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婚約披露パーティー編
婚約披露パーティー②
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アメリア様が居なくなってからすぐに、今度はセーラとポム、少し遅れてレオニスがやってきた。
皆それぞれ着飾っていて、普段の制服姿とは違う雰囲気だ。
僕は気心の知れた友人達を出迎えるために、ソファから立ち上がった。
今日のパーティーで初めてまともに挨拶が出来そうだ。
「レイル! 婚約おめでとう!!」
「おめでとー!!」
「おめでとう」
「皆、ありがとう。ここまで来るの大変だったろ」
王都からここまで普通の馬車で来たら七時間はかかる道のりだ。一応招待はしたけど、来れなくたって仕方ないと思っていたから快諾してくれてとても嬉しかった。
「全然平気よ! 馬車も宿も用意してくれる至れり尽くせりだったもの。夏休み最後の旅行気分で楽しませて貰っちゃった」
「そうそう、侯爵家って凄いんだなー。料理もすっごい美味いし、俺来て良かったぁ」
「俺は招待状が届いて、今までの人生で一番親父に褒められたよ。ヴァンスタイン家の御坊ちゃまで、侯爵家嫡男の婚約者様と友人になるなんてでかした! ってさ」
「あはは。さっき挨拶した時にも思ったけど、レオニスのお父さんギラギラしてるよなぁ」
反応は三者三様だったが、概ね楽しんで貰えてるようで良かった。
「セーラ、そのドレス素敵だね。パステルブルーが涼しげで今の季節にぴったりだし、セーラの瞳の色とも合ってる。凄く綺麗だよ」
僕がセーラのドレスを褒めると、セーラはドレスの裾を摘んではにかんだように笑った。
そのあまり慣れてない感じの反応がとても可愛かった。
「もう、レイルったら。紳士だね! ありがとう! レイルのスーツも柔らかい雰囲気がレイルにぴったりで素敵だよ。ファルク様とお揃いなのもすっごく素敵。あとね、髪型! おでこ出してるの可愛いねって今日ずっと言いたかったの! 普段からそのままでも良いんじゃない?」
「ありがとう。でも、まだ貫禄が足りないから……」
「貫禄?」とレオニスが訝しげな反応をする。
セーラはなるほどー、と頷いていたので分かってくれたようだ。この傷が似合う男になるにはまだ深みが足りない。
顎を触りながら全然生えてこない髭に思いを馳せていると、演奏家の人達が会場を出入りしている事に気付く。
あぁ、ダンスパーティーの準備が始まったんだ。
「そうだ、ポム。お前芋好きだろ? ポテトとベーコンのオムレツはもう食べた? サンブール家のオムレツはふわっふわで美味しいよ」
「まだ食べてない! 食べたい!」
「ふふ、ダンスパーティーが始まったらデザート類以外は片付けられちゃうから急いだ方が良いよ」
僕の言葉を聞いたポムは「行ってくる!」と料理が置いてあるエリアへと早歩きで向かった。
セーラも「えっ、片付けられちゃうの!?」と慌ててポムの背中を追う。
僕が残ったレオニスに目線をやると、レオニスは大げさに肩を竦めて「あの二人だけじゃなんか粗相やらかさないか心配だから俺も行くわ」と後を追った。面倒見が良いなぁ。
僕は右手を肩くらいの高さに上げてひらひらと三人を見送った。
すると、今度はトントンと肩を叩かれた。
僕が後ろを振り返ると、そこにはカイル先輩が居た。
いつもはよれよれの白衣と無造作な癖っ毛頭が特徴の先輩が、フォーマルな装いをしているので一瞬誰だか分からなかった。
たまにその事を忘れてしまうのだけど、流石乙女ゲームの攻略対象。カイル先輩も普通に煌びやかなイケメンだ。
眼鏡も普段のやつとは違うデザインで、これならご令嬢達も放っておかないだろうなぁ。
先輩と顔を合わせるのは先輩が六月に卒業して以来だから、二ヶ月ぶりくらいか。
「婚約おめでとう。本日はお招きいただき感謝する。父が来れずに僕だけで申し訳ない」
「こちらこそ、わざわざ遠い所からお越しいただきありがとうございます。ドノヴァン辺境伯がこういった会にお見えにならないのは存じておりますので、お気になさらないで下さい」
と。畏まった挨拶はこの辺にしておいて。
「……カイル先輩が来てくれて嬉しいです。先輩もこういう会好きじゃないでしょう?」
「確かにそうだが、親しい後輩からの招待なら僕だって足を運ぶさ。特に君に対しては慣れない恋愛相談にも乗った事があるし、結果は見届けないとだろう?」
まるで実験結果を観測するような口振りでふっ、と小さく笑う先輩。
僕はファルクと距離を置いていた期間に、先輩に八つ当たりしたり泣き言を漏らしていた事を思い出して肩を窄めた。
あの期間に一番迷惑をかけたのは間違いなくこの人だ。
「その節は……どうもご迷惑を……」
「何、収まるべき所に収まったようで何よりだよ」
僕の顔を見て目を細めるカイル先輩。
「……ルベライトは二つ揃いだと更に美しいな」
ルベライト。トルマリンの一種で、赤やピンク色の鉱石だ。
僕の瞳の色を宝石に準えて、今日の髪型を褒めてくれているのだろう。
その洒落た褒め言葉に照れと共に『童貞のくせに……』という謎の反発心が浮かぶ。自分の事は棚に上げます。
「──ところで話は変わるのだが……レイル。君は卒業後の進路について何か考えはあるか? ああ、勿論、ファルク・サンブール卿の伴侶になる事以外でだ」
進路。そう言えば、結局色々あり過ぎて何も考えられていなかったな。
兄様が『商人よりずっと向いていること』が僕にはあるって言っていたけどそれってなんだったんだろう。
……ファルクのお嫁さん?
