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グリーンシャドウ 高橋緑丸(たかはし ろくまる)編
8 彼女がバトルスーツに着替えたら
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戦いが終わったので桃香は理沙を労おうとスーパー銭湯に誘う。今夜はワイン風呂があり、その広々とした浴場で二人は女子トークを始める。
「ねえねえ理沙さん。これからどうするんです?」
「そうだなあ」
勝負は理沙の勝になっているが、武器を使った時は負けており、理沙にとって本当に勝ったとは言えない試合だった。
「理沙さんは自分より強い人と結婚するんですよねえ」
「う、ん、まあ、そのつもりだ」
「緑丸さんはどうです?」
「強かったな。それに――」
「それに?」
「優しかった」
「うんうん。ですよねー」
「死んだ玄武じーちゃんが言ってた。本当に強い男は優しいって」
「良いこと言いますねえ。しかも緑丸さんは紳士ですよ!」
「ああ、そうだ、紳士と言えば、私は見たことないんだがこの町にシャドウファイブという紳士戦隊がいただろう?」
「し、紳士戦隊……」
シャドウファイブはいつも変わらないが、〇〇戦隊の名称が人それぞれだと思った。確か赤斗の恋人の茉莉はイケメン戦隊だと言っていた気がする。
「その中でグリーンシャドウがすごい体術使いだと聞いている」
「えっ!」
「その、私は話だけでしか聞いていないのに、グリーンシャドウに憧れているんだ。とても強くて優しくて紳士で……」
「顔は見えなくて平気なんですねえ」
「うん」
「あのー、他のメンバーには興味ないんですか。みんな強くて優しくて紳士だと思いますよ」
「そうだなあ。やっぱり自分の肉体を鍛えて武器にするっていうのが、一番しっくりくるしなあ」
「そっかあ。グリーンシャドウと戦ったら勝てそうです?」
「うーん。恐らく無理だろう。すごい怪人を相手に素手で戦ってたヒーローだし。さすがに自信がない」
「あ、あの、もし、グリーンシャドウと戦えるって言ったら戦います?」
「きっと負けるだろうけど戦ってみたい。それで――もしグリーンシャドウが独身だったらお嫁さんにしてもらえないか頼んでみようかな」
「ええー!? そこまで好きなんですかあ? 会ってないのに?」
「う、うん。変かなあ」
「い、いえ……」
やはり朱雀の言った通り、理沙は奥手のようで恋に恋する乙女のようだ。緑丸がグリーンシャドウと知ったらどうだろうか。
桃香は緑丸に頼んでグリーンシャドウとして戦ってほしいと頼んでみようかと考えた。しかしそれでは今回の試合と同じ結果かもしれない。理沙はどうも圧倒的な強さを相手に求めているふしがある。
ここはやっぱり黒彦に相談するしかないなと思った。二人は温かい湯に身を沈め、のんびり疲れを癒してから帰宅した。
熱心に書き物をしている黒彦の邪魔をしないように桃香は静かにベッドに入る。ノートの中を覗いても何やら難しそうな数式や記号だらけで桃香にはチンプンカンプンだ。
(化学者の頭のなかってどうなってるんだろう?)
