしました。
特に今日もやることが無いのですが、冥界にこもるのに飽きたので、装備とスキルを制限してどこかのパーティーに潜入する遊びをしようと思います。
案内所のパーティー募集欄をざっと眺め、ちょうど良さそうなパーティーを見つけます。
レベル100前後の4人パーティー。
ヒーラーが欲しい。
これでいい。
そう決めた私はすぐにそのパーティーのリーダーにチャットを送りました。
待ち合わせに提示された南門まで歩く間にステータスの偽装と名前の偽装をすませ、装備を100レベル程度でも違和感のないものにします。そして【称号】をあえて進化させていない【聖女】だけにし、合流します。
「はじめまして。私はかーべる」
そう挨拶をすると一時的なパーティーメンバーになる4人も挨拶をくれました。
「俺はジェイク。斧使いだ」
「私はみゃーれす! 女の子うれしい!」
「俺はハウンドドッグ。みんな犬って呼んでくれる。かーべるちゃんも犬って呼んでくれるかな? いや。呼んでくれないと死んじゃう」
「僕は開斗。よろしく」
隠す気ないんだ。でもステータスの偽装はやってる。
同じ遊びに先客がいたことで顔にしわが寄ってしまいましたが、ばれることはないでしょう。
そうしてさりげなく危険地帯を避けるように同類の【天罰神】と誘導し、適正の狩場まで連れていきレベリングを手伝います。
新人の動きを見るのは楽しいですよ。
面白い武器の使い方をする人だっていますし、【称号】がシナジーして高レベルですら一撃で倒してしまう火力を生み出す人だっています。
今回の遊びで私は能力制限をしていますが、【天罰神】は魔法系で遊んでいるらしく、AGIの高さを生かした高速ポーション飲みを行って魔法師を気取っています。
2時間ほどの狩りを終えた私達は打ち上げと称し、居酒屋に入りました。
しばらく談笑していると、【天罰神】がこちを見て顔で指示を出してきます。
それに目線で答え私達は一度席を立ちます。
念のため人気のない場所までやってきてから会話を始めます。
「なに?」
「久しぶりだね。第二陣でのログインだったんだ。見ないわけだ」
「買えなかった」
「そっか。まぁあの方法じゃ仕方ないよね。ところで目的は達成できたの?」
「うん。Lv.409になった」
「さすが。じゃぁ僕に負けないように頑張ってね。といってもすぐに追いつかれちゃうだろうけど」
やはり【天罰神】はすでに4度目の転生を終わらせているようです。
同類として、そしてこのゲームの廃人として負けたくないです。
それから数週間が経ちました。
新規実装マップの情報を聞きつけた私は、一足先に、その場所にやってきました。
毎日レベリングばかりで疲れていたのでいい気分転換になります。
この辺りに陣取っているプレイヤーはすでにその情報をどこからか仕入れ、実装される瞬間に一番乗りしたいという人でしょう。
二日ほどそこで暇つぶしをしているとプレイヤーの姿がほとんど見えなくなりました。
なんで?
そう思った私は遺憾ですがとあるプレイヤーにチャットを送ります。
『変態やろう。いる?』
『久々なのにひどいっすね。どうしたんすか?』
『新マップ実装予定地にたくさんいたプレイヤーがいなくなった。場所かわった?』
『いや。そんな情報知らないっす』
『役立たず』
『あっ待つっす。もしかしたら『ELS』かもしんねーっす』
『なにそれ?』
『第二陣が入って来てからできた新しいギルドなんすけど、結構荒れてるとこらしいんすよ。んで新規マップでいい領土を占拠する魂胆で狩っているかもしんねーっす』
『そう。なら殺していい?』
『かまわないっすけど、意味ないっすよ』
『そう。なら近づけないようにだけしとく』
『流石っす。また何かあったら連絡くれっす』
『しない』
『ツンデレっすか! デレはまだっすか!?』
そのチャットを無視して私は性向値がプラスの者にしか認識されないようにする結界を張ります。
【公認結界師】という特殊な【称号】に備わったそれを発動し、数日待つと人気が戻ってきます。
やはり原因は『ELS』だったみたいですね。
さて予定だと明日のアップデートで実装のはずだったから今日は早く現実に帰って寝ることにします。
<とある第二陣の廃人さん>
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