いや、むしろそれは全然向いてないんだよな。なんなら一番向いてないまである。
向いてたら挨拶の一つくらいバシーっと決めていて、ソファでしょぼくれた顔なんてしてないだろう。
「何も考えていないです……」
僕はなんだか後ろめたいような、恥ずかしいような気分になって控えめな声量でぼそぼそと答えた。
「そうか、良かった。ならばそのまま体を空けておいてくれないか? 今、宮廷や騎士団と連携して新たな部署を作る計画があるんだが……そこに君をスカウトしたい」
「僕を?」
「あぁ。ダンジョンや魔物に関しての研究や調査をする専門部署だ。うってつけだろう?」
そっか。ゲームではダンジョンボスを倒したらそれでハッピーエンドだったけど、現実はこれからも続いて行くんだ。
またダンジョンを放置すれば溢れ出した瘴気が魔物を生み、被害が出る。
そうならない為の対策部署って事か。
確かにこの世界で僕以上にダンジョンや魔物について詳しい人間は、ダンジョンのどっかで眠ってる古代の魔導士を除けば殆ど居ないだろう。
──あ。もしかして兄様が言ってたのって……コレなのかも。
「……僕、やりたいです」
「良い返事が聞けそうで良かった。仔細は追って連絡しよう……と、時間切れだな」
カイル先輩の目線がスッと僕の後ろ辺りに動いて、目を細めた。
不思議に思って振り返ると、僕の後ろには精巧な人形のように完璧な笑顔を湛えたファルクが立っていた。
「何の話かな?」
ファルク。挨拶はもう済んだのだろうか。
ファルクの手が僕の腰に回り、そっと抱き寄せられた。
「スカウトされてた」
「スカウト? ……カイル殿。本日は私達の婚約披露パーティーにお越しいただき感謝する。“私の”レイルが大変世話になっていると伺っている故、私からも礼を申し上げたい」
「いえ、こちらこそお招きいただき光栄に存じます。ご婚約、おめでとうございます。実の所、レイル様には私の方が多く助けられています。ですので、宮廷で新設される予定のダンジョンに関する新部署でもレイル様のお力をお借りしたく、お話をさせて頂いておりました」
「あの部署にレイルを……?」
そっか、ファルクは新部署の事知ってたんだ。
眉根をぐっと寄せたファルクが、こちらを見ている。
これは僕に危険な事とかやらせたくないって心配してる時の顔。
──でも。
「僕、やりたいと思ってる」
僕が真っ直ぐに見つめ返すと、ファルクの眉尻はどんどんと下がっていった。心配してくれてるのにごめんね。
折角の誕生日なのにこんな顔をさせてしまって申し訳なさを感じつつも、僕は僕にしか出来ないであろう仕事にワクワクしている気持ちを抑えられない。
そんな僕の表情を見てファルクは「はぁー……」と長いため息を吐くと、眉尻を下げたまま笑った。
「うん。分かったよ。頑張っておいで」
未来の伴侶様の許可が下りてホッと胸を撫で下ろした所で、演奏家達による生演奏が始まり、会場内に美しい音色が響き渡る。
「あ、そうだ。そろそろダンスパーティーが始まるからレイルの事を呼びに来たんだった」
僕はファルクのその言葉に唇をぎゅっと引き結んだ。
皆それぞれ着飾っていて、普段の制服姿とは違う雰囲気だ。
僕は気心の知れた友人達を出迎えるために、ソファから立ち上がった。
今日のパーティーで初めてまともに挨拶が出来そうだ。
「レイル! 婚約おめでとう!!」
「おめでとー!!」
「おめでとう」
「皆、ありがとう。ここまで来るの大変だったろ」
王都からここまで普通の馬車で来たら七時間はかかる道のりだ。一応招待はしたけど、来れなくたって仕方ないと思っていたから快諾してくれてとても嬉しかった。
「全然平気よ! 馬車も宿も用意してくれる至れり尽くせりだったもの。夏休み最後の旅行気分で楽しませて貰っちゃった」
「そうそう、侯爵家って凄いんだなー。料理もすっごい美味いし、俺来て良かったぁ」
「俺は招待状が届いて、今までの人生で一番親父に褒められたよ。ヴァンスタイン家の御坊ちゃまで、侯爵家嫡男の婚約者様と友人になるなんてでかした! ってさ」
「あはは。さっき挨拶した時にも思ったけど、レオニスのお父さんギラギラしてるよなぁ」