うとうとしかけると黒彦がうーんと背伸びをしてベッドにやってきた。
「あ、終わったんですか?」
「ん? 起こしたか。すまない」
「いえ。ちょっと話したいことがあったので起きてました」
「なんだ。早く言えばいいのに」
「勉強の邪魔したくなかったから」
「ふふふっ。そうか」
桃香の気遣いが嬉しく、黒彦は彼女の頬をそっと撫でる。
「理沙さんとさっき話したんですけど」
スーパー銭湯で話したグリーンシャドウへの理沙の想いを話す。
「さっさと中の人が緑丸だと言えばいいんじゃないのか?」
「うーん。なんかグリーンシャドウのことをすっごい強いと思ってるみたいで」
「まあ本気で戦っていたとはいえ、やはり緑丸も理沙は女だから無意識に手加減していたな」
「やっぱりそうですか。圧倒的に強いって思わないと好きにならないのかなあ。緑丸さんは理沙さんに対してどうなのかなあ。理沙さん可愛くて強いんだけど、好きになったりしないんですかね」
「あいつも赤斗と似たようなものだ。というか化学者はそんなにコロコロ恋に落ちたりしないものだ」
「はあ……」
「しかし理沙は確かに緑丸には合ってるな」
「でしょう? 最強カップルですよ?」
「それもそうだが、理沙は緑丸に依存しないし、利用しない」
「利用? されてたんですか緑丸さん」
「ああ。たいてい疲れた女たちが緑丸に癒されたら去って行ったな」
「ええー」
緑丸は桃香にはよくわからない恋愛関係を築いていたようだ。黒彦の話を聞いていると緑丸はやはり紳士で思いやりがあり、女性を癒してきたようだ。
「なんだか緑丸さんが損してるような気が……」
「あいつはそう思ってはないがな」
「そっかあ。さすが緑丸さん……。じゃあ、なおさら幸せになって欲しいな。理沙さんならきっといい恋人になると思うなあ」
「そうだな。緑丸が理沙に強い関心を示すことが上手くいく秘訣だな」
「なにかあります? 秘訣が」
「考えてみるか。まあもう寝よう」
「はーい。おやすみなさい」
黒彦の方が緑丸の事を良く知っているだろうと桃香は任せることにした。黒彦もとっとと緑丸と理沙をくっつけてしまおうと、すでに計画中であった。
修業に出るために立ち去るという理沙を、桃香はグリーンシャドウと戦えるかもしれないという理由で引き留める。
「でも、もう怪人もいないし、シャドウファイブたちは姿を現さないのではないのか?」
「そうそう、そこで理沙さんが怪人になって私を襲うんですよ」
「ええっ!? 私が怪人になるのか?」
「きっとグリーンシャドウは理沙さんを倒そうとするはずです」
「な、なるほど。ちょっと怖い気もするがやっぱり戦いたいな。しかしそんなに都合よくいくのかなあ」
「この町では怪しい人が現れると、すぐにシャドウファイブが駆けつけてくれてたんですよ。だからきっと上手くいきますって」
こうして黒彦が書いたシナリオ通りに動くことにする。シャドウファイブが怪人対策用に設置したカメラはまだ健在だった。
この町に犯罪などなく平和なのは、シャドウファイブがいるということが大きな理由だろう。怪人騒動はなくなったが、悪時にはいつでもシャドウファイブが駆けつけるはずだと信じられている。
以前、酔っ払いをピンクシャドウが撃退したことも噂されていた。
緑丸以外のメンバーに黒彦はこっそり偽物の怪人を登場させることを告げておく。理沙の扮する怪人が現れたとき、出動できるのは緑丸と黒彦だけにする。これで理沙と緑丸が一対一で戦えるはずだ。
黒彦は理沙に衣装を渡す。
「これに着替えるんだ」
「これはなんだ?」
「バトルスーツだ」
「へえー。シークレットブーツ付きかあ」
「ああ、グリーンシャドウは相手が女だと手加減するかもしれないからな」
「なるほど!」
理沙だとばれないようにするため、体格を男子並みにするべくシークレットブーツと胸当て、肩パットを入れた紫のバトルスーツを着させる。
「カンフー服とはまた違ってバトルスーツというのも、なかなかいいものだな」
「そうだろう、そうだろう」
支度が出来た理沙は桃香を伴って人気のない空き地に出かける。昼間で見通しが良いためすぐに見つけられるだろう。
『もみの木接骨院』の休診時間を狙って理沙扮する怪人を登場させる。しばらくするとシャドウファイブたちの店に警告を示す赤いランプが天井で点灯し始めた。
「あれ? 久しぶりにランプだ。どうしたんだろう」
緑丸はモニター室に入り様子をうかがう。不審な紫色の男が女性を襲っている姿が見える。