反応は三者三様だったが、概ね楽しんで貰えてるようで良かった。
「セーラ、そのドレス素敵だね。パステルブルーが涼しげで今の季節にぴったりだし、セーラの瞳の色とも合ってる。凄く綺麗だよ」
僕がセーラのドレスを褒めると、セーラはドレスの裾を摘んではにかんだように笑った。
そのあまり慣れてない感じの反応がとても可愛かった。
「もう、レイルったら。紳士だね! ありがとう! レイルのスーツも柔らかい雰囲気がレイルにぴったりで素敵だよ。ファルク様とお揃いなのもすっごく素敵。あとね、髪型! おでこ出してるの可愛いねって今日ずっと言いたかったの! 普段からそのままでも良いんじゃない?」
「ありがとう。でも、まだ貫禄が足りないから……」
「貫禄?」とレオニスが訝しげな反応をする。
セーラはなるほどー、と頷いていたので分かってくれたようだ。この傷が似合う男になるにはまだ深みが足りない。
顎を触りながら全然生えてこない髭に思いを馳せていると、演奏家の人達が会場を出入りしている事に気付く。
あぁ、ダンスパーティーの準備が始まったんだ。
「そうだ、ポム。お前芋好きだろ? ポテトとベーコンのオムレツはもう食べた? サンブール家のオムレツはふわっふわで美味しいよ」
「まだ食べてない! 食べたい!」
「ふふ、ダンスパーティーが始まったらデザート類以外は片付けられちゃうから急いだ方が良いよ」
僕の言葉を聞いたポムは「行ってくる!」と料理が置いてあるエリアへと早歩きで向かった。
セーラも「えっ、片付けられちゃうの!?」と慌ててポムの背中を追う。
僕が残ったレオニスに目線をやると、レオニスは大げさに肩を竦めて「あの二人だけじゃなんか粗相やらかさないか心配だから俺も行くわ」と後を追った。面倒見が良いなぁ。
僕は右手を肩くらいの高さに上げてひらひらと三人を見送った。
すると、今度はトントンと肩を叩かれた。
僕が後ろを振り返ると、そこにはカイル先輩が居た。
いつもはよれよれの白衣と無造作な癖っ毛頭が特徴の先輩が、フォーマルな装いをしているので一瞬誰だか分からなかった。
たまにその事を忘れてしまうのだけど、流石乙女ゲームの攻略対象。カイル先輩も普通に煌びやかなイケメンだ。
眼鏡も普段のやつとは違うデザインで、これならご令嬢達も放っておかないだろうなぁ。
先輩と顔を合わせるのは先輩が六月に卒業して以来だから、二ヶ月ぶりくらいか。
「婚約おめでとう。本日はお招きいただき感謝する。父が来れずに僕だけで申し訳ない」
「こちらこそ、わざわざ遠い所からお越しいただきありがとうございます。ドノヴァン辺境伯がこういった会にお見えにならないのは存じておりますので、お気になさらないで下さい」
と。畏まった挨拶はこの辺にしておいて。
「……カイル先輩が来てくれて嬉しいです。先輩もこういう会好きじゃないでしょう?」
「確かにそうだが、親しい後輩からの招待なら僕だって足を運ぶさ。特に君に対しては慣れない恋愛相談にも乗った事があるし、結果は見届けないとだろう?」
まるで実験結果を観測するような口振りでふっ、と小さく笑う先輩。
僕はファルクと距離を置いていた期間に、先輩に八つ当たりしたり泣き言を漏らしていた事を思い出して肩を窄めた。
あの期間に一番迷惑をかけたのは間違いなくこの人だ。
「その節は……どうもご迷惑を……」
「何、収まるべき所に収まったようで何よりだよ」
僕の顔を見て目を細めるカイル先輩。
「……ルベライトは二つ揃いだと更に美しいな」
ルベライト。トルマリンの一種で、赤やピンク色の鉱石だ。
僕の瞳の色を宝石に準えて、今日の髪型を褒めてくれているのだろう。
その洒落た褒め言葉に照れと共に『童貞のくせに……』という謎の反発心が浮かぶ。自分の事は棚に上げます。
「──ところで話は変わるのだが……レイル。君は卒業後の進路について何か考えはあるか? ああ、勿論、ファルク・サンブール卿の伴侶になる事以外でだ」
進路。そう言えば、結局色々あり過ぎて何も考えられていなかったな。
兄様が『商人よりずっと向いていること』が僕にはあるって言っていたけどそれってなんだったんだろう。
……ファルクのお嫁さん?