「! 桃香さんじゃないか!?」
彼女は抵抗しているのか太極拳で応戦しているようだ。桃香が襲われていると思うと、緑丸は急いでグリーンシャドウに変身して朱雀に後を頼みバイクにまたがった。
無線で他のメンバーに連絡するが、忙しい時間帯なのか、黒彦しか連絡が取れない。
「なに? 怪人だと?」
「ああ、桃香さん、そこにいる?」
「いや、なかなか帰ってこないんだ」
「桃香さんが襲われてるかもしれないんだ!」
「なんだと! すぐに行く」
「ああ、急ごう!」
緑丸の声に、桃香を非常に心配する気持ちがみえ、黒彦は少しだけ焦る。
「さっさと理沙とくっつけないとな」
シャドウファイブのメンバーはそれぞれ個性的で魅力的で尊敬できる仲間なだけに、いつ桃香が惹かれるか油断はならない。
桃香とは、心と身体を十分確かめ合っているが、それでも彼らは黒彦にとって強敵であるのだ。
「ねえねえ理沙さん。これからどうするんです?」
「そうだなあ」
勝負は理沙の勝になっているが、武器を使った時は負けており、理沙にとって本当に勝ったとは言えない試合だった。
「理沙さんは自分より強い人と結婚するんですよねえ」
「う、ん、まあ、そのつもりだ」
「緑丸さんはどうです?」
「強かったな。それに――」
「それに?」
「優しかった」
「うんうん。ですよねー」
「死んだ玄武じーちゃんが言ってた。本当に強い男は優しいって」
「良いこと言いますねえ。しかも緑丸さんは紳士ですよ!」
「ああ、そうだ、紳士と言えば、私は見たことないんだがこの町にシャドウファイブという紳士戦隊がいただろう?」
「し、紳士戦隊……」
シャドウファイブはいつも変わらないが、〇〇戦隊の名称が人それぞれだと思った。確か赤斗の恋人の茉莉はイケメン戦隊だと言っていた気がする。
「その中でグリーンシャドウがすごい体術使いだと聞いている」
「えっ!」
「その、私は話だけでしか聞いていないのに、グリーンシャドウに憧れているんだ。とても強くて優しくて紳士で……」
「顔は見えなくて平気なんですねえ」
「うん」
「あのー、他のメンバーには興味ないんですか。みんな強くて優しくて紳士だと思いますよ」
「そうだなあ。やっぱり自分の肉体を鍛えて武器にするっていうのが、一番しっくりくるしなあ」
「そっかあ。グリーンシャドウと戦ったら勝てそうです?」
「うーん。恐らく無理だろう。すごい怪人を相手に素手で戦ってたヒーローだし。さすがに自信がない」
「あ、あの、もし、グリーンシャドウと戦えるって言ったら戦います?」
「きっと負けるだろうけど戦ってみたい。それで――もしグリーンシャドウが独身だったらお嫁さんにしてもらえないか頼んでみようかな」
「ええー!? そこまで好きなんですかあ? 会ってないのに?」
「う、うん。変かなあ」
「い、いえ……」
やはり朱雀の言った通り、理沙は奥手のようで恋に恋する乙女のようだ。緑丸がグリーンシャドウと知ったらどうだろうか。
桃香は緑丸に頼んでグリーンシャドウとして戦ってほしいと頼んでみようかと考えた。しかしそれでは今回の試合と同じ結果かもしれない。理沙はどうも圧倒的な強さを相手に求めているふしがある。
ここはやっぱり黒彦に相談するしかないなと思った。二人は温かい湯に身を沈め、のんびり疲れを癒してから帰宅した。
熱心に書き物をしている黒彦の邪魔をしないように桃香は静かにベッドに入る。ノートの中を覗いても何やら難しそうな数式や記号だらけで桃香にはチンプンカンプンだ。
(化学者の頭のなかってどうなってるんだろう?)
うとうとしかけると黒彦がうーんと背伸びをしてベッドにやってきた。
「あ、終わったんですか?」
「ん? 起こしたか。すまない」
「いえ。ちょっと話したいことがあったので起きてました」
「なんだ。早く言えばいいのに」
「勉強の邪魔したくなかったから」
「ふふふっ。そうか」
桃香の気遣いが嬉しく、黒彦は彼女の頬をそっと撫でる。
「理沙さんとさっき話したんですけど」
スーパー銭湯で話したグリーンシャドウへの理沙の想いを話す。
「さっさと中の人が緑丸だと言えばいいんじゃないのか?」
「うーん。なんかグリーンシャドウのことをすっごい強いと思ってるみたいで」
「まあ本気で戦っていたとはいえ、やはり緑丸も理沙は女だから無意識に手加減していたな」
「やっぱりそうですか。圧倒的に強いって思わないと好きにならないのかなあ。緑丸さんは理沙さんに対してどうなのかなあ。理沙さん可愛くて強いんだけど、好きになったりしないんですかね」