いや、むしろそれは全然向いてないんだよな。なんなら一番向いてないまである。
向いてたら挨拶の一つくらいバシーっと決めていて、ソファでしょぼくれた顔なんてしてないだろう。
「何も考えていないです……」
僕はなんだか後ろめたいような、恥ずかしいような気分になって控えめな声量でぼそぼそと答えた。
「そうか、良かった。ならばそのまま体を空けておいてくれないか? 今、宮廷や騎士団と連携して新たな部署を作る計画があるんだが……そこに君をスカウトしたい」
「僕を?」
「あぁ。ダンジョンや魔物に関しての研究や調査をする専門部署だ。うってつけだろう?」
そっか。ゲームではダンジョンボスを倒したらそれでハッピーエンドだったけど、現実はこれからも続いて行くんだ。
またダンジョンを放置すれば溢れ出した瘴気が魔物を生み、被害が出る。
そうならない為の対策部署って事か。
確かにこの世界で僕以上にダンジョンや魔物について詳しい人間は、ダンジョンのどっかで眠ってる古代の魔導士を除けば殆ど居ないだろう。
──あ。もしかして兄様が言ってたのって……コレなのかも。
「……僕、やりたいです」
「良い返事が聞けそうで良かった。仔細は追って連絡しよう……と、時間切れだな」
カイル先輩の目線がスッと僕の後ろ辺りに動いて、目を細めた。
不思議に思って振り返ると、僕の後ろには精巧な人形のように完璧な笑顔を湛えたファルクが立っていた。
「何の話かな?」
ファルク。挨拶はもう済んだのだろうか。
ファルクの手が僕の腰に回り、そっと抱き寄せられた。
「スカウトされてた」
「スカウト? ……カイル殿。本日は私達の婚約披露パーティーにお越しいただき感謝する。“私の”レイルが大変世話になっていると伺っている故、私からも礼を申し上げたい」
「いえ、こちらこそお招きいただき光栄に存じます。ご婚約、おめでとうございます。実の所、レイル様には私の方が多く助けられています。ですので、宮廷で新設される予定のダンジョンに関する新部署でもレイル様のお力をお借りしたく、お話をさせて頂いておりました」
「あの部署にレイルを……?」
そっか、ファルクは新部署の事知ってたんだ。
眉根をぐっと寄せたファルクが、こちらを見ている。
これは僕に危険な事とかやらせたくないって心配してる時の顔。
──でも。
「僕、やりたいと思ってる」
僕が真っ直ぐに見つめ返すと、ファルクの眉尻はどんどんと下がっていった。心配してくれてるのにごめんね。
折角の誕生日なのにこんな顔をさせてしまって申し訳なさを感じつつも、僕は僕にしか出来ないであろう仕事にワクワクしている気持ちを抑えられない。
そんな僕の表情を見てファルクは「はぁー……」と長いため息を吐くと、眉尻を下げたまま笑った。
「うん。分かったよ。頑張っておいで」
未来の伴侶様の許可が下りてホッと胸を撫で下ろした所で、演奏家達による生演奏が始まり、会場内に美しい音色が響き渡る。
「あ、そうだ。そろそろダンスパーティーが始まるからレイルの事を呼びに来たんだった」
僕はファルクのその言葉に唇をぎゅっと引き結んだ。
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