「あいつも赤斗と似たようなものだ。というか化学者はそんなにコロコロ恋に落ちたりしないものだ」
「はあ……」
「しかし理沙は確かに緑丸には合ってるな」
「でしょう? 最強カップルですよ?」
「それもそうだが、理沙は緑丸に依存しないし、利用しない」
「利用? されてたんですか緑丸さん」
「ああ。たいてい疲れた女たちが緑丸に癒されたら去って行ったな」
「ええー」
緑丸は桃香にはよくわからない恋愛関係を築いていたようだ。黒彦の話を聞いていると緑丸はやはり紳士で思いやりがあり、女性を癒してきたようだ。
「なんだか緑丸さんが損してるような気が……」
「あいつはそう思ってはないがな」
「そっかあ。さすが緑丸さん……。じゃあ、なおさら幸せになって欲しいな。理沙さんならきっといい恋人になると思うなあ」
「そうだな。緑丸が理沙に強い関心を示すことが上手くいく秘訣だな」
「なにかあります? 秘訣が」
「考えてみるか。まあもう寝よう」
「はーい。おやすみなさい」
黒彦の方が緑丸の事を良く知っているだろうと桃香は任せることにした。黒彦もとっとと緑丸と理沙をくっつけてしまおうと、すでに計画中であった。
修業に出るために立ち去るという理沙を、桃香はグリーンシャドウと戦えるかもしれないという理由で引き留める。
「でも、もう怪人もいないし、シャドウファイブたちは姿を現さないのではないのか?」
「そうそう、そこで理沙さんが怪人になって私を襲うんですよ」
「ええっ!? 私が怪人になるのか?」
「きっとグリーンシャドウは理沙さんを倒そうとするはずです」
「な、なるほど。ちょっと怖い気もするがやっぱり戦いたいな。しかしそんなに都合よくいくのかなあ」
「この町では怪しい人が現れると、すぐにシャドウファイブが駆けつけてくれてたんですよ。だからきっと上手くいきますって」
こうして黒彦が書いたシナリオ通りに動くことにする。シャドウファイブが怪人対策用に設置したカメラはまだ健在だった。
この町に犯罪などなく平和なのは、シャドウファイブがいるということが大きな理由だろう。怪人騒動はなくなったが、悪時にはいつでもシャドウファイブが駆けつけるはずだと信じられている。
以前、酔っ払いをピンクシャドウが撃退したことも噂されていた。
緑丸以外のメンバーに黒彦はこっそり偽物の怪人を登場させることを告げておく。理沙の扮する怪人が現れたとき、出動できるのは緑丸と黒彦だけにする。これで理沙と緑丸が一対一で戦えるはずだ。
黒彦は理沙に衣装を渡す。
「これに着替えるんだ」
「これはなんだ?」
「バトルスーツだ」
「へえー。シークレットブーツ付きかあ」
「ああ、グリーンシャドウは相手が女だと手加減するかもしれないからな」
「なるほど!」
理沙だとばれないようにするため、体格を男子並みにするべくシークレットブーツと胸当て、肩パットを入れた紫のバトルスーツを着させる。
「カンフー服とはまた違ってバトルスーツというのも、なかなかいいものだな」
「そうだろう、そうだろう」
支度が出来た理沙は桃香を伴って人気のない空き地に出かける。昼間で見通しが良いためすぐに見つけられるだろう。
『もみの木接骨院』の休診時間を狙って理沙扮する怪人を登場させる。しばらくするとシャドウファイブたちの店に警告を示す赤いランプが天井で点灯し始めた。
「あれ? 久しぶりにランプだ。どうしたんだろう」
緑丸はモニター室に入り様子をうかがう。不審な紫色の男が女性を襲っている姿が見える。
「! 桃香さんじゃないか!?」
彼女は抵抗しているのか太極拳で応戦しているようだ。桃香が襲われていると思うと、緑丸は急いでグリーンシャドウに変身して朱雀に後を頼みバイクにまたがった。
無線で他のメンバーに連絡するが、忙しい時間帯なのか、黒彦しか連絡が取れない。
「なに? 怪人だと?」
「ああ、桃香さん、そこにいる?」
「いや、なかなか帰ってこないんだ」
「桃香さんが襲われてるかもしれないんだ!」
「なんだと! すぐに行く」
「ああ、急ごう!」
緑丸の声に、桃香を非常に心配する気持ちがみえ、黒彦は少しだけ焦る。
「さっさと理沙とくっつけないとな」
シャドウファイブのメンバーはそれぞれ個性的で魅力的で尊敬できる仲間なだけに、いつ桃香が惹かれるか油断はならない。
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